校長ブログ

2020年6月の記事一覧

水筒(校長ブログ)

なかよしタイムに空を見上げてみたら

青空と照りつける太陽。
今日の気温はそれほどではありませんが、湿度は高めで、熱中症が心配される季節がやってきたな、という気持ちになります。
今日も、なかよしタイム前に「水分をとってから外に出るように」「教室の換気をするように」教頭先生の放送が入りました。


外で元気に体を動かしている子どもたち。
虫を捕っている1年生もいました。

休み時間が終わって、手洗いうがいの放送を聞きながら教室に向かう子どもたち。

今は、年間通しての水筒の持ち込みがありになっています。飲みたいタイミングで飲むことができるのは良い点です。しかし、暑い日などは早い内に水筒が空になってしまうことを避ける子が、飲むことをセーブしてしまい、結果として熱中症になることも少なくありません。

過去に在職した学校で、帰りの会に熱中症の症状が出て、救急搬送することになった子の水筒を確認したら、ほとんど減っていなかった、ということがありました。6年生です。学校にいると、5、6年生は高学年と言われ、しっかりしてきます。ともすると「言えばわかる」と錯覚してしまうこともしばしばです。しかし、そこはまだまだ子どもです。わかっているようでわかっていない、わかっているようでできない、ことがたくさんあります。大切なのは飲んだことを「確認する」ことだなと思います。本格的に暑い季節が来る前に、校内での熱中症予防対応について、職員と確認していきます。

学校にはきちんと水質検査をして管理している安全な水道水があります。水筒を忘れてしまったり、水筒の中身がなくなってしまったら、学校の水道の水を飲むんだよ、とお家でも話してくださいね。







1年生の教室で「校長先生、とんぼがかえったよ」と教えに来た子がいました。
ぬけがら。

天井に止まって羽を休める成虫。

お昼前に外に飛んでいったそうです。
飛んでいくときに、
「みんながしっかりがんばる姿を見たから、安心して大空に飛んでいくよ。」
と、言ったとか言わなかったとか。

避難訓練(校長ブログ)

地震が起きたときのための避難訓練を行いました。
実際に地震が起きたら、雨だろうが、コロナだろうが、校庭の状況がどうかなど関係なく、適切な場所に避難することになりますが、今日は、第一次避難からの整列のみ行いました。

1~3年生の第一避難の様子です。口を開かず、静かに待機できました。


何よりも、頭を守ることが最優先です。

教頭先生の放送に合わせての訓練でした。学校で実際に災害が起きたときには、担任をはじめとする教職員の指示で行動することになります。避難訓練は、子どもたちにとっての訓練でもあり、我々教職員のための訓練でもあります。
教頭先生からの呼びかけにもありましたが、子どもたちにとっては「先生の指示を聞き、行動する」ということが大切なことです。





日頃から、先生の話をきちんと聞いている富勢東小の子どもたちですが、先日のような大きな地震が学校で起こったら、普段通りに行動することは難しいかも知れません。そんな時、頼りになるのは担任の先生をはじめとする学校にいる先生方です。いざという時に命を守れるよう、先生の話にきちんと耳を傾ける習慣をつけることも意識して授業にも取り組んでいきます。

くり下がりの引き算を筆算で丁寧に計算する2年生。

割り算の筆算を学ぶ4年生。

大切なところです。丁寧にがんばっています。しっかり身に付けていきます。

さて、学校が再開して4週間が終わります。子どもたちの生活リズムも戻ってきたところですが、季節は梅雨。すっきりしない天気が続きます。体調管理に気を付けて、この時期を乗り越えていきましょう。



洗濯物?(校長ブログ)

1年生は今日も元気に登校してきてしっかり先生の話を聞き、勉強しています。感心、感心・・・。ん?

おや?

なんだ、あれは??
右に写っているあれ・・・。
これ。

洗濯物かな。
なんだかわかりますか?

正解は、雨で濡れた服と靴下でした。
登校時に雨脚が強くなった時間帯があったので、濡れてしまったんですね。そのままでは風邪を引いてしまうので、体操服に着替えるなどして対応します。担任の先生方の気遣いがありがたいです。
雨の日は、お子さん本人に伝えた上で、履き替え用の靴下などをランドセルに忍ばせておくといざという時に困りません。濡れた靴下は気持ちが良くありませんし、それだけで落ち着かなくなることもあります。







まだまだ、梅雨は続きそうです。ここのところ、気温も低めです。雨で風邪をひかないように気を付けたいですね。





あれこれ(校長ブログ)

担任は教室内、担任以外は流しやトイレ、とおおまかに割り振って、放課後に消毒作業を続けています。流しとトイレにはチェック表を貼って、終わったらチェックをするように見える化しました。お店のトイレなどでも目にします。まねしました。

