校長室より

令和6年度 校長室より

通知票(校長室より)

今日は令和6年度前半の通知票を渡しました。

 

渡す前に、私から子どもたちに放送で次のように話しました。

 

これから担任の先生から通知票を配ってもらいます。

 

今日配る通知票は、今年の4月から9月までのみんなが学校で見せてくれたがんばりについて書いてあります。見せてもらえなかったみなさんの秘めたる力は、先生には見えなかったので書いてありません。

 

がんばったことだけでなく、がんばってほしいことが書いてある場合もあります。よく見てくださいね。

 

受け取ったらきちんとランドセルに入れて、お家に帰るまで出しません。そして、必ずお家の人に見せてください。

 

土曜日、日曜日、病気や交通事故に気をつけて過ごし、また月曜日から学校が始まります。良い力は秘めたままにせず、どんどん学校で見せてください。そうやって、がんばれることを増やす毎日にしてほしいと校長先生は願っています。

 

まずはやってみる、それが2学期にがんばってほしいことです。

 

土日をはさんで令和6年度の後半が始まります。何はともあれ健康であることが一番。そして、「まずやってみる」という気持ちと行動力で進んでいける日々になるよう、子どもたちを応援していきます。

ミシン実習(校長室より)

5年生6年生になると家庭科の授業があります。大人のみなさんも経験済みですね。調理やミシンなどの実習もあります。

この時期、6年生と5年生はどちらもミシンを使った実習を行っています。(写真はミシンを使う前の段階の授業です。しつけのための線を引いています。みんな真剣に取り組んでいました。

5年生はエプロンです。説明書付きのセットを購入しています。

ミシンで縫うところは「わき2ヶ所」「むね上1ヶ所」「すそ1ヶ所」「ひも通し2ヶ所」の6ヶ所で、しつけ、仮縫いなどが終わっていればミシンの使用だけなら5分もあれば終了する作業です。

ところが実際には驚くほど時間がかかるのです。そもそも、ミシンを正しく動かすための手順が初めての人にはなかなかしんどい。上糸をかける順番、かける場所、針に糸を通す向き、下糸ボビンの向き、上糸で下糸を引っ張り出す作業、縫い始めるまでにいくつかの手順があり、一つでも間違えると、正しく動きません。

「先生、ミシンこわれました」なんてあちこちから声がかかって「今行く」と行ってみると糸がからまっている。「ねえ、ボビン逆だよ」「上糸、ここにかかってないよ」のようなことは担任時代の家庭科の授業では常でした。機械は正しく使えば正しく動くようにできているわけですから、使う側の問題がほとんどです。

家庭科のミシン実習では、ミシンの不具合への対応(使い方のミスですが)、けが予防対応などに追われていた記憶があります。自分のクラスではいませんでしたが、けがも見てきました。
そんなことから、いつの時代からか、保護者のみなさんのお力を借りるようになりました。

一人でも多くいてくださることで、技術面、安全面で速やかな子どもたちの活動につながります。Sigfyメールで日時をお知らせしています。お時間がありましたらぜひよろしくお願いいたします。

1年生の音楽の授業でピアニカを弾いている場面にも出くわしましたが、指使いがきちんとできているかを一人で見て回るのには1時間の中ではなかなかできません。今日は1列目と2列目の子どもたち、それ以外の子は次回に、というような工夫をした覚えがあります。こんな時にも人がいたらなあと感じます。

いつもいつもではないのですが、「この瞬間にもう一人いてくれたら・・・」そんな思いになることが授業中にはよくあります。

秋(校長室より)

図書室廊下、季節にあった良い掲示物です。「○○の秋」というような言葉とともに本も展示してあります。

今年も大活躍だった大谷選手の本もありました。

手に取ってパラパラ見ましたが「小さな努力の積み重ねを大切にする」という習慣が身についているんだなあと感じる言葉が目に飛び込んできました。

目次を見て、自分に興味があるところだけ読むのも立派な読書。物語の本にはなじまない読み方ですが。何はともあれ、手に取って見てみないとわからない本の世界。「読書の秋」です。

