校長室の窓

校長室の窓(令和5年度)

1月の全校朝礼

 新年 あけまして おめでとうございます。本年も変わらぬご支援・ご協力の程、よろしくお願いいたします。

本日の全校朝礼では、干支にちなんで「新しいことに挑戦しよう」という話をしました。

 「『辰年』は、『新しいことをはじめ、成功する』『今まで準備してきたことが形になる』といった縁起が良い年となると考えられます。『新しいことを始める』にはもってこいの年とも言えそうです。もし、何か始めようかどうしようか、悩んでいるのならば、やらないという選択肢ではなく、やってみようと挑戦することが大事になってくると思います。いつもと同じでは、何も変わりません。また、挑戦してみないと、できるかできないかもわかりません。成功したら、『よし』と思って自分の大きな力、大きな成長につながっていくと思います。もしも、失敗したとしても、『なぜ失敗したのか』考えるチャンスをいただくことができたと考えれば、次への成功につながり、やはり自分の大きな成長につながると思います。

 ここに、皆さんもよく知っている大谷翔平選手から日本全国の小学校に贈られた野球グローブがあります。大谷選手のメッセージを抜粋して紹介しますね。「私はこのグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。それは、野球こそが、私が充実した人生を送る機会を与えてくれたスポーツだからです。このグローブを学校でお互いに共有し、野球を楽しんでもらうために、私からのこの個人的なメッセージを学校の生徒たちに伝えていただければ幸いです。野球しようぜ。」大谷選手のメッセージからも伝わってきますが、「まずはやってみよう」「挑戦してみよう」といった気持ちが大切だと思います。「やらない」「できない」ではなく、「やろう」「できる」と自分自身を信じてがんばる1年間にしましょう。私も先生方も、みなさんの頑張りをたくさん応援していきたいと思います。」

 また、1日から痛ましい災害が起きたので、能登半島の大地震についても触れさせていただきました。

「新年から悲しくつらい思いをされている方がたくさんいます。学校も始まらないところがあると聞きます。少しでも早く再開・復興されることを願いたいですね。きっと、みなさんの中にも心配されている方がたくさんいるかと思います。みなさんの気持ちも届くことを願っています。」

  令和5年度も残り3か月です。少しでも子ども達の成長につながるよう、職員一同力を合わせ取り組んでまいります。

いちょうっ子まつり

 11月11日(土)に創立115周年のお祝いとして、「いちょうっ子まつり」を開催いたしました。まず、ご協力いただいた保護者の皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。おかげさまで、子ども達も楽しく活動することができたのではないかと思います。

 保護者が出していただいたブースは、どれも楽しく、子ども達が生き生きと活動していた姿をたくさん観ることができました。また、子ども達が各クラスで出したブースも、それぞれがとても工夫されていたと思います。生活科や総合的な学習、各教科等で学んだことを各ブースで、ブースに来た子ども達が楽しく活動できるようなしかけをたくさん施していたように思えます。意欲的に活動している姿をたくさん観ることができました。

 現在、本校においても1人1台端末を配布してICT機器を授業の中でも活用しています。子ども達一人一人の考えを集約したり、他の子どもの意見を参考して、自分の考えを深めたり、様々なメリットがあります。

 また、ゲームなどの性能の向上は著しく、バーチャルの世界で、疑似体験できるようにもなり、バーチャルで味覚や触覚も感じられる世界もそこまで来ていると聞いたこともあります。一方で、自分の手で触ったり、空気を感じたり、香りをかいだり、自分の手でものを作り出したりの実体験の重要性もますます大きくなるのではないかと考えます。

 今回の「いちょうっ子まつり」は、まさに実体験が中心で、実際に物を作ったり、体を動かしたり、そして人と人とが触れ合ったりすることができました。子ども達の成長にとっても、素敵な時間を送ることができたのではないかと考えます。今後も、ICT機器の活用と体験活動の充実を図り、子ども達の成長につなげていきたいと思います。

