土っ子の様子(令和3年度)

2021年5月の記事一覧

米づくりは、文字のごとく八十八

 5年生は稲づくりを始めました。
 よく観察に訪れて、稲を見ています。でも・・・
 上履きのまま出てしまったり、土がついたまま・・・したり・・・
 土小のきれいな廊下が汚れるようなことをしてしまっていました。それを注意されたら、帰る前に雑巾をもってきて廊下を掃除する姿が・・・
校長先生から、米は「八十八」と字の形がなっているでしょ。八十八回、それほどたくさんの手間をかけて育てるという意味があるのですよ。だから、遠回りでもきちんと外靴を履いて、泥を落として、丁寧にしましょう。
とお話があったようです。
失敗することはだれにでもあります。失敗した!と思った時に、すぐに直すこと、直す行動をとることが最も大切なことです。
5年生の姿はそういう姿で立派です。

つくし学級は プールでやごを救出

 6月になると、プール清掃が入ります。今年からはプールの清掃も業者が行うようになり、柏市教育委員会は学校の先生が授業に専念できるように配慮をしてくれています。
 市民の皆さんの税金を使わせていただき、子供たちに直接かける時間が増えることに感謝をします。
 使っていないプールにはたくさんの生き物が住んでいます。その中でも代表格は「やご」。プール清掃になると下水に流されてしまうので、つくし学級の子供たちが「やご」の救出作戦に乗り出しました。
 

 
 
虫がきらいな子も、見つけるのは大得意になりました。
面白いって、子どもを夢中にしますね。
救出作戦が終わった夕方から、プールの排水が始まります。

市内見学に向けた調べ学習

 3年生の教室では、chromebookを使って調べ学習をしています。
 画面を見ると、「こんぶくろ池」。6月8日に予定している市内見学に向けた調べ学習です。柏市のホームページに接続して、資料を調べていますね。
 
 操作は慣れたもので、すぐにページを見つけて、内容を書き写しています。
 実際に見に行った時に、調べたことと比べて、同じところと違うところを見つけ、調べることの大切さと実際に見る事の大切さの両方をかんじてほしいと思います。

土器っと古代宅配便

 今日は、千葉県教育庁文化課の出前授業「土器っと古代宅配便」の授業を6年生が受講しました。
  
 朝の校長室に焦げ臭いにおいが漂って・・・何かな?とにおいをたどっていくと、体育館では、火おこしが始まっていました、
 今では簡単に火をつけることができますが、古代では火をおこすのも一苦労。
 摩擦をおこしながら火おこしを・・・

 
だんだン煙が出てくると・・・空気を送った方がいいんじゃない?と理科で勉強したことも結び付けながら・・必死の火おこし・・・
 
種火がついたところをフーフーと吹くと・・着火!
火をコントロールできるようになって、人間の文明は大きく変化をしていったのですね。数千年前を身体で感じながらの火おこし体験。

 縄文土器を前似、土器の模様を型取りをしたり、黒曜石のナイフで刻んでみたり、石が全盛期の時代を体験・・・
 
 
黒曜石は今でいうとナイフ、大変貴重なものだったようです。黒曜石をたどると、当時の人の流れが見えてきます。
教室に戻ってからは、勾玉づくりをしました。
当時のアクセサリーですね。いい形の勾玉ができて、首から下げて満足ですね。

外出が難しい時期が終わったら、千葉県立博物館や佐倉にある歴史民俗博物館などに行ってみると、歴史の深さと面白さをもっともっと味わえると思いますよ。

図書室に新たなコーナーが続々登場

 1年生のさつまいも畑が、理科支援員の先生の力で開墾された場所にできました。
 1年生がさつまいもの苗も植えました。
 早速、図書館には「さつまいものコーナー」ができて、さつまいもに関する本が集められています。育て方をしっかりと読んで、おいしいさつまいもを育ててほしいですね。
 

 昨日の皆既月食、そして来年も見られるかもしれない月食に向けて、月食に関するコーナーもできています。
 月のこと、宇宙のことをたくさん知れそうですね。月食の仕組みなど、分かりやすく説明されています。
 
 また、6年生が枕草子の学習をしていましたが、枕草子や随筆のコーナーもあります。勉強したことをもとにして、そこから広がる学習を本の世界で味わってほしいものです。
 本のことは、図書館指導員の先生にどんどん聞いてみましょう。

全国学力学習状況調査

 今日は全国一斉に小学校6年生と中学校3年生を対象に、学力状況調査が行われました。
 本校でも6年生が全員、調査を行いました。
 国から結果が戻ってくるのは、8月に入ってからですが、本日の解答状況や調査を受けてみて、一人一人の子供たちが、出題された問題をどのように感じたのか、これからの勉強にどう生かしていこうと考えたのか、などの感想を聞きながら、授業づくりに生かしていきたいと考えています。
 学力調査というと、漢字をどれだけ覚えているか、正確に計算ができるか、などを想像しがちですが、今の調査は、「課題に対して自分の考えを書く」「実際の状況やデータに基づいて状況を説明する」といった、実生活の中で学んだことが活かせるかどうかが問われています。
 ドリル学習の積み重ねだけでは難しい課題になっています。
 

 今日の学習状況調査の問題は、全職員にコピーして共有し、これからの時代を生き抜く子供たちの学力として、何が問われていて、どのような授業改善が必要なのかを、検討していく予定でおります。
 この全国調査で常に上位の秋田県大館市の学校を視察したことがあります。
 その学校では、子供たちが中心となり、地域の行事を企画運営する学習が柱に設定され、教科の学習で学んだことを実際に使いながら、本当の力(学力)にしていく学校独自の取組が、それぞれの学校ごとに展開されていました。
 どこの学校でも、高得点を取るためのドリル学習などは行われていませんでした。
 教育とは、「子どもの今を育てつつ、未来を創る仕事」です。
 調査結果をもとにした授業改善等について、今後も情報発信をして、保護者や地域の皆様の御理解と御協力をお願いしてまいります。

