藤っ子日記(令和4年度)

藤っ子日記 令和4年度

2年生:教科担任制の授業【国語】

こちらの授業の様子は、2年生:国語「きつねのおきゃくさま」の導入場面です。初発の感想を一人一人個々で書き出す時間で、学習問題は「お話の感想を書こう。」となっていました。

この授業は、教科担任制で行っているので、授業者は学級担任ではありませんが、同じ2年生の先生です。5月の運動会練習でも、一緒に活動していたので、ごく自然な感じで授業が展開されていました。

 

感想を書く付箋は、青色が「不思議と思ったこと、何で?と思ったこと」、黄色が「きつねに関すること」、赤色が「それ以外の感想」と色分けしてありました。

 

子ども達は、どんどん思ったこと・感じたことを書いていきます。最も多い付箋が青色のようでした。この後は、この感想をもとに学習していく内容をみんなで話し合い、学習問題を作っていきます。

この学習を続けて、いろいろと子ども達は考えると思います。それだけ魅力ある作品です。この単元の最後の時間には、きつねの気持ちを変えたのは「おおかみ」なのか「ひよこ達」なのか。子ども達はどう考えているか楽しみです。

 

2年生:教科担任制の授業【算数】

2年生が今日から国語と算数で試行的に「教科担任制」に取り組んでいます。1組の先生が算数担当、2組の先生が国語担当です。その授業の様子を参観しました。算数は、数の数え方の場面でした。「いくつあるでしょうか?」と、既習のおさらいから。子ども達は、先生の話術と画面の工夫に魅了され、意欲満々。

 

考え方を発表して、みんなで確認します。10のまとまりにみんな目をつけています。これで確認できました。

 

そして、次の問題。今度は、グレードアップしていますが、さっき確認した10のまとまりを使って数えれば大丈夫なので、安心して取り組んでいましたが、これからやる今日の学習の大切な要素が含まれていることには、まだ、気づいていないようです。

 

今日の学習素材が提示されました。今までより数がかなり多くなりました。 学習問題は、「どうすれば、数を数えやすいだろうか。」です。まずは、自力解決の時間。一人一人、自分で考えた方法をノートに表現して、説明を書いていきます。考え方としては、大きく2つになりました。

 

1つは、「10のまとまり」をつくり、数える方法です。既習を活用すれば、普通はこのようになります。そして、正解も導き出せます。しかし、見た感じ「10のまとまり」が多く感じます。そこで、子ども達は、再考します。今日の学習のポイントは「数えやすい」ということ。 

 

ならば、 「1を10こ集めて、10のまとまり」を作ったときの考えを活用し、「10を10こ集めて、100のまとまり」を作れば、数えやすいという結論に達します。そして、「100が何個」「10が何個」「1が何個」あるかを表現します。画面上で比較してみても、数えやすく、わかりやすくなりました。ICT機器も効果的に活用していました。

 

 今日の学習問題に対するまとめは「100のまとまりをつかえばよい。」となりました。今日は、「10のまとまり」より大きな「100のまとまり」を見出しました。

 

最後に学習の振り返りをノートに書いて、先生に提出して終わりになりました。

今日の授業では、ノートの使い方・書き方の指導も徹底していました。また、発言の仕方も話す側・聞く側ともしっかりしていました。先生は、子どもの発言内容で間違いがあっても、肯定的に捉え、優しく正答へと導き、子どもは安心して、次のシーンへ進んでいました。授業中に間違えたり、失敗したりしても、フォローがしっかりしていれば、学習は楽しいものです。

3年生「そら豆」のさやむき体験をしました。

今日は、給食で出る「そら豆」のさやむきを3年生が体験しました。4年生の時と同様に感染症予防対策として、手洗い・消毒・換気・前向き個人席、そして、全員がマスク・使い捨て手袋・フェイスシールド着用で実施しました。

 

 まず、説明をしっかり聞きます。はじめにそら豆についての説明。そら豆には、グリンピース同様、「①お肌スベスベ、ピカピカのお手伝い。②病気から体を守るお手伝い。③おなかをすっきりさせるお手伝い。」のはたらきがあるそうです。合わせて「気をつけること」の確認をしたあと、「さやむきの仕方」を教えてもらいました。