かしわいっしょうけんめい

    本日、11月の全校朝礼を行いました。スペシャルゲストとして、本校の卒業生でもある「パッパラー河合さん」が来校してくださいました。パッパラー河合さんは、110周年の際に、「かしわいっしょうけんめい」の歌を作り、プレゼントしてくださいました。本校の子ども達もとても大好きで、楽しく歌っています。

    今日は、パッパラー河合さんと、一緒に歌いましたが、いつも以上に元気な歌声が聞こえてきました。歌詞にもある「一生懸命 勉強する」「一生懸命 頑張る」「一生懸命 遊ぶ」「一生懸命生きる」といった気持ちがたくさん伝わってきました。

    インフルエンザや風邪等で体調を崩している友達がいるので、体育館に集まって実施することはできませんでしたが、校庭で歌うパッパラー河合と、教室で、校庭で一緒に歌うことができて本当に良かったと思います。パッパラー河合さん、ありがとうございました。

 

    いよいよ来週は、「いちょうっ子まつり」を予定しています。今日のように、楽しく、一生懸命に、そして、みんな仲良く活動できる「いっちょうっ子まつり」になるように、子ども達に職員一同声をかけていきたいと思います。

ノーサイド

 令和5年度の後半がスタートするにあたり、本日の始業式で「互いに尊重する大切さ」について話しました

『ここのところ、様々なスポーツが開催されています。今までも開催されていたとは思いますが、たくさん報道されるようになって、私達の関心も高まったのだと思います。先日男子バスケットや男子バレーボールが頑張り、パリオリンピックの出場を決めました。女子バレーボールも頑張っています。

 様々なスポーツで頑張っているかと思いますが、今日の話としては、ラグビーを取り上げます。

ラグビーの試合終了のことを、日本では「ノーサイド」と呼ぶことがあります。世界的には、「フルタイム」と言うそ うですが、ノーサイドとは、試合が終われば、味方も相手も、勝ったサイドも負けたサイドもないという意味です。ラグビーを見たことがある人はわかると思いますが、一つのグランドコートの中で、激しくぶつかり合うスポーツです。激しくぶつかり合うので、時には試合中に、選手は気持ちが高ぶり、エキサイトしてしまう場名もあります。怪我をしてしまうこともあります。しかし、一端試合が終了したら、お互いの健闘をたたえ合い、労をねぎらう、互いを尊重することを大切にしているそうです。これが、ノーサイドの精神です。あれだけ、激しくぶつかり合うわけですので、一歩間違えればけんかになってしまいます。ルールということもありますが、根底には相手をリスペクト、つまり、相手をありのままに尊重していなければ、本気でぶつかり合うことはできないと思います。

 みなさんのクラスはどうですか。お互いを認め合う、ありのままの友達を尊重、リスペクトしていますか。クラスに30人いたら、30人の考え方や価値観があります。兄弟・姉妹だって、考えが違ってくることもあるでしょう。だからこそ、自分の考えや思いを知ってもらうためにも、コミュニケーションが必要で、たくさんお話しやふれあいをもってほしいと思います。お互いを尊重するノーサイドの精神で、それこそ、クラスみんなでスクラムを組んで、まとまりのある学級・学年を作ってほしいと思います。そして、みなさん一人一人にとって、素敵な学校になれるよう、みんなで一緒に頑張っていきましょう。』

第1期終業式

 本日、第1期の終業式を行いました。私が着任した令和3年度は、まだまだコロナウイルス感染症により、学校行事が制限されていましたので、体育館に集合しての全校朝礼は行わず、オンラインによる全校朝礼を行ってきました。しかし、本日、久しぶりに体育館に1年生から6年生全員が集合しての全校朝礼を行うことができました。

 オンラインはオンラインの良さ、対面は対面の良さがあり、これからの時代、一つにとらわれず、それぞれの良いところを選択していくことが大切であることの話をしました。また、今の時代を生きる皆さんには、昔のことも今のこともたくさん学び、多くの体験をして、一人一人が素晴らしい人に成長してほしいとも話しました。

 そして、本日は、登校時、子ども達が、安全に登校できるように交通整理をしてくださっているボランティアの皆さんも紹介させていただきました。

 

