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2021年10月の記事一覧

きれいな学校・きれいな階段

きれいな学校・きれいな階段

学校は勉強だけする場所ではありません。

係,委員会の仕事など,各自が責任を果たさなければならないことがたくさんあります。

掃除もその一つです。

しっかり掃除に取り組むことができるということは,

子どもの自立を考えた時,勉強ができること以上に大切なことかもしれませんね。

さて,酒西小のこどもたちの掃除の様子を見て見ましょう。

    懸命に流しを掃除する2年生       たんぽぽ学級は働き者ぞろい!

   ほうきと小ぼうきの二刀流ですね!     高学年になると,机といすが重いんです…

   こちらは連係プレーです!          真剣さが伝わってきます…

   黙々とモップ掛けをする6年生…       掃除の後には反省会をします!

いかがでしたか。

取り立てて,一生懸命に掃除に取り組んでいる子の写真を集めたわけではありません。

校舎を歩いてみると,どこでもほぼ同じような光景が見られます。

「はたらく(働く)」とは,「はた(人)」を「らく(楽)」にすることだ。

ある人から聞いたことがあります。

いつまでも働き者の子どもたちでいてほしいものです。

お子さんたちは,家でもしっかり働いているでしょうか。

まずは,家の中での役割をしっかり持たせることから始めてみませんか。

さて,次はこちらの写真をご覧ください。

音楽室のあるB校舎の階段です。

壁が純白に輝いているのがことがわかると思います。

先週末の土曜日。酒西小の「おやじの会」の皆さんが,ペンキを塗ってくださいました。

(昨年はA校舎の階段をお願いしました。)

お父様たちが,休日返上で,子どもたちのために時間と労力を費やしてくださいました。

本当にありがとうございます。

この場をお借りして,深く感謝申し上げます。

保護者の皆さんも,次に来校する際には,美しく輝く階段の壁をご覧ください!

校外学習にレッツゴー!

校外学習にレッツゴー!

今日は1,2年生の子どもたちが楽しみにしていた校外学習。

晴天に恵まれ,最高の1日でした。

写真と共に,振り返ってみましょう。

校庭で出発式をすませて,バスに乗り込みます。

茨城自然博物館に向けて出発です。

  2年生が実行委員として出発式をリード     みんな元気に「行ってきまーす!」

博物館に到着。いよいよ見学の開始です。

       着いたよ~!          いよいよ博物館に入場です…

中にはたくさんの展示物がありました。

  これなんだろう。隕石かなぁ…。    どこを見ればいいのか迷っちゃう…。

    恐竜がうごいてるよ~         恐竜といっしょに「はい,ポーズ!」

  人類の進化に見入る子どもたち…        はくぶつかん,楽しいよ~

土の中の生き物が巨大になって迫ってきます!        見て見てあそこ!

  あ~っ,本物のヒトデがいるよ!         白くまって大きいね!

さて,お楽しみのランチタイムがやってきました。

どの子も,愛情たっぷりのおいしそうなお弁当を前に,目を輝かせていました。

子どもたちの幸せそうな笑顔をどうぞ!

   ぼくはパンダのおにぎりだよ!       お母さんのお弁当,さいこう!

さーて,お弁当を食べて,おなかはいっぱい。

目の前には広ーい芝生が広がっています。

よーし,めいっぱい遊ぶぞ~

 2年生では「どろけい」が始まりました!    「よーし,先生もオニだぞ~」

 芝生の坂をゴロゴロと… 目が回る~    かわいいどんぐりをたくさんひろったよ!

 保健室の埋金先生もオニごっこに参加!  伊藤先生と仲よく日向ぼっこ。気持ちいい~

 生き物好きの子どもたちがカメを発見!    石の上のカメと「ハイ,ポーズ!」

こうして,楽しかった自然博物館でのひと時が終わりました。

学校に戻って,到着式です。

最後まで,2年生の実行委員が活躍。

楽しい校外学習の幕が閉じました。

「はくぶつかん,もっと見たかったな~」

「もっとあそびた~い!」

「よし,お父さんに頼んで,また連れて行ってもらおう!」

帰り際の子どもたちの言葉です。

今夜,子どもたちからリクエストがあるかもしれませんね。(^^)

新刊展示会開催中!

新刊展示会開催中!

以前お伝えしていた「新刊展示会」が始まりました。

今年度の図書予算,50数万円を投じて購入した160冊あまりの新刊図書が

図書室のフロアに所狭しと展示されました。

柏市は学校図書館の活用に力を入れています。

図書館指導員(司書)の配置,そして蔵書の充実です。

図書館指導員さんが配置されたことで,

いわゆるこれまでの「図書室」が「図書館」に生まれ変わった,そんな感じです。

この写真を見てもわかりますよね。

こんな美しいレイアウトで新刊を展示するなんて,我々教員にはできません。

指導員の大谷さんは,本のことなら子どもたちの質問に何でも答えてくれます。

図書室に行けば,いつでも大谷さんが迎えてくれます。

まるで,暖かい我が家に帰ってきたような感じです。(^^)

展示会に戻ります。

たくさんの新しい本を前にして,子どもたちはみんなわくわくです。

ブースは全部で6つ。「文学」「産業・技術・工学」「社会科学」などなど…

もちろん,「SDGs」のコーナーもあります。

子どもたちは6つのグループに分かれ「味見読書」を開始。

「味見読書」? 何だかわかりますか?

