校長室より

令和6年度 校長室より

1年生公園探検(校長室より)

1年生が公園探検に行きました。

カンカン照りではありませんでしたが、湿度が高めで注意しながら出発しました。

南部公園と通称ひこうき公園の2つに行きました。

放課後、お気に入りの友達とは遊びに行くことがあっても、このように学校で行くのは初めてです。見える風景も違うはずです。きっと新しい発見もあったでしょう。

遊具で遊ぶグループもあれば、広場で遊ぶグループもありました。

遊具がなくとも、広場さえあれば遊べる、というのも子どもらしくてよろしい、そんな風に思います。

人数をきちんと数えて、次の公園に向かいました。

ひこうき公園です。小新山第一公園が正式な名前ですね。

そんなに広くはない公園に、ひこうきの形の遊具、鉄棒、ブランコ、滑り台があります。

独り占めしないように担任の先生方も子どもたちに声をかけました。顔を真っ赤にして遊ぶ子どもたちの姿を見ているとうれしくなります。

散歩をしていた地域の方に「お騒がせしています」とあいさつをしたら「いえいえ、元気をもらっていますよ」とお返事がありました。地域の子どもたちの成長をこのように温かく見守っていただけるのは学校としてもありがたいことです。

「もっと遊びたーい」なんて声も聞こえましたが、探検ですよ、探検。お勉強です。とは言え、子どもたちにとって「遊びは学び」です。遊びながら学んだことも必ずあるはず。学習に生かしてくださいね。

元気に帰校しました。先生方もおつかれさまでした。

 

子どものけが(校長室より)

活動的な子どもたちなので、すり傷を初めとして、切り傷、打撲などなど学校でけがをすることは日常茶飯事です。

 

遊んでいて転んだ、友達とぶつかった、階段でひねった、つまずいて転んだなどなど。

 

時々「鉄棒をくぐろうとしておでこを強打した」とか「振り返った拍子にそこにあったものに顔がぶつかった」というようなボディイメージの未熟さからくるようなものもあります。

 

登下校中の、ランドレスを背負ったまま走ってバランスを崩して転ぶことによるけがは、下学年になるほど少なくありません。

昨日の職員会議で、昨年に消費者庁から出ていた情報の話を職員にしました。

これです。↓(水筒の斜めがけでの転倒がとてもあぶない件)

 https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/mail/20230825/

最近も時々ネットニュースで話題になることがあり、気になっていました。

 

 ランドセルを背負っている登下校時は特に「ふざけながら歩かない、走らない」がけがの防止につながるので、ここまでも子どもたちは話してきたところですが、今回は水筒の斜めがけもからめて、改めて「ふざけながら歩いたり走ったりしない」ことについて各教室で明日以降注意喚起をします。

 

写真は今日の子どもたちの給食の様子です。最近は蒸し暑い日が続いているからか、汁物の残りが多くなっているという栄養士さん情報がありました。暑いときだからこそ、もりもり食べよう。 

気温上昇と千葉ジェッツ(校長室より)

金曜日は、ホームページの記事を書いたまま、アップせずに出張に出てしまい、そのまま更新をしないまま今日を迎えてしまいました。というわけで、今朝、金曜日分の「自分の考えを表現する」をアップしました。

 

さてさて、予報通り暑くなりました。(梅雨空は何処へ・・・。)

業間休み(10時過ぎ)で厳重警戒となりました。湿度が高めでした。

呼びかけの放送が少し遅れましたが、帽子をかぶって暑さに備えていた児童もたくさんいました。

「今日は暑そうだ」と感じたら自分で自分を守る、という意識、そして具体的な行動もとても大切です。

 