 技術が発達し、オンラインによって場と場を結び、みんなが集まらなくても全校朝礼ができるようになりました。これは、時間の短縮にもなるので、本校においても今後も続けていきたいと思っています。しかし、一方で、このような時代だからこそ、人と人とが一つの場で、同じ空気を共有することもとても大切に思えます。

子ども達は、自分の学級の友達以外の人達、教職員、そして、本日出席していただいたボランティアの皆さんの表情や姿、声など、オンラインでは味わえない感覚を、今日は味わえたのではないかと思います。

交通安全教室

 本日、講師の方をお迎えし、1年生から6年生まで、交通安全教室を行いました。

本校の学区には、国道6号線、国道16号線も含め、交通量が大変多い地域です。幹線道路にも、たくさんの車が走行していますので、交通事故が大変心配されます。

 また、不思議なことに、事故が起きるときはタイミングが悪く、普段であれば起きないときに起きてしまうことがあります。私の自宅の前の道路も、普段は車が通ることが少ないはずなのに、車庫から車を出すときに限って車が通ることがあります。確認しなければ、今までに何度も事故になっていたはずです。

 事故はいつ・どこで・どのタイミングで起きるかわかりません。本日の交通安全教室で、交通事故にあわないためにも、自分の目や耳で確認してから、道路を渡ることを改めて教えていただきました。今後も、自転車の乗り方もあわせて十分注意するよう、子ども達には声をかけて参りたいと思います。

笑う門には福来たる

長い夏休みが終わり、今日から2学期がスタートしました。大きな事故や怪我の連絡もなく,ほっとしているところです。今後、修学旅行や校外学習、様々な行事が予定されています。一つ一つの活動を通して,子ども達がたくましく成長できるよう支援してまいります。どうぞご支援・ご協力の程,よろしくお願いします。

 本日、全校朝礼を行いましたが、学期のはじめと言うことで,学校教育目標について次のようにお話ししました。

○「よく遊び」の言葉の中には、休み時間は、たくさん遊んでほしいし、「よく学ぶ」では、授業中は、先生に教えてもらうと言うよりも、自分から進んで学んでいく、そんな柏第一小学校のみなさんになってほしいといった願いがこめられていること

○嫌な気持ちやつらい気持ちよりも、楽しい気持ちやうれしい気持ちの方が、心もわくわくしてくるし、学校に来て、頑張ろうという気持ちになれます。もちろん、学校に行きたくないなと思ったり、面倒くさいと考えたりする時もあるかと思いますが、様々なことを、できるだけ、プラスにとらえてもらいたいということ○「よく笑い」は一人だけでなく、みんなが「笑い合える」そんな学校になってほしいと思っています。そして、みんなが「笑い合える」ためには、「チクチク言葉」ではなく、「ふわふわ言葉」、相手に優しい言葉をみんなで使っていけると良いということ。(相手を傷つける言葉は、言われても嫌だし、たとえ自分に言われていなくても、聴いているだけで心が傷つきますから。)

○「笑う門には福来たる」ということわざがあるように、いつも笑っている人のところには、自然と幸福がやってきて、笑顔でいれば、毎日が楽しく前向きな言葉や行動が増えていくということ。

○高校野球の決勝戦、慶応高校と仙台育英高校の試合を見ていて、とても印象に残ったのが,どちらのチームも、どの選手も皆、真剣な顔の中に笑顔があったこと。苦しい場面や失敗してしまった場面も、みんな笑顔で乗りきっていました。誰もが失敗したくて失敗するわけではありません。失敗した人を非難するのではなく,笑顔で「どんまい」これで次のプレーに前向きに取り組めること。