 

今日、校庭では2学年ずつ、体力テストを行いました。校庭で50m走とソフトボール投げです。昨日関係職員が放課後に校庭にラインを引き、これが消える前に実施するために、午前中のうちに2種目を行うという計画です。

年度の真ん中になり、一人一人さらに力がついてきたところでの体力テスト。力一杯できたかな。「スポーツの秋」です。

 

まだ気温が高めの日もあるようですが、何をするにも、良い季節になりました。

 

1年生が時計の学習をしていました。

昨年度も時計の話を校長室よりで取り上げたことがありますが、針の時計、お家にありますか。

学校は針の時計ですが、家の中を見渡すと時間を教えてくれるデジタル表記のものもあります。

子どもたちは時計の模型で針をくるくる動かしながら、先生が示した時刻とおなじ時刻を示す活動をしていました。隣同士で確かめたりもしながら。

時計の学習は生活と近いものなので、「今○時」「○分後に」「○分間で」などなど、会話の中で使いながら学ぶことができます。いろいろな場面で鍛えていけると身につくのも早くなりそうですね。

缶バッチと土南タイム(校長室より)

継続して学校のためにボランティア活動をしてくださっている方を一目見てわかるように、学校運営協議会予算で缶バッチを作ることにしました。バッチのイラストを子どもたちにお願いしようと、1学期に募集をかけました。

約80のイラストが集まり、先日の学校運営協議会で一つにしぼりました。6年生のイラストです。

 

募集に参加してくれた子どもたち、先生方、ありがとうございました。職員室前廊下に掲示してあります。

 

さて、週に1回、雨が降らなければ、火曜日は土南タイム。通常の掃除の時間も休み時間になるロング昼休みです。

 

教員になっていつごろからだったか覚えていませんが、掃除をカットして昼休みを長くする学校が増えました。

休み時間は昼以外にもいくつかあります。5分休みもあります。次の時間の準備ぐらいをするイメージです。もう少し長くしても良いかな、と思わなくもないのですが、下校時刻が遅くなるのは避けたいところで、今のような形になっています。

私は「休み時間命」の子どもでしたから、長い休みは大歓迎ですが、そういう子ばかりでもありません。 長い休み時間をどのように、誰と過ごすか頭を悩ます子もいるように思います。

ストレス発散、ただただ元気に過ごしたい、大騒ぎしたい、普段話さない子との交流、本当は室内で過ごすことが大好きだけどクラスレクだから仕方なく外遊び、仲良しの友達とおしゃべり、一人で読書・・・。

いずれにしても、この貴重な休み時間が子どもたちにとって有意義なものになってほしと願っての設定です。

 

9月が終わります(校長室より)

9月も最終日となりました。

 

すっかり秋めいた今日この頃。まだまだ気温が高くなる日もありそうですはありますが、活動に制限をかけるような気温にはならなさそうです。

 

子どもたちはいろいろな場面で生きています。学校では授業、休み時間、給食、掃除・・・。また、登下校、放課後でのあれこれ・・・。

成長まっただ中の子どもたちだから、うまく伝えられなくてトラブルになることもある。本当は仲良くしたいのに素直に言えずにけんかになることもある。調子に乗って相手を怒らせたりしてしまうこともある。それこそ、はずみで、その瞬間瞬間に、本当にいろいろなことがいろいろな場面で起こる。

 

大人がそばにいるときもあれば、子どもだけの時もある。大人がそばにいるときのトラブルなら、気づいてあげることができる。必要があれば、関わることもできる。事によっては本人の意思に関係なく関わらなければならないこともある。でもいつもどんな時も必ずしも大人がいるとは限らない。

 

