校長雑感ブログ

11月24日(木)「子どもの学び応援事業」(柏市)について

〇まずは昨晩の「FIFAワールドカップカタール2022」の日本対ドイツ戦は、幸い深夜ではなかったので、私もすべて観戦しました。後半の見事な逆転勝利で、本校卒業生の酒井宏樹選手もディフェンダーとして活躍していました。ゴールを決めた選手が注目されるのは仕方ありませんが、彼のチームへの貢献度は、サッカー素人の私でもわかりますので、誰もが認めるところでしょう。次回の試合も期待しましょう。

〇本題に移りますが、先日の市内小中学校校長会議において、市内の小・中学生全員に、「本の贈り物」として、自宅学習等で使用できる図書カード(5,000円)が、来年1月中旬以降に配付される予定との情報提供がありました。

〇目的は、「新型コロナウィルスの影響等による物価高騰等で、家計への圧迫がある中で、子どもたちが豊かな教養を育むことが継続できるように支援する」であり、本事業の案内チラシを12月中旬までに学校を通して、各家庭へ配付(事前の申請は不要)するそうです。

〇五千円の使い方を各家庭でも生徒と話し合っていただきたいと思います。普段は手軽に買えない高価な本(大型の図鑑、各専門雑誌、シリーズ本など)を事前に調べ、自分の興味・関心をさらに広げたり深めたりできることが理想だと感じます。

〇もちろん、家庭学習で使用できる学習参考書なども有効だと思いますが、少なくとも無計画に書店で目に付いた本を手に取っていたら、いつのまにか五千円になったなどは避けたいものです。書店でじっくりと本を探すのも、よい学びの経験になります。

須藤昌英