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2025年10月の記事一覧
10月9日(木)「ノーベル平和賞」受賞から1年に思うこと
〇10月になると、ノーベル賞が一週間にわたって発表され、毎年のように日本人の受賞の可能性が報道されています。今年の受賞者の発表は、6日が生理学・医学賞、7日が物理学賞、8日が化学賞、9日が文学賞、10日が平和賞、13日が経済学賞となっています。
〇過去には日本人も多く受賞していますので、やはり私もそこに注目しています。ここまでに生理学・医学賞に、坂口志文・大阪大栄誉教授を含む3名、化学賞に北川進・京都大学理事(副学長)を含む3名が選出されました。これで日本人が個人として受賞したのは、30人だそうです。
〇坂口氏の研究内容は「自己免疫(細菌やウイルスから体を守る免疫システム)」に関することで、今後は免疫の抑制を解除してがん細胞への攻撃力を高めたり、移植手術で拒絶反応を少なくしたりする治療法につながる可能性があるそうです。
〇北川氏の方は、「多孔性金属錯体」を開発し、それにより今後は狙った物質を内部にとじ込められるようになり、例えば地球環境に関して、脱炭素や有害物の除去など幅広い産業の発展に寄与することが評価されたようです。
〇正直に言って、それぞれの研究の内容は素人の私にはよく理解できませんが、二人とも自分の興味を優先し、多くの困難に立ち向かったからこそ今の名誉があるのです。いずれにせよ同じ日本人が長年の研究を続けたことに世界が評価を与えていることに誇りを感じます。
〇私が一番感じるのは、このような方々が後輩の若者に送るメッセージが、何より若者たちを勇気づけるものになっているということです。
〇坂口氏は「興味を持続して、いろいろな試みをすることが重要。 継続するうちに新しいものが見えてくる」、北川氏は「チャンスは祈るものではなく、自分でつくり上げるもの。 周りの人と共同しながら、自分をつくり上げていってほしい」と若い人たちに語っています。
〇中学生もとても純粋です。こういうメッセージを聞いて、「自分にも何か挑戦できるかも?」「今取り組んでいることをとりあえず続けてみよう!」と感じた生徒も多いと想像しています。
〇ノーベル賞はもちろん特別な人しか受賞できませんが、もっと中学生の近くにいる我々大人の姿や行動も、「彼らにとって何かの規範となっていきたいものだ」といつも思います。
〇大それたことでなくてもいいと思います。例えばいつもニコニコと笑顔でいるとか、何らかの相談を中学生から受けた際にはまずは受け止めてあげられるとか、今できることを多くの大人が意識していけば、中学生ももっと周囲に心を開いて、何事にも失敗を恐れずに挑戦していけるかもしれません。
〇昨年のノーベル賞に関して私が強く印象に残っているのが、ノーベル平和賞が「日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)」に決まったことです。
〇受賞理由について昨年の選考委員長は、「核兵器は道徳的に受け入れられず、二度と使用すべきでないという私たちが『核のタブー』と呼ぶ国際規範を形づくる上で、被爆者の証言が重要な役割を果たすと見ているからだ」「ウクライナに対するロシアの脅威をみると、これは人類に対する脅威の問題となっている。核のタブーが軽んじられると、最終的は核兵器が再び使用されることにつながる可能性がある」と指摘しました。
〇また同じく委員長は「来年は広島と長崎で核兵器が使われてから80年になる。この間、核兵器が使用されていないことは、人類を代表する形で被爆者によってなされた偉業だ」と述べ、被爆者たちのこれまでの活動をたたえました。
〇さらに「世界のすべての政治指導者に対し、人類と核兵器は共存できないというメッセージを送りたい。被爆者の痛みや苦しみに耳を傾け、『核兵器によって自分たちが経験したことをほかのだれも経験すべきではない』という彼らのことばを聞いてほしい」と訴えていました。
