校長ブログ

2021年2月の記事一覧

前向き(校長ブログ)

今日も、朝の検温、消毒から1日が始まりました。
先生方、お疲れ様です。


自分の植木鉢に水をやる1年生、ふせ菜の手入れをして霜柱を踏みしめる5年生。朝の風景。

昨日、来年度新入生の保護者のみなさんにお目にかかりました。校長挨拶で本校の特長などを話し、4月お待ちしています、とお伝えした後、今年度の子どもたちのことをふと考えました。

最もシンプルな形の1年間を過ごした子どもたち。


我々大人は、自分の経験やお子さんの兄弟姉妹の経験から「この1年、あれも、これも、できなかった。」ととらえてしまいがちです。もしかしたら、日々、元気にたくましく過ごしている2年生から6年生の子どもたちの中にも、そう思っている子がいるかもしれません。もちろんそれが自然なとらえかたです。あったものがなくなるというのはそういうことです。


しかし、1年生の子どもたちにとっては、比べる日々がないので、「あれがやりたかった、これもやりたかった」という思いや実感がありません。今年度の毎日が当たり前の毎日です。
入学してから、マスクをしながら、担任の先生と学び、友達と話をし、前を向きながら給食をもりもり食べ、友達と遊び・・・、あと1ヶ月と少しで富勢東小学校の立派な1年生になるための成長を続けています。立派です。


日々教室で学び、休み時間に外で元気に遊ぶ子どもたちを見ていると、じたばたせずに「これが普通なんだ」ととらえることで前向きになれる、そんな風にも思えてきます。見ていると嬉しくなります。自然と笑顔になります。

「いったいいつまで続くんだろう」そんなことを考えていると、「考えたってしょうがないじゃん、校長先生、一緒に走ろう!」子どもたちのそんな声が聞こえてきそうです。

6年生がMESHとipadを使って、プログラミングを体験しました。集中しています。

ipadを横に置いて学習するこの姿。
GIGAスクール実施の4月以降のスタンダードな風景になるのでしょうか。


12人のクラスを2グループにわけ、1人1台ずつ使えるよう担任が工夫して交代で行いました。恵まれた環境です。

明日は「建国記念の日」でお休みです。健康に気をつけて良い1日になりますように。

寒い1日でした(校長ブログ)

風の冷たい朝でした。

検温していて感じるのは、フリース素材の暖かさです。フリースで防寒している首あたりで検温すると、かなり高い数値が出ます。(もちろん、時間をおいて測り直します。)防寒には優れているんですね。

昼になっても風は冷たく、寒かったのですが、今日はロング昼休み。元気な東っ子が外に飛び出してきました。



本当はもっとあちこちで子どもたちが元気に遊んでいたのですが、写真を撮るはずの私が、途中から3年生男子とサッカーに興じてしまい、子どもたちの様子をカメラに収めることができませんでした。
全力の運動の結果
①マスクをしながらの運動は大変きついこと
②こんな寒い日でも、走り回るとしっかり汗をかくこと
この2つをきっちり体感しました。




学習は学習で大切であり、子どもたちはよくがんばっています。今年度は特に教室での学習が多くなっていますし、運動不足も心配されています。休み時間は進んで外で体を動かしてほしいです。



太陽の光を浴びることは、目にも良いことである、とNHKの番組の情報で知りました。

NHKスペシャルのホームページです。
「わたしたちの“目”が危ない 超近視時代サバイバル」 - NHKスペシャル - NHK


病気に負けない体、健康な目のためにも、外で元気に遊ぼう。

学校評価(校長ブログ)

学校評価へのご協力ありがとうございました。
集計・考察が終わりましたので、本日配付いたしました。ご確認ください。

担任もそうでしたが、私自身もなかなか保護者のみなさんと対面でお話しする機会を設けることができませんでした。正直このような1年間を過ごした学校への評価として、どのようなご意見、ご感想が寄せられるのだろうかと思っていました。
しかしながら、温かなお言葉や肯定的な数値をいただけたことに心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