「いつもきれいに使っていただきありがとうございます」

今日も真面目な子どもたちの姿を。

1年生が算数の文章問題を解いています。文章を読み→何が起きているか状況を把握し→式を立てて→計算して答えを出す。簡単なことではありません。(とは言え、この時期は、たし算しか習っていないので、全部たし算になるのですが・・・。)1年生、がんばって勉強しています。

2年生、個人差はもちろんありますが、ノートをきれいに書いています。1年間での成長というのはすごいものです。この2年生が、来週、学校探検で1年生を連れて回ります。蜜は避けつつです。先日、探検前の下準備として、2年生が校舎内各所にその部屋の説明文を貼り回っていました。
校長室はこれ↓


毎日毎日教室の写真を撮って回っていますが、




マスクをしているので、前から子どもたちの頑張りの様子も写真に撮ってみなさんにお伝えしたいのですが、気が散ってしまうかな・・・。
カメラ目線の子がいますね。散ってますね。


5年生の教室の後ろのドア付近に笹飾りが。
願い事が下がっています。456年生の願い事が飾ってあります。そんな季節ですね。

今日の新聞に、市川市の小中学校1校ずつが3日間の臨時休校、という記事が載りました。みなさんも報道でご存知のことと思います。「学びを止めない」「経済を回す」などいくつかのキーワードのもと、全国的に解除となった今、「市内で感染爆発」というような状況が起こらない限り、市川市のように学校ごとの対応になっていくのだろうと予想できます。
繰り返しになりますが、感染は仕方のないことです。病気ですから。
学校としては引き続き、手洗い、換気、マスク着用などできる範囲での予防に努めながら生活を続けます。

消毒ももちろん毎日続きます。
ご家庭では引き続き、お子さんやご家族の健康観察をご協力お願いいたします。

シンプルな日常(校長ブログ)

昨日は雨がよく降りました。
1年生の下校指導で児童の送りをしましたが、子どもたちは少し歩いているうちに足下からどんどんびしょ濡れになっていました。風邪をひくのでは?と心配しましたが、

みんな元気に登校してきました。さすが元気!

今日は、朝方、青空が顔を出していましたが、雲の多い一日でした。(子どもたちが下校する頃から明るくなってきました。)

どんより。








通常なら、後ろ3分の1のスペースがフリーになるぐらいの児童数の学校ですが、隙間を開けて机を配置しているので、教室一杯に子どもたちがいる印象を受けます。子どもたちもこの形に慣れてきたようです。

飼育小屋の屋根に乗っているのは教頭先生です。雨どいの掃除をしています。

雨どいに枯れ葉が貯まると、水の流れが止まり、思わぬ方から水が出たりと不具合が起きます。雨の日にそれがわかるので、雨が上がったあと、すぐが、作業のチャンスです。素早い動きです。

ピンク色の洋服を着た1年生が、ひまわり畑の横にいます。何をしているのでしょう。

よく見ると、ひまわりの中に黄色い帽子が見え隠れ・・・。
かくれんぼかな?

1年生が1年生のひまわり畑の雑草抜きをしていました。
雨が降った後は、雑草が抜きやすいので作業がはかどります。「校長先生、こんなにとったよ」「すごいねえ、えらいねえ」「校長先生も手伝ってよ」「上履きだから降りられないなあ」「お口を動かさずに、手を動かして!」というようなやり取りもしながら、みんな楽しそうにがんばりました。それにしても、畑のひまわりはここ数日で、また大きくなり、1年生を隠すほどに育ちました。

色々な行事がなくなって、残念な気持ちを抱えている子どもや大人もたくさんいる中で、1年生は初めての学校生活ですから、「運動会」がなくなったことや「1年生を迎える会」ができていないことを気にするはずがありません。ただただ、シンプルな学校生活に身を置いています。ひまわりのように、短期間で、見てわかるような驚くべき伸びがあるわけではありませんが、「友達と一緒に学ぶ」「友達と一緒に遊ぶ」「友達と一緒に働く」・・・という学校において最も基本的な空気の中で、少しずつ少しずつ成長しています。

学校が再開しましたが、先が見えていない状況であることは変わりません。「みんなで学校で過ごせる」というシンプルな生活の中に喜びを見いだしていきたいものです。

今日も、手洗いを呼びかける放送が、教頭先生の声で響きました。手洗い、換気、せきエチケット・・・で予防を心がけながら子どもたち、先生方は過ごしています。

感染症対策10の約束(校長ブログ)

柏四小の校長先生がガイドラインをもとに作成した「10の約束」を参考にして、富勢東小学校版の「感染症対策10のやくそく」を作りました。教室に掲示します。子どもたちには白黒バージョンを配付します。


