校長室の窓

校長室の窓(令和5年度)

4年生 大野先生による版画教室-失敗してもかまわない-

 10月6日(水) 4年生は、大野先生を講師にお迎えし、版画教室を行いました。「失敗したらどうしよう」「どきどきする」と緊張する子ども達に、優しく、わかりやすく彫刻刀の使い方を教えてくださいました。はじめは、おそるおそる彫り進めていた子ども達も、授業の終わりには、楽しそうに集中して彫り進めることができました。これも、大野先生が「失敗してもかまわない。5秒間落ちこんで、気持ちを切り替えて彫っていこう」と実践を交えながら教えてくださったおかげだと思います。

この言葉は、他の場面でも同じだと思います。失敗しないに越したことはないけれども、失敗したときに、失敗を引きずるよりも、どうばん回していくのか考え、実行していった方が、生活をより豊かに生きていけるような気がします。

今後も子ども達が失敗したとき、子ども達に寄りそいながらも、強く進んでいけるよう支援してまいりたいと思います。

  

 

「おはよう」の一言

「おはよう」と小さな声が聞こえてきました。私は、とっても感激し、その日一日うれしい気分で生活することができました。

朝、登校指導のため、学区をパトロールしていますが、すれ違う子ども達に「おはようございます」と挨拶をしています。時には小さな声で、時には明るい声で…。ほとんどの子ども達は、挨拶を返してくれますが、中には、そのまま素通りしてしまう子もいます。

「声を出すのが恥ずかしい」「気持ちが乗らない」など、様々な理由がありますし、何より挨拶は、自分がしたくてしているものであり、自分の気持ちを高めるためにしているので、返事を求めないようにしていますが、教職員の立場からも、つい返事を返してほしいと願ってしまいます。いつかその子どものタイミングで挨拶ができるようになってほしいと思いながら、毎日歩いていました。

 

先日、いつものように登校指導をしていると、いつもだったらそのまま素通りしてしまう子どもが、「おはよう」と小さな声で挨拶を返してくれました。

「おはよう」のたった一言ですが、私は心が温かくなってしまいました。

 

挨拶は、コミュニケーションの基本とも言えます。現在は、コロナ禍で、マスクをしていたり、相手との距離をとったりしているので、「大きな声で元気のよい挨拶」は難しいと思います。相手の気持ちを考えた「さわやかな挨拶」を心がけたいものです。

 

視覚障害出前授業

 本日、柏市視覚障害者協会、柏市心身障害者福祉連絡協議会の皆様を講師に迎え、4年生が視覚障害出前授業を行いました。普段の生活の中で、気がつかない視覚障害者の困り感を寸劇やフルーツバスケットのゲームを通して、子ども達は考える機会をたくさん持ちました。一つの正解ではなく、たくさんの考えを出すことによって、様々な見方、考え方があるのだと、子ども達も学んだのではないでしょうか。
 講師の皆さん、ありがとうございました。

部活動開始!

コロナ感染予防として、練習を控えていました部活動を開始しました。通常通りというわけにはいきませんので、短時間に、密も避けながら、そして、活動日を少なくして始めました。子ども達は、待ちに待った活動なので、うれしそうに取り組んでいました。コロナ感染の状況を見ながら、少しずつ、工夫しながらできる活動を増やしていきたいと思いますが、慎重に行って参ります。                                     
 

交通安全

 夏休みまで、あと1週間となりました。現在の所、大きな交通事故がなく、ほっとしているところです。
 先日、本校の正門付近の道路標識を書き加えていただきました。国道6号側からも、線路側からも学校が近くにあることがわかるよう、道路に示していただきました。少しでも、交通事故防止に役立てばと思います。
 終業式に『夏休みの交通安全』については話をする予定ですが、ご家庭におかれましても、お子様に『飛び出さない』『右左観て道路を渡る』『自転車のスピードの出しすぎ注意」など、声をかけていただきたいと思います。