自分たちで解決できればそれは最高。でもうまくいくことばかりではない。そんな時は、大人に知らせてほしい。そこから、解決につながることもある。

 

学校は学校で知り得た情報をお家の方へお伝えします。ご家庭はご家庭で知り得た情報を学校へお伝えください。それを子どもたちの今後に生かしていくために。一緒に考えていきましょう。

 

友達関係は人間関係。「こうしなさい」と言われてできるものばかりではありません。正しいことがわかっていてもできないこともあります。これはおそらく子どもも大人も同じこと。それを踏まえた上で指導を続けます。最後の最後は自分で乗り越えるしかないのだけれど。

さあ、令和6年度も折り返しです。成長につまずきはつきものです。明日からも、失敗、トラブルを恐れず、まずは「やってみる」を大切に過ごしていこう。 

その日に向けて(校長室より)

10月の音楽発表会の練習が主に音楽の時間を使って始まっています。

どの学年も発表時間にして2曲で7分ぐらいでしょうか。

そう考えると、各学年の発表自体はあっという間の出来事といって良いでしょう。
でもその発表のために学校ではできる限りの時間を使って本番に臨みます。一瞬の発表のための準備にはそれなりの時間が必要です。そしてそこにはたくさんのドラマがあります。

誰を指揮者にするか、誰を伴奏者にするか、それだけでもそれなりの労力を使います。気も遣います。職員がやったらどれほど楽に事が進むでしょう。それでも、少しでも子どもたちに活躍の場を、という気持ちで役も選ぶわけです。

本番までの限られた時間で、少しでも子どもたちの頑張りを引き出して、少しでも一人一人が満足のいく発表ができるよう音楽専科を中心に日々取り組んでいきます。子どもたちの活動する姿を楽しみにしていてください。

 

家庭科のミシン実習お手伝いで地域や保護者のみなさんにボランティアを募っています。

子どもたちの安心安全な活動を支えていただきありがとうございます。

Sigfyメールで日時もお示ししていますので、活動できる日がありそうでしたらぜひご参加ください。

昼休み(校長室より)

ぐっと気温が下がった9月下旬。それでも今日は暑くなる予報でした。

久しぶりの「29度」夏日をどのように感じるか楽しみに外に出ました。

 

猛暑、酷暑と言われたあの暑さの後、一度空気が落ち着いた後なので、心地良く感じました。

子どもたちも、とてもうれしそうに外遊びを楽しんでいました。

 

今日、松戸特別支援学校から異校種交流でお見えになった縄﨑先生も、5年1組の子どもたちと元気に外遊びをしていました。

昼休み後に声をかけたところ「とても楽しいです」と素敵な笑顔で応えてくれました。

 10月11月は日照時間が短くなる関係で、安心ホルモンとか幸せホルモンと言われる「セロトニン」の分泌量が落ち、不安な気持ちになる人が増えるなんて話を聞いたことがあります。

小学校時代、教室にいても勉強が苦手で「指されたらどうしよう」とばかり考えていた不安しかなかった私が、それでも学校に行き続けられたのは、きっと外遊びだけは好きだったことで幸せホルモンいっぱいだったのかな、なんて思ったりもします。外遊びについては好き嫌いはあるのでしょうが、太陽の光を浴びることはとても良いことなので おすすめです。

この時期、網や虫かごを持って、虫取りを している子どもたちを目にします。多くの子どもたちは捕まえることまでで完了なので、土も草もなんにも敷かれていないプラスチックの入れ物にたくさん捕まえたバッタなどを入れて喜んでいます。そして数日そのままにしておいたら、入れ物の中では悲しい出来事が起こります。捕まえることが楽しいんだもの、その後のことなんか考えていません。わかるなあ、その気持ち。私もそうでした。

 捕まえた後に、きちんと飼育するところまで興味が続く子に捕まった虫はきっと幸せ。子どもたちの興味はそれぞれですから、どれが正しいとか言えません。捕まえるだけだったり、飼育まで行ったり、いずれの経験も子どもたちの成長にとっての栄養になることには間違いありません。