  

説明が終わり、一人一人、さやむきの体験です。一つ一つが大きいことにびっくり。中には何個のそら豆があるのか、振ってみると音がするのか、光に当てると中が見えるのかと考えたあと、みんなでさやむきを楽しみました。さやをむいた時に、床に落ちないように、丁寧に作業していました。

 

 

全部終わった人は、食缶に入れます。

 

給食の時間には、全校のみんなのところに届きます。給食時、各教室では、今日の「さやむき体験」の様子を動画視聴しました。次は何年生が体験できるか楽しみです。4年生、3年生と体験したので、次は2年生?枝豆?どうなのか気になります。

このほかにも、そら豆の関連書籍の紹介・読み聞かせ、そして、今日の活動の「ふりかえり」をしていました。   
 

修学旅行説明会を実施しました。

6年生が6月28日(火)・29日(水)に行く日光修学旅行の説明会を実施しました。ご多用の中、また、暑い中、ご出席いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。

日程や持ち物・服装・お願い事等の説明をさせていただきましたが、気になること等がございましたら、担任までご連絡をお願いいたします。

 

修学旅行には、目的が4つあります。日光の自然や歴史的遺産の見学を通して、昔の人々の努力や活動の様子を知り、現代の文化との関わりを考えること。自然に親しみ、環境の大切さを認識し、自然を愛する気持ちを持つこと。集団生活を通して、規律ある生活態度と節度ある行動を身につけること。主体的な活動や責任ある行動を身につけること。修学旅行は、ただ旅行に行くのではありません。事前に計画や準備・関連学習を入念に行い、2日間の修学旅行で実践し、事後の振り返りをしっかりと行い、学びを修めます。

 

一人一人が計画や準備・関連学習を入念にやっておけば、修学旅行は、とても楽しいはずです。自分のためにも、みんなのためにも、そして、家族のためにも、修学旅行を100%楽しんでほしいと思います。

保護者の皆様には、事前の提出物や持ち物の確認等、ご協力をいただくことになりますが、何卒よろしくお願いいたします。

今日の「藤っ子タイム」は爽やかな風の中

子ども達が楽しみにしている「藤っ子タイム」がある日です。今日の校庭の気温は27℃でしたが、空気がカラッとしていて、また、とても気持ちがいい爽やかな風が吹いていて、気温の割には過ごしやすい日でした。

 

給食が終わり、子ども達が校庭に出てきて、元気に遊んでいました。いろいろな所でいろいろなことをして過ごしていました。

 

 

今日は、鬼ごっこで走り回っている子が多く見られました。ボール遊びも思いっきり投げたり、蹴ったりと楽しそうでした。木陰でのんびり過ごしている姿も見られました。

 

先生達も子ども達と一緒に体を動かしたり、様子を見届けたり、お話をしたりしていました。違う学年の子と仲良く遊ぶグループもいました。写真を撮っていると、子ども達が近寄ってきて、カメラの前で笑顔でピース。そんな場面がたくさんありました。(※掲載できませんが。)

 

「藤っ子タイム」が終わると、みんなすぐに教室に戻りました。地面に残った靴の跡が、楽しかった時間を物語っているようでした。

 

4年生「グリンピースのさやむき」

今日は、給食で出る「ピースごはん」の具材として使うグリンピースのさやむきを4年生が体験しました。感染症予防対策として、手洗い・消毒・換気・前向き個人席、そして、全員がマスク・使い捨て手袋・フェイスシールド着用、さらに使い捨て手袋装着後に再び消毒で実施しました。

 

 まず、説明をしっかり聞きます。はじめにグリンピースについての説明。グリンピースには、「①お肌スベスベ、ピカピカのお手伝い。②病気から体を守るお手伝い。③おなかをすっきりさせるお手伝い。」のはたらきがあるそうです。その後、「気をつけること」の確認をしたあと、「さやむきの仕方」を教えてもらいました。

 

一通り、説明が終わったあとは、一人一人、さやむきの体験です。さやをむいた時に、グリンピースがこぼれ落ちないように、最初はみんな慎重に作業をしていました。

 

