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活動の様子(R04年度)

農業万能説

本日の天気予報では最高気温7度となっており、日が高く

なってきた午後でも寒いと感じました。大半の生徒は寒い

と感じて終わりかと思われますが、畑で野菜を栽培している

菜の花学級の生徒にとっては、野菜が霜にやられる可能性

のある死活問題となります。9月頃から育てた始めた野菜

をここまできてダメにしないよう、寒冷紗をかぶせて寒さ

対策をしていました。やっていることは農業作業ですが、

小さい植物に対してもバッチリ気を配る繊細さは、あらゆる

場面で活かされてくるのではないでしょうか?

 

いい塩梅

3年生の廊下に貼りだされた2023年の目標を見ると、

「第一志望校合格」の文字が多く書かれています。明日

から千葉県の私立高校の受験が始まり、人によっては目標

を立ててから1週間程度で、2023年の命運を左右する

一世一代の勝負へと挑むことになります。

授業の内容も学習単元を進めるというよりも入試対策に

近いものとなり、授業中には机に座り黙々と勉強する姿

しか見ていないような気がします。授業の最後には、明日

の持ち物の確認や、今日は早く寝た方が良いといった助言

が教員から出されており、遠足前日の親子のやり取りを彷彿

させられました。

勝負の日前日ですが、昼休みには日頃と変わらず廊下で談笑

する姿が見られ、適度にリラックスしている様子も見ること

が出来ました。気を抜きすぎず、緊張しすぎずの丁度良い

コンディションなのではないでしょうか?

恩返し

2年生は、早くも「3年生を送る会」に向けて準備を進めています。

活動の様子を収めていると、学年主任から緘口令を敷かれてしまった

ため、詳しい内容は書くことが出来ませんが、非常に粋な演出をする

ことが活動初日から分かりました。

部活動や行事や委員会などなど、あらゆる場面で活動を共にしてきた

2年生だけあり、3年生を送る会にかける意気込みは相当なものである

ことが想像できます。粋ではありますが、成功させるには努力が必要

そうな内容でしたが、3年生のためにと燃えている2年生であれば、

見事に乗り越えてくれることに違いありません。

調整の正月

お正月と言うと、美味しいものをたくさん食べる印象がありますが、

テレビで「ニューイヤー駅伝」や「箱根駅伝」で走る選手を見ると、

選手にとってのお正月は贅沢をしていられない勝負の時なのかと想像

することがあります。

柏三中の特設駅伝部の生徒達も、新学期が始まりまだ2日しかたって

いませんが、柏市新人駅伝大会に出場し見事な走りを見せてくれました。

 1月4日から練習をしているのを知ってはいますが、いざ大会で実力

を発揮しているところを見ると、改めて生徒達が日頃から努力をして

いることが伝わってきました。その努力のおかげで、女子チームは

30チーム中4位の成績を収め、見事に県大会出場の切符を勝ち取り

ました。

 個人的なイメージですが、この時期は仕事も本格的に始まることで

「正月で体が鈍ったかな?」と実感し始めるくらいの時期のように

思います。そんな時期にもしっかりと走ることが出来る生徒達は、

素直に尊敬してしまいました。

 

冬と言えばこれ

冬の体育と言えば「縄跳び」です。柏三中の校庭では、新年初

の体育からいきなり学校の冬の風物詩を見ることが出来ます。

恐らくですが、大縄跳びに初挑戦する1年生は1回跳んだだけ

でも歓声が上がるほどの盛り上がりよう。クラス全員が入れる

ほど長い縄は回すだけでも一苦労しそうですが、1年生の女子

生徒も力強く回しており、中学生の逞しさを感じさせてくれます。

初回である本日は何回も連続で跳べているようには見えません

でしたが、4月から一緒に過ごしてきて絆が深まってきている

クラスであれば、すぐに呼吸を合わせて連続で跳びを成功させ

てくるのではないでしょうか?