〇そして最後に被爆者や日本被団協に対して「何十年にもわたって継続してきたかけがえのない活動と、それを若い世代が引き継いでいることに感謝している」「世界中の国々の市民社会が核軍縮を政治課題として提起するため行動を起こすことを願っている」として今後、核軍縮の機運が高まることに期待を示していました。
〇今年は「昭和100年」「戦後80年」の節目の年です。日本は少なくともこの80年間は、戦争で人が亡くなることはありませんでした。しかし今でも世界各地には紛争や戦争が続いており、多くの人命が失われています。
〇ノーベル賞は1年に1回ですが、日本被団協がこの平和賞を受賞した意義は、日本人が365日休むことなく平和について考えていくきっかけとなったのではないか?と思います。
〇これから先も日本が戦争に巻き込まれないためにはどうしていったらよいか?大人も若者も一緒に考えていく課題でしょう。
須藤昌英
【昨年のノーベル平和賞の授賞式】
10月8日(水)自動採点システムと絶対評価(目標に準拠した評価)
〇今日から、先週末に実施した期末テスト答案用紙の生徒への返却が始まります。昨年より柏市の中学校は、教育委員会が事業者と提携して導入した自動採点システムを導入しています。教員の働き方改革の一つとして、採点の効率向上や集計ミスの根絶、採点基準ブレの低減が出来ることが導入の目的の一つです。
〇私は過去に数学が担当をしており、だいたい1回の定期テストで150~200枚の生徒の答案用紙を採点してきました。問題の内容にもよりますが、すべてを採点し終わる時間ははやくても数時間、長い時には一クラス90分(5クラスで7時間以上)の時間を要していました。
〇当然の事、勤務時間内では終わりませんので、夜遅くまで職員室で行い、それでも終わらなかったり週またぎの日程になったりする場合には、管理職の許可をもらい答案用紙を自宅に持ち帰り、ウィークディの夜半過ぎや週末の夜に採点していました。当時に自動採点システムがあったら、どれほど良かったことか・・と今は思います。
〇教員としてはテストを採点することで、生徒たちの理解度が把握できますので、正答率の低い内容は再度授業で取り上げたり、次からの授業のやり方を随時変えたりしています。つまり生徒たち向けだけではなく、教える側への「評価(フィードバック)」としての役割もあります。
〇今回の自動採点システムの最大の利点は、設問ごとに全生徒の解答がパソコンの画面に一斉表示されるので、全体としてどのくらいの正答があるかや、どの生徒がどれを誤答しているかなどを一目で確認できるところです。
〇もちろんこのシステムに採点させるだけでなく、最終的には教員が一つ一つを自分の目で確認して、必要に応じて修正してから返却します。
〇またデータはクラウド上で一元管理されている為、設問ごとの採点者分担が一切の負担がありません。さらに今後は、担当教科・学年の垣根を越えた連携で、教科内の意識統一や、他学年の状況把握も可能になります。これはデジタル化・クラウド版ならではのチームワークの強化となります。
〇さらに弱点を補強するものとして、各生徒に応じて誤答した設問の類似問題を作成し、テスト後に行うこともできます。これはこれまで出来なかった個別最適化学習として、生徒個人を対象とした補習学習となります。
〇今週から来週にかけて前期日課を終了し、後期日課に移行します。17日には、前後期切り替え式を行ったあと、前期の通知票を配付します。
〇年度当初の保護者会で説明したとおり、通知票の評定は定期テストの結果のみをもって算出するわけではありません。課題やレポート等の提出状況や授業への参加意欲等も勘案し、総合的に評価しています。
〇また本校でも他校と同様に、生徒の成績を評価する方法として、「絶対評価」で行っています。以前は「相対評価(あらかじめ決められた割合で各評定の人数をはめこむ)」であったことで、生徒へ様々な不利益があったことを改正し、他の生徒の成績を考慮に入れず、あらかじめ設定した到達すべき目標に対して、どこまで到達できたかで評価する方法です。