今日は雨の一日・・・

 昨日はスポーツフェスタ日和、晴れの爽やかな一日でしたが、今日は雨の日です。
 雨の休み時間は、雨の日ならではの過ごし方が見られます。
 体育館は2年生の割り当ての日。フラフープやろくぼくで遊ぶ子、ドッジボールをしてグループで遊ぶ子、それぞれ思い思いに身体を動かして遊んでいます。
 

 
図書館に行くと・・・本を借りに来たり読みに来たり・・・1年生が多いようです。
読書カードの枚数を進めたいようですね。
 
 
運動したり、本を読んだり、雨の日ならではのいろいろな過ごし方を楽しんでほしいと思います。

皆既月食は残念・・・

 昨日の夜はスーパームーンの皆既月食という天体ショーに期待をしており、校長室だよりNo2(学校経営から閲覧可)でもお知らせいたしましたが、雲に隠れて十分な観測ができず、時折雲間に皆既から戻る月が見えていました。
 国立天文台のページでは、次回は来年の11月8日となっています。スーパームーンの月食は12年後のようでうね。
 6年生がGoogleclassルームの機能を使って、月食の観察の様子をみんなで書き込んでいました。130件もの書き込みをみてみると・・・

●皆既月食を生で見ることはできなかったけど、ライブ配信で見て本当に赤くてびっくりしました。皆既月食の終わった後の月なら見られました。
●見えなかったけど、動画で見ました。すごききれいでいた。次は絶対に見たいです。
●くもっていて生ではみられなかったけれど、生配信で消えていくところは見られました。消えていくところがきれいでした。13年後が楽しみです。今度こそ生で見たい。
ライブ配信での月食を観測した人が多かったようです。でも、みんな「次は生でみたい」と言っていますね。
実際に見るということの感動をぜひ味わってほしいです。
色々なものがネットで疑似体験できるようになりましたが、心が動くには生体験が大切です。
学校の学習でも実際の体験を大切にしていきたいと思います。
私の家からは、最後の一瞬だけ見えました。

無観客 ライブ配信への挑戦

 学校行事には、子供たちが夢中になって楽しみながら取り組み、その取組む中で実際の体験を通して力を身に付ける、という力があります。
 昨年度はコロナ感染拡大防止のため、ほとんどの行事を実施することができませんでした。現在も蔓延防止策の中、学校行事を延期するか、中止するか、という選択に迫られます。今この時期の行事は、この時期の子供たちの力を身に付けるためにあり、最大限の感染防止対策を講じた上で、子供たちの機会を確保しようとした策は、無観客でのインターネットライブ配信(+アーカイブ)です。
 正解のない課題解決ですが、学校の取組を理解し、子供たちのがんばる姿を保護者の皆様に届けようと努力してくださった業者の皆様にも感謝いたします。
 
 

6年生 係活動を立派に成し遂げる

 「ありがとうって言われるのって、こんなにうれしいんだ。」と、6年生が教室でつぶやいたと聞きました。係活動を全力でやり切ったから、「ありがとう」と言われる言葉が、今までとは違って心に響いてきたのでしょう。
 こういう経験を積み重ねながら、心が大人に成長をしていきます。
 今日の6年生は、期待以上の活躍を見せてくれました。昨年度の運動会が中止となり、去年の6年生という手本が無い中、よくがんばりぬきました。
 

 
 
 

スポフェス高学年

最後は高学年。特に6年生は今まで中学年と低学年の係の仕事を行い、フェスタの運営の要を果たしてきました。最後は自分たちの競技を自分たちで盛り上げていきます。
 


最初は100m走。徒競走を選ぶか障害物競争を選ぶかは、一人一人の選択で、徒競走を選んだ子供たちの挑戦です。高学年らしく、セパレートコースになり、スタート位置もずれてスタートします。号令一発同時にスタートし、コーナーを曲がり終えるあたりで、速さが同じくらいだと一緒になり、ゴールまでのデッドヒートを歯を食いしばってがんばります。広いスライドで元気に走り抜ける姿がたくさん見られました。
 
障害物競争は、運も含んで・・・結果はどうなるか?
 
次は、高学年も玉入れ・・・しかし、ラインの外から投げなければなりません。
4チームに分かれて競い合います。
 
音楽に合わせて、踊ってから・・・
 
紅白、それぞれのチームが入れたかずの合計で・・白組が勝利!後半の盛り返しが素晴らしい元気な白組・・・
最後は全員リレー。6年生のリーダーを中心にして、昼休みなどの長い休み時間も練習をしてきました。8チームの50m走の合計タイムはほぼ同じ。バトンパスが勝敗を決めるので、全力を出しての練習がありました。
 
 
練習の成果を発揮したバトンパスが多くみられ、さらにさらにタイムが伸ばせそうです。
閉会した後は、各リレーチームごとに集まってお互いの良さを確認しあっていました。
 

スポフェス低学年

次は低学年の登場。今年初めての1年生、そして2年生も今年初めて。ラジオ体操はしっかりと覚えて準備運動ができていました。

 
2年生は80m走、カーブを曲がってゴールに向かって走る姿がカッコいいですね。


 
                     

1年生は50m走、一直線にゴールに向けて走り抜きます。

6年生の出発係は、1年生の様子を見ながら上手に雷管を打ち、合図を送っていました。
 
 

1年生も2年生も最後までゴールを走り抜け、全力でがんばる姿がどの子にも見られます。

そして、玉入れが最後の種目。赤が強いか、白が強いか、いっしょうけんめいに投げ入れていました。勝敗はアーカイブでご覧ください。
 

勝ったチームがコールされると、負けた方は拍手で讃えています。全力で頑張ると、勝った方に素直に「よかったね」と言えるようになりますね。

そして、次は勝つぞ!という気持ちを持って、次も頑張れるとよいですね。

かわいい低学年の様子も配信でご覧ください。
 

(配信URLは、保護者と一部関係者のみとさせていただいております。ご了承ください)

