校長室より

令和5年度 校長室より

はげます会(校長室より)

今週は運動部が市内陸上競技大会に、来週は音楽部が市内音楽発表会にそれぞれ参加します。どちらも今年度が最後になる市の行事です。

今日は朝一番に、児童会主催の「部員をはげます会」を行いました。

放送室から、オンラインで行いました。各教室で、前もって録画しておいた運動部や音楽部の練習風景動画を視聴しました。

その後、各学年の代表児童による励ましの言葉を放送室からオンラインで各教室へ流しました。

励ましの言葉を受けて、各部の代表児童からお礼の言葉や、決意が述べられました。

校長の話では、「目標を決めて取り組むことは素晴らしいこと」「応援してくれる友達、お家の人、先生などへの感謝の気持ちを忘れずに」「他校との交流の機会でもあるのできっと良い一日になるよ」という3つの話をしました。

当日は、学校を離れての1日となります。学校では学べないことを学ぶ1日にしてほしいと思います。

保護者のみなさんには、お弁当の準備などお手数をおかけすることもありますが、よろしくお願いいします。

児童会役員のみなさん、担当の先生方、この日のための準備、並びに今日の運営、ありがとうございました。

 

クラスによって差はありますが、インフルエンザ等による感染症や風邪による発熱や体調不良による欠席が三連休明け増えました。今後、早帰りや学級閉鎖の措置をとる場合もあります。その際は、すくすくメールを中心に情報を発信していきます。

行事が続く秋ですが、決して無理をして登校させることがないようにご協力をお願いします。

通知票(校長室より)

学校の学期は3学期制なのですが、今年度は通知票を2回にしました。 

保護者の皆様とは7月の個人面談で1学期の様子を共有し、10月に通知票で年度の前半の学習や生活についてお伝えし、12月の希望面談で2学期の様子を共有し、3月に通知票で後半の学習や生活についてお伝えする、という流れとしました。

 

例年、7月や12月という月は、学期末でもあり、通知票作成時期ということもあり、学校行事を設定しにくかったり、どうしても大人が気ぜわしくなったりしていました。

 

今年は全体として落ち着いて子どもたちに向き合える7月を過ごせたのは、学校としてはうれしいことでした。

 

今日、5時間目の初めに全校に放送で以下のように呼びかけました。

今日配る通知票は、今年の4月から9月までのみんなが目の前にいる先生に見せてくれた頑張りについて書いてあります。見せてくれなかった秘めたる力は、先生には見えなかったので書いてありません。頑張ってほしいことが書いてある場合もあります。

受け取ったらきちんとランドセルに入れて、お家に帰るまで出しません。そして、必ずお家の人に見せてください。

 明日からの3連休の後、また学校が始まります。良い力は秘めたままにせず、どんどん先生に見せてください。そうやって、がんばれることを増やす毎日にしてほしいと校長先生は願っています。 

まずはやってみる、それが2学期に頑張ってほしいことです。

その放送を受けて、各クラスで前半の通知票を担任から渡しました。帰宅後、お子さんのがんばりをご確認ください。

 

昨日メールでもお伝えしましたが、5時間目にお休み等の理由でお渡しできなかった場合は、今日の3時半から4時半か、次回登校時にお渡しすることにしています。

みんな、前半、おつかれさま。先生方もお疲れさまでした。また始まります。

 

今日、メールも配信しましたが、発熱などで欠席する児童が増えたクラスがあります。増えたり減ったりで、学級閉鎖をするまでではないのですが、今後のことはわかりません。三連休になりますが、体調管理については引き続きよろしくお願いいたします。火曜日以降も決して無理をさせないようにお願いいたします。

千葉県教育庁東葛飾教育事務所長学校訪問(校長室より)

今日は県の教育委員会の方や東葛飾教育事務所、柏市教育委員会からの総勢14名による学校訪問日でした。

 

学校は子どもの教育に関わる場所ですが、それを支えるためにいろいろな仕事があり、表簿もあれこれあります。例えば先生方の出張に関わる予算は公費ですし、それらが適正に使われているかも大切なことです。出席簿や指導に関わる記録などもあります。

