校長雑感ブログ

校長雑感ブログ

7月13日(水)授業風景19(3学年数学)

〇柏市教育委員会では、生徒に貸与しているタブレットで、主に算数・数学の自主的な学習に役に立つ「ミライシード」という「デジタルドリル」を使用できるようになっています。授業中はもちろん、自宅の家庭学習でも使用できます。

〇自分で勉強する中でわからないところが出てくるとき、小学校からの復習や映像コンテンツもあります。授業でも繰り返し挑戦するなど、自分の目的や進度ペースを工夫してみるように指導しています。

須藤昌英

 

7月12日(火)授業風景18(3学年国語)

〇3年国語の「薔薇のボタン」(梯久美子・作)の単元では、戦争史に光をあててきたノンフィクション作家の梯(かけはし)久美子さんが、被爆者の遺品を取り続ける石内都さんの作品に出合って、広島の原爆で犠牲となった方々の思いをあらためて考え直していくという内容を学習しています。

〇「遺品」というとモノクロの世界で表現されてきたものが多いですが、石内さんは広島に投下された原爆で亡くなった女性たちの「遺品(ふわりとして透き通ったアバンギャルドなドレス、小花模様のブラウス、やわらかそうな靴、刺繍のはいった布のバッグなど)」をあえて華やかさを感じるような写真にしています。その写真に梯さんが感動し、石内さんの真意を明らかにしていきます。

〇生徒たちは、来月6日の広島平和記念日を前に、戦争の悲惨さとその中で懸命に生きていた少女たちに思いをはせていました。

須藤昌英

ミストシャワーを設置しました

暑さ対策として、校舎からグランドへ入る入口に、ミストシャワーを取り付けました。体育の授業や9月の体育祭に向けて、少しでも生徒の体感温度が下がるようにしていきます。

*写真では見えにくいですが、上から大量のミストが降っていて、下を通ると頭から濡れてきます。

須藤昌英

7月11日(月)1学年「いじめを許容しない授業」

〇先週の金曜日、スタンドバイ株式会社から講師をお招きし、オンライン形式で、「いじめを許容しない集団の雰囲気を醸成するため授業」を全クラスで実施しました。冒頭の10分間のドラマ「私たちの選択肢」をもとに、身近なところで、いじめなどで困っている自分自身やクラスメイトが、相談したりSOSを出したりすることが大切だということを学びました。

〇最後に、顔を知っている人よりも知らない人の方が相談しやすいと感じる生徒が一定するいることから、柏市教育委員会と連携し、匿名で相談できる「スタンドバイ」への投稿の仕方も教えてもらいました。

須藤昌英

お子様の様子の見守りをお願いいたします

安倍晋三元首相が亡くなられたというニュースが伝えられています。ご冥福をお祈りいたします。

しばらくは同じような報道が続くと思います。衝撃的な映像はストレス反応を高めることが指摘されています。お子様の心の状態を観察していただき、もしご心配なことがあれば、専門家に相談するなどしてください。

またそのようになった場合には、週明けに学校にもご連絡ください。

須藤昌英

 

7月8日(金)授業風景17(3学年英語)

〇「かわいそうなぞう」という絵本があります。その英訳本の題名は、「Faithful Elephants(従順な象たち)」で、その英文を読解していく授業でした。

〇参考までにあらすじです。

「第二次世界大戦が激しくなり、上野動物園では空襲で檻が破壊された際の猛獣逃亡を視野に入れ、殺処分を決定する。ライオンやトラ、クマが殺され、残すはゾウのジョン、トンキー、ワンリーだけになる。ゾウに毒の入った餌を与えるが、ゾウたちは餌を吐き出してしまい、その後は毒餌を食べないために殺すことができない。毒を注射しようにも、象の硬い皮膚に針が折れてしまうため、餌や水を与えるのを止めて餓死するのを待つことにする。ゾウたちは餌をもらうために必死に芸をしたりするが、ジョン、ワンリー、トンキーの順に餓死していく。・・・」

〇内容を絵本で知っている生徒たちも半数くらいいましたが、真剣に英単語を調べ、英訳にグループで協力して取り組んでいました。このような作業をきっかけに、将来に向けて、英文をスラスラと読む力を身につけてほしいものです。

須藤昌英

 

7月7日(木)教員研修(授業研究:道徳)を行いました

〇昨日の午後は、2年3組と3年2組以外のクラスは給食後に下校してもらい、薄井教諭と中居教諭の「特別の教科 道徳」の授業を通し、全職員で授業の設計の仕方や進め方について、研修しました。

〇柏市教育委員会から2名の講師(お一人は柏市の麗澤大学でも大学生に対して教鞭をとっておられる)をお招きし、2人の授業について、「ねらい通りに生徒の話し合いなどが進んだ点」や「ここはもう少しこうするとさらに良くなる点」について、教えていただきました。

〇前にも書きましたが、我々教職員にとって、研修は義務であり、「自ら学び続けていく」ことが、生徒への責任であります。

須藤昌英

7月5日(火)柏市総合体育大会&コンクールへむけての全校壮行会

〇午後の体育館は全校生徒が集まっても、風通しがよく、熱中症の心配は少なくてすみました。今年度初めての校歌を全校生徒で歌うことができました。感激しました。

〇2年生が20名の有志の応援団(団長2年4組小泉さん)を結成し、彼らが中心となって全校生徒から応援をもらいました。これまで努力してきたことを、それぞれの大会&コンクールで精いっぱい発揮してください。 

須藤昌英

 

 

吹奏楽部

柔道部

サッカー部

剣道部

男子ソフトテニス部

美術部

男子バスケットボール部

陸上競技部(短距離、長距離)

 女子ソフトテニス部

バレーボール部

バドミントン部

 卓球部

女子バスケットボール部

野球部

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月4日(月)富勢中校歌について

〇2年以上続いたコロナ禍での学校において、始業式や入学式では、「校歌斉唱」がまったく行われていません。ただ、先月あたりから1年生の音楽の授業でも、校歌斉唱の練習が始まり、その歌唱テストも行われています。実際私もまだ、全校生徒で歌う富勢中の校歌を聞いたことがありませんので、1年生の歌を聞いて、歌詞をほぼ覚えた状況です。

 

〇歌詞には、約70年前のこの地域の様子が描かれています。特に1~3番までに「ああこの丘」が入っており、かつては軍隊の駐屯地であったと聞いているこの土地は、昔から「良い土地」とされてきたと想像しています。また私の勝手な解釈では、1番が学校の朝方、2番が昼間、3番が夕方の様子をあらわし、一日を通して生徒たちの学びが多いことを願ってつくられたと感じています。

〇また徐々にコロナの感染が広がっているようですが、1学期の終業式には、全校生徒の歌う校歌を聞くことのできる状況であってほしいと願っています。

須藤昌英