スポフェス中学年

いよいよスポーツフェスタの始まり、中学年がスタートです。
4年生の教室には一人一人の目標が貼られています。
 

中学年のリーダー、4年生の心構えの高さを感じますね。
スローガンの実現に向けての言葉がたくさん記されています。

競技は、「朝にかける」と名付けられた徒競走が始まり、ゴールに着くまで全力で走る姿がとても気持ち良いです。最後まで走り抜く、その姿が拍手を誘っています。
 

次は障害物競走。シュート、釣り、フラフープ投げ、引いたカードで課題が異なり、釣りは大変かと思いきや、さっと磁石がくっついて釣れる場合も・・・みんな真剣勝負の目でいっしょうけんめいでした。
 

最後は、大玉転がしです。勢いのある大玉を二人で息を合わせて押していきます。コーナーを回るのも上手になりました。今日は風も無く、絶好の大玉転がし日和に、紅白の熱戦が繰り広げられました。
 
 

閉会式では、負けたチームも一生懸命にがんばっていたとコメントする実行委員の言葉が印象的で、全力を尽くしてがんばったからこそ、そういう言葉が出てくるのだと感じ、中学年の姿に感動をしました。アーカイブで、お楽しみください。
(配信サイトは、保護者及び一部学校関係者のみにお知らせし、限定で配信をしております。)


スポーツフェスタ準備完了

 5時間目が終了し、子供たちが下校したあとの校庭では、全員の先生方による前日準備が行われました。
 ラインを引き直し、ライン以外の場所はきれいにブラシをかけて、足跡一つ無い状態に
します。先生方全員でていねいに会場の準備が行われました。
この、清められた緊張感のある場の雰囲気を登校時に味わってほしいですね。
 

 土っ子全員でつくったスローガンも3階のベランダに設置されました。
 
明日のライブ配信準備・・YouTubeからの動画配信も確認してOK・・・
 
6年生の机の上には、係活動の札が準備されています・・
 
明日、全力で走れるように、今日は早く寝て備えましょう。

立ち入り禁止 ”解除!”

 校門から学校へのエントランスに「立入禁止」の表示テープがぐるぐると貼られています。一つは、連休中に植えた芝生に入らないようにするため、もう一つは、階段などの通路を通らず、遊びに夢中になって、遊んではいけない場所で遊んだルール違反によって、ケガをした子が出たためです。
 「立入禁止」にしたままにすれば、何も問題が起きず、芝生も立派に成長することでしょう。でも、それでは、土小の子供たちの成長はできません。
 そこで、今日は給食時間に教頭先生から、全校の皆さんに放送で次のようにメッセージが流れました。
教頭先生から土っ子の皆さんに大切なお話があります。今、土小の正門の周りが2か所、立ち入り禁止になっているのを皆さんも知っていると思います。まず旗を揚げるポールや池がある場所です。理由は芝生がしっかり根を張るまで傷つかないようにするためです。次に校庭と正門の境目です。こちらの理由は皆さんが遊んでいるときにけがをしてしまった友達がいたからです。

この2か所についてお話しをします。最初に池がある場所についてです。皆さんが立ち入り禁止を守ってくれたおかげで芝生が傷ついたり枯れたりせず、しっかり根を張ることができました。そこで今日、立ち入り禁止のテープを外しました。これから芝生の上に入ってよいことにします。ただし芝生は生きています。乱暴に踏みつけたり、面白半分ではがしたりすると枯れてしまいます。是非芝生がずっと元気にいられるように気を付けることを皆さんで考えてください。

次に校庭と正門の境目です。こちらも今日立ち入り禁止のテープを外しました。友達がけがをしてしまったことを考えて、これから安全に過ごすにはどうすればよいか、考えてください。そして考えるときに思い浮かべてほしいことがあります。それは正門から校舎に続く道の周りはあなたが遊ぶ場所ではないということです。正門のまわりはあなたがコンクリートの壁の周りで追いかけっこをしたり、壁の上から飛び降りたりすることを考えて作られていません。皆さんが登校するときや、お客様がお越しになったときに気持ちよく土小に入ってもらうための道です。皆さんが校庭で学習したり、遊んだりする時間はお客様が通る道となります。また、正門に植えてある草木や芝生は用務員の山本先生や佐藤先生がいつも手入れをしてくれています。時には校長先生も手入れをしています。先生方はモノを大切にして、みんなが楽しく、安全に過ごすことができる良いアイデアを皆さんが考えてくれるのを楽しみにしています。思いついたら担任の先生に是非教えてください。そして友達同士お互いに声を掛け合えるようなきまりを作っていきましょう。以上で教頭先生からのお話を終わりにします。】
昼休みには、久しぶりに芝生に入って遊ぶ子、池の中にカエルを見つけて捕まえる子がいます。
 

5時間目の終わりに、校長室をノックする音が・・・
5年2組の子どもが二人で、今日のお昼の放送を聞いて、ダメというのではなくて、何々をしよう!というように呼び掛けるポスターをクラスで考えて作ってきました。
と持ってきてくれました。

早速、芝生のところに掲示しました。芝生でいっぱい遊べるように、みんなで工夫して大切にしてくださいね。

前日予行練習

 朝の校庭では、先生方と6年生がライン引きをしています。
 今日は、中学年・低学年・高学年と明日のプログラムどおりに練習を行う予定です。
ですから、ラインもしっかりと引いて、本番と同じような準備に力が入っています。
 作業をしている6年生が、空を見上げて「うろこ雲だ!」と・・見上げるときれいな青空にうろこ雲が、明日は天気にきっとなりますね。
 
 1時間目は中学年。
 最初はラジオ体操から始まります。
 ラジオ体操も正確なやり方で体操をすると、全身の筋肉を動かすよい運動になります。小学校で覚えたことを一生使っていることの一つかもしれません。
 今日は細かいところもしっかりと覚えられたかな?
 