ということで、教室での子どもたちや先生方の授業の様子を見ていただくだけでなく、各書類の確認なども行っていただきました。

教室の子どもたちの様子は普段と変わることなく、ほとんどの児童が先生と一緒に一生懸命学習している様子を見ていただくことができました。

 限られた時間でしたが、子どもたちの様子だけでなく、教室や廊下の環境などもいろいろな視点で見ていただくことができました。

最後は、校長室に集まり、それぞれの担当の先生からご指導をいただきました。

 

子どもを育てる場所として、廊下の傘や下駄箱の靴、教室内の荷物、掲示物など整理されている環境については先生方の日々の取り組みについてねぎらいのお言葉をいただきました。環境の大切さは再確認しました。

子どもたちへの接し方などについても「厳しさと温かさのバランスを」など、具体的なお話を頂戴し、職員にもすぐに伝えました。色々とご指導いただいた改善すべきことについては、速やかに具体的に動いていきます。

指導される立場として、緊張感のある時間となりましたが、何よりも、いつも通りにがんばる子どもたちや明るく子どもたちに向き合う先生方を見ていただくことができ、良い機会になりました。ありがとうございました。

週に3回の清掃活動(校長室より)

私が土南部小に来たときは週に4回あった清掃活動。

それを昨年度、3回にしました。月水金の3回でもみんなで力を合わせればきれいになるはず、という願いの元でした。

 

しかしながら、取り組みにはばらつきがありました。そもそも回数の問題ではない部分もあり。職員からの意見もあって今年度は週3回はそのままで、時間を5分増やすことにしました。1回15分だったところを1回20分としました。

清掃活動は、決められた時間にみんなで一斉に学校をきれいにしよう、という活動です。

 

私はいつもは校長室掃除を6年生とともにしているのですが、今日は2人に掃除を任せて、校内の清掃の様子を見て回りました。

 

通常、学校で子どもが行う活動には大人がそばについているものです。しかし、清掃活動については、清掃箇所があちこちになるため、ずっと大人がはりついている中での活動とはならず、子どもに任せる部分も出てきます。

そんな時、さぼってしまったり、ふざけてしまったりということは自分が小学生だった時も日常茶飯事でした。

 

大人が見ていないならば…という経験はこれを見ている方の中には覚えがあるのではないでしょうか。 

今日、子どもたちの活動の様子を見て回りましたが、よくがんばっている子が多くいました。「よくがんばってるね」「ありがとう」と声をかけながら、みんなが一生懸命に同じ活動をしている様子をうれしく思いました。

子どもたちの活動に寄り添いながら声をかける大切さも改めて感じました。

自分たちが生活している場所。みんなで力を合わせてきれいにしていこうね。

なかよし遊び(校長室より)

1年生と6年生,2年生と4年生,3年生と5年生がペアになって遊ぶ、今日はそんな「なかよし遊び」の日でした。9月実施予定でしたが、体調不良の子が少なくない時期だったので今日に延期していました。

上級生が事前に遊びを考えておいて,当日を迎えて、メンバーにやり方を説明してから一緒に遊ぶ、という流れです。今日は第一回なので顔合わせが主な目的でした。担当の先生の教室に集まって、自作の名刺を使った自己紹介や、ミニゲームなどをして交流しました。

 

初めてのことなので、子どもたちの動きにはぎこちなさがありました。「上級生だからしっかり」なんて言わずに、積極的に場の設定をしたり盛り上げ役を買って出ていた職員もいました。「やってみせる」は大切なことです。さすがですね。

なかよし遊びを通して日常的な異学年交流を目指しています。

 

遊びというものは自由なものですが、今日の活動に限らず、学校においての遊びは、大人が意図して関わったり、仕組んだりする部分があって良いと思います。

 

クラスでいえば、何の縁だかわからないけれど、たまたま同じクラスになって1年間生活を共にすることになったクラスメイト。家に帰ってからはまず遊ばないよね、家も遠いし、というようなクラスメイトもいるわけです。それはごくごく当たり前。でもせっかく学校という場で遊ぶんだから、いろんな人と関わり合いながら、と大人が企画したり先導することは「学校ならではの遊び方」として意味があると私は思っています。

 

子どもたちにとって「遊びは学び」です。子どものときは子どものときにしかできないことをたっぷり経験して、大人になっていってほしいと願います。