慣れてくると、手際よくさやむきができるようになりました。マスクをしている状態でも、グリンピースのにおいが確認できるほどでした。全部終わった人は、食缶に入れます。

 

このグリンピースは、今日の朝、採れたものだそうです。見るからに新鮮そのものです。給食の時間には、「ピースごはん」として、全校のみんなのところに登場します。

 

給食時間中に各教室で、今日の「さやむき体験」の様子を動画視聴したこともあり、子ども達は、ピースごはんをたくさん食べてくれました。次は何年生が体験できるか楽しみです。

依然としてコロナ禍ではありますが、感染症予防対策を徹底した上で、このような活動も順次再開していきます。子ども達にとって、体験することは、知るだけよりも価値あることです。

このほかにも、グリンピースの関連書籍の紹介・「みどりいろのたね」のブックトーク、そして、今日の活動の「ふりかえり」をしっかりして、終わりました。

職員研修「GIGAスクール構想研修・実践編」を実施しました。

GIGAスクール構想により、学校のICT環境が充実してきたこともあって、ICT機器や一人一台端末の活用も日常化してきました。今日は、各学年学級で、どのような活用をしているのか実践例を紹介しながらの研修でした。

 

ICT機器の活用は、事前に活用の場面を想定し、効果的な活用になるように考える必要があります。また、発達段階に応じた活用方法も考慮する必要があります。

 

視覚的に画像や動画を共有したり、考えや意見を書き込みしたり、アンケート集計した結果を見たり、実習や観察の記録を保存して発表したりと、特定の教科だけではなく、様々な教科で活用する場面が多くなっています。

 

今後もICT機器の活用の幅は広がっていくと考えられますが、あくまでも子ども達の主体的・対話的で深い学びの一助としての活用を心がけ、学習の成果が見られることを願っています。子ども達の一人一台端末の使用には、ルールがあります。ルールを守ることも大切なことです。学習用端末であることを忘れずに。

 

 

 

運動会の思い出

運動会が終わり、今週は、運動会の思い出を作文にしたり描画にしたりした作品が、廊下に掲示され始めました。低学年の子ども達の作品を少し紹介します。

 

一番多かったのは、やっぱり表現(ダンス)種目でした。練習をいっぱいやって、当日はバッチリ踊れていたので、当然だと思います。ある子の作品では、太陽がしっかり姿を見せていて、キラキラ輝いて踊っている様子が描かれていました。テントと椅子があるので、運動会当日の絵です。この絵みたいに天気のいい日だったらよかったのになぁという気持ちの表れかもしれません。

 

2年生のチャンス走「ふじ心ワールドカップ」を描いた作品は、上空からドローンで撮影したような立体感と躍動感がある素敵な作品です。作品を順に見ていくと、改めて子ども達の思いはそれぞれ違うと感じます。

今回のテーマとは、全く違いますが、おもしろい作品があったので紹介します。4年生の廊下に掲示してある「へんてこな山」というテーマの作品です。

 

作品ごとにちゃんと主張しているものがあって、見ていて楽しくなります。ゆるキャラ感たっぷりで、癒やされる空間です。

2年生と1年生で学校探険

2年生と1年生が学校探険をしました。校内を仲良く歩いて、いろいろな場所を見学して回りました。教室に入るときは「失礼します。」と、話を聞けた先生には「ありがとうございました。」と、しっかりしていました。

 

図書室に行ったり、校長室に行ったり、理科室に行ったり、それぞれの場所でいろいろな発見をしていました。2年生がとても頼もしいお兄さん・お姉さん、1年生がかわいい弟・妹のようで、微笑ましい活動でした。

 

給食室は中に入ることができないので、入口の所でいろいろな話を聞いていました。調理に使っている道具も見せてもらいました。お家で使うものよりかなり大きいのでびっくりしている様子も見られました。

 

どの子も楽しそうに活動していたので、きっと、いろいろな発見をしたことと思います。

 

 

 

運動会の続き =「体育参観」を実施しました。

21日の土曜日にできなかった残りの3種目を実施しました。先週の運動会の日と比べると、今日は、天気もとてもよく、気温もかなり上がりましたが、風は爽やかでした。6年生・4年生・3年生が校庭に集まっての「体育参観」です。

