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令和6年度 校長室より
修学旅行に向けて(校長室より)
先日、耳鼻科検診の時に来ていただいた学校医の荒井先生と校長室でお話ししたときに、小学校時代の修学旅行の話になりました。
「夜遅くまで、友達と話していて、先生に叱られて廊下に立たされた」エピソードです。このエピソードを聞いて「わかるわかる、自分もそうだった」と反応できる方はきっといらっしゃることでしょう。私自身も廊下に出された少年の一人でした。
「いやあ、忘れられない思い出です」と荒井先生もうれしそうに話していました。
修学旅行が近づいています。子どもたちにとって、どんなことが忘れられない思い出になるのか楽しみです。少人数の友達と行くのではなく、集団で行く旅行なのであれこれ約束事があります。そんなこんなを事前指導の中で子どもたちに伝える時間をとりました。
旅行に参加した子どもたち一人一人が「楽しい旅行だった」となるためには、学校にいるときと同じように「自分だけでなく周りの人のことも考える」ことが大切です。
6年生になって2ヶ月を超えました。新しい先生、新しい学級で良いスタートが切れていて、集団で集まるこのようなときも、最高学年らしい心地よい緊張感があります。子どもたちにとって有意義な2日間になるよう、準備を進めていきます。
別の話になりますが、敷地内の何本かの高木の伐採をお願いしていました。今日から取りかかっていただいてます。
例えば桜の木。創立56年目を迎えた本校の数本ある桜の木は、その年数の影響でかなり弱くなっています。昨年度も、春の強風で横に伸びた太い枝の重さに耐えきれず幹から折れるという個体がありました。(2枚は昨年度の写真です。)
今ある桜の木を改めて眺めてみても、安全のために太い枝の途中から切られたものが何本もあり、その形を変えています。
安全面等を考慮し、職員の通用門方面にある上へ上へと伸びている桜と、校庭奥ののり面にある斜めになった高木を伐採することにしたわけです。
活動する子どもたちが安全に過ごせるよう、三角コーン等で近づかないよう気をつけさせたり、放送で呼びかけたりしました。作業も安全第一で行っていただいています。近隣の皆様におかれましては、大きな音が出ますが、ご了承いただけたらと思います。
夏日(校長室より)
昨日、今日と気温が高くなりました。夏日です。昨日の昼休み時には教頭先生から、水分補給をしてから外に出るようにという呼びかけ放送がありました。熱中症に気をつける季節がやってきました。
環境省の熱中症予防情報サイトもチェックしています。
毎日設置している気温計をのぞき込む子もいます。
一人一人が意識して、水分補給、休憩を取れるようになると良いと思います。
今日の放送では「本格的な暑さが来る前に、暑さに体を慣らしておこう」という呼びかけをしました。
教室は、エアコンによって快適です。ただ、暑さの感じ方も人や場所それぞれで違いがあって、全員に快適な温度設定はとても難しく、苦慮します。
それでも、やっぱりエアコンがあることのありがたさはこの時期には実感します。ただ、室内でもこまめな水分補給は大切ですのでそういうことも含めて、職員や子どもたちへの発信を続けていきます。
青空の下、校庭の真ん中の大きな大きなコートでたくさんの子どもたちがドッチボールをしていました。
6年生が声をかけて、5年生と3年生を集めたようです。楽しく遊べたかどうかはわかりませんが、声をかけてみんなで遊ぼうというチャレンジ精神が良いです。体を動かしてたくさん遊ぼう。
6年生租税教室(校長室より)
6年生対象に租税教室を行いました。
講師の先生は税理士の大金さんです。
6年生になると社会科で政治について学びます。その中の「税金」について子どもたちにわかりやすく伝えるためにずっと行われてきた出前授業です。
各教室1時間ずつ行いました。
私の頃と違い、今の子どもたちは「消費税」を納めているので、税は身近な物と言っても良いかも知れません。税金というと「取られる」というイメージが先行しますが、どのような税金があるか、どのような仕組みになっているのか、それがないとどんな社会になるかなどを熱く語っていただきました。
子どもたちは、思い思いの反応で1時間釘付けになって話を聞き、税金の大切さを感じたのではないかと思います。
その道のプロの方のお話には思いが込められており、子どもたちをぐっと引きつける力を感じました。子どもたちも最後までしっかり話を聞けていました。
大金さん、今日は暑い中、熱い講義をありがとうございました。
