校長室の窓

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12月の全校朝会

 日頃より本校の教育活動にご理解とご協力を賜り,誠にありがとうございます。

 2025年も残りわずかとなりました。今年も,保護者の皆様の温かいご支援のおかげで,子どもたちは学校生活のさまざまな場面で笑顔を輝かせ,大きく成長することができました。

 昨日,12月の全校朝会がありました。子どもたちには,この数か月の歩みを振り返るとともに,新しい年に向けて,目標に向かう気持ちを大切にしてほしいという願いをこめて,次のようなお話をしました。

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【朝会の話】

 本日で,2025年の登校は最後となりました。みなさんが大きな事故やけがもなく,元気に冬休みを迎えられることをとても嬉しく思います。

 9月から今日までの間にも,たくさんの行事や学びの場がありました。校外学習では,1年生はアンデルセン公園,2年生は東武動物公園,3年生はかぶ農家やアクアワールド,4年生は千葉市科学館,5年生は川口のスキップシティ,そして6年生は日光へ修学旅行に出かけました。公共の場でのルールやマナーをしっかり守りながら,どの学年の子どもたちも楽しく充実した学習ができていました。

 11月には音楽集会が行われ,各教室でのオンライン鑑賞となりましたが,どの学年も日々の練習の成果を発揮し,素晴らしい発表を見せてくれました。翌日の保護者向け音楽発表会でも,「感動しました!」という嬉しい声をたくさんいただきました。

 12月に入り,柏一小のシンボルである銀杏の木が一面に黄色く色づき,やがて落葉の季節に入りました。多くの児童が落ち葉集めのボランティアに参加し,学校をきれいにしようとがんばってくれました。また,地域のイベントに参加し,地域の方々とも楽しく関わる姿が多く見られました。

 さて,2025年も残りわずかとなりました。今年のはじめに立てた目標で,やり残していることはありませんか?まだ間に合うことがあるかもしれません。ぜひ冬休みの間に,自分の目標にもう一度向き合ってみてください。

 新しい年が,みなさんにとって明るく希望に満ちた一年になりますように。1月7日には,元気な笑顔でまたお会いしましょう。

 それではみなさん,よいお年をお迎えください。

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 これから始まる冬休みは,新しい年に向けて,お子様と一緒に,この一年を振り返るひとときをお過ごしいただければ幸いです。

 年明けには,子どもたちが元気いっぱいに登校し,新たな目標に向かって前向きなスタートが切れるよう,職員一同,引き続き支えてまいります。

 皆様にとって2026年が笑顔あふれる素晴らしい一年となりますよう,心よりお祈り申し上げます。

柏市立柏第一小学校長 三浦 邦彦

6月全校朝会

 あまり気温が上がらず、比較的雨の日が多かった5月が過ぎ、6月を迎えています。一小オリンピックを終えた子どもたちは、校外学習や林間学校の準備を張り切って進めています。子どもたちのパワーフルさに、頼もしさを感じる毎日です。 本日は、6月の全校朝会がありました。一小オリンピックでの印象に残る出来事から、次のようなお話をしました。

<以下 朝会での話>

「一小オリンピックの日にたくさんの出来事が印象に残りました。その中で、心に残っている場面を紹介します。

100メートルや50メートル走では、走るのが得意な人も苦手な人もみんな頑張る姿が見えました。

転んでしまった子に、応援席から自然と「頑張れ!」と応援の声が聞こえてきたこと、転んでしまった友達を気遣いながら一緒にゴールした子、心がぽかぽか温まる場面がたくさんありました。「がんばったね。」「ありがとう。」の声がたくさん聞こえてきて、今でも耳に残っています。

 相手の事を気遣い、励ましたり手助けをしたりすることを、「思いやり」という言葉で表します。「思いやり」をしてもらったら、嬉しい気持ちになりますね。校長先生もそう思います。この間も校長先生が一人で荷物を運んでいるのを見た6年生の子が「校長先生、手伝いますよ」と手助けをしてくれました。手助けしてくれた事も嬉しいですが、相手の立場になって、手助けしようとするその子の気持ちがとても嬉しかったです。このように、「思いやり」には、人の気持ちを嬉しくする、実にすてきな力があります。

「思いやり」の力は、もう一つあります。された側が嬉しい気持ちになるだけでなく、「ありがとう」や「ごめんね。助かるよ」等、感謝の気持ちを示されることで、「思いやり」をした方(ほう)も嬉しい気持ちになることです。どちらもすてきな力だなと思います。柏一小が「思いやり」のたくさんある場所になると、みんながいつも嬉しい気持ちで生活できますね。」<以上>

  子どもたちには、2つの「思いやりの力」を、たくさん経験してほしいと願っています。

柏市立柏第一小学校長  三浦 邦彦

 

 

 

令和7年度 一小オリンピックを終えて・・・

 本日(5月24日土曜日)、令和7年度 一小オリンピックが開催されました。心配された天候にも恵まれ、雨にも降られず、暑すぎもせずのちょうどよい気候の中で、子どもたちは練習の成果をいかんなく発揮することができました。

 今年度は、久しぶりに紅白に組分けしての一小オリンピックでしたので、昨年にも増して応援や競技にも力が入りました。結果は優勝が紅組、応援賞が白組となりお互いの健闘を讃え合うことができました。

 子どもたちの取り組みはもちろん、今日まで多くの方々に支えていただきながら進めてきた令和7年度 一小オリンピック。地域の方のご支援をいただいた、校庭の草刈り。PTA本部の皆さんを中心にした保護者の皆様による場内ボランティア。おやじの会の皆様による当日の会場パトロール。他にも常日頃から多くの方にご支援いただいていることに、心から感謝申し上げます。

 柏一小の子どもたちは、今回の取り組みでまた一つ成長できました。子どもたちの達成感・成就感を大切にしながら、今後も教育活動を進めてまいります。

柏市立柏第一小学校長  三浦 邦彦

5月 全校朝会

 5月になりました。本日(1日)全校朝会が行われました。昨年度に引き続き、リモートで各教室とつながり子どもたちの様子を画面で確認しながらでの実施です。4月から取り組んでいる、相手の「話しを聴く」を意識して朝会に臨んでいる子どもたちの様子が画面越しからも伝わってきました。

 本日は、「友達となかよく過ごす(遊ぶ)ために守ってほしいこと」について、次のように子どもたちに伝えました。

・子どもの「遊び」はどんどん変化し、それに伴い遊びに使う道具が増えてきた。

・楽しい事が多くなったのは、よい事だが、それと同時に守らなくてはならないルールも増えてきている。

・大切なルールの一つは、遊びに使う道具(小型ゲーム機、カードゲーム、携帯電話など)を大切にすること。

・みなさんの持っている物(道具)は、「みなさんに使ってもらうために 誰かがくださった物」なので、自分で勝手に

 判断して友達にあげてしまったり、貸し借りをしたりせずに、お家の人と相談する事が必要である。さらに、友達同

 士でのお金の貸し借りやおごり、おごられが原因でとても仲の良かったお友達との関係が崩れてしまうこともある。

・自分の考えでは「正しいと思えない事」や「できない事」は、いくら仲のよい友達からの提案であっても、勇気をも

 って断るのも本当の友達になるために必要な事である。

 以上の点について子どもたちに伝えました。

 子どもたちは、日々経験から学んでいます。学校では、「良好な友人関係について」今後も引き続き、様々な場面で取

 りあげていきたいと思います。

柏市立柏第一小学校長 三浦 邦彦