令和3年度(R4.4.11まで)

令和3年度 校長室より

卒業式練習開始(校長室より)

卒業式の練習が始まりました。

決定ではありませんがまん延防止等重点措置が延長しそうです。柏市のガイドラインに従い、レベル3での状況の中では歌や呼びかけを当日に行うことができません。ただ、ここまで練習をしてきたことは無駄にすることなく形にしていこうと学年の先生方には伝え、すでに動き始めています。

会場である体育館では、当日はもちろん、練習時間も、子どもたちは返事以外で声を発することはなく、さらにマスク着用の状態で過ごすことになりそうです。いずれにしても換気はしっかり行います。

今日は、腰掛けたときの姿勢なども青木先生から指導がありました。

成人式のころのニュースで、一部当事者のやんちゃな行動が報道されることがあります。自分たちのための式なんだから何をやっても良い、という理屈なのでしょうか。自分の、自分たちの晴れの舞台を大切にしているとは思えないなあと私は感じて見ています。

今日、初めての練習となった6年生に、「命とは時間である」という日野原重明氏の言葉をお借りして、「命には限りがあること」「今を、卒業までの日々を、自分たちの卒業式を大切にしてほしいこと」を伝えました。

登校できない児童にも様子を配信しています。

式典に臨む気持ちを育てながら、限りある練習時間を有意義に過ごさせたいと思います。

ご飯に例えたら(校長室より)

土南部小学校に着任した4月に、2だったレベルもすぐに3に上がりました。今年度も「感染症対策の1年」「行事のない1年」「交流のない1年」になっていくのだろうか、そんな風に思いました。

このめりはりの無さは、ご飯で言ったら「いつも同じおかずの毎日だった」ということになるでしょうか。(ならないかな。)「えーっ」と叫んでみても「しょうがないでしょ。」 と言われて終わる、そんな感じでしょうか。(ちがうかな。)

仮にそうだったとしても、その時に口にできるものでおなかを満たすしかないし、その中からとれるだけの栄養を摂取しなければ倒れてしまう。不平不満を口にし続けて食べない、というわけにはいかない。とにかく食べないことには始まらない。「日々、出されたものをよくかんでおいしくいただきましょう」ということがシンプルだけど大切なことなるでしょうね。ご飯に例えるなら。

学校生活の話に戻せば、特別なことはないけれど「日々、目の前のことに一生懸命取り組むことが大切」ということになるでしょう。もちろん、今年度は、学校を休校にしないという大きな流れがありましたから、時期をずらしたり、工夫したりしながらやれる行事を模索する1年でもありました。できたこともあれば、できなかったこともあります。

それでもたくさんの子どもたちが、この不安定とも言える日々を過ごしてきました。

昨日の行事「6年生を送る会」だけを取り上げても、「みんなで同じ目標に向かって力を合わせる」様子を見た時に、しっかり先生方と学びを積み上げてきたんだな、と思うとともに、成長やたくましさを感じました。

そんな学期後半の先日、学校評価の集計・考察について保護者のみなさんに配付いたしました。調査につきましては、ご多用の中、ご協力ありがとうございました。貴重なご意見もありがとうございました。内容については全教職員で共有しました。日々の教育活動に生かせるよう努めてまいります。

制限のある日々を過ごしてきた、がんばる子どもたちや学校を支えてくださっている保護者のみなさんに、心より感謝申しあげます。

6年生を送る会(校長室より)