〇少し詳しく説明すると、まず各教科ごとの3つの評価観点に「A:十分満足できる B:おおむね満足できる C:努力を要する」の3段階で評価します。3つの観点とは、「知識・技能」「思考・表現・判断」「主体的に学習に取り組む態度」で、この3点での評価を「観点別評価」といいます。
〇次にその3段階の観点別評価の割合に応じて、「5:目標を十分に達成した4:目標を達成した 3:目標をほぼ達成した 2:目標の達成にあと一歩 1:目標の達成のために努力を要する」の5段階で評定を算出します。
〇配付された通知票は、誰かと比べて「良かった」とか「悪かった」を見るためのものではありません。学校と家庭が協力して、子どもたちをより良い方向に育てるものです。
〇絶対評価の良いところは、一人ひとりの学習状況がどの程度であるかをはかれることです。努力の成果を認めてあげたり、またどんなことを頑張っていけばよいかを親子で一緒に考えたり、話し合ったりして、今後の生活に役立てていただきたいと思います。
須藤昌英
10月7日(火)初の女性内閣総理大臣の誕生か?(ジェンダーフリー)
〇先週末に自由民主党の総裁選挙があり、初めての女性総裁が誕生したニュースが大きく報道されました。高市早苗氏は今月中旬に召集される臨時国会で、日本史上初の女性内閣総理大臣(首相)になる公算が高いようです。
〇このような大きな変化があるとき、私たちはこれまでの経緯を振り返ったり、これから先の動向を考えたり論じたりすることが多いと思います。また「初めての~」という言葉にやたらとこだわる傾向もあります。
〇確かに今回は、その人物の人柄等よりも「初の女性首相」という性別が注目されることは仕方ないと思います。しかし私はむしろ自民党総裁の多くが親等からの世襲制に従い、政治家の子や孫がなっているのに対し、高市氏は親が政治家ではない自民党総裁として、菅義偉元首相以来となります。人物に視点をあてるならば、こちらの方がもっと大きな意義があると思います。
〇高市氏は大学卒業後、未来のリーダー育成を目的とした「松下政経塾」に入塾し、政治の道を志しました。1993年の衆院選に無所属で出馬し初当選し、それ以後内閣や党の要職を歴任しています。
〇海外ではアメリカの有力紙ワシントン・ポストが、高市氏の総裁選出について、「男性優位の日本の政界で初の女性リーダーとなり、“ガラスの天井”を破った」と紹介したようです。
〇男性優位と言えば以前から国際的に、日本社会は「ジェンダーギャップ(男女の性別の違いにより生じる格差)指数」が国際的に低いことが知られています。「ジェンダーギャップ指数」とは、その値が1に近いほど男女間格差は小さく、0に近いほど大きくなります。
〇2025年現在、日本は148か国中118位で、特に政治・経済分野の格差が大きく、先進国の中で最低レベルに位置しています。昔から政治や経済分野での男女格差が顕著であると広く認識されてきましたが、この指数によってその差が歴然であることがわかります。
〇日本では長い間、男性は「弱い者を守る」「経済力がある」、女性は「気遣いができる」「家庭的」といった役割を求められ、この性別に基づく固定観念が差別や偏見の経験につながっているとも指摘されています。
〇具体的には男性はお金を稼ぐ役割が根強く、その分家事・育児負担は主に女性が担うことが多く、家事や育児における男女間での認識に大きな隔たりがあることも、男性優位性を裏付けています。
〇しかし一方で、若い世代ではそれらの平等意識が高まる傾向が見られるそうで、今後はさらに認識のギャップを埋めるための意識改革が求められています。
〇私が幼少の頃は、街中を走っている車の運転手はほぼ男性で、たまに女性を見かけると、珍しいので振り向いて見ている人が多かったのを記憶しています。しかし今では性別の差はなく、私も通勤時にはむしろ女性ドライバーとすれ違うことの方が多いくらいです。