 明日に向けて、体調を万全に整えて、明日は元気に登校してください。

5月のキーワードは合わせる

 6年生が準備で校庭に出ているとき、きちんと合わせられた、お手本になるものを見つけました。
 5時間目の練習からそのまま準備になるため、1階の空き教室にランドセルが置かれていました。それが、二列にきちんと並べられ、それも真っ直ぐに並べられていました。
 
 バラバラに置かず、きちんと揃えて置く。そういう心遣いが、色々なことに気づく力やみんなで力を発揮する力につながっていきます。
 強いチームやいい演奏をする部は、持ち物の置き方などが、本当に美しく置かれています。ワールドカップで日本代表のそういう姿が世界から賞賛されたこともあります。
 全校朝会では、くつをきちんとそろえましょう。と呼びかけました。まだ、そろっていないくつが多いですが、6年生のランドセルの置き方に、これを続けて、もっと美しく置こうと、友達と小さな調整ができるように成長してもらいたいと思います。
 手本になる、いい姿ですね。

スポーツフェスタに向けて着々と準備

 今週水曜日にスポーツフェスタが開かれます。
 今日は久しぶりの晴れ間に、練習をする各学年の姿が、校庭いっぱいに広がっていました。
 6時間目は6年生を中心に、準備を行っています。
 体育館では万国旗の取り付けが、校庭では放送の練習も、その他にも各係に分かれての準備が行われました。
 
体育館で取り付けられた万国旗は、今日のうちに先生方の手でセッティング・・・
 
ライブ中継をしてくださる方との打ち合わせも行われ、いよいよ本番に向けての準備が着々と整ってきました。
 

土小前 見通しがよくなりました。

 土小前の押しボタン信号があるT字交差点。木々の枝が伸びてしまい、フェンスを隠すようになっていました。
 今日は用務員さんが一日がかりで、木の剪定をして、下草刈りをして、フェンスを通して、路地から出てくる車や人などが見えるようになりました。
 昨日の日曜日は、教頭先生がフェンス沿いの草や篠竹の刈り取りを機械で行い、すっきりとしました。
 学校の広い敷地と校舎は、子どもたちと教職員の手で清掃や整備を行っていますので、なかなかきれいな状態で維持管理をしていくのが難しい面があります。
 土小の新しくなった校舎と、伝統のあるこの校地を、次の100年も子どもたちが育つよい環境に保っていくために、地域の方々やボランティアの皆さんのお力も借りて、みんなで楽しく維持していければと考えています。今後、色々と計画をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 

植物はどんどん育つ

 2年生が自分の鉢をもって、土を足しています。腐葉土を混ぜたエネルギーを持った土を足しています。
 「ミニトマトの実がついてるよ」「これはオクラ、オクラのねばねばが好きなの」「これはナスだよ」とそれぞれが育てたい苗を植えて、収穫を楽しみに育てています。
 少し葉っぱが虫に食べられているものもありますが、栄養のある土から栄養を吸収すれば、元気に育つでしょう。毎日観察しながら、元気に育てて・・・
おいしい野菜を食べたいですね。
 

プログラムが届きます・・・

 26日のスポーツフェスタは、無観客ライブ中継(+アーカイブ配信)での実施になります。今日は、お家の人に向けたメッセージ入りのプログラムを持ち帰ります。
 1年2組の教室をのぞいてみると・・「ちいむでがんばる」というメッセージが・・・
どんなメッセージを家の人に届けるのか、おうちで楽しみにしていてください。
 
 
メッセージと一緒に中継をご覧ください。

みんなでつくるスローガン

 スポーツフェスタのスローガンは児童会を中心にして、各クラスで話し合われたものをもとにして、先日決まりました。
「輝け☆汗・笑顔・みんなの力!!自分の全力を出し切ろう!」
 今、全校で決めたスローガンを会場に掲示する文字の板紙を、全校が関わりながら作っています。

 6年生が毛筆で書いた文字の周りを、他の学年の子供たちが、指に絵の具を付けて周囲を装飾していきます。
 
4年生の教室とつくし学級の教室で、交代しながら文字を華やかに飾っています。
みんなで決めたものを、みんなで作っていくことは、とてもいい活動です。大切なスローガンに掲げたように、全力出し切るスポーツフェスタにして欲しいと思います。
26日、会場に掲示されるのが楽しみです。

高学年は係の練習

 昨年度はコロナウィルス感染症拡大防止に伴う休校措置や活動制限などで、多くの学校行事ができないまま1年が過ぎました。
 運動会もその一つです。今年は、運動会という名称を変更して、スポーツフェスタという形で実施をします。ニュース報道では、様々な学校行事ができないことに対して、「かわいそう」「思い出づくりができない」といった声が聞こえてきます。
学校行事を通して子供たちには、学習で学んだことを活かして力を発揮し、そこで得た力を将来に活かしていく大事な時間です。
 高学年の子供たちは、運動会で様々な係活動を担います。決勝審判、放送、出発合図、用具ect・・・
 今日の高学年の練習は、係活動を責任もってできるように、仕事の内容を理解し、動きを考え、実際に行ってみるということをしています。
 昨年運動会が無かったことは、5年生で経験して6年生で責任をもって行う、という引継ぎが無くなってしまい、4年生から突然6年生になった今年の6年生は、大変な面があります。これを乗り越えることは、コロナの影響でさらに力を蓄えることにつながるでしょう。
 
 

1年生の校庭探検のまとめ

 1年生はipadを持って校庭でいろいろ探検をしていました。
 5時間目には、その時に撮影した画像をもとにして、校庭を紹介するシートを作っていました。
 撮影した画像を見ながら、手書きで画用紙に書いていきます。
 画像を見ながら絵を描く、デジタルとアナログの両方が大切ですから、両方をうまく使っています。
 
 次はどんな使い方をするのか、楽しみです。

スポーツフェスタの練習2・・・

 5月の晴れ間が期待できない日々が続いています。
 その中でも、来週26日に開かれるスポーツフェスタに向けての練習が佳境に入ってきました。
 5月のキーワードは「合わせる」練習を通じて、動きを合わせる、時間を合わせるなど、それぞれの学年に合わせた「合わせる」をしっかりと行うことで、当日の成長した姿につながることと思っています。
 朝は中学年が大玉の練習をしています。
この競技は、気持ちも合わせていかないとうまくできません。
練習での結果は?・・・本番を楽しみにしていただきます。