○「一人が」ではなく、「みんなが」笑い合える事が大事です。だれかを助ける場合も、「助ける」ではなく、「助け合う」、「話す」も「話し合う」ことが大事だということ。

充実した夏休みを

 毎日暑い日が続き、子ども達も少々お疲れ気味な様子です。明日から42日間の夏休みに入りますが、本日の全校朝礼で、子ども達には2つお願いをしました。

 一つ目は、「夏休みに頑張ることをなるべく早く決めてほしい」ということです。夏休みは42日間あり、今日のんびりしても、たくさん休みがあるから「明日決めればいいや」「明日から頑張ろう」と思っていると、あっという間に7月が終わり、8月に入り、そして、あと1週間しかないって、いうことになってしまいます。「何となく楽しかったけれど、うーん」という気持ちになってしまうかもしれません。充実した夏休みを送るためには、「これを頑張った」ということが大切だと思います。自分で計画を立てて、頑張り目標を決め、実行することが大事です。難しいことや続けることが困難な目標を決める必要はありません。でも、何もしなくても達成してしまう目標でも困ります。少し意識して頑張れば、続けて行うことのできる目標を決めることが大切です。また、どんな目標を決めたかの内容ではなく、計画を立て、やり通すということが大事です。したがって、頑張ることは勉強でなくても良いと思います。是非、みなさん一人一人考えて、早めに頑張ることを決めてほしいと思います。低学年のみなさんにも、自分からやれるものを一つでもいいので考えて、実行できるように呼びかけました。

「毎日本を読む」とか「おうちのお手伝いをする」といったことであれば、できそうな気がしますが、どうでしょうか。自分で計画的に生活できると良いかと思います。

 二つ目は「命」についてお話ししました。

この地域は、大きな道路があるだけでなく、そこから分かれて細い路地もたくさんあります。そして、その細い路地に自動車がたくさん走っています。私が、一番心配なのは、皆さんが自転車を運転していて,急に飛び出し,自動車とぶつかってしまうことです。特に自転車に乗るときは,十分に気をつけてほしいと思います。また、水の事故も増えているので、十分に気をつけるようお話ししました。

この2つ以外にも、柏一小のグランドを使っての夏まつりや柏まつり、地域のお祭りにも大人の人と一緒に是非参加してほしいと呼びかけました。子ども達には、この柏第一小学校を、この地域を今よりももっともっと好きになってほしいと思います。

 

「教わる」から「学ぶ」へ

 毎日暑い日が続き、体調を崩してしまう子どもも見られます。熱中症の心配もあるので、熱中症予防指数に基づきながら、外での活動を控えることが多くなっています。外遊びができず、残念ですが、子ども達の体調・健康を考えながら、今後も行っていきたいと思います。

 11日(火)に授業の質の向上、教職員の指導力の向上等を目的として、職員の校内授業研究会を実施いたしました。「子ども達の思考力・判断力・表現力の資質・能力を高める学習」を充実させるために行いました。本校として、重要ととらえていることは、子ども達が、いわゆる学習者が主体となる授業づくりです。子ども達も発達段階があるので、1年生から6年生まで同じというわけにはいきませんが、「教わる」から「学ぶ」への転換を図っていくことが大切だと考えます。そして、その支援の一つとして「一人一台端末」の活用も図っています。

 もちろん、知識という土台・基本があっての活用であり、応用でもあるので、基礎・基本を大事にしながら、自ら学び取っていく子ども達に育ってほしいと願っています。

林間学校-団結・絆-

 6月29日(木)30日(金)に5年生が1泊2日で林間学校に行って来ました。2日目の午前中、小雨が降りましたが、予定通りの活動をすべて行うことができました。

 今回の林間学校で子ども達が決めためあては、「団結し 仲間とともに 絆深めて思い出作り全力で」です。

 団結は一人ではできません。複数の人がいてはじめて成り立つものです。また、一人一人が一生懸命に頑張るだけでなく、友達が困っていたら、声をかけたり、手をさしのべたりすることも大切だと思います。支え合うことが大切だと思います。

 絆も同じです。もし、今やっていることがまちがっているのならば、お互いに声をかけ合うことが大事になってきます。その時に大切なのは、一方ではなく、お互いが認め合うということだと思います。

 5年生の子ども達は、林間学校の各活動を通して、きっと団結・絆が強くなったのではないでしょうか。今後も、学校生活の様々な場面で、ますます素敵な姿をたくさん見せてくれることを期待しています。

