校長ブログ

2020年9月の記事一覧

これからのこと(校長ブログ)

先日、文部科学大臣からのメッセージ1~3を、各クラス指導の上、各家庭にお配りしました。
1 児童生徒等や学生の皆さんへ.pdf
2 参考資料 つらい思いをしたら.pdf
3 保護者や地域の皆様へ.pdf
4 教職員をはじめ学校関係者の皆様へ.pdf 

都内での「時短営業解除」や県内での「会食の人数制限解除」のニュースがでました。感染する人が0になることはなさそうですし、これから自分たちの近くでかかる人がいるかも知れません。誰にもわかりません。病気ですから仕方がありません。それでも、それぞれが予防を心がけて、進んでいきましょう、ということです。そして、それについて、高い意識を持って臨みましょう、いじめや差別などがあってはなりません、ということです。

日々、保護者の皆さんによる健康観察のご協力をいただきながら、元気な子どもたちを迎えて活動している本校も、これからの教育活動について改めて考えています。
9月中には、お示しできるように進めていきます。
今の状況等で気になること、心配なことがありましたら、遠慮なくご相談ください。








登校から下校まで子どもたちは何かしらの活動をして過ごしています。どんな場面でも、子どもたちが活動している姿は良いものです。



午後の空です。ずっと眺めていたくなるような大きな入道雲があちこちにありました。
ここ数日、不安定な天気と予報では言われていますが、下校時に突然の雨、雷などがなく、ほっとしています。
今、午後4時40分。ごろごろ鳴り始めました。
みなさん、良い週末をお迎えください。






PTAからの活動案(校長ブログ)

今年度
「全校みんなで一つのことに取り組む活動]
をさせられないものかと、PTA本部から一つの案が出されました。
それは「投てき板のリニューアル」です。
これは現在の本校の投てき板です。

かわいい絵柄です。
近づいて見てみると・・・

表面がかなり傷んでいるのがわかります。
支えはどうなっているでしょう。裏側に回って見てみました。

かなり頑丈な作りです。
しかしながら、支えの根本を見てみると・・・

こちらも傷みが見られます。


念のため、この投てき板の歴史についてさかのぼってみました。卒業アルバムなどを手がかりにしました。
1984年の卒業アルバムに投てき板らしき物が写っているのを見つけました。
汽車の絵が描いてありました。36年前です。投てき板はこのころからあったようですが、今の物と同じ物なのかは判断できません。


途中省いて、一気に飛びますが、2007年の卒業アルバムです。間違いなく今の場所です。絵は違いますね。


2008年のアルバムには写真がなかったので、2009年を見てみると

おっ、今の絵ですね。
30周年の記念誌の表紙です。

どうやら、今の絵は、30周年の時に、描かれた物だと思われます。
並べて見てみます。

絵は同じように見えますが、色は塗り直している様子です。必要に応じて手を入れてきたのでしょうね。

傷み具合から考えても、今のままでは子どもたちの怪我につながる可能性があるので、「リニューアルする必要あり」と判断します。どこまで手を入れるかは予算と相談ですが、今のところ、「表面の板を張り直し」「表面の絵を描き直し」を考えています。
活動の進め方は、これから学校で決めていきます。今年度、全校で取り組んだこととして、年度内に形にしたいと思います。
PTA本部のみなさんの提案により、一つの活動が決まりました。とても良い案です。ありがとうございました。

仕事とは(校長ブログ)

6年生の前で「先輩の生き方に学ぼう」というテーマで、仕事についての話をしました。キャリア教育です。

「できれば仕事なんてしたくないなぁ」と思っていた小学生時代から、今までの自分の「仕事に対する考え方」を話しました。

子どもたちはメモを取りながらよく聞いていました。

私が子どもだった頃は、身近にいる人の職業しかイメージできませんでした。今は、たくさんの情報がある時代です。世の中にどんな仕事があるか、どうすればなれるかなれないか、すぐに調べることができます。選択肢が多いことは良いことだと思う反面、たくさんの中から一つを選ぶのは大変だろうな、と思ったりもします。

とは言え、まだまだ始まったばかりの6年生。
「大きな夢を持って、日々を過ごしてほしい」と締めくくりました。

今すべきことに、一生懸命取り組む、富勢東小学校の子どもたちです。素晴らしい。








6年生の前で自分のことについて語りながら、柏五小で小学生だった頃の自分を思い出しました。がんばっている富勢東小の子どもたちの爪の垢を煎じて飲ませて「もう少しがんばりなさい」と言ってあげたいです。

