校長雑感ブログ

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修学旅行第三日を振り返って

〇18日の前日指導の集会では、私から生徒たちに、「この修学旅行で、君たちには十分に楽しんでもらいたいと思う一方で、二泊三日の合計60時間がすべて楽しい時間ばかりというわけにはいかないと思います。なぜなら集団でしかも学校以外の不慣れな場所で、活動&生活するということは、裏を返せば、気を抜く時間がない(一人の時間がない)ことになります。つまり全員がそれぞれある程度の我慢をしたり窮屈な思いをしたりすることも出てきます。ましてや160名の生徒を私も含めてたった12名の職員で引率しますので、君たちへのお願いとして、当日発生したトラブルに対して、まず自分たちで問題解決を図ってほしい」と伝えました。また「その問題解決をリーダー一人に任せっぱなしにせず、その他の人がリーダーを支えるフォローアーとして自覚して下さい。特にトラブルが起きても、その場はあえて黙っていて、あとから『本当は私は~だと思っていた』だけは避けてほしい。それは一生懸命やっている仲間に失礼にあたると思います」と少し強めに続けました。生徒たちがその事をどこまで意識してくれたかは、今は把握できませんが、明日の代休明けの金曜日から、この二泊三日で彼らの成長した面をみるのが楽しみです。

〇三日間、ありがとうございました。帰りましたらどうぞお子様のお土産話を、めいっぱい聞いてあげてください。

須藤昌英 

修学旅行第二日目を振り返って 

朝から午前中いっぱいはまだ涼しい風もあり、生徒たちのグループ別行動も順調なスタートでした。しかし午後からは、初夏の日差しが照りつきはじめ、生徒の体力を奪っていきました。さらにバスの乗り継ぎも土地勘もなく勝手の違いから、スムーズにいかないことがありました。グループによっては、事前に調べておいた昼食の飲食店が廃業または休業日だったりと、なかなか予定通りにはいきませんでした。しかし終わってみると、水分補給を適宜行うなどの意識の高さから、体調を大きく崩すことはなく、夕方の宿への帰着時には、どのグループも疲れた表情はありましたが、その後部屋で寝込むことはありませんでした。夕食後の座禅体験も初めての生徒がほとんどでしたが、僧侶の話を聞く態度は、さすが三年生でした。明日はクラス別行動ですので、昨日と今日の経験いかし、無事に学校に戻れるようにしたいと思います。須藤昌英

 

グループ別行動(京都市内)

○朝の京都は曇り空で、まだ直射日光が当たらない分、歩いていても苦痛ではありません。どうかこのまま夕方まで雲っていてくれると、生徒たちも助かると思います。これから職員から送られてくる写真を随時アップします。