(写真は1組の様子です。)
長さ(校長室より)
長さの学習です。
メジャー片手にあちこちの長さを測っているのは3年生です。
身近なところの長さがどれくらいあるのか見当をつけた上で実測です。人間の目は横に2つ並んでいるので、横の長さは見当をつけやすいが、縦の長さ(高さ)の見当はつけにくいと聞いたことがあります。さて、どんなもんでしょうか。
「だいたい同じだったー」とか「全然違うー」などの声も聞こえてきました。
歩き回っての学習ですが、しっかり課題に向かってがんばる3年生の姿が見られました。入学してから3年目、まだまだいろいろなことがありますが、学習面での成長を感じる瞬間です。
6年生や5年生の落ち着いて学んでいる姿も学校の雰囲気に大きな影響があります。
今やるべきことにきちんと取り組む姿勢は基礎を身につける時期に大切なことです。がんばれ、土南部の子どもたち。
昼休み(校長室より)
業間休みや昼休みに、2年生が自分たちの育てている植物(野菜)に水をやっています。
ピーマンやなすが、少しずつなり始めています。この先の生長が楽しみですね。手をかければしっかり育っていきます。何はともあれ水やりはしっかりね。
曇り空から太陽が時々顔を出していました。日が出ると暑さを感じます。
遊んでいる自然な姿をねらっていますが、「校長先生、撮って撮って」の声にカメラを向けることもあります。
鉄棒では、逆上がり練習ベルトを装着して練習している子が増えています。地道な努力が実を結ぶよう応援しています。がんばってね。
鉄棒にぶら下がったり、ボール投げをしたり、遊具で遊んだり楽しそうな子どもたちの様子があちこちで見られます。
子どもと一緒になって遊んでいる先生もいます。職員にとっては休憩時間で休憩する時間ですが、子どもたちと一緒に遊んでいる姿は何とも微笑ましいものです。
6年生が一つのコートでドッジボールをしていましたが、3人の担任の先生も無邪気に遊んでいました。遊ぶときは大人も全力。「大人げないよー」と子どもから声が出るようならもうばっちりです。
週末になります。青信号でも安全とは言えないような事故のニュースもあります。自分たちにできることはまずはルールを守ること。そして大人は運転に集中して安全運転を心がけることです。大人も子どもも良い土日になりますように。
1年生学校探検(校長室より)
1年生の活動です。学校探検です。
2年生に連れられて学校を歩いていた1年生もだいぶたくましくなりました。
今日は1年生だけで地図やメモをもって探検でした。
「失礼します」「失礼しました」も上手に言える子が多くなりました。目の前のことにきちんと取り組みながら日々を過ごしていれば、そういった所作が身についていきます。
訳もわからず連れられて歩いたあの頃とは違って、新しい気持ちで探検したあちこちの教室で、きっと新たな発見があったのではないでしょうか。
いつの間にか当たり前に校長室の椅子に腰掛けて作業するたくましさ。担任の先生はひやひやしていましたが大丈夫ですよ。探検ですから。何でもチャレンジ!です。
探検したらその教室の入り口に用意したシールを地図にはります。
3時間目は各クラスで探検の振り返りをしました。
グループごとに集まって、しっかりできたかな。
校長室にある入学式の写真を眺めるグループ。
あれから2ヶ月。成長まっただ中の1年生の活動でした。
4年生クリーンセンター見学(校長室より)
4年生が南部クリーンセンターに見学に行きました。人数の関係で午前に1・2組、午後に3組となりました。
本校においては徒歩圏内であり、子どもたちにとっても日頃の風景の中にある施設です。
今日は、DVDで概要を聞いた後に、センター内を案内してもらい、家庭から運ばれたごみがどのように処理されているかを見せていただきました。
もちろん、ガラス越しの見学ではありますが、やはり本物を目にすると子どもたちの食いつきは違います。
3Dのめがねをかけて、ごみが工場内で処理されて、灰となって空へ飛んでいく様子を体感したところが一番楽しかった様子でした。
歩いて行ける身近にある施設ですが、入ってみてわかることがあったと思います。
社会科の学習に生かしていきます。クリーンセンターのみなさん、ありがとうございました。
3年生市内巡り(校長室より)
3年生の市内巡りでした。
お弁当持参で1日たっぷり市内を巡りました。
法林寺にある30mの高さの大いちょうを見学し、レイソルスタジアムではロイヤルシートで球場を見おろし、応援席では「ゴーゴーゴー」を歌ったり、レイソルの応援をしたりしました。学校へボールもいただきました。