昼休みは、5年生、6年生がバトンパスの練習をしています。
チームが一列になって練習したり、実際に走って練習したり、それぞれの工夫があるようです。
 
昼休みに続く、5時間目6時間目にはリレーを本番と同じように行っていました。
バトンパスに練習の成果が見られます。全員が前を向いてもらえるように、さらに練習に磨きが入ります。26日、当日の結果はどうなるか?楽しみです。

柏市教委 文化課来校

 本校の第四校舎三階に、創立100周年の際に、地域の皆様のご協力のもと、地域の皆様と一緒に構築した「ふるさと資料館」があります。
 ホームページにも掲載していますので、是非ごらんください。
どんどん発展していく柏市、一方で地域の伝統的なものが無くなったり、忘れられたりすることが課題になっています。地域の素材をどのようにして残していくか、そのよい先例になっているのが、土小の資料館なのだそうです。
 土小学校の学区「増尾」は、様々な歴史的なものの宝庫であると、毎朝の登校指導を通じて学区の様子をみて感じています。
 もっともっと「増尾」に愛着を持つことができる学習を行っていけるよう、土小学校も努力していきたいと考えています。

GIGAプチ研修

 前の記事でもご紹介したとおり、水曜日はITアドバイザーの先生が来校する日。
 それに合わせて、放課後は先生方向けに自由参加のプチ研修を、研究主任や情報担当が中心になって開きます。
 今日は、オンラインドリルの活用方法について・・・でした。
  
オンラインのドリルは、子供が回答すると同時に採点をしてくれます。それが子供にとって「次やってみよう」「間違えた、もう一度やろう」という意欲につながることが、様々な研究からわかってきています。
 今後、タブレット等の持ち帰りも徐々に実現の方向で調整が進んでいます。
 家で宿題を行う様子も変わってくるかもしれませんね。
 
 オンラインドリルの研修が終わると個別に使い方を聞く様子もあり、個別最適な研修を目指しておこなっています。

2年生もGIGA開きはじまる

 水曜日はITアドバイザーの先生が来校する日です。GIGAスクールで一人一台が手元に来ましたが、最初に立ち上げる日は、子供たちも先生も慣れていないので、ITアドバイザーの先生にお手伝いをいただきます。
 今日は2年生のGIGA開き。2クラス行う予定でしたが、スポフェスの練習と天気の関係で1クラスが先に開くこととなりました。
  
 立ち上げや、写真・動画などの機能を教えてもらいました。はじめは戸惑う子たちも、すいすいとこなしていくのは、身の回りにデジタル機器があるからなのでしょうね。様々な勉強で使っていきます。

スポーツフェスタの練習・・・

 今にも雨が降りそうな天気の中、校庭では低学年が玉入れの練習をしています。
 整列をしたり、玉入れのルールを先生に聞いたりしています。
  
 スポーツフェスタに向けては、高学年も玉入れを予定しています。
 高学年と低学年、それぞれどんな玉入れが展開されるのでしょう・・・楽しみですね。
  それは、当日のライブやアーカイブ配信でお楽しみください。

毎月第三火曜日は移動交番の日

 今日は柏警察署の移動交番車が来校しました。
 下校する1年生に交通安全についてのお話をしてくださいました。
  
一列で歩く、持っているもので遊ばない、頭でわかっていることですが、実際に心がけて、行動していくことは難しく、低学年の子供たちは地域の皆様にも見守りと指導をいただきたいと思います。
 
 4年生の子どもたちは、女性警察官の方と談笑しながら、遊んでいます。
 6年生のキャリア教育では女性警察官になりたいと、警察官の仕事を調べている子どももいました。
 日常のあたり前の安全を守る警察官の仕事にも触れられる機会ですね。
 オリンピック等があり、移動交番も会場に出動するようです。次回の来校は10月になる予定です。

給食室の中は・・・

 今日の給食については、そのコーナーで紹介をしています。
 今日は給食室での調理の様子を見に行きましょう。
 まず、安全安心の給食のために、給食室に入ることができるのは、ごく限られた人だけです。2週間ごとの検査をしている管理職と栄養士と給食調理を委託している会社の社員だけが入ることができます。
 今日はじゃが芋とミートグラタンを作ることが調理の中心。10時半すぎの給食室では、最初のグラタンが焼きあがっていました。
温かいグラタンを保温のバットの中に入れていきます。熱々のグラタンは美味しい!
その横では、グラタン皿に火を通したグラタンの具を入れています。450食近いのですから、なかなかその作業は多い・・・

チーズを上にのせて・・

その隣では、スープに入れる白菜がきれいに切られて、鍋に入るのを待っています。
 
スープに入れる8kの卵も、一つ一つ割りながら品質を確認して、溶き卵にしていきます。
こうして美味しい給食が出来上がっていきます。
サブチーフの方は、柏市の小学校出身とのこと。小学生の時の給食を思い出しながら一生懸命に作っていると話してくれました。
美味しい給食を作ってくれる給食室の様子も、時々レポートしていきたいと思います。

5年生 田植えに挑戦

 5年生は土小ガーデンに集まって大き目のプランタに土と水を入れて混ぜています。
 手を土でいっぱいにして、よーく混ぜているようです。
 
近づいてみると、足元にはシャーレが置かれて、その中にはいくつもの籾が入っていま す。籾もすこーし芽を出している様子。
 
 バケツ稲ならずプランター稲を育てていきます。
 米は字のごとく、八十八回もの手間をかけないと、立派に成長し収穫に結びつかないと言われています。
 日本人は米の文化の中で生きてきました。米づくりを通して日本人のルーツや知恵に触れてほしいと思います。一粒の籾から百倍以上の籾ができます。こんな植物を見つけたから、定住して暮らせるようになった・・・そんな歴史にも広がってほしい、稲作のスタートです。
 

1年生 あさがおの観察

 1年生のあさがおの鉢に、双葉が出てきました。
 日本じゅうどこの学校でも、1年生が毎朝あさがおに水やりをしています。
 
水やりと一緒に行うのは、観察です。よーく見て、大きさや様子を観察しています。でも、今年は大きな変化が・・・
 Ipadを使って、成長の様子を写真にとって記録しているのです。
 