ふわふわ言葉とチクチク言葉

 子ども達は、様々な情報を様々なところから獲得しています。本や雑誌、テレビやインターネット、ゲームなどの媒体を通して獲得しているかと思います。もちろん学校の友達や教職員、そして家庭からも日々様々な情報を獲得しているものと考えます。

「言葉」もその情報の一つだと思います。

 子ども達が使っている言葉で、最近気になっていることがあります。「おはよう」「ありがとう」「ごめんなさい」などの言葉は、聞いている方も、心おだやかに接することができるでしょう。しかし、「死ね」とか「殺す」という言葉はどうでしょうか。言われた人は嫌な気持ちになるし、回りで聞いている人もけしてうれしい気持ちにはなりません。不快な気持ちになるのではないでしょか。

 言った本人はどうでしょうか。楽しい気持ちになるのでしょうか。そうではないと、私は思います。チクチク言葉は、言われた方も言った方も、けして気持ちが良いものではないはずです。

 残念ながら、学校内において、このような相手を傷つける言葉が聞かれる場合があります。本人は、心がもやもやして使ったり、軽い気持ちで使ったりしているのかもしれませんが、言われた方の気持ちはどうなるのか考えなければいけません。また、そのような言葉に言う方も言われる方も慣れてしまうことも心配です。

 私達の回りには、たくさんの言葉が飛びかっていて、子ども達は、様々なところから言葉を獲得していきます。しかし、残念ながら「ふわふわ言葉」だけではありません。ゲームやテレビの中では、「チクチク言葉」もたくさんあるのが現実です。これらを切りはなすことは大変難しいことなので、子ども達には、相手の気持ちを考えることの大切さを機会をとらえて指導、声かけをしてまいりたいと思います。

画のちから  文字のちから

 本校の図書室には、物語もあれば調べるときに必要な本、辞書等も入れて、約13,000冊の本があります。その時に何が必要かによって、選ぶ本の種類は変わってくるかと思いますが、子ども達には、たくさんの本を読んでもらいたいと思っています。

 読書は、人間の想像力や言語能力が高まり、感情豊かになる効果があると言われています。私も、活字を読むことは、非常に想像力を鍛えるのに有効だと思います。(もちろん、他にも、想像力を鍛える方法はあるとは思いますが)

 また、漫画やイラストなどにも効果があると思いますが、漫画やイラストの一番の利点は「わかりやすさ」になるのではないでしょうか。つまり、誰にでも、同じような情報を提供することができます。例えば、「アンパンマン」の画を観たことがある人は、皆同じアンパンマンの姿を思い浮かべると思います。これが、イラストや画のもつ力だと思います。取り扱い説明書などは、文字とイラストや写真などを組み合わせて、読み手にわかりやすく説明してあると思います。

 「ハリーポッターの主人公を想像してください」と言われたら、どうでしょうか。映画を観たことのある人は、きっと映画でハリーポッターを演じた役者を思い浮かべると思います。しかし、本を読んでいても、映画を観ていない人は、どんな姿を思い浮かべるのでしょうか。活字の中から、「やせていて、男の子で、髪型は…」と想像し、100人いたら、100人とも違う姿を思い浮かべることと思います。画はすばらしい効果がありますが、活字から想像することは、一人一人同じようで、同じでない自分の世界を作り出すことができると思います。私は、活字から想像することも好きです。文字や姿かたちだけでなく、気持ちも想像をふくらませて思い描くことは、とても有意義なことだと思います。

 読む本の種類によって、わかりやすさを求めるか、想像力を求めるかの違いはあると思いますが、是非、たくさんの本を読んでほしいと思います。

授業参観・引き渡し訓練

 本日は、授業参観にたくさんの保護者の皆様にお越し頂き、ありがとうございました。今年度初めての授業参観でしたが、子ども達の頑張っている様子は伝わりましたでしょうか。

一小オリンピックの時にもお話ししましたが、授業参観以外にもお子様の学習する様子をご覧になっていただく機会を設けて参りますので、お時間があいましたらご参観の程、お願いします。

