校長室より

3年生社会科見学(校長室より)

3年生が社会科の学習で近隣のスーパーマーケットへ行きました。

地域に見られる生産や販売の仕事についての学習です。

見学しながら学びます。

初めは、副店長さんが対応してくださいました。

その後、クラスごとに分かれて、「質問」「店内見学」「バックヤード見学」の3つを15分ずつでローテーションする形をとりました。

「質問」では、暑さを考慮して、外ではなくイートインコーナーで行ってくださいました。

働いている人の人数、商品の並べ方のこつなど、子どもたちは準備してきた質問をしました。担当のお店の方は、丁寧に答えてくださいました。子どもたちは熱心にメモをとりながらわかったことを記録していました。

 

「店内見学」では、グループに分かれて店内を見て回りました。

気づいたことをメモしたり、店員さんに聞いたりしながら見学しました。

お仕事の手を止めて、子どもたちの活動に付き合っていただきありがとうございました。

 

「バックヤード見学」は副店長さんと行動を共にして説明を聞きながら行いました。

バックヤードは一般の方は通常入らない場所です。

在庫の品物が積んであったり、魚や肉を保管する冷蔵庫があったり、調理する場所があったりと、普段見られない場所だったので子どもたちにとっては秘密を知る良い時間になりました。

短い時間ではありましたが、マイナス20度の部屋にも入ることができ、節度をもって大騒ぎしていました。

見学が全て終了したあとに、副店長さんが「ここに来たことがある人」と3年生に聞くと、ほとんどの児童が手をあげていました。子どもたちにとっては身近な場所と言って良いでしょう。普段とは違う視点で改めて眺めたことの中に、きっと新しい発見や気づきがあったことでしょう。

お礼の言葉で、「今日のことは、学校に帰ってから、学習に生かします」とあいさつした代表の児童の言うとおり、良い学習につなげてほしいです。本物に触れるということは何よりの学びです。

最後はおみやげまでいただきました。貴重な体験の場になりました。本日はありがとうございました。