たくさんの新刊があるので,子どもたちは時間を区切って,全てのコーナーを回ります。

様々な分野の本に少しずつふれる(味見する)。

だから「味見読書」です。

みんな真剣そのものです。

新刊展示会をきっかけに,もっと本に興味をもってくれると嬉しいですね。

さてこちらは…

「読書スタンプラリー」です。

本を1冊読むごとに,1つスタンプを押してもらえます。

5冊読めばゴール! オリジナルのしおりをゲットできます。

スタンプラリーにはルールがあります。

自分の好きな分野の本だけ読んでいたのでは,スタンプがもらえません。

「外国の作者の本」「2類:伝記・歴史・地理」と,

様々な分野の本にチャレンジする必要があります。

なるほど。楽しみながら読書の幅が広がるということですね。

「子どもの頃,こんな素敵な図書館があって,大谷さんがいてくれればよかったのに…」

そんなことを思う今日この頃です。

俳句・リズムを作ろう

俳句を作ろう

我々大人世代が受けた国語の学習と比べると,

今は大きく様変わりしています。

ざっくり言いますと,昔の国語の授業は「読み取り」中心でした。

たとえば4年生で学習する「ごんぎつね」。

場面ごとに「ごん」と「兵十」の様子や気持ちの変化を詳しく読み取り,

みんなで話し合い,登場人物の心情に迫ったものです。

もちろん,そういった学習は今でもあります。

しかし今は,「自分の思いや考えを表現する」力や「話し合う」力を身につける

ために多くの授業時間を費やすようになりました。

時代が変わり,子どもたちに求められる能力が変わってきたということの証です。

これからの時代は,自分の頭で考え,心で感じ,

それを他者に伝える表現力とコミュニケーション力を身につけていくことが

大切だということですね。

さて,先日5年生の教室をのぞいてみると,俳句の学習をしていました。

有名な俳人の句に触れた後,子どもたち自身が俳句を詠みます。

心が動いたできごとを思い出し,そこから連想する言葉を自由に書き出します。

そのメモをもとに,「五・七・五」の音に合うように言葉を組み合わせ,

俳句を作っていきます。

 

子どもたちはクラスごとに句会を開き,それぞれが生み出した俳句を詠み合いました。

今日は,子どもたちの投票の末選ばれた,選りすぐりの俳句をご紹介しましょう。

 お花見で 宙にまうのは 桜の葉

 夏の海 夕日でてらし 赤い水

 暑すぎて アイスクリーム 食べまくる(ユーモア賞)

 いちょうまう 黄色い姿 ひらひらと

 まいおちる 雪のけっしょう キラキラと

 きれいだな 秋の夕日に 赤とんぼ

 よんでいる 風鈴の音 海の音

 きれいだな あかいろきいろ 紅葉だ

 見上げれば 夕日のような もみじだち

 すずむしは あきをかなでる おんがくたい

いかがでしたか。子どもならではの自由な連想が光った秀作ぞろいですね。

表現する楽しみと喜び,小学生のうちにたくさん経験させたいとものです。

リズムを作ろう

作ると言えばもう一つ。

次は音楽の授業です。

子どもたちが机に広げた教科書をにらみながら,

真剣に手をぱちぱちとたたいています。

なにをしているのでしょう。

子どもたちは基本のリズムを組み合わせて,オリジナルのリズムを作っていました。

構成要素は,四分音符,八分音符,四分休符の3種類。

提示された4つのリズムパターンをつなげて,4小節のオリジナルリズムを作ります。

ここまではいいんです。

これを正確に表現するのがしい。

皆四苦八苦しながら,リズムを刻んでいました。

リズム打ちが完成した(と思った)ら,先生の元へ。

完成したと思っていたリズムが,先生の前に立つと,あらあら?

合格までの道のりは険しいようでした。 

「がんばってね」と「がんばったね」

がんばってね

第2学期の学級委員に選ばれた子どもたちの任命式を行いました。

学級委員を経験したことのある子,そして初めて選ばれた子。

それぞれに緊張感とやる気に満ちた表情で,任命書を受け取っていました。

「器が人を育てる」と言います。

人は,役割を通じて成長するということですね。

学級委員としての活動が,子どもたちの成長につながることを祈っています。

みなさん,がんばってください!

がんばったね

続いて,子どもたちが夏休みに取り組み,出品した作品が,

各種作品展で入賞していましたので,表彰式を行いました。

まずは,柏市小中学校科学展です。

科学論文,そして科学工夫作品(工作),

いずれも時間をかけ,創意工夫を凝らして完成させた秀逸な作品ばかりでした。

次に読書感想文コンクールに入賞した子どもたちの表彰です。

楽しく本を読むことと,感想文を書くことは全く別の作業です。

いつも以上に物語を味わい,考えを深めたことでしょう。

夏休みの間に仕上げた子どもたちの作品は,

いずれも保護者の皆様のご支援・ご指導があってこそです。

ありがとうございました。