 また、授業参観後の引き渡し訓練にもご参加いただき、感謝申し上げます。今回の引き渡し方法が基本となりますが、実際に大きな災害が起きたとき、地震の規模や校舎の状況、天候や起きた時刻などによっては、引き渡し方法が変わってくるかと思います。時には、体育館や校庭で引きわたすかもしれません。臨機応変にその時の状況を見ながら判断し、保護者の皆様にもわかりやすく伝えて参りたいと思います。安全に、そして確実に、お子様の引き渡しを行って参りたいと思いますので、引き渡しカードに記載されている保護者及び代理人の確認についてもよろしくお願いします。

防犯教室(1年生)

 本日、柏警察署の職員を講師にお迎えし、「防犯教室」を実施しました。毎年、1年生を対象に行っていますが、「誘拐から身を守る方法」について教えていただきました。

「イカのおすし」

イカ…ついて行かない

の…(車に)のらない

お…(助けて)おおごえを出す

す…すぐにげる

し…(大人の人に)しらせる

 子ども達のそばに、いつも大人がいれば良いのですが、必ずしもいるとは限りません。「自分の身は自分で守る」ためには、どうしたらよいのかを教えていただきました。

(7名の保護者の皆様にも参観していただきました。ありがとうございます。)

 あと1か月もすれば、長い夏休みになります。学校でも、寄り道をしないことや人気のないところでは遊ばないことなどを指導して参りたいと思います。

6年生 校外学習

 昨日、6年生の校外学習がありました。国会議事堂と科学技術館に行って来ました。残念ながら、天気には恵まれず、雨の中の校外学習でしたが、国会議事堂も科学技術館も屋内のため、予定通りの活動を行うことができました。

 子ども達は、社会科の学習の中で、国会のことも学び、インターネットや資料集から下調べをして国会議事堂の見学を行ったと思います。また、科学技術館では、様々な科学の一端に体験を通して学べたのではないかと思います。

 このような活動を通して、改めて思ったこととして、実体験の重要性です。下調べで、国会議事堂の議場についても知っていたとは思いますが、広さや高さ、壁の彫刻や天井のステンドグラスなど、実際に目で観て、体感したところがあったと思います。科学技術館でも、自分の目で観て、自分の耳で聞いて、自分の身体で感じて、不思議に思ったことや納得したことなど、実感できたのではないかと思います。

 これからも、様々な直接体験活動を通して、子ども達が感動したり、驚いたりしながら、「なぜ、どうして」と考えを深められるよう取り組んで参りたいと思います。

6月の全校朝礼

    昨日の全校朝礼では、次のような話をしました。

    子ども達が、入学・進級して2か月経ちますが、最初に決めた「頑張り目標」も少し疲れが出始めた頃かと思い、改めて継続することの大切さを伝えました。大きな目標を立てて頑張ることも大事ですが、小さな目標でも継続して続けることができれば、大きな力となって自分に身についていくかと思いますので、自分の目標を話しながら声をかけました。

    また、今の季節、雨の降りやすい時期で、外で遊べないことも多くなります。不思議に思ったことや疑問に思ったことを調べたりすることを勧めました。興味を持ってもらうために、天気とことわざについて話をしました。

「現在、気象衛星を空に打ち上げて、雲の動きを知り、雨の地域・晴れの地域を予測します。実際に雨が降っているか、晴れているのかもすぐに調べることができます。それでも、翌日の天気を正しく予測することはなかなか難しいことだと聞いたことがあります。

    では、現代のような近代的な気象学がない昔は、天気を予測することがもっと難しかったと思いますが、一体どうやって天気を予測していたのでしょうか。

    実は、身の回りの微妙な自然の変化や生き物の行動の様子などを感じ取って,天気を予測していたと言います。そのことが「天気のことわざ」として残っています。

例えば、夕焼けはみんな知っていますよね。では、日の出のときに東の空が紅黄色に染まる現象の「朝焼け」はどうでしょうか。夕焼けと同じように、晴れになりそうですが、「朝焼け」が見えたときは雨になってくると言われています。

     では、問題です。カエルが鳴くと 天気はどうでしょうか? カエルが鳴くと 「晴れ」だと思う人?「雨」だと思う人?