今日は5年生参加の出前授業で、千葉ジェッツのコーチやスタッフの方がお見えになりました。

4人組になってバスケのポジション名を使った何でもバスケット風のレク。

3人組での股抜きパスや4人組でのパスの練習

1回やってみた後に、コーチがこつを伝授してから、再び行うとのびが見られました。

最後は紅白に分かれてシュート対決をしました。

ゴールが1回決まったら、体育館中央に置いてあるミニコーンを相手の陣地に1個移動する、という,目で見てわかりやすいシンプルなものです。

みんなにシュートチャンスがあるので、全員が楽しんでゲームに参加できました。

今日の出前授業では「相手に自分の情報を伝えることの大切さを感じてほしかった」とコーチの「なべさん」が最後におっしゃっていました。自分がしてほしいことは口に出さなければ相手には伝わりません。チームで行うスポーツで、このあたりのコミュニケーションは練習中でも試合中でもとても大切なことです。

最後は、集合写真を撮って終わりました。1人1枚ずつ、出前授業限定下敷きもいただきました。

バスケットの世界に触れた2時間。千葉ジェッツのみなさん、今日は暑い中でしたが、子どもたちのために楽しい時間をありがとうございました。

自分の考えを表現する(校長室より)

「自分の考えを表現する力」

本校の子どもたちにつけたい4つの力のうちの1つです。

5年生が「千葉の名所を伝える」という国語の活動をしていました。

この時間は、少人数のグループで発表の練習、午後に一人一人が全体の前で発表という流れです。

いきなり全体の前での発表ではなく、こういう順序立てた活動も、子どもたちが自分の考えを表現する力を養うために必要です。

人前で話すというのはドキドキ緊張します。それでも「自分の思い」「自分の考え」を相手にわかるように伝えることはとても大切なことです。がんばれ5年生。

 

表現するためには言葉も大切です。今年度本校に転校してきた3名に日本語を教える先生に来ていただいています。決まった時間に別教室で日本語を学びます。

普段は別々の教室にいる3人は、ここに集まると英語でコミュニケーションをとりながら過ごします。なんだか不思議な空間です。みんながんばっています。

 

さて、トイレは用を足す所ですが、私が小学生の頃から、ひそひそ話をするためやいたずらをするために入る子がいたもので、それは今でも変わりません。

用がある子が安心して入れる場所になるよう呼びかける意味で、↑こんな表示もしてあります。

それでもここ2週間くらいの間に、男子トイレで不思議なことが起きています。そんなわけでトイレ内の表示が増えた箇所があります。

何かしらのストレスを抱えている子がいるのだろうと推測できます。しかし、そのストレスの解消の方法としては上手とは言えません。自分の心にたまったストレスをどう表現して解消するか、そんな力も一緒に身についていくと良いのですが。

今日で終わりではない(校長室より)

修学旅行に一泊二日で行ってきました。

1日目の出発式で、「自分たちの旅行だけど、自分だけが楽しいでは足りなくて、みんなが楽しめなければならない。そのためには『自分がされていやなことは人にしない』が大切。あれ、なんだ、学校にいるときと同じだね。」という話をしました。

 

雨の1日目、快晴の2日目と過ごしました。子どもたちにとって思い出の一つとなる旅行ではありましたが、こちらに聞こえていること聞こえていないこと、良いこともそうでないことも含めて色々なことがあったはずです。

2日目最後に、この旅行が君たちの最終目的地ではない、今日で終わりではない、まだまだ6年生としての生活は続く、というメッセージが学年の先生から伝えられました。

まさにその通りです。

留守にしてた二日間の学校でも、色々なことがあったと報告を受けました。

何年生であっても、子どもたちの生活は途切れることなく続きます。学校で起こるどんな出来事でも事実としてしっかり受け止めて、情報を保護者のみなさんと共有しながら指導を続けていきます。全ては、子どもたちの成長のためです。

修学旅行1日目は、雨で傘を閉じたり開いたりと何かと一手間かかる状況でした。それでも計画した時間と大きくずれることなく進むことができたことは、6年生として、めりはりのある行動ができていたことに他なりません。それもこの子たちにとって大きな成長です。

日々、子どもたちは学校でいろいろな人との関わりの中で生きています。目に見える成長、見えにくい成長いろいろですが、日々間違いなく子どもたちは成長を続けています。そしてその中でトラブルはあって当たり前。それをどう学びに生かすか、そこが一番大切なことです。

引き続きご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

修学旅行速報12(校長室より)

