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令和 6 年度給食室

大根葉とじゃこのふりかけごはん 肉じゃが 白菜の味噌汁 おしるこ

校長検食簿より

今日は和風献立にてづくりふりかけの日。メインは肉じゃが、じゃがいもの優しい味が生きる味付けだが、肉が引き立って、肉じゃがらしい旨さで、子どもたちも残さず食べるのでは無いかと思う。大根葉とじゃこのふりかけは、大根の葉を捨てずにこういう形で利用するのは家庭でも時々やっていただきたいSDG'Sである。今日は出汁をとった鰹節の利用だけでなく、じゃこを入れて豪華になっているが、魚臭が少しするのを子どもがどう受け止めたかな?と思う。味つけは美味しいふりかけである。白菜の味噌汁は、白菜の甘さと旨さを存分に楽しむ味噌汁で、肉じゃがと一緒に優しい味で美味しい。今日はおしるこがついている。お汁粉は小正月の行事として、昔から赤い色の食べ物は邪気を払うという習わしから食すものとの説明もあり、ほどよい甘さと白玉の柔らかさと上手に炊けた大豆が美味しい汁粉である。

1月14日 キムチチャーハン ししゃものサクサク揚げ 切干大根のナムル 豆腐ときのこのスープ 炒りアーモンド

校長検食簿より

今日は韓国系味付けの献立で、子どもたちにとってはキムチチャーハンが魅力かな?キムチチャーハンはキムチの香りと色で染まり、辛さはほとんど感じないが、キムチらしさを感じる仕上げで美味しい。ししゃものサクサク揚げは、ししゃもにふっくらとした衣をまとわせて、からりと揚がって油を感じさせない揚げ方は上手で美味しい。切り干し大根のナムルは、ごま油の香りよく仕上げられた茹で野菜で、ナムル(茹でておかずにする)に合った味付けと食感である。豆腐とキノコのスープには干し椎茸としめじが入り、鶏肉など具だくさんのスープで美味しい。きのこをこの時期に使うのは、免疫力を高めるためともりもりだよりに書かれており、様々な感染症が広がる中、しっかりと食べて免疫力を高めて欲しいものである。

1月10日 わかめご飯 にしんの塩焼き えのき茸の味噌汁 かんぴょうのごま酢和え

校長検食簿より

今日は和食献立で魚料理である。わかめご飯ににしんの塩焼きと海の素材を美味しくいただく主食と主菜。にしんは、日本近海、特に北海道ではにしん御殿が建つと言われるほど豊漁だった魚で、脂がのってこの時期はとても美味しい魚であるが、最近は漁獲量が激減しているらしい。単純な塩焼きは魚本来の味が引き立つ調理で、ほどよい塩味ににしんの香りと脂の良さを感じ、わかめご飯にもとてもよく合っている。かんぴょうのごま酢和えは、酢が効いた和え物で細切りのかんぴょうが味を吸い込んでちょうどよい味わいである。えのきの味噌汁はたまねぎの甘さを感じる優しい味わいでおいしい味噌汁に仕上がり、和食献立の旨さを感じる給食である。

1月9日 焼きそばパン トマトと卵のスープ ほくほくポテト パイン 

校長検食簿より

今日はパンメニューで焼きそばパン。炭水化物+炭水化物で、パンのおかずに焼きそばを食べると不自然なのが、サンドにするとこれだけの人気になるのはなぜなのか、それはカツサンドと同じ効果のようだ。ソースとパンの相性がここまでの人気を引き出しており、塩味焼きそばでは惣菜パンとしては成り立たないようである。今日は市販のサンドのように山盛りサンドにできる量は無かったが、味を楽しむことができた。野菜はスープでまかなうごとく、トマトベースのスープに卵?という組み合わせで、一口飲んでみるとキャベツやタマネギの甘みを感じ、鶏肉や豆が入った美味しいスープである。卵とトマトは初めての経験であった。ほくほくポテトは、素揚げのじゃがいもと青のりのシンプルな味が焼きそばパンにも合う旨さである。

1月8日 七草ご飯 鰆のゆうあん焼き 塩昆布和え 白玉味噌汁 ぽんかん

校長検食簿より

3学期の給食が始まった。寒い中であるが、給食室メンバーには安心安全な給食を願い昨日もご挨拶をした。さて、今日は七草にちなんだ和食献立で、ご飯は七草ご飯。春の七草「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」と覚えた記憶がある子はどれだけいるだろうか?若い教師もどれだけ言えるか、言えることが大切ではなく、食文化を伝える、この七草自体が胃腸を整えるハーブであることも含めて伝えていきたい。メインは鰆のゆうあん焼きで、醤油とみりんと柑橘の香りがある上品な味付けの鰆である。白玉いり味噌汁は、正月の雑煮を思い浮かべる汁で、白玉のとろみが野菜を包んだ美味しい味噌汁である。里芋の煮方がずれたのか、固かったことが残念。塩昆布和えは冬野菜と塩昆布のコンビネーションが美味しい和え物である。