校長室より

2023年11月の記事一覧

時計や九九(校長室より)

今日は丸つけたいの活動日でした。コミュニティルームに、丸つけ隊の方々が来てくださいました。

時計の話をしながら丸つけをされていたので、何のことかなと思って聞いていると、1年生の算数「」の丸つけをしながら「最近の時計事情」について話題になったとのことでした。

「そもそもうちの息子は腕時計をしてないなあ」「子どもたちのおうちはどうなんだろう」「子どもに家で特訓しました」なんて話がでていました。

かなりデジタル表記が増えましたあ、学校にある時計は、ほとんどが針の時計です。

お家の時計はいかがですか。

1年生の時計の読み方は、学校で習っただけではなかなか身につきづらいものです。時間の感覚も含めて、日常的な会話の中などで意識させていくことで身についていくこともあります。デジタルの時計は数字が表記されてますから、針を読む時計とは脳での処理の仕方が違いそうです。難しいけれどぜひ身につけたいですね。

 

2年生の算数で九九が始まっています。


これも学校の学習だけでは習得には時間がかかります。身につくまでには、トイレに九九表をはったり、お風呂ですらすら唱えられたら湯船から出ると決めたり、いろいろな場面で触れることの大切さを感じます。

こちらも、めげずにがんばって身につけていけるよう繰り返しがんばろう。

とは言え、苦手な段があったり、間違えたりすることはあります。

やるだけやっても不安がある場合は、「答えだけ九九表」を書ければもう安心。

例えば・・・

7が3こあったらいくつ?を答えるためにはかけ算でも足し算でも良いのですから。多少遠回りでも、足しながらせっせと答えだけ書いていけば「答えだけ九九表」はすぐにできます。

実際には、九九や下のような足し算、引き算は、まるごと覚えて、反射的に答えが出るようになると、算数の世界での道具としては本当に便利なものとして使えます。

とは言え、千里の道も一歩からです。まずは地道にがんばりましょう。

 

今日は就学時健康診断でした。来年度入学してくる本校の学区の子どもたちの健康診断です。先生方、お疲れ様でした。

在校生は早帰り。事故などなく過ごせたようで、安心しています。

 

3年生社会科見学(校長室より)

3年生が社会科の学習で近隣のスーパーマーケットへ行きました。

地域に見られる生産や販売の仕事についての学習です。

見学しながら学びます。

初めは、副店長さんが対応してくださいました。

その後、クラスごとに分かれて、「質問」「店内見学」「バックヤード見学」の3つを15分ずつでローテーションする形をとりました。

「質問」では、暑さを考慮して、外ではなくイートインコーナーで行ってくださいました。

働いている人の人数、商品の並べ方のこつなど、子どもたちは準備してきた質問をしました。担当のお店の方は、丁寧に答えてくださいました。子どもたちは熱心にメモをとりながらわかったことを記録していました。

 

「店内見学」では、グループに分かれて店内を見て回りました。

気づいたことをメモしたり、店員さんに聞いたりしながら見学しました。

お仕事の手を止めて、子どもたちの活動に付き合っていただきありがとうございました。

 

「バックヤード見学」は副店長さんと行動を共にして説明を聞きながら行いました。

バックヤードは一般の方は通常入らない場所です。

在庫の品物が積んであったり、魚や肉を保管する冷蔵庫があったり、調理する場所があったりと、普段見られない場所だったので子どもたちにとっては秘密を知る良い時間になりました。

短い時間ではありましたが、マイナス20度の部屋にも入ることができ、節度をもって大騒ぎしていました。

見学が全て終了したあとに、副店長さんが「ここに来たことがある人」と3年生に聞くと、ほとんどの児童が手をあげていました。子どもたちにとっては身近な場所と言って良いでしょう。普段とは違う視点で改めて眺めたことの中に、きっと新しい発見や気づきがあったことでしょう。

お礼の言葉で、「今日のことは、学校に帰ってから、学習に生かします」とあいさつした代表の児童の言うとおり、良い学習につなげてほしいです。本物に触れるということは何よりの学びです。

最後はおみやげまでいただきました。貴重な体験の場になりました。本日はありがとうございました。

南部中50周年記念式典他(校長室より)

南部中学校の50周年式典に参列しました。

 

太田市長さんや柏市教育長田牧先生をはじめとした来賓の方々に見守られながらの時間でした。

 

それぞれの方のご挨拶の中に、南部中や子どもたちへの思いが込められていて、50年の重みを感じることができました。

 

11月になり秋の空気を感じる毎日です。

習字、図工、音楽・・・芸術の秋です。

各教室の廊下側にはられているどの学年の絵もとても良いです。

そして外では・・・

スポーツの秋です。

ただし、日差しは強めで、日なたの活動はまだまだ暑いです。

6時間目に走り高跳びをしているクラスがありましたが、日陰のバスケットボールコートで行っていました。日が当たらないところでちょうど良い感じでした。

週末も気温は高め予報です。体調を崩さないように気をつけて過ごせますように。

明日から、南部近隣センターや南部体育館で「南部文化祭・ふれあいの集い」が行われます。本校児童の作品も展示していただきます。芸術に触れる週末になりますね。

第1回持久走記録会(校長室より)

今日は記録会を行いました。

暖かな日差しの元、子どもたちががんばる姿を見ることができました。

2年前までは、練習期間を経て、持久走大会を行い、順位とタイムをもらう形でした。昔からおそらく多くの学校でその形でした。しかし、改めて目的を考えたときに、「個人個人の成長に目を向けたときに、競うべき相手は自分」であるはずであり、そうならば形を変えざるを得ないとなりました。

限られた期間の中で、練習、第1回記録会、練習、第2回記録会というのはなかなか気ぜわしいのですが、この形で、自分に向き合う行事にしようしての2年目です。

最後まで走りきった子もいれば、歩いてしまう子もいました。残念ながら途中で走れなくなった子もいます。体調不良やけがで今日は走れなかった子もいます。全部まとめて、「それが今日の自分」です。これからまた練習の期間を経て、第2回の記録会に臨みます。

すでに、今日の時点で「校長先生、私、目標を達成しました。」と言いに来た高学年の子がいました。順位を言うのかな、と思っていたら、「○分台が目標だったんです」とうれしそうに話していました。この子はこれからの期間でさらに自分なりの目標を決めて第2回に向かっていくでしょう。

子どもたちにとって、考え方としては難しいかもしれませんし、順位の方がよっぽどわかりやすいというのは確かなのですが、成長とは人との比較ではなく、自分の中で起こるものです。がんばったことで、順位という人との比較の数字ではないところで、成果が実感できるとよいと思います。

今年度、ここまで一生懸命がんばってきた6年生、悔いのないよう精一杯がんばってくださいね。