毎日記録をしていくと、変化がよくわかりますね。
手で触って葉っぱの厚みが増えていくことを感じたり、大きさや長さがどんどん伸びていくことを感じたり、実際に感じてあさがおを体感することと、デジタルを使ってその体感した感動を記録していくことが、うまくリンクしていくように、学習の工夫をしていきたいと思います。

花壇がリニューアルの時期です

 今日の6時間目は委員会活動。まん延防止策が出ているので、5年生と6年生が一緒に活動することはできません。それぞれの持ち場を区切って委員会活動を行いました。
 きれいに咲き誇っていたパンジーの花たち、卒業式に向けて花文字を作った力作です。
まだきれいに咲いているのですが、夏花壇への植え替え時期となり、委員会活動でパンジーに感謝を込めながら、きれいに抜きました。
 パンジーの根本にたくさんの虫が集まっていたり、幼虫が土から出てきたり、生き物たちも春から夏へと移動中のようです。
 夏の花壇も元気に咲いてくれると思います。花壇の管理なども子どもたちと職員の力だけでは大変な面があり、ボランティアで花づくりを楽しんでみたい方、どうぞ学校にご連絡をください。
 

百人一首に興じる昼休み

 昼休みの教室を見に行くと、それぞれ思い思いの昼休みを過ごしています。chromebookを持ち出して、資料を創ったり、タイピング練習をしたりする子も多く見かけるようになりました。
 その中で、百人一首に興じる6年生の姿・・・
 なかなかのスピードで取り札をとっていきます。
 聞くところ・・・「ほとんど全部、上の句と下の句を覚えました。」との返事。
 上の句と下の句を覚えていたころの楽しさがよみがえってきます。
 小学生の時期に覚えたものは、忘れない所に記憶されるような気がします。休み時間も色々な活動で遊びながら自分を磨いていってほしいと思います。
 

学習サポーターの先生が配置

 子どもたちが学習支援のために、担任以外の先生が多く配置されています。
 本日着任した、千葉県教育委員会が派遣する学習サポーターの先生を紹介します。
 3年生と4年生の算数の授業を中心にサポートに入ってくれます。主に月曜日と火曜日の午前中に勤務をしてくださいます。水曜日、木曜日、金曜日は別の先生が担当していますので、これで1週間どの曜日にもサポートの先生が入ることとなりました。
 昨年度も学習サポーターとして支援してくださった先生ですので、わからないことをすぐに聞いてほしいと思います。
 早速4年の教室で支援をしてくださいました。
 

学習の見通しを持つ

 新しい学習指導要領では、「主体的に学ぶ」姿勢を育てることが大切にされています。主体的というのは、自分で課題を見つけて、その課題の解決に向けて自分なりに方法を考えて実行し、うまくいかなければ、また考え直してできるまで行うという姿です。
 なかなか難しいことです。そういう姿を大人になった時に、しっかりと持っていて、社会人として発揮できるようにすることが、義務教育に求められています。
 そこで子どもたちに意識できるようにしていることが、「見通しを持つ」「振り返りをする」ことです。
 今日は6年生の算数の授業で、学習の見通しを持つことを学習の目標とした授業が行われました。教室の様子を紹介します。

 算数の授業を思い出してみると、先生に計算の方法を教えてもらい、それを使って問題を解く、だんだん時間が進むと難しくなってきて、わからないとあきらめてしまったりしたことも・・・
 今日は、分数×分数の計算を学ぶ学習単元の1時間目です。教科書ではどういう風に学ぶようになっているか、一人一人でチェックします。
 
教科書のページごとにどんな課題が出ているか、教室側面のホワイトボードに書き出していきます。
 
分数×整数 分数×分数 分数×分数×分数 面積や体積や速さなど・・・と学習が進んでいくことがわかりました。
分数×整数の後に、分数÷整数の学習があることも知ったのですが、その次の時間にはまた分数×分数と掛け算になります。子どもたちが、割り算は割り算でまとめた方がいいと、教科書の流れを少し変えて、自分たちなりの計画にしました。
ここに主体的な姿の一部が表れています。教科書で学習する内容を全体を把握し、自分たちはどういうように勉強したらわかりやすいかを考えて、自分たちなりの計画を持つ。これで見通しが持てることになります。その後は、毎時間振り返りながら、学ぶべきことがわかったかどうか、チェックしながら進んでいきます。わからないと思ったら、質問したり、友達に聞いたりすることができるようになると、学び方が身についてきことになります。
 計算ができるようになる、〇〇がわかる、ということも大切ですが、どのように勉強するとわかるようになるか、学び方を学ぶことが最も大事なことで、大人になってからも活かせることにつながっていきます。
 今日はそんなチャレンジングな授業が6年生の算数で展開されました。

地震! 素早く避難

2時間目の授業中、突然グラッとした揺れ。廊下で授業を見ながら立っていたのですが、「あれ?」っと思った瞬間。6年生の教室では、2クラス共に子供たちが机の下に第一次避難を開始。ほんの一瞬で全員が避難完了をしており、昨日の避難訓練が本当に生かされた瞬間を見ました。土小が目指す子供の姿に、「学んだことを生活や社会に活かすことができる」とあります。避難訓練は、こういう行動が本当の時にとれるようにするために行います。今日の姿は大変すばらしい姿です。いつでも、どこでも、実行できるように意識して行動することが大切ですね。地震は必ず来ます。どこで地震に襲われても、正しく自分の命を守る行動をとりましょう。

 

アートカードを使って・・・

3年生の教室は図工の時間。アートカードという聞きなれないカードを使っての学習。このカードは教科書の指導用についてくるカードのようで、有名な日本画から洋画、色々な建造物などがはがき大のカードになっています。
 

今日は3年生の感覚で仲間分けをしよう!と取り組んでいます。大人は制作年代は、画家は、などと感性以外のものを使って仲間分けをしがちですが、子供たちは見た目や描かれているもので分類をしていきます。
 