自然いっぱいの土南部小学校でできる体験を思い切りしてほしいです。

都道府県博士になろう 他(校長室より)

4年生の学習です。

一人一人がタブレットでまとめた、紹介したい都道府県の情報を教室で発表しました。

 

子どもたちが作った資料にも驚きましたが、それを聞いているクラスメイトの姿に驚きました。

 

堂々とはきはき発表できる子もいれば、声が小さい子もいます。英語で話す子もいました。誰が発表していても、静かにその発表に集中し、ある子はうなずき、ある子はメモを取りながら・・・。

 

話を聞いてもらえてる、と話し手が思えることは何より安心感につながります。

 

集団での学習が成立するためのいくつかのルール。その中の「人の話に耳を傾ける」。相手が先生でも友達でも情報を得るために大切な力です。「傾聴」です。安心して身をおき生活し、勉強するための心地よい教室。目指すところです。

 

今の学年になってもうすぐ1年の半分が過ぎます。がんばっている子どもたちがたくさんいることを改めてうれしく思います。

 

今日は、チーバくんが来校しました。2学年ごとに体育館で交流しました。

 

5、6年生が楽しげにダンス交流をしている時間を参観しました。

チーバくんに給食を楽しんでもらうために、子どもたちが大好きなココア揚げパン、千葉県の野菜をたくさん使ったポトフやサラダを用意しました。

おいしく食べてもらえたかな。

チーバくん、チーバくんキャラバン隊のみなさん、ありがとうございました。

三連休が明けて(校長室より)

21日の土曜日に地域の林友会のみなさんに、なかよしジャングルや体育館周りの草刈りをしていただきました。学校運営協議会の西條会長やPTAの中山会長も参加してくださいました。

暑い中での作業となりましたが、こんなにきれいに刈っていただきました。学校は人を育てる場所ですから、少しでもきれいにしておくことは大切なのですが、普段手が回らないところということもあり、とてもうれしいです。

関わってくださったみなさん、ありがとうございました。

 

業間休みの見守り隊、そして日常的に敷地内の草刈りをしてくださってる周管さん、いつもありがとうございます。

 

さて、9月2回目の3連休明け、先週多発した嘔吐による欠席、早退もおさまっています。さらには、暑さもおさまっており、不思議なくらい空気が変わりました。

 

暑さに気を遣わずに、元気に遊ぶ子どもたちです。

 

写真は昼休みの様子です。ボール遊びも、鬼ごっこも、虫取りも、何をしていても気持ちの良い時間でした。

つい数日前まで、気温計とにらめっこしていたのに、今日は楽しげな子どもたちの様子に集中できました。

いつまで続くのだろう、もう暑いのには飽きたと思っていましたが、確実に秋はやってきているようですね。この変化には驚くばかりです。エネルギーの塊である子どもたちが思う存分体を動かせる昼休みは、最も小学校らしい時間だと思います。

先生方も、子どもたちの活動に寄り添い、共に時間を共有してくださり、ありがとうございます。

さあ、いよいよ9月も後半です。年度の折り返しが近づいています。

生まれかわったなかまたち(校長室より)

3年生の図工です。

教室に入ったら「見てー」と見せてくれた子どもたち。興味がわき、見て回りました。

古くなって着なくなった服やタオルなどを使ったものづくり。

子どもたちの発想が大切な、正解のない活動。こういった活動を目にする度に、「子どもらしい」という言葉がうかびます。思い思いに切ったり結んだり・・・。「そうじゃないでしょ。」と言われることのない自由な活動。

でも中には、縛りのない活動だから何をすれば良いかわからない、何をつくれば良いかわからない、といって戸惑いを隠せない子もいるものです。

そんな子にとって、もしこれがお家での一人の活動だったら、「思い浮かばない、やーめた」となるかもしれません。でも教室ならば、友達のを見たりしながらどこかで思い切ってやってみる、そんなことで次に進めることもあります。教室での活動は友達からの刺激を受けるという点で意味があります。

