校長室より

昼休み(校長室より)

ぐっと気温が下がった9月下旬。それでも今日は暑くなる予報でした。

久しぶりの「29度」夏日をどのように感じるか楽しみに外に出ました。

 

猛暑、酷暑と言われたあの暑さの後、一度空気が落ち着いた後なので、心地良く感じました。

子どもたちも、とてもうれしそうに外遊びを楽しんでいました。

 

今日、松戸特別支援学校から異校種交流でお見えになった縄﨑先生も、5年1組の子どもたちと元気に外遊びをしていました。

昼休み後に声をかけたところ「とても楽しいです」と素敵な笑顔で応えてくれました。

 10月11月は日照時間が短くなる関係で、安心ホルモンとか幸せホルモンと言われる「セロトニン」の分泌量が落ち、不安な気持ちになる人が増えるなんて話を聞いたことがあります。

小学校時代、教室にいても勉強が苦手で「指されたらどうしよう」とばかり考えていた不安しかなかった私が、それでも学校に行き続けられたのは、きっと外遊びだけは好きだったことで幸せホルモンいっぱいだったのかな、なんて思ったりもします。外遊びについては好き嫌いはあるのでしょうが、太陽の光を浴びることはとても良いことなので おすすめです。

この時期、網や虫かごを持って、虫取りを している子どもたちを目にします。多くの子どもたちは捕まえることまでで完了なので、土も草もなんにも敷かれていないプラスチックの入れ物にたくさん捕まえたバッタなどを入れて喜んでいます。そして数日そのままにしておいたら、入れ物の中では悲しい出来事が起こります。捕まえることが楽しいんだもの、その後のことなんか考えていません。わかるなあ、その気持ち。私もそうでした。

 捕まえた後に、きちんと飼育するところまで興味が続く子に捕まった虫はきっと幸せ。子どもたちの興味はそれぞれですから、どれが正しいとか言えません。捕まえるだけだったり、飼育まで行ったり、いずれの経験も子どもたちの成長にとっての栄養になることには間違いありません。

自然いっぱいの土南部小学校でできる体験を思い切りしてほしいです。