まずは、6年生団体種目「全員リレー~バトンをつないでラストラン~」です。一人一人、バトンを受け取り、次の人にバトンをつなぐその姿が、一生懸命に前を向いて走り、熱いものが伝わってきました。小学校の運動会で全力で走る一人一人のラストシーン。未来の自分へのバトンパスでもあります。

 

やっぱり6年生の姿を他の学年が見ることは、大切だと感じた時間でした。

 

4年生個人種目「クラブってなにやるの?」カードをめくって出たクラブの活動の1コマをレースの中で体験します。今日は風が吹いていたので、卓球のラケットにピンポン球を乗せて走るのは、けっこう難しいと感じましたが、子ども達は、落とさないように慎重にゴールを目指していました。本当のクラブ活動は、何クラブに入るのか楽しみです。

 

子ども達の真剣な姿、一生懸命な姿、楽しんでいる姿、とても輝いていました。

 

最後の種目は、3年生の団体種目「パワー全開!ローリング大作戦!」大玉は、カーブがやっぱり難しい。でも、みんな頑張っていました。直線ではかなりスピードも出ていて見応えがありました。

 

子ども達は2人でボールを転がしていくので、力の出し具合で左右にボールが動き大変そうでしたが、それはそれで楽しんでいるようでした。

 

これで、令和4年度の運動会で予定していた種目は全部終了しました。本日もご来校くださった保護者の皆様、ご多用の中、ありがとうございました。子ども達も藤心小の空も、気持ちよさそうでした。

 

6年生にとって小学校生活最後の運動会が終わりました。次の思い出作りは、6月の修学旅行です。

令和4年度の部活動がスタートしました。

令和4年度の部活動がスタートしました。陸上部は「Nice-Fight」、ブラスバンド部は「Nice-Harmony」で、それぞれ頑張ってくれることでしょう。

陸上部が目指している姿は3つ。大きな声で返事や挨拶をし、素早く行動する。練習一つ一つに全力で取り組む。自らの力を把握し、その力をさらに伸ばそうと努力する。今日の様子を見ていると、みんな全力で運動していました。先生からの指示にも素早く反応して、活動時間を大切に使っていました。何よりも子ども達が楽しそうに活動していたことが嬉しく感じました。

 

先生達も子ども達と一緒になって、全力で取り組んでくれています。子ども達にとって、いい影響を与えている様子が見られました。

  

ブラスバンド部も、活動スタート。楽器の手入れや音出し等、協力して取り組んでいました。顧問の先生からは、「楽しい音楽」「気持ちを届ける音楽」を目指していきましょうというメッセージ。熱心に取り組んでいる姿を見ると、みんなでこれから素敵な音楽をたくさん奏でてくれそうです。

 

マスクをはずしての活動の為、パートごとに分散して練習していました。

 

それぞれの部活動を通して、体力や音楽性を高めると同時に、藤心小をリードする立派な心や熱い心をつくりあげてほしいと思います。

藤心小学校・第48回運動会

21日の土曜日、第48回運動会を開催しました。

今年の児童会スローガンは「藤っ子 みんなで 勝利のとびら」です。

 

朝、6時30分頃は、まだ、うっすら太陽が見える時間帯もありましたが、徐々に天気が怪しくなってきました。

 

8時30分、3年生の個人走から、プログラムがスタートしました。みんな全力で走っていました。

 

2年生のチャンス走「ふじ心ワールドカップ」です。運が決め手のレースです。日本を当てれば、最短距離のチャンスが得られます。

 

4年生の団体戦は、あとからくる助っ人と力を合わせて綱引き。ちょっとした遅れが結果を左右します。

 

5年生 100メートル走。高学年になるとスピードもあり、見ていて、つい応援に熱が入ってしまいます。

 

表現(ダンス)種目の1番手は、1年生・2年生。「ヒーロー2022」みんな思いっきり踊っていて、格好良かったてす。藤心小のヒーローは、これからも藤心小で活躍してくれるでしょう。

 