柏の葉公園ではお弁当を食べました。その後、布施弁天、道の駅しょうなんと大きくぐるっとまわりました。
同じ柏市ではありますが、バスの窓から見える風景にも変化があります。子どもたちの目にはどううつったでしょう。
それぞれの場所で、自分の目で見たことが何より貴重な体験です。みんな何が心に残ったかな。
保護者のみなさん、朝早くからのお弁当の準備、ありがとうございました。
子どもたちが一番楽しみにしていたのがお弁当の時間のようでした。
ジュニア救命士講習(校長室より)
3時間目に5年生対象、4時間目に6年生対象でジュニア救命士講習を行いました。講師として東部消防署から4名来ていただきました。
小学生だったとしても、倒れている人にすぐに関わることで、その命を助けられる可能性が上がるという主旨で消防署主導での講習会です。
倒れている人への関わり方、助けの呼び方などを学び、「あっぱくん」という教材に一人一人触れながら、胸骨マッサージやAEDの使い方の練習をしました。
ここ数年5年生と6年生で行っているので、2回同じ講習を受けることになります。命に関わることなので同じ内容ではありますがしっかり身につけてほしいという願いがあります。
私自身、道に人が倒れている、という状況に出会ったことは実はありません。しかし、いざというときはできることをしなければなりませんし、また逆に、助けてもらう立場になることもないとは言えません。
「一番の失敗は、何もしないこと!勇気をもって倒れた人に近づいて声をかけよう」という言葉が何度となく動画から流れました。言ってることはわかりますが、言うほど簡単なことではありません。
自分もそうあれるよう心がけたいと思います。東部消防署のみなさん、本日はありがとうございました。参加してくださった保護者のみなさんもありがとうございました。
情報モラル教育(校長室より)
3日連続で「自分の身の守り方」に関わる内容です。安心、安全に暮らしていくためには気をつけておかなければならないことがそれだけあるということです。
今日は4年生以上の児童対象に「情報モラル出前授業」を行いました。講師は柏市教育委員会児童生徒課の小原指導主事です。
小原先生は、かつて本校で勤務していたこともある先生です。ご縁がありますね。
3時間目に4年生、4時間目に5・6年生向けに授業をしていただきました。
顔が見えない世界で、言い過ぎ(書き過ぎ)によるトラブル、誹謗中傷、知らない人との安易なつながり、など情報機器によるトラブルは大人の世界でも子どもの世界でも関係なく起こっています。
いろいろな経験をする中で初めてわかることもあります。何事も経験が大切です。でも、ここまでの報道や実例で、怖い結果になる可能性があることが想像できることなら、自分でストップをかけて回避することも大切です。怖い思いをわざわざすることはありません。
とは言え、子どもたちは好奇心の塊です。蜂の巣があれば「どこどこ?」と近づき「蜂の巣だー」と騒ぐ、危険と知っていても近づいてしまう子もいるのが事実です。
情報機器は、簡単に人とつながることができる、ゲームができる、動画が見られる・・・子どもたちにとってはわくわくするおもちゃ箱です。「もっと、もっとと刺激を求めていくようにできている」と『スマホ脳』という本でもその依存性について書かれています。
ということで、危ない使い方もあるんだなということを知ることでブレーキをかけられる子が一人でも増えてくれれば良いなという願いの元での出前授業です。
4年生のまとめ
5、6年生のまとめ
ここ数年、メールアプリやSNSでの本校児童の校内外でのトラブルは聞こえてきています。情報共有をしながら対応したり、指導したりすることはできますが、私物の情報機器の管理は学校では行えません。ご家庭でルールを決めたりすることで、お任せするしかありません。
今日の講師の小原先生からもありましたが、「正しく使えば便利」ということです。道具は人が使う物です。紙を切るのに便利なはさみでも、使い方を間違えたらけがをしたりさせたりすることもあります。「道具を正しく使う」ことは当たり前のことであり、とても大切なことです。今日の授業が、情報機器という便利な道具を正しく使うきっかけになりますように。自分で自分の身を守るために、です。
小原先生、子どもたちのために、ありがとうございました。
1年生防犯教室と引き渡し訓練(校長室より)
柏警察署の生活安全課の方に来ていただき、1年生対象の防犯教室を実施しました。
「いかのおすし」「はちみつじまん」のような合い言葉を元に、一つずつ説明したり、実際にやらせたり、声を出させたりしながら、防犯について勉強しました。