何が完成するかも大切なのでしょうが、そこに行くまでの「気持ちの揺れ」や「制作過程の活動」がとても大切な学習だと感じながら参観しました。良い表情で活動している子が多くいて、見ているこちらもうきうきした気持ちになりました。

 

さて、先日、突然の欠席児童増に注意喚起のメールを流しました。今日、どうなることかと朝から保護者のみなさんからの欠席メールをチェックしました。

嘔吐症状による欠席児童が増えていないことには安心しました。

それでも、他に、腹痛や風邪の症状でお休みしている児童は少なくありません。体調が良くないときは無理をさせることなく病院で受診をしていただくことをお願いいたします。

またまた三連休です。暑さにも注意、体調管理にも注意、交通事故にも注意です。良い週末をお過ごしください。 

第2回学校運営協議会(校長室より)

委員の方々に来ていただき、第2回の会議を行いました。

柏市教育委員会からも事務局としてお二人に来ていただきました。

最初に西條会長あいさつ、そして校長あいさつ。

その後、校内の教室の様子を見ていただきました。

各教室での落ち着いて取り組む子どもたちの姿に感心されていました。

特に、学期はじめなので、各教室の廊下にはってある子どもたちの2学期の目標シートに興味を持ってご覧になっていました。

コミュニティルームに戻っての話し合いでは、環境面、生活面、学習面、安全面でのここまでの取組について情報共有しました。

なかよしジャングルの草刈り、岩石園の管理、休み時間の見守り、丸付け、パトロールなど、活動が継続的に行われていることをありがたく思います。

その後は、1学期に子どもたちから募集した、学校ボランティアのみなさん用の缶バッチデザインを選ぶ作業をしました。

約100のイラストを机の上に並べ、委員のみなさんで確認しました。学校の絵、楽しげな子どもの絵、動物の絵、くじゃくの絵などなど、低学年から高学年まで、心のこもったイラストがたくさんあって、1つに選ぶのに苦労しました。

子どもたちの力作は、このあと準備をして掲示します。イラスト募集に協力してくれた子どもたち、改めて、ありがとう。

委員のみなさん、今日もありがとうございました。引き続き本校のためによろしくお願いいたします。

 

さて、本日sigfyでもお知らせしましたが、今朝急に嘔吐等の症状で、主に低学年で欠席や早退をする児童が増えました。朝、体調が悪い場合は無理な登校を避け、医療機関での受診をよろしくお願いいたします。

熱中症警戒アラートと交通安全(校長室より)

熱中症警戒アラート発令ということで、各昇降口の表示は

この表示です。

今日は運動は禁止です。

さてさて、生活にはめりはりが必要です。ずっと「気をつけ」をしているのはきついから「やすめ」もないと。「やすめ」があるから「気をつけ」が美しいってこともある。

学校生活で言えば、「授業」と「休み時間」。圧倒的に授業の方が長くてたくさんある。学ぶ場所だから当然と言えば当然。だからこそ余計に、休み時間は大切。

ということで、授業をチャイムできちんと終わらせることは職員にお願いしていることの一つ。

 

エネルギーの塊のような子どもたち、外で元気に遊ぶことで、めりはりやけじめのON・OFFのスイッチの切り替えもできるというもの。

 

アラートが出ているときは、外遊びや運動ができず、エネルギーの発散が十分にできないからちょっとかわいそうです。学校生活面でのめりはりが感じられにくいかも。

 

今週末ぐらいから少し気温も落ち着くとの予報です。体育で体を思い切り動かしたり、休み時間に外で元気に過ごしたりする日が来るのが楽しみです。

今日の写真は、授業に真面目に取り組んで自分の課題に向き合う子どもたちの様子です。

どのクラスもよくがんばっています。

 