富勢東小の感染症対策10の約束.pdf

(左のコロナウィルス対策コーナーにも貼り付けました。)
ここ3週間、学校での子どもたちの様子を見ていると、3密を避けよう!という意識はそれほど高くないと見受けられます。我々が「始まったからには、ある程度の接触はやむを得ない」と考えているので仕方ないところでもあります。もちろん、手洗い、マスク着用、常時換気のうえのことではあります。

①前日のうちに校舎内各所を消毒して
②次の日、健康観察をお家でして
③健康な子どもたちや職員が登校したら手を洗って

ウィルスを保有していなければ、この状態で心配はないということになります。(保有していたら心配ですけれども。)

休み時間後には養護教諭の福谷先生が、せっせと水道周りを消毒。放課後は、先生方で手分けして、教室、流し、トイレなど、あちこちを消毒。これらの作業によって、明日もみんなで元気に過ごせるわけです。先生方、ありがとうございます。

そんなわけで今日も元気に過ごすことができる子どもたちです。






1年生もだいぶ学校生活に慣れた様子です。今日、いきなり校長室のドアが「ガラッ」と開き、1年生男子3人が入ってきました。心臓が飛び出そうになったので「ノックをすること」「名を名乗ること」「何の用事で来たのか話すこと」の3つを伝え、やり直しをさせました。3人ともけらけら笑いながらやり直しをしていました。ちゃんとわかったかな。次回きちんとできるかな。

道徳で作ったというお手紙を届けにきたとのことでした。ご丁寧にありがとう。

さて、東京都の医師会会長の尾崎先生から「子どもたちへのメッセージ」が配信されましたので、情報として、リンクを貼っておきます。↓
https://www.facebook.com/100003298674884/posts/3047469142039678/

そう言えば梅雨でした(校長ブログ)

朝からよく降った雨。

そう言えば梅雨入りしていました。久しぶりの雨で思い出しました。
梅雨らしい天気でした。
今日も落ち着いた学習を進める子どもたちと先生方。





1年生が「む」の練習をしていました。

なかなか複雑な字です。丸の位置が難しい。
教科書に載っている「む」は、一番低いところに丸をつけます。違うところに付いていても「まちがい」とは言いにくいところではあります。

29歳の時、初めて1年生の担任をしたとき、1日2こずつ、ゆっくりひらがなを教えました。そのときに、自分が29年間書いてきたひらがなのいくつもが何となく変な形であることに気づき、正しい形を意識して書くようになりました。いくつになっても気持ちさえあれば学び直しができる、そんな体験でもあります。

低学年で学ぶことの多くは、その後の学習や生活の基本になります。
ひらがななどの文字はもちろん、のりで貼ったり、定規で線を引いたり、そんな活動も「はい、のりではってごらん」とか「定規でまっすぐな線を引くよ」と、言葉で言えば簡単なことですが、指の使い方や、力の入れ加減によって、うまくできないこともあります。何度も何度も繰り返していくなかで身についていくことです。
削った鉛筆を毎日持ってくる、鉛筆で書くノートには下敷きを敷く、連絡帳をきちんと連絡を書くなどの習慣も、毎日の繰り返しで身についていきます。


いずれのことも、その気になれば、いつでも学び直しができるわけですから、自分で気づくか、人に指摘されるか、タイミングは人それぞれですが、「そんなことに何の意味が?」という理屈は置いておいて、正しい形を身につけてほしいな、と願いつつ教職員一同指導を続けています。

さて、19日。今日を境に、世の中のあれこれが解除されます。目に見えない、薬のない状況で、ウィルスとの共存を覚悟した新しい生活様式が続きます。
子どもたちは元気いっぱい、登校し、学んでいます。

とは言え、引き続き、健康観察を行っていただき、発熱や風邪の症状があった場合は無理をさせないようお願い申し上げます。良い週末をお過ごしください。

学校図書館指導員(校長ブログ)

今年度から、学校図書館指導員の先生が代わりました。

藤木ゆみ先生です。以前も、本校で同じ仕事をしていただいていました。
今日は4年生の教室で「図書館オリエンテーション」を行いました。本の分類をはじめ、図書館のことを知り、使い方などを学びます。全クラスで行います。
4年生の国語で「分類をもとに本を見つけよう」という学習があり、その勉強と併せて行いました。担任の江口先生も一緒です。

今日改めて学んだことを生かして、図書室を利用してくださいね。

図書館の利用でも3密を避けるということで、こんな工夫を見つけました。


みんなで気持ちよく使えるように気を付けています。


本との出会いは素晴らしいものですが、人によって本に興味を持つ時期は違います。出会うものであり、出会わされるものではありません。興味のないところに、必死に紹介して、勧めて、結果「本が嫌いになってしまった」ということだけは避けたい、そう考えていることを、藤木先生には春にお伝えしました。学校の図書館が出会いのきっかけになると良いですが、そうなるとは限りません。そんな気持ちでいます。みなさんは本に興味を持った時期はいつごろですか?(私は大学生の時、電車での有意義な過ごし方を考えたときの遠藤周作作品がスタートでした。)


