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校長室から
令和4年度 7月の藤心回想
7月は暑い日が続きましたが、子ども達は暑さなど気にすることもなく元気でした。後半からは夏休み。それまでの間もしっかりと学習に取り組んでいました。
2年生が、食生活で大切なことの1つである「よく噛んで食べる」ことについて考える授業を展開しました。食事、睡眠、運動等に関わる基本的な生活習慣の確立は、日常の基盤となります。食生活で大切なことは、バランスよく規則正しく食べること、そして、よく噛んで食べることです。その一部分を今日は学びました。今日の学習は、大きく捉えると「生命の学習」でもあります。
特別講師:落語家「山遊亭くま八先生」をお迎えし、「藤心小・落語教室」を実施しました。子ども達は、本物の落語をライブで体験できるとあってワクワクしていました。落語に欠かすことができない道具として、「手ぬぐい」と「扇子」があります。この2つの扱いと仕草、表情、声の強弱等を組み合わせて、見ている相手に噺(はなし)の内容や場面の様子をわかりやすくしています。落語は、聞くのではなく、「耳と目と頭で、聴いて、観て、思い描く」ものだと考えることができます。目の前で落語を披露していただきました。子ども達は、すっかり落語の世界に入り込んでしまいました。落語の楽しみ方を知った子ども達は、終始、笑顔でした。正しく伝える・伝わることの大切さも学びました。
栄養教諭が、4年生と「食品ロスを減らすには」という授業を展開しました。自分の食生活をふり返り、食べ物を大切にして、節度を守って生活しようとする心を育てたいと願っての特別授業でした。今日のテーマ「食品ロスを減らすには、どうしたらよいのだろうか」について考えました。SDGsや環境問題等についても触れました。1時間の授業でしたが、子ども達にとって内容の濃い、充実した授業でした。
5年生が給食のみそ汁で使う具材「さやえんどう」のすじ取りを体験しました。すじの取り方のポイントは、まず、「花おち」部分をポチッとしてスーッ、そして、折り返し部分でまたポチッとして、スーッという感じです。途中で切れても、続きからやればいいと聞くと、スピードアップしました。みんなの頑張りで、全校分のすじ取りが完了しました。
7月14日に5年生の林間学校説明会を実施しました。説明会では、引率者紹介、日程、持ち物、予算関係、健康面、提出書類などの説明がありました。林間学校の実施については、楽しいだけではなく4つの目的があります。「①様々な自然体験や仲間と寝食を共にする生活体験を通して、豊かな心を育む。②手賀地域の自然を満喫し、自然の素晴らしさを感じ取る。③約束事を守り、集団生活の楽しさや協力することの大切さを身につける。④健康・安全に気を配り、楽しい思い出作りをする。」です。実施日は、9月13日・14日と夏休み明け2週間後となっています。全員参加での実施ができるよう願っています。
7月20日、今日で1学期が終わり。終業式は動画視聴で行いました。校長先生の話・各学年1名ずつの「1学期をふり返って」の発表・生活委員会による「夏休みの過ごし方について」という3つの内容でした。生活委員会のみんなからは、夏休み中に注意することをわかりやすく伝えてもらいました。終業式後は、学活タイム。夏休みのしおりを読んだり、配り物を確認したり、学年で林間学校のことに取り組んだりと様々でした。
柏市教科専門指導員(ICT)の先生を講師としてお招きし、校内研修会を実施しました。GIGAスクール構想による学習用端末の効果的な活用法について体験的活動をしました。2学期になって、各学年でもICT機器の活用場面が増えてくるといいと思います。ICT機器活用の目的は、個別の知識等の反復・習得のため、高次な資質・能力の育成を意図した複合的で総合的な学習活動を支援するため、情報共有や資料配付等のための3つです。学習用端末は、学習活動の質の向上や支援に活用されます。「個別最適な学び」「協働的な学び」に、子ども達一人一人が持っている学習用端末は、今後、役立つ場面が増えていくことでしょう。個人的な趣味のために使用する端末ではありません。
柏市教育委員会の指導主事の先生をお招きし、不祥事根絶研修会を実施しました。不祥事の現状を知ることで不祥事根絶への意識を高めると同時に、不祥事事例について実際に自分なりに考える場面もあり、原因や対応の仕方、防止対策のあり方についても理解を深めることができました。また、現在の情報社会への正しい認識を持ち、自分自身の身を守る知識についても理解を深めました。不祥事を起こさないよう全教職員で今後も取り組んでいきます。
藤心小の夏空。校舎と空と雲と木々の緑がとても素敵です。かなり暑いですが、校庭に行くとそれでもやっぱり暑さよりも心地よさを感じます。
夏休みに入って、1週間ほど個人面談が続きました。ご来校いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。