さて隣の市の小学1年生の交通事故の報道がありました。詳しい状況はわかりませんが、交通事故は子どもでも大人でも誰にでも起こる可能性があることです。

今日、全校に交通安全についての話を放送で呼びかけました。

千葉県警察のこの資料では「7歳」「1,2年生」がキーワードになっています。

写真では見にくいのでPDFファイルもはっておきます。

歩行中のこどもが危ない.pdf

お家での注意喚起資料としてもお役立てください。 

なかよし遊び(校長室より)

2学期最初のなかよし遊びでした。

 

1つのグループに1年生から6年生までの全学年が少しずつ所属します。そしてそれぞれが活動を考え遊びます。これがなかよし遊びです。

 

昨日とは打って変わってまた夏がやってきました。

気温は高く、厳重警戒ではありましたが、個人でできる対策を事前に呼びかけ、活動させました。

 

今日室内活動だったグループは次回11月は校庭へ、今日校庭だったグループは室内へと活動場所は入れ替わります。

 

異年齢活動は子どもたちにとって学びの多い活動です。6年生は貴重なリーダー体験の場でもあります。各グループには担当教員もついていますので、活動のフォローもお願いしてます。

 

 

それぞれのグループで、活動の準備をしたり、遊びの説明をしたり、下学年の活動の様子を見守ったりする6年生の頼もしい姿があちこちで見られました。

 

 

6年生の決めた遊びに楽しげに取り組む下学年の素直な姿勢も見ていて気持ちの良いものでした。

 

20分という短い時間でしたが楽しそうな子どもたちの声が響いた昼休みでした。6年生、お疲れ様でした。

あすチャレ(校長室より)

10日火曜日に、アイススレッジホッケーでバンクーバー2010パラリンピック銀メダリストの馬島誠さんが来校してくださいました。(アイススレッジホッケーとはそりに乗って行うホッケーです。)

6年生対象の出前授業です。

あすチャレ!ジュニアアカデミー」(日本財団パラスポーツサポートセンター主催)とは「あす(明日)へのチャレンジ」の略です。2学期の始業式に「とにかくあきらめずにやってみる」という呼びかけをしたばかりだったので、テーマが近そうで楽しみな気持ちでお迎えしました。

事故により両足に障がいを抱えるようになった馬島さん自身のお話や、「できない」で終わらない、「どうしたらできるか」と工夫することがパラスポーツであるというお話から始まりました。

障がいがあるとかないとかに関わらず「チャレンジしている姿こそが素晴らしい」というメッセージ、「最初から完璧を求めず、やってみて、また考えれば良い」という物事への取り組みの姿勢、どれも馬島さんの内側からうちから出てくる言葉と感じられました。

グループごとに考えたり、クラスでやってみたりする体験活動は、最後の馬島さんから子どもたちへのメッセージともつながっていて、そばで見ていてとても印象的でした。

馬島さんからの、「顔晴る(がんばる)」「感謝」「他喜力(たきりょく)」という辞書には載っていない言葉を使った最後のお話は、子どもたちも真剣に聞き入っており、自らメモを取る姿も印象的でした。

質問コーナー、お礼の言葉、そして最後は集合写真を撮りました。

特別ではない、それこそスーパーマンではない、みんなと同じような普通の小学生だったんだよ、あきらめたくなる気持ちもわかるよ、できないこともあるよ、でもあきらめず、努力、自分のため、前向きにやるんだ、という馬島さんの熱さに触れることができた時間でした。

放課後に、馬島さんにお届けする6年生の感想を見せてもらいました。馬島さんの言葉が子どもたち一人一人の心に残ったのだな、と感じられる文章が多くありました。子どもたちのこれからにつながる良い機会になったと感じています。

馬島さん、貴重な時間をありがとうございました。

体力テスト(校長室より)

今日は千葉県に熱中症警戒アラートが出ていました。

 