答えは「カエルが鳴くと雨」と言われています。カエルを触ったことがある人はなんだかしっとりとしていることに気が付いたと思うけれど、空気が湿ってくると元気になり鳴き始める様子をみて「雨」と予測したそうです。

ではもう一つ「猫が顔を洗う」とどうでしょうか?晴れでしょうか、雨でしょうか?

猫は湿気があるとひげにハリがなくなって、ネズミさんを捕まえる成功率が下がってしまうので、湿気があるのを嫌がって、顔を洗うといわれています。つまり、顔を洗うということは、湿気があって嫌がっている証拠だから、猫が顔を洗うと雨と言われています。もちろん、ねこが顔を洗う理由はそれだけではありませんが、昔の人は、ねこのしぐさをよく見ていたことになります。

こう考えると、昔の人は当てずっぽうで「ことわざ」を考えたわけではないということです。」

少しでも、周りの自然や事象に興味を持って、自分から調べたり、学んだりする姿がたくさん見られることを期待しています。

一小オリンピック

 本日は、お忙しい中、「一小オリンピック」をご参観いただき、誠にありがとうございました。雨の心配も無く、無事開催でき、ほっとしています。

演技が始まる前に、何人かの子ども達と会話をすると、「校長先生、がんばるね。」「見ててね。がんばる!」といったやる気に満ちあふれた声を聞くことができました。その言葉通り、どのお子さんも一生懸命に活動している姿を観ることができました。本校の学校教育目標でもある「かしわ一小けんめい!」を実行している子ども達、本当にすばらしいとも思います。宝物です。

 保護者の皆様には、今日の本番までに、子ども達にたくさんの励ましの言葉や応援等、いろいろと支えていただき感謝しています。ありがとうございました。この後も、授業参観以外にも各学年の取り組みの中で、子ども達の頑張っている姿を参観する機会を設けて参りたいと思いますので、是非、足を運んでいただきますよう、よろしくお願いします。

一小オリンピックまで、あと2日!

    一小オリンピックがせまってきました。子ども達は、仕上げの練習に頑張っています。みんなで一つのものを協力して作り上げていますが、一人一人の頑張りがあってこその集団でのパフォーマンスです。

   このような表現運動の体験を通して、仲間と一緒に踊る楽しさや喜びを感じたり、友達と励まし合って練習や発表をしたりすることを願っています。

    5月27日の本番では、子ども達も思い切って演技するかと思います。きっと保護者のみなさんの参観で、練習以上のパフォーマンスが観られるかと思います。柏一小の子ども達 がんばれ!!

学校探検!

 今日、2年生が、学校探検で1年生を校長室に連れてきてくれました。始めて校長室に入ってきた1年生は、今日興味津々で、歴代の校長の写真を見たり、周年行事の時に撮った航空写真を見たり、様々な発見をして帰っていきました。他にも、職員室や放送室など、様々な教室や部屋を探検していました。さすが2年生です。学校の先輩として、1年生を誘導し、教室の入り方もお手本を示していました。

 このような活動を通して、自己有用感であったり、コミュニケーション力であったりが高まってくれる事を願っています。

 きらきらとした瞳で活動していた1年生・2年生の子ども達、がんばれ!!

一小オリンピック練習始まる!

    今週から「一小オリンピック」の練習が始まりました。はじめはダンスやおどりの動きを覚えるため、体育館での練習が中心となります。練習が進むにつれ、この次は校庭での隊形移動の練習などが入ってきます。雨が降ると練習に影響が出てしまいますので、来週・再来週の天気が気になるところです。

 今年度は、優先席は設けるものの、保護者のみなさんには、お子さんの学年以外の演技も直接観ることができるように計画を立てています。また、子ども達の頑張っている姿をたくさんの親戚やお友達のみなさんにご覧になっていただきたいと思っていますので、昨年度に引き続き、動画での配信も予定していますので、よろしくお願いします。

 また、本日、6年生が外部講師(税理士)をお招きし、租税教室を行う中、6年生の保護者の皆様にもご覧になっていただきたく、ご案内いたしました。今後、保護者の皆様には、授業参観以外にも、各学年で行われる学習をご覧になっていただく機会を増やして参りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。