校長室より

なかよし遊び(校長室より)

1年生と6年生,2年生と4年生,3年生と5年生がペアになって遊ぶ、今日はそんな「なかよし遊び」の日でした。9月実施予定でしたが、体調不良の子が少なくない時期だったので今日に延期していました。

上級生が事前に遊びを考えておいて,当日を迎えて、メンバーにやり方を説明してから一緒に遊ぶ、という流れです。今日は第一回なので顔合わせが主な目的でした。担当の先生の教室に集まって、自作の名刺を使った自己紹介や、ミニゲームなどをして交流しました。

 

初めてのことなので、子どもたちの動きにはぎこちなさがありました。「上級生だからしっかり」なんて言わずに、積極的に場の設定をしたり盛り上げ役を買って出ていた職員もいました。「やってみせる」は大切なことです。さすがですね。

なかよし遊びを通して日常的な異学年交流を目指しています。

 

遊びというものは自由なものですが、今日の活動に限らず、学校においての遊びは、大人が意図して関わったり、仕組んだりする部分があって良いと思います。

 

クラスでいえば、何の縁だかわからないけれど、たまたま同じクラスになって1年間生活を共にすることになったクラスメイト。家に帰ってからはまず遊ばないよね、家も遠いし、というようなクラスメイトもいるわけです。それはごくごく当たり前。でもせっかく学校という場で遊ぶんだから、いろんな人と関わり合いながら、と大人が企画したり先導することは「学校ならではの遊び方」として意味があると私は思っています。

 

子どもたちにとって「遊びは学び」です。子どものときは子どものときにしかできないことをたっぷり経験して、大人になっていってほしいと願います。