普段は「そんなに大きな声で話さなくても良いのに」と思うぐらいの声を出せる子どもたちですが、実際に怖いことがあったとき、そして一人だった時ならなおさらなかなか声は出ないものです。
昨日のホームページの記事「身の守り方」も同じですが、怖い思いをしなくて済むように行動に気をつけることが大切です。「行動に気をつけること」は自分でできることです。
今日のお話を聞いていて、我々大人も「子どもに声をかけるだけで」「公園などで遊んでいる子どもたちを笑顔で見ているだけで」誤解されても仕方のない時代であることを知っておくことが大事だと思いました。
近所で顔見知りの人であれば別ですが、大人の関わり方も難しい時代です。不用意に声はかけられませんね。
柏警察署のみなさん、ありがとうございました。
午後は避難訓練と引き渡し訓練を行いました。
ご多用の中、参加していただきありがとうございました。
身の守り方(校長室より)
3年生の国語に「めだか」という教材があります。
小さなめだかがどのようにして身を守っているかという方法が4つ載っています。
(教科書の挿絵をまねて描いた絵もそえてみます。)
①「敵の少ないところを泳ぐ」
②「すばやく泳ぐ」
③「もぐって見つからないようにする」
④「集まって泳ぐ」
4つの行動パターンが載っていますが、めだかは我々人間のようにあれこれ考えながら生きてはいないはずです。この4つは、敵から命を守るための本能として組み込まれている行動なのでしょう。もちろん、ここに書かれている方法をとっていても、ざりがにやみずかまきりに捕まってしまうこともあるでしょう。どんな方法にも万能はありません。
できるだけ一人で歩かない、人通りの少ないところを歩かない、とぼとぼ歩かず素早く歩く、なるべく人通りのあるときに歩くなど、身の守り方の基本はめだかも人も変わらない部分が多いな、と3年生の教科書を見て思います。
ここ数年、学校では「下校時刻厳守」により安全面を第一に考えるよう、先生方にお願いしています。できるだけ多くの人の流れにのって帰るためです。
毎年、下校後まっすぐにお家に帰らず友達の家に遊びに行ってしまっていた子がいたり、パンザマストが鳴っても帰宅しなかった子がいたりして、お家の人や先生方に心配をかける事案がありました。今年度もここまででありました。
安全については大人が心配しているほど子どもたちは自分事としてとらえていないと思われるふしがあります。(かく言う私も小学校時代に交通事故に2回遭っています。意識が高かったとは思えません。)
自ら危険なことに身を置かないようにすることは「自分の命は自分で守る」ことにつながります。学校、家庭それぞれの場所で、いろいろな場面で声をかけていくことが大切ですね。
体育発表会を終えて(校長室より)
体育発表会が終わりました。
「運動が好き、そうじゃない、運動が得意、そうじゃない、いろんな人がいて良いけど、今日は運動をがんばる日。最後まで力一杯がんばろう」と初めの会で子どもたちに伝えた通り、
限られた期間での準備でしたが、子どもたちは先生方と共に、よく頑張って本番を迎えました。今当日の様子を思い出しても、子どもたちの前向きな熱を感じられた行事となりました。
「好きとか得意とか関係なくがんばれる」というのは大切なことだと思っています。
一つの行事が終わり、子どもたちはまた次に向かって歩き始めています。
「まずやってみる」その姿勢で取り組める子どもたちをしっかり支えていきたいと改めて感じています。
雨があがった昼休み、土南タイムが実施できて、外で元気に遊ぶ子どもたちの姿がたくさん見られました。
体育発表会(校長室より)
ここ数年のような天気の心配はなく、無事に行うことができました。
朝のうちはうっすら雲に覆われていましたが、徐々に雲は晴れ、青空が広がる最高の天気でした。
「自分の力を最後まで出し切ろう」は児童会のスローガン。
子どもたちの笑顔、歯を食いしばった顔、涙、真剣な表情・・・いろいろな場面でたくさんの顔を見せてもらいました。
限られた時間で、練習を積み上げ、今日、それぞれの児童がそれを表現できたのではないかと思います。うれしい思いも、悔しい思いも、全てが栄養として成長に生きていくはずです。一つの行事が終わりましたが、学校生活は続きます。これからも最後まで自分の力でがんばることを大切にしてほしいです。
6年生の朝の教室の黒板です。子どもたちの思いがたくさん書かれていました。
一つのことに向かっていく子どもらしいエネルギーを感じます。高学年は、この行事でまた一つ、真の高学年に近づきました。種目だけでなく、係の仕事でも格好良い姿を見せてもらいました。