今日も子どもたちは元気に登校してきました。
ここまで子どもたちは自分たちのできることにがんばって取り組みました。そして、保護者のみなさんはその子どもたちを家庭でも健康面も含めてしっかりと支えてくださいました。このような状況ではありますが、日々お疲れ様です。


校長である私や担任が、どんなにきれいな言葉で保護者のみなさんに様子を伝えることができたとしても、実際の「子どもの姿」が全てであることは承知しています。



楽しそうに学校に通ったり、帰宅したりしていれば、「よかった」と思い、つらそうであれば心配になるのが保護者のみなさんとしては当然です。「大丈夫ですよ」と言われても「大丈夫じゃないからお話ししているんです」となります。



子どもに降りかかる様々なことは、基本的には子ども自身が乗り越えていかなければならないことではあります。しかし、まだまだ小学生です。周りの大人である教職員や保護者のみなさんで「本人が乗り越えていけるように」環境を整えることはとても大切なことです。そのために、情報共有、連携は欠かせません。


集計結果やみなさんからのご意見は先週までに全職員で確認いたしました。結果に一喜一憂することなく、引き続き子どもたちに向き合いながら、教育活動を進めてまいります。ご心配ご不安なことがありましたら遠慮なくご連絡ください。

また、冬の気候に戻りました。花粉の季節でもあります。予防に努め、体調管理を続けていきましょう。

何をしているのでしょう(校長ブログ)

今日も寒い朝でした。
毎朝、登校してすぐにふせ菜の畑の手入れに向かう5年生。
終わった後、畑の周りを歩き回っています。
何をしているのでしょう。
何かを感じながら踏みしめている感じです。
足の裏で感じる感触を楽しんでいました。
そう、霜柱です。
以前、北海道の友達が、正月に子どもを連れてきたときに、「霜柱を踏ませてやりたい」と言っていたことを思い出しました。北海道では早い時期から雪が降っていることもありますが、そもそも霜というより氷になってしまうので霜柱を体験できないと話していました。北の大地の子どもたちを連れて近所の公園へ行って楽しんでもらった覚えがあります。
学校の敷地内で、畑や花壇以外なら楽しめます。
サクサクサク・・・という感触を5年生の子どもたちと楽しみました。


緊急事態宣言の延長を受けて、再考した2月の行事について、今日お手紙を配付しましたのでご確認ください。「思い」だけで進むのはなかなか難しい状況ではありますし、その「思い」も人それぞれです。根拠はガイドラインと学校の実状です。

また、改訂ガイドラインを受け、マスクについて2つのことを職員に伝えました。
「子どもたちのマスクについてはその材質は問わない」ことと、「職員については、子どもとの距離が保てない状態、つまり子どもの行き来がある授業中は、マウスガードではなくマスクを着用する」ことです。
表情が見えるという点で本当に良いアイテムでした。

先日、市役所の方とお話しした中で、「娘の担任の先生の名前や顔が思い出せない」という話題があがりました。学校と保護者のみなさんとの関わりがかなり少なくなった1年で、同じような思いでいらっしゃる方もいるかもしれません。もしかしたら子どもたちも、数年後に今年度の担任の先生を思い浮かべたとき、マスクをしている顔を思い浮かべるかもしれませんね。

今日も子どもたちは、それぞれの学年の課題に向かって、一生懸命取り組んでいました。


宣言が解除される予定だった週末です。引き続きの対策を講じながら、健康管理に努め、良い週末になりますように。

元気な子どもたちと教育委員会の取り組み(校長ブログ)

今日も、検温、消毒から学校の1日が始まりました。
寒い中、元気に登校してきました。


子どもたちの元気な姿、明るい姿、素直な姿を見ていると、世の中の不安定な状況をふと忘れてしまいます。


こちらが、子どもたちからエネルギーをもらっているなあ、と感じます。

子どもが子どもらしくあるということは見ていて本当に気持ちの良いものです。
とは言え、世の中の状況には関係なく、子どもたちは子どもたちの世界で、楽しんだり、喜んだり、苦しんだり、悩んだりしているはずです。それはいつの時代も変わりません。
明らかにいつもと違う、おかしい、と周りの大人、つまりは保護者のみなさんや教職員が気づいて声をかけられれば良いのですが、見逃すこともあるし、見つけたとしても子どもがうまく口で表現できるとも限りません。