 
このグループは人が描かれている絵、虫の絵、生き物の絵と3つにグループ分けをしました。見たものから感じる感性を交流しあい、絵の分類を通して感性の交流による磨き合いが出てくる授業です。本物の芸術品を手軽に使いながら、感性を育てていく、今の教科書は変わってきています。

ipadを使って校庭観察

歯科検診の様子をみたあと、1年生の教室に行くと、ipadを持ってお出かけの様子。校庭に出て色々な物を撮影してくるようです。

100年桜をとったり、パンジーなどの花をとったり、池の金魚をとったり、思い思いの撮影をして教室に戻り、校庭の様子を生活科の学習として学びました。

 
 

歯は長生きの必須アイテム

 

今日は歯科検診を行いました。二人の歯医者さんが8時半から12時までかかり、約400人の子どもたち全員の歯の状態をていねいに見てくださいました。

「歯はよく磨けている子供が多いですね。」「歯石がある子はとても少ないです」と歯の健康状態が良いことを伝えてくださいました。


でも、今日の検診で歯医者さんでさらに詳しく診てもらうよう通知を受けた人は、できるだけ早く受診をして欲しいと思います。

歯は食べるために大変大切なものです。人生100年に伸びてきているのも、歯の健康が保てているからと言われています。君たちの時代は人生150年となるかもしれません。その最低条件でもある歯の健康を守ることは、命を長く永くするための大切なこと、と考えてください。

治療勧告をもらった人は必ずなおしてください。50%ぐらいの人しか直していない実態があります。よろしくお願いします。

避難訓練を実施!

 東日本大震災から10年が過ぎ、新たに首都直下型地震への備えが急務になっている中、土小の第一回避難訓練が実施されました。
 想定は大規模な地震が発生し、第一次避難(机の下などに身を隠し命を守る)、第二次避難(校庭の避難場所に避難し安全を確保する)ことが計画されていました。
 しかし、昼前から雨が降り始めたため、今日は第一次避難までの訓練となりました。

 緊急地震速報の音が放送で流れ、一斉に机の下に避難します。
 「机の脚をしっかりと持ちなさい」と先生の指示が飛び交います。
 実際の地震でも持てるためには、訓練でしっかりと行うことが大切。
 廊下に避難しなさい。との指示で全員が廊下に出て点呼。
 私は(校長)は校舎2階の1年・3年・4年の姿を見ていましたが、1年生は初めての訓練で、「しゃべらない」を守れるよう頑張っていました。さすがの4年生も、テキパキと素早く行動できています。
 

春はあけぼの 随筆を書こう

 6年生の先生が、国語の時間にGoogle-Jamboardを使いながら、随筆を書く授業に挑戦するので、お時間のある先生は見に来てください。
 そんな呼びかけがある土小学校です。授業は教師にとって、1丁目1番地の商売道具。どんな子供に対しても力をつけるし、楽しくて面白い授業ができるように、腕を磨くためには、他の先生に見てもらう機会が大切です。お料理に例えると、色々な方に食べていただいて、みんなに「美味しい」と言ってもらえるものが作れるようになることが、その道のスタートのように・・・です。

 6年生は古典の『枕草子』や現代文の『薫風』という随筆を読んで、随筆は筆者の見方や考え方が比較的自由に書かれていると理解してきました。だから随筆は筆者の五感を想像しながら読んだり、五感を使って感じたことを書いたりするといいんだよ。と清少納言の『春はあけぼの』を暗唱しながら感じてきたようです。
 今日は、春といえば、夏、秋、冬といえば、と自分が季節を五感で感じるものをJam-boardにどんどん書いていきます。
 
春といえば百年桜・・夏といえば旅行・・・秋といえばもみじ・・・冬といえば雪
などと、どんどんboard上に書かれてきます。友達が書くとリアルタイムで自分の画面にも表示されるので、イメージがどんどん膨らみます。一言もしゃべっていないのに、オンライン上での交流が広まり、言葉のイメージが広がっていきます。
ほんの10分あまりで、季節を五感で感じる名詞がたくさん集まりました。
従来の発表型の授業では、ここまで多くのイメージを短時間で共有することは不可能です。
さあ、ここから始まる「わたしの『枕草子』づくり」・・・
Jam-boardの別のページに、みんなで書き込めるシートが用意され、各々に自分の春、夏を書き留め、随筆っぽく書いていきます。
 
自分が五感で感じた・・・あの暖かさ、冷たさ、まぶしい姿、ほっとする味・・・
自分が感じたことが、この随筆を読んでくれる友達に伝わるかなあ・・・
次の時間には、お互いの作品を交流しあって、五感で感じた言葉を五感で味わう授業になります。
子供たちがこの1時間で学ぶことを焦点化して意識すると、オンラインの無言の交流であるにも関わらず、子供の脳の中同士では十分に交流がなされている、GIGA(一人一台)だから実現できる授業でした。

プチGIGA研修

GIGAスクールで一人一台の環境、高速インターネット、Wi-Fiと色々な機材が投入されています。
それらを授業に生かすためには、先生方も忙しい中勉強をしなければなりません。
しかし、多くのことをいっぺんに勉強する時間はありませんし、たくさんのことを一度にできるようにはなりません。
そこで、土小では、できる先生が中心になって伝達するプチ研修がたくさん開かれます。
今日は、Wi-Fiでつながったプロジェクターの使い方を教えてもらいました。
一台のPCから複数台のプロジェクターに画像を出すことができたり
子供たちの画面をプロジェクターで同時に映したり
なるほど!こんな使い方ができるんだったら、こんな授業ができそう!
と15分ほど、立ったままでのプチ研修は、身に付きそうです。
 

5年生の主体的な姿

新しい指導要領で「主体的、対話的で深い学び」という授業の時の子供の姿が求められています。
積極的、自主的、主体的と同じような意味の言葉がありますが、主体的というのはどういう姿でしょう。
主体的というのは、自分で課題を見つけ、解決方法を考え、実行し、うまくいかなければ他の方法を考え、最初の課題を解決するまで努力する姿です。
先週の木曜日に、図書館に隣接するウッドデッキのところに、泥の足跡がいくつかついていました。