休み時間の外活動中止(校長ブログ)

最高の青空。

そして、9時過ぎの時点で、もう警戒レベルでした。

今日は10時の時点で、なかよしタイム(業間休み)と昼休みの外での活動を中止としました。ちょっと工夫して外で過ごしてみる、という気温ではないと判断しました。

今日の昼休みはロング昼休みでした。子どもたちは自分の教室で、過ごしていました。








レクをしているクラスもあれば、思い思いに過ごすクラスもあり、先生と学習をしている子もいました。いずれにしても、室内は快適です。

さて、暑さ対策で購入したネッククーラーですが、使用しているうちに少しずつ消耗し、中の保冷剤が破損してしまっている物も出てきました。

もう少し、気温が落ち着いたら一斉に回収する予定です。それまでだましだまし使用していただくことになります。
予備がないためご不便をおかけしますが、もう少しです。よろしくお願いいたします。

交流体験活動(校長ブログ)

あけぼの山農業公園から4名の方々に来ていただき、ご指導のもと、毎年恒例の「ひまわりの種取り活動」をしました。
来校してくださった4名のみなさんはそれぞれ朝の健康観察を済ませていらっしゃいましたが、念のため学校でも検温させていただきました。


子どもも大人もみんな元気!でスタートしました。
今のところウイルス感染対策として、学年をまたぐ活動を最小限に控えていますので、今日の体験も1から3年生がそれぞれ時間をずらして行いました。(子どもたちへの説明が3度になって申し訳ありませんでした。)
朝方激しい雨が降っていたこともあり、プレイルームにセッティングして行いました。
1年生は初めてのことで興味津々でした。一つ一つの活動に一生懸命取り組みました。


ビニールシートの上に落ちた種を集めます。


学校の郷土資料室にある唐箕(とうみ)の出番です。
この機械を使って、種とそれ以外のものに分離します。

準備したのですが、ちょっと動きが心配だったので、持ち込んでいただいたもので行いました。

唐箕にも興味津々・・・。

担任から一歩下がる指示が出ても、すぐに「どれどれ」「なになに」と近づいてしまう子どもたち。この好奇心は大切ですね。本物に触れることは貴重な体験ですから。


外は蒸し暑かったのですが、朝の天気の関係で、エアコンの効いた室内でさわやかに作業ができました。
農業公園のみなさん、今年も無事に種取り体験を行うことができました。ありがとうございました。

今日は、一日中こんな空でした。降ったりやんだり・・・。

子どもたちは、なかよしタイムには雨のため外遊びができませんでしたが、昼休みには元気に外で遊びました。

勉強で大切なこと(校長ブログ)

先日の検診に来ていただいた眼科の中川先生と終了後にお話をしているときに、勉強のことが話題になりました。それは「アウトプット」の大切さです。出力のことです。

例えば「漢字」について。子どもの頃、大人によく言われた言葉で「習った漢字は使いなさい」というものがあります。習っただけでは、なかなか身につかないということなわけです。使うにしても、使い方や使う場面をわかっていないと、正しく使うことができません。文章の中で使うことができる、つまり正しくアウトプットができて、初めて「身についた」と言えるわけです。

アウトプットの仕方はいくつもあります。問題を解いてみる、使ってみる、人に話してみる、書いてみる、まとめてみる・・・。

3年生、飯塚先生の説明を聞いている場面です。これはインプットですね。

6年生が活動の振り返りを発表しています。これはアウトプットです。

たんぽぽ学級では算数のプリントをしています。これもアウトプットです。

学校では、こうして常にインプット、アウトプットを繰り返しながら学習を進めています。





時々批判の対象となる「詰め込み教育」は、インプットばかりのものと言えるでしょう。限られた時間の中で、インプットばかりするのではなく、インプットとアウトプットをバランス良く、という形が求められているわけです。

2年生が、時計の学習をしていました。

「休み時間まで何分?」とか「給食は12時30分までだけどあと何分?」など色々な場面でのアウトプットをうながすことが「身に付ける」ためには大切です。プリントやテストだけではなかなか身につきません。実際に写真のような時計を動かしてみることも良いです。しかし、時間についてはこれからずっと身近にあるものですから、生活を通して身についていくでしょうね。慌てることなく、勉強ではない雰囲気の中で、お家でもアウトプットできるように声をかけてあげてください。

今日もものすごい暑さでした。(写真は昼休み直前)