いろは坂をくだり

東照宮です。

入る前にクラス写真を撮りました。外はそれほどの人ではありませんでしたが

中は修学旅行生や観光客でいっぱいでした。子どもたちはグループごとに見学しました。

日差しも少しずつ強くなってきています。首に巻いていた目印のバンダナは、暑くなってきたので別の場所に巻いてもよし、として思い思いの場所につけて見学を続けました。

世界遺産日光東照宮、お見事でした。

 

子どもたちの目にはどううつったかな。

修学旅行速報11(校長室より)

退所式

ホテルのみなさん、大変お世話になりました。ありがとうございました。

竜頭の滝の横の道を下に向かって歩きました。

青空と新緑が素敵でした。

昨日は隠れていた男体山もこんなに綺麗でした。

そして、華厳の滝。ご覧ください。

ミストのような水量に驚きました。ニュースでも話題になってたと知ってる子もいました。

私は16回目の華厳の滝ですが、この水量は初めてです。ある意味貴重ではあります。

クラスごとに集合写真を撮って次に向かいます。

修学旅行速報10(校長室より)

男女ともに元気です。

2日目のスタートは朝食から。

部屋中に香るほんのりと甘い香りが食欲をそそります。

「先生、僕6枚」「先生、これ7枚目」ホットケーキはおかわりできるので人気でした。朝食は1日の活力の源です。今日もきっと元気にがんばれることでしょう。

あんまり食べすぎて、この後の動きに支障が出ないとよいのですが。てきぱき動けるかしら。

ごちそうさまでした。

修学旅行速報9(校長室より)

おはようございます。最高の青空です。

朝の外の気温は10度。気持ちの良い朝です。

子どもたちの朝の様子を確認に行ってきます。

今日もスタートです。柏の子どもたちも良い1日になりますように。

修学旅行速報8(校長室より)

食事が終わったあとは、部屋ごとに自由時間です。それぞれ、楽しそうに過ごしていました。

自分が若手教員の頃の卒業アルバムを見ていると、修学旅行の風呂の写真があったり、男女関係なく担任が部屋に入って撮った写真があったりします。

今は、男子の部屋は男性職員、女子の部屋は女性職員が入ることになってますので、例えば私が女子の部屋の様子を見に行くことはありません。

同性だとしてもお風呂にカメラを持ち込むなんてこともありません。ここ20年ぐらいで色々なことが変わってきたなぁと思います。

アルバムに載せる写真も、個人の躍動感より、みんなが写っていることが優先になり、集合写真が多くなりました。

写真は一場面を切り取ったものでその全てではありませんから、時代時代で変わっていくものなのだろうと思いますし、それで良いのだろうと思います。

写真には写らない、写真ではわからない、「過ごした時間」が、一人一人の思い出として残る素敵な夜になるといいなと思います。

先生方、1日お疲れ様でした。

修学旅行速報第1日目はこれで終了です。明日は今日とは一転、暑くなる予報。しっかり睡眠をとって明日に備えたいですね。

修学旅行速報7(校長室より)

いつもより早い朝食、そして、いつもより早い昼食。子どもたちのお腹はぺこぺこ。

待ちに待った夕食です。

「いただきます」のかけ声で動き始める子どもたち。素早い素早い。

和気あいあいと楽しそうに食事の時間は過ぎていきました。

もちろん、個人差はありますが、よく食べました。「ごちそうさまでした」

この時点で体調不良を訴えてきている児童は1人。横になっています。熱はありません。疲れたかな?寝不足の児童も少なくないようです。

修学旅行速報6(校長室より)

夕食前は、お買い物やお風呂です。

「いくら残そうかな」「何にしようかな」ご家族を思いながら買い物をしている子どもたちの姿は大変微笑ましいものです。

そんな時にホテルの前に鹿がやってきて、子どもたちは大喜び。

修学旅行速報5(校長室より)

湯滝の見学です。個人的には日光の滝の中で一番好きです。

水の量が多く、迫力があります。

下に降りて水に触れたりして楽しみました。

「湯滝って名前なのに、暖かくなーい」と冷たい水に触って叫んでる子もいました。

 

