校長室より

2023年11月の記事一覧

知徳体の体(校長室より)

「知徳体」という言葉があります。

それぞれ頭と心と体を示します。この3つを鍛えてバランスの良い成長を、ということです。この3つを掲げて教育に取り組んでいるのは主に学校です。

 

寒い時期に体を鍛えるための取り組みとして、例えば持久走や縄跳びがあります。半ば強制的であったとしても、その時期を全校で運動に取り組む期間とすることには、意味があります。

 

今、第二次持久走記録会に向けて、限られた時間の全体練習や自主練習に励んでいる子どもたちの姿を見ることができます。

 

一方で、体調不良やカード忘れ、体操服忘れで練習していないたくさんの児童の姿もあります。

 

来週の記録会はお家の方に見てもらえるので、子どもたちは第一次記録会以上にがんばると思います。練習はあまりしていないけれど、当日だけはがんばる、という子もきっといるでしょう。

がんばりというのは、ある程度の練習を積み重ねたことできいてくるものです。体を慣らす意味でも継続的な練習はとても大切です。いきなりいつも走っていない距離を走ったら体がびっくりしてしまいますから。

 

今日も含めて、これからの数回、忘れ物をせず練習に取り組み、そして体調を整えて、本番には良い状態で走ってほしいと願っています。決して無理しない、させないようお願いします。

観察池周りの紅葉がとても綺麗です。

3年生かぶ農家見学(校長室より)

1日中、暖かい日差しが降り注いでいました。

3年生の社会は地域でのお仕事に目を向けることが多く、今日は近隣のかぶ農家の見学に行きました。

 

清水農園さんのご主人の清水さんです。例年お世話になっています。

 

まずは、畑での作業について順を追って説明してくださいました。

 

肥料まきから収穫までの流れにそって、実際の道具や機械を使いながら、その様子を見せてくださいました。

 

耳で聞いたことや、目で見たことを探検バックにつけたワークシートにメモしていきます。

収穫後の作業は、お家で行います。選別から出荷までの流れを教えてくださいました。

一通りの説明が終わった後は、質問コーナーでした。子どもたちからの質問にとても丁寧に答えていただきました。

 

直接お話が伺えるのはチャンスです。熱心にメモをとる子どもたち。

最後は、いよいよ楽しみにしていた収穫体験です。

それほどの力はなくてもするっと抜くことができます。1人3つのかぶ収穫体験をし、お土産としていただきました。

 

「こんな大きいものをとったよ」とうれしそうに見せる子どもたち。おいしいかぶをご家族のみなさんと召し上がってくださいね。

 

実物や本物に触れることは、子どもたちにとって何よりの学びとなります。大変貴重な時間になりました。

 

清水さん、今日は子どもたちのために時間をつくっていただき、ありがとうございました。これからも元気に、おいしい野菜を作ってください。

柏市学力・学習調査(校長室より)

 柏市学力・学習調査を実施しました。柏市のどの学校でも、同じような時期に実施します。

全学年国語と算数と意識調査を行います。

1時間目から3時間目に実施しました。

子どもたちにとっての「テスト」は通常ワークテストで、1枚ものです。ところが、全国学力テストや今回の柏市学力テストは冊子です。それだけでも戸惑うこともありそうです。

実際にはそんな戸惑った様子は見えず、どの学年の子どもたちも一生懸命落ち着いて問題に向かっていました。

「勉強は自分のためにするもの」と言われて育ってきましたが、子どものころは「本当にそうだよなあ」と自分事として捉えることはできずに、「遊び優先」となってしまい、母や担任の先生から怒られる経験が多くありました。

実際に「高校受験」とか「大学受験」というような目の前のはっきりした目的がないと、勉強には身が入りませんでした。(実は高校受験にいたっては、はっきりした目的は見つからず、身が入らなかったのが正直なところです。)みなさんはどうでしたか。

2時間、慣れない形のテストを受ける、というのも良い経験です。ほとんどの子どもたちにとって勉強での本当の勝負はまだまだ先です。日々少しずつでも学び続けていってほしいと、勉強が好きではなかった大人の一人として祈っています。

 

参考までに、この柏市学力調査は「義務教育期間を通しての各児童・生徒の経年変化や傾向を見取ることにより、教育指導の充実や学習状況改善を図ることを目的とする。」ものです。

https://www.city.kashiwa.lg.jp/kyoken/kyouiku/tokushoku/gakuryoku/kashiwashi.html

今夜から(校長室より)

 

爽やかな秋晴れ。

業間休みは全校一斉の持久走練習です。寒い季節の体力づくりである持久走。しかし、今年のここまでの日差しはちょっと強めの日が多かったですね。

今日も、力一杯走った高学年の首にはたれるほどの汗が見えました。

半袖、半ズボンでも寒さを感じない11月24日。外で活動するには気持ちの良い気候です。

教室でも、エアコンなしで十分過ごせる気温です。子どもたちは実りの秋である今月も先生方と一緒によく学びました。

しかしながら、今日の夜から週末にかけては真冬なみの寒さとのこと。そしてそのまま冬かと思いきや、来週また暖かくなる日もあるとのことで、上がったり下がったりが極端になるような予報が出ています。

近隣の小学校、中学校においてインフルエンザによる学級閉鎖の措置をとっているクラスもあると聞いています。病気にかかるのは仕方のないことです。ただ、学校は、集団で生活する場所ですし、原則、「健康な児童が登校していることを前提に教育活動を進める場所」です。向き合って活動することもあれば、密に集まって行う活動もありますし、もともと子ども同士の距離が近いものです。

本日、すくすくメールでも注意喚起のメールを流しましたが、体調が優れない時には無理な登校を控え、体を休め、早めに病院で診てもらうなどの対応をよろしくお願いいたします。

この土日、暖かくして過ごせますように。そして、子どもも大人も、学校および、ご家庭において、これからの乾燥そして寒い季節に負けないように手洗い・うがいによる予防、そして睡眠、栄養による免疫力アップを心がけていきましょう。 

なかよし遊び(校長室より)

今日も最高の青空。

今日は、土南タイムに異学年と遊ぼう、という「なかよし遊び」でした。
外遊び日和ですが、活動に慣れていないこともあり、顔合わせをした各教室での室内遊びとしました。

児童会役員の始まりの放送の後、移動、活動です。

1年生と6年生、2年生と5年生、3年生と4年生がペアです。

教室に30人ぐらいの子どもたちが集まるので、輪になってできる遊びが多かったです。フルーツバスケット、爆弾ゲームのようなものが主流でした。

前を向いて船長さんの命令というゲームをしているグループもありました。

いずれにしても楽しそう。

もともと、本校児童は、異学年であっても仲が良い雰囲気があり、普段から学年に関係なく声を掛け合う姿が多く見られる傾向があります。

とは言え、今回は知った顔ばかりで集まっているわけでありませんから、前回の顔合わせから、上級生が今日に向けて準備を進めてきました。おかげで、楽しいひとときになりました。

4、5、6年生のみなさん、児童会役員のみなさん、ご苦労様でした。活動を支えてくださった先生方ありがとうございました。