3月になりました。


今日は、6年生を送る会を行いました。

児童会のみなさん、ここまで準備ご苦労様でした。

最初の発表学年である4年生が6年生の入場を見守ります。

6年生は最後まで体育館にいます。ひな壇に腰掛けるとぎっしりなので、フロアも使って距離を意識して座りました。窓をうっすら開けて、常時換気も心がけました。

そこへ1学年ごとに入場して6年生の目の前で発表します。発表が終わったら教室に戻ります。教室ではオンラインで他学年の体育館での様子をリアルタイムで視聴します。

発表ではそれぞれの学年が6年生への感謝や応援の気持ちを込めました。

4年生。劇とクイズで小学校生活を振り返りました。

 のぞみ学級。「どうぞのいす」を劇で発表しました。

1年生。土南キングダムに魔王が!6年生の協力で平和が訪れました。

2年生。6年生を真似てフラッグをしたり、「にじ」という歌を手話で表現したりしました。

3年生。前もって3年対6年の「玉入れ」「風船割り」「白衣着替え」の3種目の対決を行ったビデオを見たあと、スマイルアゲインを二部合唱で歌いました。

5年生。1年ごとを流行した歌で振り返り、6年生の6年間をフォトスライドで振り返りました。最後には「3月9日」を合奏しました。

どの学年も、その学年らしさや子どもらしさが出ていて素晴らしいなあと思いました。きっと6年生に思いは伝わったと思います。

最後は6年生が1から5年生に向けてお返しの発表をしました。発表をしたばかりの5年生が体育館で静かに6年生の発表を見守りました。

発表のあとは、6年生から他の学年の代表者にお返しのプレゼントを渡しました。

 

「校長先生の話」は「校長先生の歌」に代え、今この時期だから伝えたい「自分を大切になんてあたりまえ、周りの人も大切に」というメッセージを歌にして弾き語りました。

 

令和3年度も11ヶ月が過ぎました。4月に「はい、今日から○年生だよ」と始まった1年間。その学年の勉強、その学年の仕事、その学年での生活、先生や友達との関わり合い、そういうこと1つ1つに向き合うことで、少しずつ真の○年生になっていく。できることばかりではない、できないこともある。やりたいことばかりではない、やりたくないこともある。それでも、逃げてばかりいては経験値は少しもたまらない。(RPG風に言ってみました。)

この1年、本校の子どもたちを見てきて、本当にがんばっている姿をたくさん目にすることができました。

 

さあ、あと1ヶ月。1ヶ月ある。まだまだ、成長できるよ。6年生は卒業式、それ以外の学年は修了式、どの学年の子どもたちも、その最後の最後までしっかり自分のなすべきことに向き合って真の○年生を目指そう。

2月最終日(校長室より)

校長室の行事ホワイトボードです。職員会議で来月の予定が確定しましたので、すでに3月の予定を書きました。

今日は2月の最終日です。

1月は「く」2月は「げる」3月は「る」 と言われることがあります。それでも、3学期をあっという間の3ヶ月と捉えずに、1日1日を大切に教育活動を進めてくださいと先生方にはお話ししてきました。(とは言え、やはり、早かった。)

コロナウイルス感染の第6波の中、目の前のやるべきことを丁寧に積み上げる毎日でここまできた子どもたちと先生方です。

明日3月1日は6年生を送る会です。元々、まん延防止等重点措置の期間内での実施予定だった行事です。全体で体育館で集まることはしない上で計画を立てました。

練習も発表もいかに工夫するか、というところで学年ごとに知恵を絞って取り組んできました。発表は学年ごとに入替制です。広いフロアを使って6年生の前で行います。今日は本番前日なので、最後の練習に取り組む学年やクラスがありました。良い会になるように、最後までがんばっていました。

6年生は、今日から数えて13日目の登校で卒業証書授与式を迎えます。土南部小学校の真の6年生になるその日まで、先生方と一緒にできることをしっかりと積み上げてほしいです。

春の気配(校長室より)

昼になるにつれ、少しずつ気温が上がり、昼休みはここ数日にはなかった暖かさになりました。気温に関係なく昼休みに縄跳びに取り組む子どもたち。

保健室前の梅はこんなに咲いています。とても綺麗です。

正門方面、体育館前の梅はまだまだですが、これからが楽しみです。

明日から春の気温とのこと。ただし、来週になると寒の戻りもあり、暖かさは続かないようです。もともと三寒四温ということで温かい日と寒い日を数日ずつ繰り返しながら春に近づいていきます。引き続き健康管理に気をつけて過ごしていきましょう。

今週は2日に分けた学校公開の裏で、PTAの役員さんたちが、来年度の活動に向けての準備をしてくださったりもしていました。ありがとうございます。

2月も終わりが見えてきました。

今年度も残すところ1ヶ月というところです。

まん延防止措置も期限はあと1週間。次なる行事に大きな影響が出ないことを祈っているところです。引き続き、健康に留意して良い週末をお過ごしください。