〇私は決して政治のことに口出しをしたいのではなく、日本もはやく欧米並みに、世の中に女性のリーダーが当たり前のようにあちこちに存在し、性別の差に関係ない平等な社会になることを期待しているだけです。
〇最近は「男らしさ」や「女らしさ」という言葉もあまり使いません。以前は親や教師から、「男は男らしく、女は女らしくしなさい」という言葉がけが多くありましたが、家庭は別にしても少なくとも学校現場で今、その言葉を使っている場面は見たことがありません。
〇「男らしく」や「女らしく」という以前に、生物的に男性には男性の特徴、女性には女性の特徴があることは言うまでもありません。
〇一例では、男女の身体構造の相違として、一般的に男性は女性よりも骨格が太く、筋肉量も多い反面、女性は体脂肪率が高い傾向にあります。また新陳代謝面では、運動時に女性は主に脂肪をエネルギー源とする一方、男性は炭水化物をより多く利用する傾向があります。
〇私はこれらの特徴を正しく認識していれば、あえて「男は男らしく、女は女らしくしなさい」という指導は不必要ではないか?と考えています。重要なのは、男性と女性がお互いに相手の特徴や得意な面を認め合い、協働していくことだと思います
〇3月までの3年間勤務した富勢中では、毎年変わる3人の生徒会長はすべて女子生徒でした。私も最初は少し驚きましたが、リーダーシップがあり、聡明な生徒ばかりでしたので、すぐにその違和感はなくなりました。
〇高市氏が内閣総理大臣に就任すれば、閣僚のメンバーにも今まで以上に女性が多く登用されることでしょう。大きな変化の際は、その違いだけに注目するのではなく、より本質的な変化を見つめていくことが重要だと思います。
須藤昌英
10月6日(月)スケアードストレイト(自転車交通安全教室)
〇先月の21日(日)~30日(火)までの10日間は、秋の交通安全運動があり、交通安全指導のボランティアさんが各交差点等に立ってくださっていました。
〇ある交通安全ボランティアの方から、「朝や夕方は車の運転手も急いでいるから、信号前で減速しながら、手元のスマホをみている人もいて、中学生の自転車と接触しないか、いつもハラハラしています。」「中学生は車を運転したことがないから、運転席からの死角や運転手の心理がわからないのだよね」との声をいただきました。確かにそうだと思いました。
〇そこで金曜日に、プロのスタントマンが交通事故の場面(自転車と自動車が衝突するなど)を校庭で再現してくれる「スケアードストレイト(自転車講習)」を行いました。これは自転車通学者だけではなく、普段から自転車に乗ることの多い中学生を対象とした柏市教育委員会主催(協力:千葉県柏警察署及び柏交通安全協会)の交通安全教室です。
〇当日は中学生には少し衝撃のシーンもあったかもしれませんが、万が一のことを想像でき、それを回避するための行動につながるよう、しっかりと心に刻んでほしいと願っています。
【冒頭の校長の話】
昨日と今日の期末テストはお疲れ様でした。今日の放課後、解放感に浸るのはわかりますが、帰宅してから自転車を飛ばして乗っていると、大きな事故になる可能性があります。そんな君たちに今日は柏市役所防災安全課、柏市教育委員会、柏警察署交通課の皆さまとスタントマンの派遣会社のおかげで、自転車交通安全教室を開きます。皆さんも普段から塾や買い物等で自転車を多く利用していると思います。皆さんも知っていると思いますが、自転車は道路交通法では軽車両として扱われており、交通ルールを守らないと乗ってはいけません。また自分だけで守っても交通事故に巻き込まれることがあります。私も先日車を運転し、交差点を曲がり横断歩道の歩行者が通り過ぎるのを待っていました。歩行者が渡り終わったので車を発進しようとしたとき、そこへ猛スピードの自転車が前に出てきました。慌ててブレーキをかけぶつからなくて良かったですが、そもそも自転車で横断歩道を渡るときは、自転車を降りて渡るのが本来のルールです。皆さんも同じような経験をしたことがありませんか?少なくとも自転車から降りなくても、歩行者並みのスピードで横断歩道を渡りましょう。