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尻で投げる陸上部

「球を投げる」というと野球部を真っ先に思いつきますが、陸上部も

重量2~3㎏のメディシンボールを投げる練習を取り入れています。

走る動作と投げる動作にどんな関係があるのかと考えてしまいますが、

陸上部は全身の筋肉を連動させてボールを投げており、上手に下半身

の力をボールに伝えているのが見て取れます。生徒達の綺麗なフォーム

を見ると、投げる動作が下半身の強化に繋がっていると納得できました。

メトロノームというと吹奏楽部ですが、なんと陸上部もメトロノーム

を使っています。刻むリズムは1分間に300というかなりハイテンポ

なもの。一体どんな意味があるのかと疑問に思っていると、関東中学生

陸上競技選抜合宿のコーチを務めた陸上部の顧問が100mを10秒で

走るテンポだと解説してくれました。1分間に300のテンポなので、

10秒間には50のテンポとなり、このテンポに合わせて1歩2mで

足を回転させると丁度100mを10秒で走れるという、なんとも計算

されつくした練習方法でした。

学校にいながらプロ選手のスピードを意識できる練習をしていれば、

生徒達も自ずと記録が伸びてくるのではないでしょうか?