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R3 酒西小日記

おすすめの本を紹介します!

おすすめの本を紹介します!

今図書室に行くと,とても素敵な本の紹介コーナーがあります。

5年生が,宮沢賢治の童話の世界を素敵な「ポップ」で紹介してくれています。

ストーリーの一部を紹介しながら,読み手の心をつかむ。

子どもたちのポップには,文章,イラストともに,アイデアが満載。

思わず本を手に取ってみたくなる紹介ばかりでした。

「注文の多い料理店」を紹介した子どものポップを見てみましょう。

「二人の若い兵隊が,山奥に猟に出て,西洋料理店に行きついたが,ぎゃくに,さまざまな

 注文をされてゆく。おかしいなと思う二人の兵隊。最後,二人はどうなるのか…。」

書店に並ぶ本の帯紙に,このまま使いたいくらいですね。(^^)

他学年の子どもたちも興味深げにポップの数々に見入っていました。

コロナ禍でなければ,是非保護者の皆さんにも実物を見ていただきたいところなのですが…。

子どもの安全を守る

子どもの安全を守る

酒西小の子どもたちの登下校の安全を守るために,

スクールガードの方たちが,日々子どもたちを見守ってくださっています。

寒い日も,暑い日も,雨の日も,風の日も…。

「子どもたちから元気をもらっているんだよ。」

「子どもたちは未来の宝だからね。」

皆さんからは,いつも温かいお言葉をいただいています。

保護者の皆様にも,子どもたちの登下校の見守り活動をしていただいています。

ここ数年,酒西小の子どもたちが関わる交通事故件は0件です。

これも,スクールガードの皆様,保護者の皆様のご尽力のお陰です。

心より感謝しております。

さて,昨春から,青葉台方面に向かう直線道路で,オービス(速度違反自動取締装置)

による取締りが,月に1度行われています。

本日がちょうど取締りの日でした。

詳しいお話を,千葉県警・交通指導課の石井さん,

柏警察署・交通課の薦岡(こもおか)さんにうかがいました。

現在,移動式のオービスが千葉県警に3台配備されており,県内各地の危険な道路において,

子どもたちの登下校の安全を守ることを目的として稼働しているとのことです。

八街市の事故を受け,年内にオービスは10台に増えるとのこと。

県警の方のお話では,「新年度からは,月に2回程度取締りができるようになる。」

とのことでした。(ありがたいことです。)

この場所でも,これまで何人もの人が,取締りを受けているそうです。

ドライバーが警察に出頭した際には,

「この道が通学路になっていることをわかっているのか」

「通学路での速度オーバーがどんなに危険かわかっているか」

と,一人一人に対して厳しく指導してくださっているそうです。

「我々の取締りが少しでも危険運転を防止する抑止力になってくれれば」

と,お二人は話してくださいました。

光ヶ丘交番の方も,定期的に登校時刻の見回りに立ってくださっています。

これからも,複数の目で,様々な方法で,子どもたちの安全を見守っていけるよう,

皆様,ご協力のほどよろしくお願いいたします。

他にあります!

他にあります!

2年生の算数の授業をのぞいてみました。

この日の学習問題は「4けたの数はどんな数か説明しよう」。

お題に上がったのは「3,800」という数字でした。

すかさず子供が答えます。

「3800は3000と800を合わせた数です。どうですか。」

ほかの子どもたちが反応します。

「同じです!」なんと,発表した子どもには拍手が送られていました。

いいですね。がんばって発表した後に,「同じです!」と同意を示されて,

拍手までもらえるなんて。

見せ場はここからです。

先生が子どもたちに問いかけます。

「他の説明の仕方はないのかな。」

子どもたちの目が光るのはこういう瞬間です。

知的好奇心に火が付くわけですね。

必死になって自分の考えをノートに書き始めます。

「さあ,どうかな。」という先生の声かけに,子どもたちの手が一斉に挙がります。

「1000を3個と,100を個合わせた数です。」

「4000より200小さい数です」

「100を38個集めた数です。」(これはかなりハイレベルな答えですね…)