保護者のみなさん、地域のみなさん応援ありがとうございました。
先生方、今日も含めてここまで子どもたちの指導、お疲れ様でした。
週末です。子どもも大人も交通事故などに気をつけてお過ごしください。月曜日は学校はお休みです。
高学年として(校長室より)
万国旗をつけたり、門柱を立てたりしません。
それでも、準備はあります。高学年児童と職員で準備をしました。
こういう時間も、真の高学年になっていくための栄養になります。他の学年は下校していますが、自分たちの役割を自覚して仕事をする姿があちこちで見られました。
暑い中、5・6年生ありがとうございました。ご苦労様でした。先生方もお疲れ様でした。
さて、いよいよです。子どもたちの力一杯をみんなで応援する日です。どの競技でも、お子さんが力一杯競技に参加できていたら惜しみない拍手を。ともに思いは行動で伝えましょう。楽しみです。
給食(校長室より)
勉強が好きではなかった子ども時代、それでも休まずに学校に行っていた理由。
ゲームとかスマホとかパソコンとかがない時代ですから、家にいてもやることがない。
学校に行けば、休み時間に友達と遊べる。
あとは、給食を食べられることでしょうか。
食については好き嫌いは小さいときからなかったので、食べることで困ったことはありません。(逆に言うと、何でもよく食べる以外に褒め所がなかった子だったのです。)
今日、たまたまある教室で配膳風景や食べ始めを見る機会がありました。
よそられた分をそのまま食べ始める子もいれば、減らすために並ぶ子もいます。特に野菜を減らす子が少なくありませんでした。バランスを考えたメニューではありますが、最終的に個人個人の盛り付け量によってはちょっとばかり偏りを感じる場面でした。これが1年で185食、6年で1110食というように積み上がって体をつくっていきます。
気になるところではあります。もちろん、学校ではバランスの良い食事の大切さを伝えますが、無理矢理食べさせることはしませんし、本人の判断に任せているところです。
「食」「睡眠」はこれから大きく成長していく子どもたちにとってとても大切なものですので、「苦手だけど食べられるよ」となったらそれはそれで良いなあと感じます。
全体練習(校長室より)
今年度、最初の全体練習です。何度も行いません。朝の2時間を使って行いました。最初であり最後の全体練習です。
児童席に自分の椅子を並べて場所の確認をした後、全員ではじめの会の隊形に並びます。青空の下で、子どもたちはよく話を聞きながら練習に参加しました。
はじめの会では児童会の話、校長の話、歌、準備運動をします。とてもシンプルです。
紅白に分かれて戦うわけではないので、「ゴーゴーゴー」という歌は土南部小バージョンで歌います。元気な歌声が響きました。
「誰よりも速く走ろう」は全員にできることではないけれど、「自分の精一杯の力で走ろう」なら全員にできる、がんばろう、という話をしました。
コロナ前は運動会に向けて本当にたくさんの時間を使いました。このような全体練習も2度3度行ったものです。競技の練習、係の打合せ、係の練習・・・。授業中の時間を使うとすればそれは体育の時間に数えられます。体育の年間の授業数は決まっています。それをかなり圧迫する時間を運動会の練習で使うことになり、それはそれで悩みの種でした。始業前に時間を使って練習すればそれは完全なボランティアであり、仕事とすることはできません。
私は応援団担当を23歳から46歳までずっと続けてきました。教務主任の時も担当していました。大好きな係でした。子どもたちはあの数週間で大きく成長することを実感していましたし、だからこそやりがいを感じることの一つでした。朝、当たり前のように子どもたちを7時20分に集め、子どもたちと声がかれるまで練習、本番と力一杯行いました。私の教員としてのエネルギーのかなりの部分を使ったと言えます。
先日、当時応援団を担当したある男の子が、大学を卒業して立派な青年となり、春から弁護士として働くことになったと土南部小を訪ねてきました。私は彼の学級担任ではありませんでした。ただ、私は運動会の応援団の担当をしただけです。「応援団でお世話になった鈴木です。」そんな感じで来たのでとても驚きました。校長室で少し話をしました。
熱い思いで、そして時間をかければ、それだけ子どもたちの中に残るものがあることはわかります。しかし、コロナによって、限られた時間で何を行うべきなのか、というところに視点がいくようになりました。昔を知っているものとしては何となく物足りなさを感じる気持ちもありますが、仕方ないという気持ちでいます。