柏市では、来年度中に「心の健康観察」の導入を考えています。「朝の健康観察をします。伊藤君!」「はい、元気です」というおなじみの学校の朝の風景であるこのやり取り以外に、今の気分、今日の気分を、4段階の絵から選びチェックするというものです。感覚的に選べて簡単です。一人一人に配付されるタブレットで行う予定です。

今、本格的導入に向けて、何校かでお試しをしています。本校ではたんぽぽ学級、5年生、6年生がモニターとして協力をしています。(今のところはPC室で行っています。)

今朝は、5年生の入力の様子を見学しに、柏市教育委員会指導主事の小原先生がお見えになりました。
このワンクリックが早期発見のための手段の1つになれば、という取り組みです。
しかしもちろん、あくまでも手段の一つであり、子どもたちの様子を直接見ることによって、小さな異変に気づき・声をかける、早期発見・早期対応を心がけていくという最も大切な学校の姿勢は変わりません。何をおいてもまずは良好な人間関係です。



子どもたちが健やかに成長し、元気に学校に通うためにとの教育委員会の取り組みの一つをご紹介しました。

延長(校長ブログ)

昨夜、緊急事態宣言の延長が決まりました。

学校は通常登校が続きます。保護者のみなさんも、ご家庭の事情やお仕事の事情などがある中で、それぞれのご心配があると思います。我々教職員も同様です。不安なことがありましたら遠慮なく学校へご連絡ご相談ください。
目に見えないウイルスによる病気ですから、かかることは仕方がありません。もちろん、わざわざかかりに行く必要はありませんし、広めることもありません。引き続きそれぞれに予防対策を講じながら、人とのつながりは大切に生活していきましょう。

学校の対策としては、寒い季節ですが手洗い、そしてマスク着用、換気を引き続きの基本として、教職員による児童登校時の検温、手指消毒、密を回避した教育活動、学年をまたいでの活動・交流はしないなど、ガイドラインを確認しながら進めていきます。

2月の行事で「6年生を送る会」があります。
市内の各学校でこの行事を実施するかしないか、行うならどんな形で、など、校長間で情報交換をした1年前を思い出します。臨時休業になる直前のことでした。
(↓2枚の写真は昨年度)

少人数の学校だからできることがあると考えていますが、さすがに今はこの距離間での集会はできません。(繰り返しになりますが、学校の大小関係なく、柏市のガイドラインを根拠にしています。)今年のこの行事については1月中に「オンラインでの開催」を決めました。6年生への感謝の気持ちをどのように伝えるかを各学年ごとに考えながら準備を進めています。







真面目に学び続ける富勢東小の子どもたちです。

ミシンに向き合う6年生。


6年生が卒業式を迎えるまで登校する日は27日あります。土日祝を入れれば41日です。まだまだ富勢東小の6年生として成長を続けることができる期間があります。1時間1時間、1日1日を大切に過ごしてほしいです。

テレビなどで、真っ赤な山の映像が写るだけで鼻がむずむずする花粉症の季節がやってきました。風邪と花粉症の症状の違いはニュースでも取り上げられています。アレルギーによる鼻水・くしゃみ・せきなどは登校可能ですので、健康観察票にその旨記入してください。

こんなワッペンやはんこもあるみたいですね。

節分(校長ブログ)

季節の変わり目は邪気が生じる、という言い伝えから、年に4回ある季節の変わり目である「立春・立夏・立秋・立冬」の前日を節分とする、とのこと。(そう考えると、節分という日は年に4回あるってことです。)季節が変わる前の日のうちに、鬼をはらっておこう、という風習です。
節分と言えば、豆まき、ひいらぎ、いわしの頭、恵方巻き、今年は南南東・・・いくつかキーワードがありますが、今日の給食も季節のメニューということで、いわしと大豆が入っていました。