車は急に止まれません。車の運転手さんと目を合わせ、「私は渡りますと」とアピールするとよいでしょう。過去には「ながらスマホ」の中学生が自転車で老人に衝突し、転倒させ、死亡させるという事件も報道されていました。それに伴う賠償金も何千万円になっているようです。また道路交通法が変わり、自転車もヘルメット着用が努力義務になっています。もし転倒した際、まずは頭を打たないように守らないと致命傷になる可能性が高いです。「君たちが被害者にも加害者にもなってほしくない」というのが、保護者・地域の皆さん・先生方の共通な願いです。今日はしっかりと話を聞き、交通事故の悲惨さをイメージしながら参加してください。
須藤昌英
10月3日(金)自分の言葉で語ることの難しさと大切さ
〇先月から3年生との校長面接(約15分間程度)を行っています。あらかじめ質問シートに生徒が回答を記入済で、それを参考にしながら、質問をその場で考えています。
〇もちろん個性がありますが、気になるのは、あらかじめシートに書いた自分の回答を覚えたままに答える生徒とさらにその場で思ったり考えたりしたことを自分の言葉で言える生徒の違いです。
〇私は時々シートにない質問もしています。その際、後者の生徒は慌てることなく、「少し考えさせてください」と断ってから、しっかりと考えた後で「私は~だと思います」と答えています。
〇不測の質問にその場で自分の経験を土台にして、自分の言葉で語れるというのは、やはり普段の生活や授業の中で、自分の考えを書き留めたり、それをもとに発言したりしているからだと思います。それを繰り返す中で、段々と自分の考えの方向性が固まってきたり、他人の考えと自分の考えを比べたりし、柔軟に学んでいるのでしょう。
〇ここまでの中で、キラリと光る生徒の回答を一部だけ紹介します。
質問1「この高等学校を志望する理由を教えてください」
回答1「はい、この学校へ夏休みに見学に行った際、学校全体が明るい雰囲気で、あちらの説明では『文武両道』を目指していると聞き、この学校で充実した高校生活を送りたいと考えたからです」
質問2「あなたが将来、看護の仕事をしたいと思ったきっかけはなんですか?」
回答2「はい、小学校2年のとき、怪我で入院した際、優しく接してくれた看護師の方のように、人のために働きたいと思ったからです」
質問3「あなたの特技はなんですか?」
回答3「はい、特技ではないのですが英語が好きなので、11月頃に英検準2級に挑戦するつもりで、今問題集で勉強をすすめています」
質問4「得意(好きな)教科を教えてください」
回答4「はい、社会です。地理や歴史は暗記も必要ですが、その事実のつながりや流れを考えるのがとても楽しいからです」
質問5「あなたの長所と短所を1つずつ教えてください」
回答5「はい、長所は粘り強く何かに取り組むことです。ただ短所は夢中になると周囲が見えなくなり、人の話が聞けなくなる所です」
質問6「中学校生活での一番の思い出はなんですか?」
回答6「はい、修学旅行です。知らない京都の街を班員と協力して目的地にたどり着いた時の達成感が忘れられません」
質問7「尊敬する人物は誰ですか?」
回答7「はい、両親です。体調を崩しているときでも、家族のために文句も言わず働いてくれ、自分のことも気遣ってくれるからです」
〇お気づきだと思いますが、回答は最初に「結論(考えたこと)」を言い切り、その後に「理由(思っていること)」を言うと、相手に伝わりやすく好印象になります。
〇これは一朝一夕で身に付くものではありません。でもそれを意識しながら生活していると、いつの間にか相手に伝えるにはこれが一番伝わりやすいことがわかってきます。
〇「入試」と言う目先の関門もありますが、卒業後の「人生」にも、自分の言葉で、相手にわかりやすく語ることは重要になってくると思います。
須藤昌英
出席停止の感染症にかかったら、こちらをご確認ください。
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