気温34度。熱中症指数30を超えています。外での激しい運動は禁止したいところですが、外に出ることについてはどうかと悩んだ末に、「追いかけっこ、ボール遊びなど禁止。日かげでの虫取りなどは良し」「出るときは水分を補給した上で、帽子着用」という内容を放送で教頭先生が呼びかけました。
外に出て、様子を見ていると、1から3年生の子どもたちが元気に出てきました。20人ぐらいです。出てきてすぐに「暑いから教室に戻る」と言って戻った1年生もいました。自分で判断できて立派だね、と声をかけました。
日陰で遊ぶ子どもたち。次の日陰に移動する姿。ピンクは笠井先生です。

笠井先生、暑い中ありがとうございます。

最後は水のアーチをくぐりながら校舎に戻りました。

予報では、来週も暑い日が続きそうです。土日も含め、熱中症に気を付けて過ごしてほしいです。


音楽授業づくり(校長ブログ)

今日は、千葉県の「授業づくりコーディネーター」に認定されている酒井根東小学校教諭である戸塚千穂先生を講師にお招きして校内研修を行いました。教科は音楽です。

今年度、本校は全学年、担任の先生が音楽の授業をしています。そのため、全員で音楽の授業づくりや評価についての研修の場を持ちました。
まずは6時間目に5年生の音楽授業を全員で参観しました。5年生の子どもたち、素敵な歌声でしたよ。仁道先生、お疲れ様でした。


その後、図書室で6時間目の授業や先生方から出された質問を通して全体研修を行いました。


全教科を指導できる小学校教員であっても、芸術教科である音楽については、専門性がないとできないと思いがちです。しかし、他の教科と変わるものではありません。子どもたちが、のって、楽しいと思えることがまず大切です。戸塚先生からは、そんな心構えも含め、楽しめる導入の仕方なども具体的に教えていただきました。
ご多用の中、たくさんの資料も準備していただき、良い本も紹介していただきました。
限られた時間ではありましたが、大変有意義な時間になりました。
戸塚先生、本日は誠にありがとうございました。楽しい音楽の時間になるよう、具体的にがんばります。


向き不向きより前向き(校長ブログ)

「仕事は、社会にあいた穴である」と、養老孟司氏は著書「バカの壁」で書いていました。17年前の本です。「穴が開いていたら危なくて歩けない。この穴はぼくの穴じゃない、ぼくに合った穴があるはずだ、なんていつまでも穴探しをしていないで、埋めていくしかないのだ。」つまり、「仕事は、自分にむいていなければやらない、やれないというものではない。」というような内容だったと記憶しています。とにかく目の前にある仕事に一生懸命に取り組むことの大切さを感じて覚えています。

6年生のキャリア教育で、色々な職業の人に話を聞いたりすることがあります。しかしながら、今のところ外部の講師に来ていただくのは控えています。とは言っても、わざわざ遠くから人を呼ばなくても、身の回りには自分の仕事を一生懸命している人がたくさんいます。お家の方々もそうですし、学校にもいます。

今回、身近な方からお話をと、6年担任の永井先生が、学校で働く人にスポットをあてて子どもたちに話を聞く機会をつくっています。
写真は、用務員の喜多村さんとの様子です。

体験活動もしました。


作業をしながら、喜多村さんに質問している子どもたちの姿も見られました。

将来何になるか、を目指すことも大切なことです。そしてそれに向けて努力することも大切なことです。未来に生きる子どもたちには、ぜひ、精一杯がんばってほしい。
でも、何になろうとも、「そこで何をするか」が一番大切なのだろうな、と思います。

9月スタート(校長ブログ)

9月が始まりました。朝は過ごしやすい気温でした。このまま暑さが和らぐと良いのですが、と思っていましたが、やはり日差しはまだまだ暑い。それでも子どもたちは元気に外に飛び出してきます。この姿、うれしくなります。


ちょっと一緒に活動しただけで汗が噴き出してきました。
西日本はまだまだ猛暑の予報でしたし、沖縄が台風の影響をうけている映像もみました。自然相手のことですが、まだまだ気を緩めることなく、できうる対応で子どもたちの安全を確保してまいります。

さて9月1日です。令和2年の三分の二が過ぎました。
子どもたちは担任の先生とともに毎日がんばって学び続けています。







長い2学期になりますが、シンプルな生活の中に「自分でやってみること」で楽しさを見つけていってほしいと思います。
東小の子どもたちもこのペットボトルロケットのように、今は、力をためてためて・・・

いけーっ!!!

と、大きく大きくジャンプしてほしいです。