 

 

 

闘志に満ちた新年初登校

新年最初の登校日となりますが、朝から運動部の生徒達は

今週木曜日に控える駅伝大会の出場枠を争うタイムトライアル

を開催しており、既に年末年始の楽しい気分から気持ちが切り

替わっているように見えます。

体力と精神的な面では切り替わっていますが、学級活動の時間

では、冬休みの思い出川柳や新年の目標を書いて和気あいあい

と過ごし、冬休みの余韻をクラスメイト達と共有して過ごして

いました。

いよいよ受験が目前に迫っている3年生はというと、談笑する

生徒もいれば、問題集と一人でにらめっこをする生徒もいます。

学校での時間の使い方は個々で違いますが、誰が見ても受験生

とわかるオーラを校内でもまとっていました。

また、生徒会が主体となって実施し、保護者の方々にもご協力を

いただいた赤い羽根の共同募金のお礼状が届きました。今年も昨年

と変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

 

尻で投げる陸上部

「球を投げる」というと野球部を真っ先に思いつきますが、陸上部も

重量2~3㎏のメディシンボールを投げる練習を取り入れています。

走る動作と投げる動作にどんな関係があるのかと考えてしまいますが、

陸上部は全身の筋肉を連動させてボールを投げており、上手に下半身

の力をボールに伝えているのが見て取れます。生徒達の綺麗なフォーム

を見ると、投げる動作が下半身の強化に繋がっていると納得できました。

メトロノームというと吹奏楽部ですが、なんと陸上部もメトロノーム

を使っています。刻むリズムは1分間に300というかなりハイテンポ

なもの。一体どんな意味があるのかと疑問に思っていると、関東中学生

陸上競技選抜合宿のコーチを務めた陸上部の顧問が100mを10秒で

走るテンポだと解説してくれました。1分間に300のテンポなので、

10秒間には50のテンポとなり、このテンポに合わせて1歩2mで

足を回転させると丁度100mを10秒で走れるという、なんとも計算

されつくした練習方法でした。

学校にいながらプロ選手のスピードを意識できる練習をしていれば、

生徒達も自ずと記録が伸びてくるのではないでしょうか?

パワースポット

昨日に引き続き、あらゆる部活の生徒達が校内で精力的に活動

しており、見ているだけで正月ボケも飛んでしまいそうなほど

活気に満ちている柏第三中学校。吹奏楽部のパーカッション

パートには、全国大会出場常連校で部長を務めた経歴を持つ

特別講師の方が熱心に指導をしてくださっています。新年早々

生徒達の練習に付き合っていただいたことに感謝すると同時

に、社会人になろうとも薄れることのない吹奏楽に対する情熱

を持つ若者の姿に、こちらまで頑張ろうという気分になって

しまいました。

柏三中の卒業生ではありませんが、偉大な先輩が目の前にいる

となると生徒達のやる気も自然と高まることと思います。新年

の目標を立てていた吹奏楽部の生徒達も、前向きな気分で来年度

のビジョンを描いていたのではないでしょうか。

1時間を大事にする生徒達

世間はまだ正月の雰囲気が漂っておりますが、本日から

いくつかの部活動は新年初の練習が始まっていました。

連休明けと言うこともあり、本日は体を慣らす程度の

メニューを少しだけ実施しているように見えました。

「せっかくの正月休みだから少しくらい休んでも・・・」

という気持ちが生徒の中にあれば、朝の1時間程度の

練習に参加することもないのではないでしょうか?

新年早々ストイックな姿を見せてくれます。

体育館で活動する卓球部は最初の練習から激しいラリー

を繰り広げています。打ちあう相手がいない時も、1人

でサーブの練習を延々としており、時間を無駄にすること

なく活動をしていました。

急がば回れ

社会人になってから何か運動をしようとすると、場所を借りるのにも料金が

発生するため、無料である程度自由に運動できる学生は恵まれているのだな

と実感したことはありませんか?

生徒達には金銭的な部分での感謝の概念は無いと思われますが、外で活動して

いる部活動の生徒達は、1年の最後の練習でしっかりとグランドやコートの

手入れをしていました。手入れといっても、1袋25㎏の融雪剤を運んだり、

身の丈の半分ほどもあろうかという木槌で融雪剤を砕いたりと、やっている

ことは基礎体力が向上しそうなほどハードです。それでも生徒達は、来年も

良い環境で練習をするため、コートやグランドにだけ雪が降ったのかと見間違う

ほど満遍なく融雪剤をまいていました。

グランドの状態が悪いと、思うように練習が出来なくなる可能性もあることを

考えると、しっかりと時間をかけて整備をすることも、長期的な目で見ると

練習の効率を上げる事へと繫がるのではないでしょうか?

 

※ 保護者用のページに体育祭のページを追加しました。