算数の学習に限らず,多面的に考えることはとても大切です。

「もっと他の答えを見つけたい」という子どもたちの思いが,

授業の様子から伝わってきました。

「他にあります!」と手を上げる子どもたちの表情は,とても生き生きしていました。

これが学ぶ喜びですね。(^^)

 

都合により2週間記事をアップすることができず,申し訳ありませんでした…。

3学期の幕開けは銀世界から…

3学期の幕開けは銀世界から…

新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。 

「かすかに積もる程度」が「大雪警報」に…。

4年ぶりの大雪に見舞われ,新年早々,ヒヤヒヤの登校初日となりました。

登校中に転んだ子どもも数人いたようですが,怪我がなかったのは何よりでした。

登校するなり,子どもたちは大興奮。

校庭一面が銀世界になっていたからです。

始業式も終わり,大休憩になりました。

子どもたちは喜々として校庭に躍り出てきました。

スマホやタブレットが普及し,世の中がどんなに変わっても,

子どもは子どもです。

雪だるまを作ったり,雪合戦をしたりと,それぞれ雪遊びに興じていました。

自然に戯れて,子ども同士が群れて遊ぶ。

子ども時代にたくさん味わわせてあげたい世界がそこにありました。

 

学期始めは子どもたちの登校する足取りが重くなりがちです。

子どもたちのそんなゆううつな気持ちを,真っ白な雪がきれいに吹き飛ばしてくれた。

そんな気がしました。

一年の締めくくりとなる3学期が始まりました。

子どもたち一人一人が自分自身の成長の足跡を確認し,

自信をもって卒業・進級できるよう,職員一同力を尽くしてまいります。

今学期も,ご支援ご協力のほどよろしくお願いいたします。

併せて,「酒井根西小学校ホームページ」もよろしくお願いします。(^^)

 

見て見て~!

見て見て~!

 

冬といえばなわとび運動。

なわとびは,全身を鍛え,体力を向上させる運動です。

手でなわを回してタイミングよくジャンプして跳ぶ。

あやとびに至っては,手をクロスする動作まで加わります。

協応動作としてもかなり複雑です。

先日,体育の授業をのぞいてみると,1年生の子どもたちが熱心になわとびの練習をしていました。

担任の先生は,言葉で説明するだけでなく,実際に跳んで見せていました。

「学ぶ」と「真似る」は同じ語源だと言われています。

見て,真似て,習得していくのですね。

先生も大変です。(^^;

ところで,子どもたちのなわとびを上達させるコツ,ご存じですか?

2つあります。

1つは,一緒に跳ぶことです。

これだけで,子どもたちはとても喜びます。

「いい年して,なわとびなんか跳んだら怪我をするじゃないか。」

という声が聞こえてきそうですね。確かにそれは言えます。

もう一つのコツ。これは誰でもできます。

子どもたちの「見て見て!」という思いを満足させることです。

人には「承認欲求」があります。

誰かに見てほしい,認めてほしいという気持ちですね。

小さい子どもであればあるほど,その思いは強いものです。

子どもたちのなわとびの様子を見ていると,すぐさまこちらに近寄ってきます。

「先生見て見て~!」「ぼくも~!」「私も見て~」「何回とべるか数えて~」

我々大人は,「うんうん」とニコニコしながら見守ります。

そして,「すごいね!」「跳べたね!」「新記録?」「跳び方がきれいだね!」

と,ひたすらよいところを見つけては声をかけます。(もちろん心から。)

それだけで,子どもたちのやる気エンジンに火が付きます。

これはなわとびに限ったことではありませんね。

勉強でも,運動でも,音楽でも,お料理でも,お手伝いでも…。

明日から冬休みです。

ご家庭でも,様々なことに子どもたちがチャレンジするのではないでしょうか。

やる気スイッチをオンにするためにも,子どもたちの「見て見て~!」の思いを

満足させてあげてください。

我々大人も,きっと幸せな気持ちになるはずです。(^^)

今日で2学期が終わります。

今学期も保護者の皆様,地域の皆様に大変お世話になりました。

皆様のご理解ご協力をいただいたお陰様で,無事終業式の日を迎えることができました。

心より感謝申し上げます。

3学期もどうぞよろしくお願いいたします。

よいお年をお迎えください…。