邪気をはらって、元気に過ごせるように、まず今日の縁起の良いメニューで力をつけてほしいですね。

1年生が鬼のお面を作っていました。とても楽しそうでした。

ちっちゃな鬼がたくさんいましたよ。


昼休みには、鬼のお面をかぶった鬼たちが鬼ごっこに興じていました。

柏市のガイドラインが改訂されてバージョン4となりました。バージョン3との違いにチェックを入れながら、一通り目を通しました。今後の教育活動も、このガイドラインを根拠にして進めていきます。



ガイドラインの中で6の(3)出欠席等の扱いというところに加筆された内容があります。レベル2、3では「同居する家族に発熱や風邪症状が見られるとき」には、児童の出席停止を徹底する、という内容です。家庭内感染というキーワードのもとでは、本人が元気でも、そのような対応をさせていただくことになりますので、ご家族の健康観察も含めて引き続きご協力をお願いいたします。この件に関して、判断に迷うことがあるときは遠慮なく学校へご相談ください。



朝の雨も早いうちにあがり、お昼頃は日差しがとても暖かかったです。


2月の生活目標の1つは「友達といっしょに外で元気に遊ぼう」です。暖かい日もそうでない日も、外で体を動かして、寒さに負けない体をつくってほしいです。



2月スタート!(校長ブログ)

2月が始まりました。
パラパラとあられが降る寒い朝でした。
うっすら白い体育館前

うっすら白い花壇

今日も子どもたちの検温をする教職員と、元気に登校してきた子どもたち。


手袋をしていない児童の手は赤くなっています。「手をぐーっと握ると温かくなるよ」という私の言葉に「ほんとだ!」「寒くて、握る力も出ない」・・・いろいろな反応が返ってきました。
曇り空でしたが、子どもたちの登校が終わると、雲の隙間から太陽が顔を出しました。

午後は青空が広がりましたが、それでも気温は低い1日でした。

「我慢のなんとか」「勝負のなんとか」というような次々に出てくるスローガンの元、制限のある生活は続いています。


報道などで、感染した大人の方々へのインタビューを聞くと、かなりしんどい印象を受けます。もちろん個人差があるところでしょうから、実際には、そうなってみないとわからない、というのが正直なところではあります。


子どもは感染しても「軽い」「無症状」と言われていますが、学校は子どもだけがいる場ではありません。職員もいますし、それぞれ家庭もあります。子どもが帰る場所にも別の場所で1日を過ごした親御さん、兄弟姉妹等がいるわけですから、やはり油断はできません。



今日、配付する学校便り「あけぼの」にも載せましたが、2月に予定していた長縄記録会の中止を決めました。子どもたちが交錯する活動であること、十分な練習ができていない状況で大会を行ってもねらいが達成できないことを判断材料としました。その他の主な行事についても、ご確認ください。

今日、あられの降る中で花壇で綺麗に咲いているパンジーを見ました。

じっと春を待っているようだ、とは人間の勝手な表現ですが、口がきけたなら「寒いよ」「冷たいよ」と言いたくなるところかな。確かに「我慢」をしているようにも見えます。

もしかしたら、同じように「我慢」をしているのかもしれませんが、子どもたちは、学校へ来て、友達と会い、友達と同じ場所で先生と共に学び、遊び、とても良い顔で生活をしています。授業中や、休み時間の表情、声、言葉でそう感じています。

活動に制限はあっても、彼らにとっての日常は確保されている、とその前向きな姿から感じています。とても立派で頼もしいです。

寒さも厳しくなる季節です。
引き続きの手洗い・マスク着用・換気を基本とした対策を講じながら教育活動を進めていきます。保護者のみなさんも地域のみなさんも感染症対策を健康管理に努めてください。ご理解、ご協力をお願いいたします。
(左上「コロナウイルス対策」枠内の、柏市の「学校における新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」がVer4に改訂されましたので差し替えました。)