6年生の登場です。6年生は、お家の方と一緒のレース「心をつないでゴールを目指せ!」です。親子や兄弟で、ゴールを目指し、真剣なレースを展開していました。応援の拍手がたくさん聞こえてきました。

 

そして、1年生の登場。藤心小の運動会で初めての個人走。一生懸命に走る姿がとても真剣でわかいいレースでした。

 

5年生の団体戦は「台風の目」このレースは、回転するときのタイミングと速さの調整が、勝敗を分けます。みんな、力を合わせて、真剣に走っていました。

 

雨がポツポツと降っていましたが、プログラムは進行します。次は3年生・4年生の「藤小ソーラン2022」です。踊りが始まると、雨が少し強くなってきましたが、その雨にも負けず力強い踊りで、とても素敵でした。

 

雨の降りが強くなってきたので、プログラムを変更し、運動会の最後に披露する予定でした5年生・6年生の表現(ダンス)種目の「挑(いどむ)」を行いました。雨の中、さすが高学年という姿を見せてくれました。長い時間の表現種目でしたが、冷たい雨を気にせず最後まで表現する姿は、とても格好良く、感動しました。

 

 

雨が弱まるのを待ったあと、1年生・2年生の「ダンシング玉入れ」ですが、雨は降り続いています。子ども達は、ダンスに真剣、ネットに玉を入れるのに真剣、そして、結果はなんと1つの差という、激戦でした。

 

この種目の結果発表のあと、雨が本降りになってきたので、運動会は、ここまでで終了となってしまいましたが、2年前は中止、去年は3分割の分散開催だったこともあり、今年の運動会は全学年の表現(ダンス)種目をお互いに見合うことができてよかったと思います。

尚、本日実施できなかった6年生・4年生・3年生の種目については、5月25日(水)10時30分から、6年・4年・3年の順で実施します。該当学年にお子様が在籍しているご家庭の方で、ご都合がつく方は、ぜひご来校ください。実施内容とお知らせはメールにて配信済みです。

本日の運動会では、プログラムの中断や変更、取り止め等、保護者の皆様に大変ご迷惑をお掛けいたしました。また、お弁当の用意をしていただいたにもかかわらず、お弁当タイムの中止、下校時刻の変更等につきましても、急なご連絡となり申し訳ございませんでした。保護者の皆様のご理解・ご協力に感謝申し上げます。あわせて、運動会開催に向け準備等でご協力いただいた保護者の皆様、運動会当日の運営にご協力いただいた保護者の皆様に感謝申し上げます。今後とも、藤心小学校の教育活動や学校行事について、温かく見守っていただけますよう、よろしくお願いいたします。本日は、大変ありがとうございました。

その後は雨も止み、静かな静かな校庭でした。

 

 

 

理科の授業「自分で予想することの大切さ」

理科の授業をしている学級を参観しました。

 

4年生では、「乾電池の向きを変えると、電流の向きは変わるのだろうか」というテーマに対する予想の場面でした。「変わる」と予想した子が多数。「変わらない」と予想した子が少数でした。子ども達は、3年生の既習の内容や生活経験などから、根拠をしっかりともって予想し、発表していました。例えば、「乾電池の向きを変えても、電流の向きが変わらないなら、乾電池にプラスとマイナスがある意味がない」や「豆電球の実験のとき、乾電池の向きを変えても、豆電気は光ったから、電流の向きは変わっていない」など。これから実験して確かめていくのが楽しみです。

 

3年生では、「植物は、たねからどのように育つのだろうか」というテーマに対する予想の場面でした。まず、低学年の生活科で育てたアサガオのたねなども登場し、植物によってたねの形や大きさが違うことを押さえました。そして、今回、比較するたねは、ヒマワリとホウセンカです。このたねが、このあとどのように育っていくのかを予想します。子ども達は個々に、予想を絵で表現していきます。同じところと違うところがあると考えている子が、ほとんどのようでした。

 

予想の発表は、拡大投影機を使って、予想の絵をもとに順序立てて説明していきます。所々で先生もフォローをしっかりしてくれていたので、安心して発表していました。

 

