校長室より

給食(校長室より)

勉強が好きではなかった子ども時代、それでも休まずに学校に行っていた理由。

 

ゲームとかスマホとかパソコンとかがない時代ですから、家にいてもやることがない。

学校に行けば、休み時間に友達と遊べる。

あとは、給食を食べられることでしょうか。

 

食については好き嫌いは小さいときからなかったので、食べることで困ったことはありません。(逆に言うと、何でもよく食べる以外に褒め所がなかった子だったのです。)

 

今日、たまたまある教室で配膳風景や食べ始めを見る機会がありました。

よそられた分をそのまま食べ始める子もいれば、減らすために並ぶ子もいます。特に野菜を減らす子が少なくありませんでした。バランスを考えたメニューではありますが、最終的に個人個人の盛り付け量によってはちょっとばかり偏りを感じる場面でした。これが1年で185食、6年で1110食というように積み上がって体をつくっていきます。

気になるところではあります。もちろん、学校ではバランスの良い食事の大切さを伝えますが、無理矢理食べさせることはしませんし、本人の判断に任せているところです。

 

「食」「睡眠」はこれから大きく成長していく子どもたちにとってとても大切なものですので、「苦手だけど食べられるよ」となったらそれはそれで良いなあと感じます。