連休中に雨が降りましたので、休みに学校に来た人が土足のままあがった後でしょう。とてもがっかりとしました。
最初は足跡がはっきりと残っていたのですが、だんだん足跡が見えなくなってきました。時間がたったからかな?と思っていると・・・・
5年生が掃除をしていました。モップや雑巾などを使って、水ぶきをしています。
誰に言われるわけではなく、土小のウッドデッキの部分は自慢の場所ですから、そこが汚されてしまったので、きれいにしているようです。
今日は、二人の5年生が放課後に掃除をしていました。多くの5年生ががんばっています。
休みに学校を利用される方は、土足で絶対に入らないようにお願いします。
 

3年生学区探検

3年生は、学校の周りの様子を見学に歩いて出かけました。
今日は、「坂を意識しながら歩いてみよう」ということで、学校の門を出ていきました。
さっそく、坂です。どんどん自分の背丈よりも校庭の地面が高くなっていきます。
学校は坂の上に建っているのですね。
 
廣幡八幡宮の方に抜ける道は細いうえに交通量があります。気を付けて歩きます。
 
八幡宮では、宮司さんに神社の歴史や植物のこと、昔は松の木がたくさんあったこと、神社の周りには何千年も前から人が住んでいたあとがあること、などたくさんのお話を聞きました。
神社の建て替えにかかった費用も教えてもらいましたね。
 
そのあとは、大津川まで行き、田んぼの様子や川の様子を見ました。
一番低いところが川になっているのですね。
 
社会科は、実際に歩いて様子を見ることが大切です。
見てきたことをクラスでまとめて、また見に行くと、一度目とは違うものが見えるかもしれません。お家の人とも行ってみましょう。

粘土でお気に入りを創る

2年生の教室では、紙粘土と色々な飾りを使って、磁石でくっつくアクセサリーを作っています。
紙粘土をこねながら、自分の考える形にして、飾りもオリジナルでつけていきます。
実際に手を動かしながら、世界に一つだけの作品を創るのは、パソコンではなかなかできないことで、紙粘土の感触を確かめながらの作業になります。
 
実際に手を動かし、手を汚しながら、体験を通して作っていくことは、とても大切な体験です。
 
2年生の教室は素敵な作品であふれていました。

3年生 GIGA開き

GIGA開きとは、一般に馴染みのない言葉です。GIGAスクール構想で一人一台の環境が整い、そのマシンを使って最初にログインする様子をそのように呼んでいます。
さて、今日は3年生が初めてchromeBookにログインをします。
IDとパスワードをもらい、だれにも教えてはいけません。自分だけの大切なものです。と言われました。
「校長先生には教えてくれるかな?」というと、「だめ!」。そうですね。だめなものは絶対にだめなのです。
 
配られたカードに書かれている、自分だけのIDをパスワードを打ち込んでいきます。
ローマ字もまだ習っている途中の3年生。
chromebookはキーボードに小文字で表示されているので、「i」と「j」の区別が難しいなど、悪戦苦闘・・・
 
空き時間の高学年の先生が応援に入っていますが、そのうちログインできた子がまだの子に教える姿が見られて、協力して全員がログインを果たしました。
 
画面を大きくしたり、小さくしたり、色々なやり方を教えてもらい、今日は修了。
だんだん慣れてくると、色々な使い方ができるようになるでしょう。
土小の教室では、先生方も協力し合って、順調にGIGA開きが進んでいます。

6年租税教室

 今日は6年生の租税教室が開かれました。
 たまたま今回の講師として来校くださった税理士の方は、地域の方でした。
 税金って何? 税金はどうやって使われているの? 税金の金額ってどうやってきまるの? みんなも税金払ってるけど実感ある?
・・・と、子どもたちにとっては普段あまり意識することのない「税金」について、明らかにされていく中、子どもたちはどんどんと引き込まれていきます。
 
 
普段感じていない様々なことが税金によって行われていることを感じ取ることができたようです。小学生一人に年間90万円の税金が使われている、この教室全体では3000万円以上・・教室のどこを探してもそんなお金は落ちていませんが、実際には使われているのですね。
授業後は、すぐに自分のChromebookを取り出して、感想をオンラインで書きました。税理士さんには、メールでお届けをしました。

子どもたちの感想の一部です。
・税について、いいイメージを持てていなかったんですけれど、今日の授業を受けて税のありがたさがわかりました。わかりやすく教えてくださりありがとうございました。
・税金について考えたことなかったけれど、知れば知るほど面白くて楽しかったです。学校にそんなに税金が使われていると知った時、なぜか感動しました。
・今日は税についていろいろな事を学びました。一番気になったのは、税についての「歴史」です。私たちの身の回りにはたくさんの税金が使われていることを知りました。とっても高く驚きました。税金のことについてもっと知りたいので、たくさん調べておきます。今日はありがとうございました。

チーてれを使って③

 昨日もレポートをした「チーてれスタディネット」を活用した学習を、自宅で自習をする形式を想定して、一人一台の環境を活かし、子どもたち一人一人が自分の分かり方に沿って学習を進めました。先生は、子どもたちの様子を見ながら、個別の指導をし、全員がわかるように学習を進めました。
 
個別最適な学びと集団でわかりあっていく学びとその両方を取り入れていくことがこれからの授業では大切になってきます。
今日は一人一人の画面がそれぞれ違う、個別最適な学びに近い形で授業が進んでいます。
 
動画についているプリントを使って、一人学習の方法も習得しました。
子どもたちの感想
・1人で見ていたので、わからない所は何回も繰り返せたから、学習においてかれない。
・先生から教えてもらわないから不思議でした。
・自分のスピードでできるがいいなと思いました。問題とか解き終わるまで止められるところがよかったです。
・とてもわかりやすい授業でした。休校になっても安心して勉強ができそうです。
・一人で学習する機会がなかったから、めずらしい体験でした。
・友達と意見交換ができなかったから、答えがあっているかわからなかった。

子どもたちの様子を見ながら、オンライン学習の方法についてさらに研究していきたいと考えています。