予想したことがどうだったかは、この後、育てていく中ではっきりとしてきますので、観察記録をしっかりまとめていってほしいと思います。物事の変化に興味関心をもつためには、実験や観察をするだけではなく、また、結果だけを知るだけではなく、自分自身で考えを練り、しっかりと予想することは大切です。

3年生・4年生が衣装を着けて初練習。

3年生と4年生が、法被・はちまき・鳴子のフル衣装での初練習です。今まで、一生懸命に練習してきたので、子ども達も嬉しそうです。今日は、屋上からの撮影です。本番では見れない角度で紹介します。

まずは元気よく入場してきて、スタンバイ。列もピタッときれいに揃うようになりました。

 

踊りが始まりました。みんなよく動きを覚えています。初期の頃と比べると手足の動きがとてもダイナミックになりました。カラーは4色、レッド、イエロー、ブルー、グリーンです。陽光があたって鮮やかに彩っています。

 

移動もスムーズになりました。踊りはしっかり覚えているので、あとは位置取りの微調整をすれば、バッチリです。

 

ラストは、色ごとに集合して、最後のポーズ。法被の背面の一文字が誇らしげです。合図で格好良く退場していきます。この調子で、運動会当日は、最高のパフォーマンスを見せてくれると思います。

 

表現(ダンス)種目の他にも、個人種目・団体種目の練習も、頑張っています。

 

 

 

「言葉」は、人の心です。

5年生の国語の授業を参観しました。「言葉と事実」の学習を展開していました。この学習では、事実が同じでも,言葉は書き手の立場やものの見方・考え方の違いを表していることを学び,目的や意図に合わせた言葉の表し方を理解し,適切に表現する力を伸ばすことをねらいとしています。

 

まず,事実は同じであっても言葉の使い方によって受け手側の印象が違ってくることを学びます。さらに同じ事実を掲載している3紙の新聞記事を読み比べ,立場やものの見方・考え方に気づいたり,読み手側がどのような印象を受けるのかをまとめたりして学びを深めていきます。子ども達は、一人一人よく考え,たくさん発表していました。「ふりかえり」も,しっかり書けていました。

 

この学習を通して,日常生活でも言葉を選んで使い,使う言葉の真意である「ものの見方や考え方」まで理解することを大切にして欲しいと思います。「言葉」は、その人の心です。

運動会までもう少し。藤っ子、みんなで頑張っています。

21日の運動会へ向けて、表現(ダンス)の練習以外でも、個人種目や団体種目の練習が始まりました。また、それぞれの種目で使う衣装や道具・用具の準備も整ってきました。素晴らしい運動会にしようという思いが伝わってきます。3年生・4年生は、法被・鳴子・はちまきで、賑やかに演出して踊るようです。とても楽しみです。今日現在はまだ、未着用だそうです。

 

  

各種目の練習では、順番を確認したり、コースを確認したり、道具・用具を確認したり、注意することを確認したり、本番に向けて頑張っています。昇降口にも用具が集まり始めました。

 

 

1年生・2年生の表現(ダンス)も格好良く、きまってきました。練習を続けてきた成果が見事に見ることができます。音楽に合わせて、ノリノリで踊る子も多くなり、とても楽しそうです。

 

21日の天気予報が、少しずつよい方向に変わってきています。昨日までは曇りに雨マークがついていましたが、今日の天気予報では、曇りマークのみに、そして、降水確率も下がってきました。運動会当日、藤心の天気は、きっとよくなると信じましょう。

 

今日は、朝からずっと雨。校内の様子。

今日は、朝からずっと雨の1日でした。今日の校内での様子を紹介します。朝8時25分からは、各学級で、21日の運動会の保護者入場順の整理券抽選会を実施しました。子ども達が持ち帰りますので、ご確認ください。

 

廊下には、学習済み内容の掲示用ボードがあります。ちょっとした時間にこれを見て、ふりかえりができるので、とてもよいと思います。そして、わかりやすい。

 

一人一台端末を活用して、グループごとに「春のはじまり図鑑」を作っている学級がありました。画像をそれぞれ選択したものをグループで共有し、まとめていきます。レイアウトを決めたり、友だちとアイデアを出しあったりして、楽しく学習していました。それにしても学習端末を扱い慣れた姿には感心します。

