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2018年6月の記事一覧

3年生:キーボード入力を体験

いきなりですが,子どもたちは,キーボードで1分間に何文字入力できると思いますか?

文部科学省が,平成25年10月~平成26年1月にかけて小学校5年生を対象に行った調査では,1分間に入力できた文字数の平均は,わすが「5.9文字」でした。これは,10秒間に約1文字ということになりますので,かなり遅いと感じられるのではないでしょうか。

その原因の一つには,タブレット端末やスマートフォンの普及があり,フリック入力さえできれば日常生活を送れるようになってきたことが考えられます。しかし,子どもたちが社会にでると,まだ仕事でキーボードを使わざるを得ない状況は変わりそうもなく,求められるスキルとなっています。

 

そこで,3年生は,国語の授業でローマ字を学習するタイミングで,パソコンでのキーボード入力を位置づけました。

キーボード入力は特別な「能力」ではなく,練習さえすれば,誰でもできるようになります。そうすれば,学習や生活でICTを上手に活用して,色々なことができるようになります。

 

しかし,先の調査の結果からも,学校だけではなかなか身につかない現状にあります。本校では,子どもたちの入力練習用に,下記のサイトで利用できる「IDとパスワード」を配付していますので,ご家庭での取り組みもお願いします。(校長 佐和)

キーボー島アドベンチャー 

http://kb-kentei.net/

4年生:北千葉浄水場を見学しました

4年生が社会科の学習で浄水場に行きました。

安心・安全な水をつくるための工夫について,施設をまわりながら,丁寧に説明をしてもらいました。

帰りのバスでは,見学して分かったことをクイズにして出し合っている姿が見られました。

体験だけで終わらず,知識としても身につけることができたようです。(校長 佐和)

水泳指導が始まりました

金曜日は高学年がプール開きを行い,本日は低学年が初めてのプールとなりました。

小学校の指導では,低学年の水慣れ遊びからはじまり,高学年ではクロールと平泳ぎで20m以上泳げることが目標となります。

水泳については,個人差が大きい実態がありますが,本校は少人数の指導になりますので,きめ細かい指導ができます。

目標をもって取り組むように励ましていきます。(校長 佐和)

柏一小の2年生が来てくれました

柏駅近くにある,柏一小の2年生(約100名)が本校に来てくれました。
お互いの学校のことをクイズにして紹介した後に,外でいっしょに遊んだり,自然観察や虫取りをしたりしました。
小さなバッタやかえる,かたつむりなど,本校の子どもたちは普段から見慣れている生き物を,柏一小の友だちが歓声をあげて捕まえている姿を,すこし驚いた様子で見ていました。
地域の環境や規模が異なる学校との交流活動は,お互いの地域の良さを再確認することや,コミュニケーション能力を育むことにつながるものと考えます。
本校は,小規模校ですので普段接する友だちの人数には限りがあります。そこで,学校の枠にとらわれない,広い視点での交流を今後も進めていきたいと思います。
柏一小のみなさん,またお越しください。お世話になりました。(校長 佐和)

4年生 プログラミング学習

4年生がプログラミングの学習を行いました。
本校には,プログラミングクラブがありますが,初めてのプログラミング体験となった子どももいます。
私たちは,自動販売機やおそうじロボット,パソコンなどの様々なプログラミングされたものに囲まれて生活しています。
それを「受け身」として利用するだけでなく,「創り手」にも慣れることを体験する授業です。
また,プログラミングするためには,論理的に考える必要がでてきます。
試行錯誤しながらプログラミングをする活動を通して,論理的に思考する力を育てたいと考えます。(校長 佐和)

2年生 学区探検

梅雨の晴れ間に,2年生が学区探検を行いました。

千葉県文化財(有形)にも指定されている「旧手賀教会堂」から探検がスタートしました。明治初期に建てられ,現存する首都圏内の教会堂としては最古のものだそうです。柏市教育委員会文化課の方がわざわざ来てくださり,子どもたちに分かりやすく説明をしてくださいました。土日には,開放もされていますので,興味のある方はお越しください。