体力テストという言葉を聞いて、思い出す種目は「踏み台昇降」。膝より少し高い台に昇っては降りるをひたすら繰り返す種目でした。今はありません。大人のみなさんはどんな種目を思い出しますか。

 

今日は1年生が体力テストの「シャトルラン」という種目の説明を各担任から受けて、うっすら体験をしました。説明だけなら涼しい教室でできますが、実際に現場で動きを確認しないと、実際にはなかなかできません。

 

実際に音を鳴らして、担任の先生が手本を見せました。

今日は、大人も無理せずに。形さえ伝われば大丈夫なので。

今日はアラートが出ていて運動禁止なので、手本後ほんの少し体験しました。実際に計測するときは6年生が一人一人の動きを見て実施します。

 やり方さえわかればもう大丈夫。

水分をしっかりとって休憩です。今日の体育の目的「シャトルランって何?」は果たせました。来週は6年生との練習、本番は再来週です。がんばれ、1年生。 (写真は1年1組の様子です。)

いろいろなもよう(校長室より)

2年生の図工です。1組も2組も同じ時間に行いました。

しゃぼんの泡を使って模様をつくるという活動です。

用意されたいくつかの色の石けん水をつかってあわを作り、それを画用紙にのせていきます。とても楽しそうな活動で、2クラスとも教室のあちこちから明るいうれしそうな声が聞こえていました。

「校長先生、これ何をつくろうとしているか、わかる?」「うーん、魚かな」「うさぎでしたぁ」なんてやりとりもしながら見て回りました。

画用紙を持つ子、あわを作ってのせる子というように2人1組で交代で行っていました。

座学も大切ですが、席を立って手や口などの体を使っての活動を好む子どもはとても多いものです。体を動かすことが大好きですし、図工には国語や算数のように明確な正解がありません。活動するにあたってのルールさえ守れば、誰もが楽しく活動できます。とは言うものの、中には、「自由で良い」ということに抵抗を感じる子もいないわけではないので、殻を破る瞬間まで時間がかかる子もいます。

仮に、この作業中に「失敗した」と感じたとしても、作品が完成するまでにカバーできることもありますし、できあがるまでどんな作品になるかわからないところが面白いところでもあります。前向きに関わってほしいところです。

大切なのは、途中で投げないことです。最後まであきらめずに取り組んでみたら、ものすごい作品ができあがるかも知れません。

一人一人がどんな作品に仕上げていくか、楽しみです。

こぼれたバケツの水を拭いている子たちもいました。子どもが活動すると、いろいろなことが起こります。

 

PTA除草作業(校長室より)

草取りボランティアを募集しての除草作業でした。

ご多用の中、お集まりいただきありがとうございました。

草木がこの夏の期間にも伸び放題で、あちこち自然がいっぱいの状態でした。

気温が高くなる予報でしたが、みなさん完全防備で取り組んでくださいました。

広大な敷地内のあちこちに伸び放題の草木がある状態でしたが、ここは欲張らずに「できる方々で」「できる範囲を」ということで行っていただきました。

元保護者であり、現在南部地区青少協会長でもある西條さんも刈払機を使って作業してくださいました。

みなさんのおかげできれいになりました。ありがとうございました。

新刊展示会など(校長室より)

今週5日間、図書室で「新刊展示会」を行っています。

令和6年度分の市から配当された学校予算のうち、図書購入費が決まっており、その範囲内でどんな本が良いか選んで購入しました。

9類までバランス良くそろっています。

新刊展示会は、みんなにどんな本を購入したかをお知らせする意味があるので、貸し出しはまだです。手に取って眺めてみるだけです。

1冊でも多くの本が子どもたちに触れてもらえますように。

 

さて、毎年、つくし特別支援学校と交流をしています。(コロナ真っ最中の数年は行いませんでした。)今年度も6年生が行います。

 

