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令和 6 年度給食室

サバの味噌煮 キャベツとたくあんの胡麻和え 新玉ねぎの味噌汁 美生柑

校長検食簿より

5月最後の給食は和の献立で、サバの味噌煮がメイン。サバの味噌煮は魚嫌いな子でも給食の味噌煮は食べるという逸品で、ネギや生姜と味噌でじっくりと煮込まれた味噌煮は、白いご飯がとても進む美味しさである。富勢の味噌煮は少し甘めでふっくらと焚きあげられていて大変おいしい。そこにキャベツとたくあんの胡麻和えが添えられて、胡麻の香りと味とたくあんの塩味と甘味がちょうどよくなじんで美味しい。「もりもりだより」にたくあんは何から作られているかというクイズが出ているが、家で母が大根を干してたくあんに漬け込んでいた時代にはクイズにならなかったが、今は大根を干している家などまったく見なくなった。食文化はクイズを使ってでも引き継いでいく必要がある。新玉ねぎの味噌汁は、新玉ねぎの甘さを感じるおいしい味噌汁である。美生柑は和風グレープフルーツらしく、半月前のデビュー時より甘さが増してきてうまい。

キムチチャーハン 味噌ワンタンスープ ししゃもの唐揚げ きゅうりのごまだれ

校長検食簿より

今日は韓国風献立で、メインはキムチチャーハン。キムチチャーハンを楽しみに学校に来ている子も多い。キムチチャーハンはキムチ独特の香りと味を感じる、それほど辛みは感じない仕立てになっていてショウガやにんにく、ネギの香りも豊かに美味しくいただいた。みそワンタンスープのワンタンは中華料理の材料、味噌仕立てになっていて、ワンタンの味が濃厚になり、これも美味しい。豚肉、ほうれん草など具もたっぷりと入っている。ししゃもの唐揚げは、カリッとサクッと揚げられていて、頭から尻尾までしっかり美味しくいただける。子どもたちもカリカリとよく食べているようである。きゅうりのごまだれかけは、ゴマ風味が韓国風で美味しいが、少しキュウリが柔らかめになってしまったのが残念。生野菜も茹でなければ使えないところで、茹で時間とそこからの急速冷却が野菜の味を引き立てる。調理の工夫をお願いしたい。

5月29日(水)すき焼き風うどん 青大豆とひじきのサラダ 和風ホットケーキ 炒りカシューナッツ

校長検食簿より

今日は子どもたちが好きな麺料理でうどんである。すきやき風うどんと初めて出会う味であるが、豚肉にしらたきやほうれん草、ねぎ、白菜とすき焼きの具と同じ具にすきやきの割り下風の甘めのお汁で仕上げている。うどんの麺は冷凍麺であるが、コシがしっかりとあり一昔前のうどんとは違い、味を染みこませても歯ごたえのしっかりとした味でよい。青大豆とひじきのサラダは、山の物と海の物が一緒になったサラダで、タンパク質とミネラルを美味しくいただけるサラダである。デザートは和風ホットケーキ、甘納豆とお餅が中に入って、豆乳仕立てで仕上げられている。表面はカリッとして香ばしくなっているので、中のしっとり感がもう少しあるとホットケーキらしさが出ると思う。焼いた際に餅が下から出てしまった点も含め、再挑戦に期待したい。

5月28日(火)ハヤシライス 茎わかめのサラダ フルーツ和え アーモンド小魚

校長検食簿より

今日は洋食献立でハヤシライスと書きたいが、日本人が作った西洋風料理がハヤシライスである。「もりもりだより」にも肉や野菜を細かく切ってハッシュドにしでデミグラスソースで煮たところが発祥とされている。一説には丸善創業者の早矢仕さんが考案したからハヤシと名付けた説もある。日本橋の丸善で本を探した後に食べるハヤシライスも逸品である。今日のハヤシライスはトマトピューレのトマト色が強いがもう少し煮込むといいかなあと感じるがご飯にハヤシがからんで美味しい。茎わかめのサラダは、茎わかめのコリコリ感とごま風味が美味しいサラダである。わかめは葉がわかめで茎は茎わかめ、そして根っこになる株がめかぶと、3種類の味と食感を楽しめる海藻である。フルーツ和えの果物とアーモンド小魚もよい味であった。

5月24日(金)丸パン チキンカツ ガーリックポテト トマトとキャベツのスープ むき冷凍ミカン

校長検食簿より

今日は運動会前日献立で、チキンカツがメイン、カツをパンにはさんで食べるカツサンドである。鶏むね肉でタンパク質をしっかりと摂取できるようにとの栄養教諭の配慮である。カラリと揚って胸肉らしい歯ごたえもしっかりとしておいしい。ガーリックポテトはホクホクしたジャガイモにパセリとガーリックバターと粉チーズでシンプルな味付けでおいしい。トマトとキャベツのスープはミネストローネを思わせるトマトベースの味付けはキャベツをおいしくいただけるスープである。味もしっかりとしている。冷凍ミカンは袋入り。皮むきが苦手な子がいるためか、少し暑い日に冷たいみかんを食べたいがゆえに、苦手な皮むきもがんばる!というストーリーで、いろいろなことができるようにしていきたいと思う。