 

最後は、今日、掲示されていた新しい作品を少し紹介します。単漢字のイメージを発想豊かに表現しているアート作品です。たくさん掲示されていて、個々の作品が、それぞれの作者のイメージで仕上がっています。子ども達が創り出す作品には、それぞれに思いがつまっているので、じっくりと鑑賞する価値があります。

 

 

 

コロナ禍、音楽室での授業

音楽の時間を参観しました。長調の音階について学んだり、付点8分音符や16分音符について学んだりして、リズムに気をつけて歌う「いいこと ありそう」の学習活動をしていました。

 

本来なら、音の高さやリズムに気をつけ、曲想を感じ取って歌いたいところですが、感染予防対策として、換気はもちろん、全員前向き、座席の間隔確保、マスク着用、ハミングで表現していました。ハミングは、歌詞で歌うときに比べ、表現が意外と難しいと感じましたが、みんな真剣でした。先生も鍵盤ハーモニカを使う際には、子ども達と向き合わず背中を向けて演奏していました。

 

コロナ禍の音楽活動は、未だに制限があります。音楽に合わせ顔の表情を作ったり、互いに歌う姿を見合ったり、友だちと協力して音楽活動に取り組んだりすることは、とても大切なことだと思います。

この学級、授業中の態度がとてもよく、みんなよく取り組んでいました。音楽の先生もたくさん褒めてくれていました。

授業が終わり、静から教室に戻っていきました。

授業の様子

4年生の道徳の授業を参観しました。学習題材は「ひびが入った水そう」。主人公が水槽をきれいにしようとして、誤ってひびを入れてしまい、正直に言うかどうするか葛藤する内容です。帰宅してからも暗い気持ちだったのですが、先生に正直に打ち明けようと決意します。  正直であることの「難しさ」や良心のもと「誠実に行動することのよさ」について考えることができます。考えるシーンは3つあります。子ども達は、どのシーンでも、積極的に自分の考えや思いを発言したり、真剣に友だちの考えや思いを聞いたりして、取り組んでいました。 

   

① 主人公が水そうのひびを見たときの場面 は、わざとではないものの学校の水そうにひびを入れてしまったときの主人公の不安な気持ちや正直に言おうかどうするか葛藤の様子、人間のが持つ弱さと良心について考えます。

② 主人公が正直に伝えた場面は、帰宅してからもお母さんにも本当のことが言えなかったが次の日、水そうのひびをじっと見つめた後、なぜ正直に言えたのかを話し合い、「正直に生きるよさ」について考えを深めます。

③ 正直に言った後の場面は、正直に言った後と前の気持ちを整理します。正直であるからこそ、明るい心で伸び伸びとした生活ができることを理解し合います。

そして、最後には一人一人、今日の学習の「ふりかえり」を記録します。この「ふりかえり」の場面をこれからも大切にしていってほしいと思います。

 

道徳の時間は、自分の生き方を見つめ、自分のよさや不十分さを自覚するとともに、道徳的なものの見方・考え方・感じ方を広げたり深めたりして、道徳的実践力を育成する時間ですが、即効的な行動の変容を期待するものではありません。将来にわたっての「よりよい生き方」を学ぶ時間です。

運動会練習 1・2年生の表現(ダンス)種目も仕上がってきました。

1・2年生も短期間で表現(ダンス)種目が、かなり仕上がってきました。

集団行動でもみんな素早く行動していました。動きもすっかり覚えて、元気に踊っています。

 

場所移動もありますが、音楽に合わせて、しっかり移動していました。感覚を取りながら、きれいなサークルを作って後半の踊りが続きます。ここからは、動きに工夫が加わって、少し動き出すタイミングが難しそうでしたが、真剣に取り組んでいました。最後は、クラスごとに集まって格好良くポーズ。

 

運動会当日は、両手にキラキラのポンポンを持って、踊るそうです。1年1組はブルー、2年1組はレッド、2年2組はグリーン。これは光の三原色と同じ。ちなみに光の三原色すべてが混ざるとホワイトになります。

子ども達が、陽光の下でキラキラ輝きながら踊るシーンを早く見てみたいものです。