その後,「金村商店」「南蔵院」「手賀警察官駐在所」に立ち寄り,それぞれの場所で詳しく説明をしてもらいました。途中,子どもたちがタブレット端末を使って撮影もしましたので,学習のまとめが楽しみです。

本校の学区には,歴史のある建物がたくさん残っており,歴史と自然,そして地域のみなさんのやさしさに触れた1日となりました。お世話になりました皆様,ありがとうございました。(校長 佐和)

「プログラミングクラブ」の活動について

今年度よりプログラミングクラブを新設しました。

プログラミング教育は,2020年度から実施される新学習指導要領で,必修化されます(日本中のどこの小学校でも扱う内容となる)

クラブ活動は,私が中心に指導をしていますが,柏市プログラミング教育市民ボランティアや保護者の方々も応援に駆けつけてくれました。

1学期は,「Scratch」という,ブロックを移動するとプログラミングができる,ビジュアルプログラミング言語を利用して,基礎を学んでいます。

今回のテーマは「海」でしたが,子どもたちはそれぞれ独創的なアイディアを出して作品を作っていました。

なかなか思うように表現したり,動かしたりすることができないことがありますが,それこそが,論理的思考力が育つ重要な場面です。すぐに答えを教えずに,考えさせていく活動を大切にしていきます。

2学期からは,車やドローンのような,ロボット型のプログラミングに挑戦したいと考えていますので,いつでも見学にいらしてください。

プログラミング教育の詳細については,下記の文部科学省の資料をご覧ください。私も,資料作成に携わっています。(校長 佐和)

「小学校プログラミング教育の手引(第一版)」
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2018/03/30/1403162_01.pdf

 

こどもがつくった作品の一部

Scratch
MITメディアラボのライフロングキンダーガーテングループによって開発されました。
詳しくは,
https://scratch.mit.edu/をご覧ください。

「かむかむ大使」現る

柏歯科医師会から「かむかむ大使」に任命された6年生が,全校にメッセージを伝えてくれました。メッセージは,以下のとおりです。
本校の平成29年度の治療完了率は,43.75%でした。今年度の歯科検診の未処理歯保有率は,20.4%です。まだ,虫歯のある子どもが多い状況にあります。
一生使う,歯を大切にするよう,ご家庭の協力もお願いします。(校長 佐和)

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歯はかけがえのないものです。あと,70年はお世話になる大切な歯です。

一度むし歯になってしまうと,たとえおなしたとしても,元に戻るわけではありません。

最近は,虫歯だけでなく,歯茎がはれている子どもがいます。

たとえむし歯がなくても歯ぐきの病気にかかる場合がありますから注意しましょう。

食べたらすぐハミガキをして,きそく正しい生活をおくることはとても大切です。

また,歯医者さんで定期健診を受け,虫歯ができていないか,みがけていないところはないか,などのチェックをしてもらいましょう。

いつまでも,白くてきれいな歯で,元気に過ごしましょう

今日,家に帰ったら,おうちの人にも,このようなお話をしてあげてください。

「柏しかいしかい」より

ザリガニ釣りに行きました

1年生と2年生がザリガニ釣りに行きました。

ザリガニ釣りというと,遊びのようですが,小学校学習指導要領生活科の目標には,下記のように示されています。

「(2)自分と身近な動物や植物などの自然とのかかわりに関心をもち,自然のすばらしさに気付き,自然を大切にしたり,自分たちの遊びや生活を工夫したりすることができるようにする。」

本校は,歩いてすぐ(5分ほど)の場所に,ザリガニがたくさん釣れる豊かな自然が残っており,生活科の授業にもたいへん恵また環境です。

ザリガニ釣りを楽しんだ後は,図書館指導員から本を紹介してもらい、上手な飼い方を学んでいました。

なかには,よっぽどかわいかったのか,ペットボトルにいれたザリガニを首にかけ,持ち歩いている子どももいました(笑)。
近隣の自然と,そこに住んで生き物と親しみ,たくさんの発見があった1日となりました。

たくさん捕まえたザリガニは,22日に本校に来てくれる柏一小の友だちにプレゼントする予定です。喜んでもらえるといいですね。(校長 佐和)