その後、ホテルに到着しました。

小雨がぱらついていたので、ホテルのロビーで入所式をしました。ホテルのみなさんに温かく迎えていただきました。

お世話になります。よろしくお願いします。

気温は14度。今のところ、子どもたちは元気です。お迎えにきていただくようなことにならないことを祈ります。祈っていてくださいね。

 

学校の方は、プールも予定通りに行い、大きな怪我などはなかったと聞いてホッとしています。

修学旅行速報3(校長室より)

最初の見学先の足尾銅山観光です。

トロッコに乗ったあとは、歩いて見学しました。

朝早くから活動開始していたのでお弁当が待ち遠しかったようです。見学後に昼食でした。

早くからお弁当の準備をありがとうございました。みんなおいしそうに食べていました。

バスの中で体調不良を訴えていた子が1人いましたが、横になって眠ったおかげで復活していました。気温が低いのでこの後の子どもたちの体調が少々心配の種です。

子どもたちにとっての環境(校長室より)

算数支援の先生の教室、その廊下掲示です。 

学んだことがすっきりした掲示物となってはってあります。

学習掲示物は、授業で学習した時に使ったものをそのまま掲示物とすることもありますし、まとめ直して掲示物とすることもあります。

 

意識して校舎内を見ると、廊下や教室にはいろいろな掲示物があります。学習のものだけではありません。

階段にもあります。

子どもにとって、大切な環境の一つである掲示物は『視覚に訴えかける』ものです。

気にする子もいれば、気にしない子もいるのですが、願いを持ってそれぞれははってあります。

今度、学校に来校することがあったら、どんな掲示物がどんな場所にあるか、どんな効果があるのかなと気にして眺めてみると新しい発見があるかもしれません。

ユニバーサルデザインとして、それがはってあることで誰もが間違いなく行動できることを目的にした掲示物も学校にはたくさんあります。

 

教員になって2年目の時に学年の会議で「廊下を走る子どもたち」のことがテーマになったことがありました。自分が子どもだった昭和の頃から、平成、令和となった今でも話題になることがあるものです。

その時に「けがをして痛みを知ったり、けがをさせてしまったりしてわかることがある。つまらないルールはいらない。」のような乱暴な意見を言ったことに対する先輩の話で覚えているものがあります。

 「伊藤さんの理屈もわかるけれど、たくさんいる子どもたちの中には、痛い思いをしないとわからない子がいる反面、言葉で聞いてわかる子もいる。そういう意味で、私たちには根気よく伝えることも大切しなければいけないのではないか。」という話でした。「なるほどなあ」と思って、その後、自分の考え方の一つになっています。このエピソードは『聴覚に訴えかける』ものですが、子どもたちの成長にとって環境は大切だよという意味では、「掲示物」も「耳が痛い話」も同じなのでしょう。

夏を思わせる(校長室より)

予報通り、暑い一日でした。

今年度もここまで毎日子どもたちと外に出てきましたが、「いよいよきたー」という暑さでした。

それでも、業間休みの温度計はこれ。(上からWBGT、気温、湿度です。)

 

昼休みの温度計はこれ。

熱中症対応の根拠とも言えるWBGTは警戒レベル。低めの湿度のおかげかも知れません。体感としては思っていたほどは暑くありませんでした。

 

それでも外体育の時間は木陰で休息させたり、先生方も子どもたちの健康を気遣っている様子が見られました。ありがとうございます。

業間休みに教頭先生が放送で「帽子の着用」「水分補給」を呼びかけましたが、

実際の校庭の子どもたちの帽子着用率は50%というところでしょうか。

 

そのうち地面も温まってきて、上からと下からのダブル暑さ攻撃で熱が体にたまる時期になったら、せめて直射日光を避けるために、学校での外遊び時の帽子着用を口うるさく呼びかけようと思います。

 

今のうちの暑さに慣れていないと、夏をどうにも乗り越えられません。「帽子」「水分」をキーワードにして積極的に外に出てほしいと願っています。