1年生、萩原先生との初めての絵の具。上手です。

3年生、担任の飯塚先生とサポートの石﨑先生とわり算がんばってます。石﨑先生は本校2年目で、子どもたちの学習の様子をわかってくださっています。

たんぽぽ増田先生とものさし特訓中。少しだけ一緒にやってみました。メモリが細かくて午前中はミリを数えるのがつらい・・・。

6年生永井先生、外国語の発音良いですね。

5年生は体積のテスト。仁道先生はテスト中の子どもの様子を見ています。

4年生は図工。色々な方法で着色した紙を切って、絵を作ります。子どもたちが江口先生に見せに行っています。
「校長先生、これ何に見えますか?」と聞かれて、「きつねかな?」「ねこだよ!!」という具合に、答えはほとんど不正解。余計なことは口にしない方が良いな、という瞬間です。

2年生山内先生は、ついこの前まで1年生だった子どもたちと外体育です。お兄さん、お姉さんになりました。もちろんまだまだ成長中です。

今日は日差しがなく、とても過ごしやすい気候でした。昼休みはまた1年生にバッタのいる草っ原に連れて行かれました。


理科の予備実験(校長ブログ)

「理科は予備実験が全てです」
若いときに、先輩の先生から言われた言葉です。
予備実験とは、授業前に試しに行う実験のことです。
手順の確認、間違えそうなところはないか、危険はないか、など前もって一度行うことで先を見通した指導につながるわけです。自然に関わる実験ではなかなか教科書通りにいかないこともありました。「本来はこうなるはずなんだけどね」なんて授業を締めくくった経験もあります。
私が若い頃は、どんな教科も担任が一人で指導を行うことが多かったので、理科の予備実験も学年の先生方と一緒に放課後に行ったりしたものです。今、柏では理科教育支援員さんがいらっしゃるので、授業のサポートをたくさんしていただけるので、ありがたいです。
今日は、本校理科教育支援員の宮川先生が、理科室で6年生の理科の予備実験をしていました。

うまくいきそうです、とおっしゃっていたので「理科は予備実験が命ですね」なんて言いながら理科室をあとにしました。
5時間目に子どもたちが実験をしました。正しい結果がでたかな。



いつも通り、しっかり授業を受ける子どもたち。





下の写真は、今日から、本校の学習サポーターとして子どもたちの学びをサポートしてくださる先生です。

渡會のり子先生です。長年、柏市で教鞭をとられていた大先輩です。子どもたちの人数が少ないこと、落ち着いて学んでいることに驚いていました。これから3年生以上の授業に関わっていただきます。限られた日数ではありますが、よろしくお願いいたします。

今日は、湿度が低く、過ごしやすい昼休みでした。


1年生が、小さなバッタを見つけては喜んでいました。
「こうちょうせんせー、バッターっ」と見せにきました。

ロング昼休み(校長ブログ)

今日は令和2年度初めてのロング昼休み。
火曜日は、掃除をせずにたっぷり遊べる、子どもたちにとって楽しみな曜日です。
とは言え、感染症予防に加え、熱中症に気を付けなければならない季節がやってきました。
下の写真は、保健室の外につるしてある、WBGT測定器です。WBGTとは、WeT-BulbGlobeTemperature index(湿球黒球温度)の略称で、気温・湿度・輻射熱(ふくしゃねつ)から算出される「暑さの指数」です。


昼休みの少し前に、保健の福谷先生と教頭先生から、気温や指数の報告がありました。これを見ると「警戒」もう少しで「厳重警戒」です。
「帽子をかぶる」「水筒を持って出る」「時間の真ん中で給水タイムと称して水分を補給する呼びかけ放送を入れる」という対策をとってロング昼休みを行うことにしました。

なんという青空。
そして、密にならない本校校庭。風景の写真ではありません。子どもたちが元気に遊んでいます。

ほら。




子どもは本当に元気です。暑い中、顔を真っ赤にして、たっぷり遊びました。昨日に引き続き、今日も気温は高めでしたが、それほど湿度がなく、走り回った子どもたちも気持ちよさそうでした。

水筒持参。
途中に入った教頭先生の給水呼びかけ放送にも耳を傾け、きちんと水分補給しました。

本人任せではなかなかできないこともありますから、こまめに放送などで呼びかけながら、安心して活動できるようにしています。子どもたちも、こちらの思いをきちんとわかって行動できるのでうれしく思います。




たっぷり遊んだあとは、手洗いをして、冷房の効いた換気をしている教室に入り、5時間目です。みんな切り替えて取り組むことができて立派ですね。
(室内ではマスク着用が原則ですが、漢字練習や図工など、教科やその内容によって、個人の活動が主な時は、外して良いことにしています。)