つくし特別支援学校から古市先生が来てくださいました。体育館での予定でしたが、気温が高かったので、エアコンの効く音楽室で事前説明をしていただきました。

 

交流に向けて、つくし特別支援学校をクイズで紹介してもらったり、交流にあたっての意義や目的などを教えていただいたりしました。

今年も良い交流ができるよう準備を進めていきます。古市先生、本日は事前説明ありがとうございました。

気温上昇(校長室より)

気温上昇予報が出ていたので、2・3時間目予定だった2年生の学区探検は少しでも涼しい1・2時間目に前倒ししました。日中のWBGTは大変流動的で、厳重警戒の範囲を行ったり来たりでした。

「危険」の領域になると、学校では運動を中止しているので、外では遊べません。

継続的に気温計を見ていた限りでは「危険」にはなりませんでしたが、業間休み前には水分補給を全校に呼びかけ、昼休み前には水分補給と外遊び時の帽子着用を呼びかけました。

先生方にも帽子を着用するよう呼びかけました。

自分で判断してできれば一番良いのですが、遊びとなると多くの子が遊びのことしか考えなくなっってしまうので放送で呼びかけをしているわけです。

今日の大谷グローブの1年生3人組もちゃんとかぶっています。えらいぞ。

みんな放送を聞いて行動できているね。

こうやって「安全に」を心がけて過ごすことで、熱中症は必ず防げます。

写真の中の子どもたちはみな帽子を着用して安全に気をつけながら遊んでいます。しかし、放送で呼びかけても、かぶらずに外に出てくる子どもたちもいました。

「校長先生、○年生が帽子をかぶらずに遊んでいます。」と教えてくれる子もいました。「おお、本当だ。ありがとう、注意は先生がするから、君らは遊んでいなさーい」「はーい」のようなやりとりも数回ありました。子ども同士で注意をするとトラブルが生まれることもあるので、こんな時は大人がきちんと仕切らないといけません。

かぶってない子に声をかけると、しぶしぶ校舎内に入って行きます。

かぶらない子たちは、「危険」「安全」を自分たちで判断しているのかも知れませんが、久しぶりの暑い昼休みなのでこちらで管理しています。9月とは思えない残暑との予報も出ているので、引き続き気温計とにらめっこしながら子どもたちの活動について考えていきます。

明日も暑いようです。良い週末をお過ごしください。

避難訓練(校長室より)

訓練です。地震、それに伴う理科室からの出火を想定して行いました。

各クラス机の下にもぐり、頭を守る一次避難を行った後、出火現場を避けながらの二次避難で校庭に集まりました。

余計な話し声など聞こえず、素早い行動ができていました。

たまたま今年は元旦に地震が起きたので、気にしながら生活しています。だからと言って「今起こるかもしれない」といつもびくびくしていても仕方ありません。「いつ起こるかわからないものだから、起こったときにあわてない」という心構えが必要です。

校長の話の中で、日頃から先生の話や放送に耳を傾ける努力をしてほしい、と子どもたちに伝えました。学校にいるときは、必ず大人がいますので、その指示を信じて行動することになります。もちろん、大人がしっかり判断することが前提です。

避難訓練終了後、他の学年が校舎に向かっているとき、4年生が訓練を受けての振り返りをしていました。

同じ昇降口を使用する1年生との混雑を避けるための待ち時間で、伝えたいことがあったのでしょう。主任の先生が子どもたちに語りかけていました。

短い時間でも、その瞬間をのがさず自分の言葉で伝える、とても大切なことです。

 

その後の業間休みに外で元気に遊ぶ子どもたちの様子です。

休み時間は切り替え切り替え。たくさん遊んでね。

まだこの先、熱中症警戒アラートが出ることもあるでしょう。遊べるうちに遊んでおこう。それにしても、1年中短縄跳びをしている高学年児童がいますが、上達しています。継続は力なりです。

縄跳びも鉄棒も「好きこそ物の上手なれ」です。