子どもたちが自分の持てる力をしっかり出し、その姿を保護者のみなさんに見ていただく、それが体育発表会の目標です。
子どもたち、がんばっています。
体調を崩す児童が微増です。しっかり寝て、よく食べて、元気に当日を迎えられますように。
自分にできる精一杯を(校長室より)
明るい日差しの下で、練習は続きます。
気温は金曜日ぐらいまでは高めのようです。
風がさわやかで、気持ちの良い空気でした。
赤白帽子をかぶっていない子が各学年に少しずついます。日差しを避けるために大切な物なので、きちんと持っているか確認してください。あごのゴムも伸びっぱなしになってはいませんか。
3、4年生の80m走の練習を見ました。男女混合、走力で分けたグループです。
自分が子どもだったときは、男女別、背の順で機械的に並んでいたものです。いつの頃からか、いろいろな配慮の元でグループ分けをするようになりました。
なんにしても「最後まで力一杯がんばって走る」それが大事です。一人一人が自分の力でできることだからです。
勉強でも、運動でも、自分にできることをしっかりがんばる、それがとても大切なことです。基本です。
さて、話は変わりますが、昨日今日で少し手を入れている場所があります。
トイレのドアです。
どうしてドアに靴裏の跡がついているんでしょうね。
これは女子の方です。写真は撮ってありませんが、男子の方はもっと真っ黒でした。4枚ともガラスの下の部分が黒くて気になっていました。以前から汚れていたので今に始まったことではありません。
メラスポでこすっていくときれいになりました。
下の写真で、空気口(ガラリ)の下と比べると、その上の部分はある程度汚れが落ちています。(ちなみに通常の掃除で、ドアをきれいにするような時間はなかなかとれません。)
学校には、本当にたくさんの「これ、誰がやる仕事?」というものが存在します。気がつく人、気が利く人がやっている、でもそうでない人は気づきもしない、そんな仕事がたくさんあります。
少し手をかけることで、改善できる場所があります。汚いより、きれいな方が気持ちが良いことは間違いありません。少しずつ、少しずつ。
週明けの雨(校長室より)
今朝のラジオで話題になっていましたが、週明けの雨は5週連続だそうです。
さあ、1週間の始まりだ、という日の天気が良くないと、出鼻をくじかれたような気になりそうですが、子どもたちはどんな朝を迎えたのでしょう。
校庭の木々の若葉も明るい緑で初夏を感じさせる季節になっています。
今週も体育発表会の練習が続きます。暑さに気をつけながら進めていきます。
昼休み、6年生の代表者は修学旅行についての集まりで先生の話を聞いていました。実行委員ですね。
外で遊べないそれ以外の児童は室内で自由に過ごしていました。
室内で駆け回ったりしてけがでもしたら悲しいので、静かに過ごす方法を考えることも大切です。
梅雨の時期に向けて、6月の生活目標は「室内での過ごし方や遊び方を考えて,落ち着いて生活しよう」となっています。
けがをしてわかることもありますが、先に少し考えて危険を回避することも大切です。明日はきっと外で遊べます。土南タイムがあります。楽しみに待ちましょう。
4年生さやむき(校長室より)
今日の給食で使用するグリーンピースを取り出す作業を4年生にしてもらいました。
給食室裏でえんどうまめを受け取って
各クラスでむき方を教わって
いよいよ挑戦です。朝の時間から1時間目の最初の時間で行いました。
手も洗いました。マスクもつけました。
なかなか手際よくできていますね。
今日のみんなの豆ご飯に使うので、責任重大ですね。
グループにはなっていますが、作業は一人一人でわかりやすいものなので、みんな集中して行うことができました。
この後、4年生がむいた豆は、調理員さんがよく洗って、食材として使用しました。
ほら、こんなにおいしそう。おいしかったです。
4年生、お手伝いありがとうございました。
さて、週末です。昨日北海道で登校している小学生が交通事故に遭ってお亡くなりになるという痛ましい事故がありました。青信号で渡っていても、絶対に大丈夫ということではありません。今日、給食中に子どもたちには「青でも気をつける」「せめて自分たちはルールを守る」という話を放送でしました。事故のない週末になりますように。
①治癒証明書等の取扱いの変更(柏市のHPです)
https://www.city.kashiwa.lg.jp/gakkokyoiku/kyouiku/gakkohoken/flu.html
②保護者様に書いていただくものです
③資料です
保護者の皆様そして地域の皆様,引き続き子どもたちの見守りをよろしくお願いいたします。
土南部小学校長