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2022年7月の記事一覧

愛に応える者達

菜の花学級が育てている野菜たちですが、夏休み中も人知れず

成長しています。スイカは学校のフェンスを飛び越えた側溝の

中やフェンスに巻き付いたツタから果実を実らせ、ズッキーニは

まるでアマゾンに生息する植物かと思わんばかりに巨大化して

います。

ここまでぐんぐんと成長するのも、土づくりや除草作業など、

地道な作業で愛情を注いだ賜物と言えるのではないでしょうか。

 

待ちきれない

6月初旬から輝秋祭への発表に向け、他の部活動の活動風景を撮影

していたコンピューター部。動画の編集も続々と完了しているようで、

見せてほしいとお願いすると、秘密事項ですと断られてしまいました。

内容を探るため、こんな編集をしているのでは?と質問をすると、

「それは昨年度やったので、やりません!!」との回答。同じネタ

を繰り返さないプロ意識の高さと、自分が安直に思いつく発想の遥か

先を行っているであろう企画構成力にはただただ感心するばかりです。

動画作成以外の活動では、1年生を歓迎する会の部活動紹介の中でも

出て来た「寿司タイピング」に没頭する生徒がいます。部活動紹介では

「得をするだけでも難しい」と評された寿司タイピングですが、1年生

にして既に3,840円も得をしていました。結果を確認するや否や、

間髪入れずに再挑戦する向上心の高さも素晴らしいです。

今や小学1年生の授業でも登場するプログラミングですが、コンピュータ

部の組むプログラミングの複雑さは、授業とは一線を画しています。

キャラクターが上下に揺れる動きをするだけでも、デスクトップの画面に

入りきらないほど膨大な量の命令を出す必要があるそうです。ボーっと

しながらでは作れないと断言できるプログラミングからは、作成者の

集中力と思考力の高さがうかがい知れました。

 

破戒

4月18日の記事で紹介した通り、緑豊かな柏三中は雑草まで

物凄い勢いで成長します。自らの練習場所が雑草に囲まれている

ソフトテニス部は、雑草を抜き、グリーンサンドを撒いてコート

を大掃除していました。暑い中真剣に作業をする姿からは、部活

の時にも「五箇条の御清掃」を意識しているのではないかと思って

しまいます。

そんな真面目なソフトテニス部ですが、練習試合の反省として

「身体と心を整える 試合検証シート」を書いている時には、

三中鉄の掟である「三中トラブル回避術~いじめ根絶宣言~

に反する「自分がされて嫌なことを相手にできたか」に高得点

を付けています。勝負の際には心を鬼にすることの出来る、

気持ちの切り替えの早いソフトテニス部。ノーサイドの精神が

求められるスポーツの世界に適した生徒達と言えそうです。

爽やかな1日

雨の降る音が、少々早すぎるものの目覚まし時計の代わりとなった今朝。

車での通勤ですら億劫になるほどの土砂降りでしたが、大切な勝負を目前

にしている陸上部と野球部は学校に来て練習をしています。

陸上部はラダーを使ったトレーニングで体の使い方を最終確認。湿度が

高く、じっとしているだけで嫌な汗をかく環境ですが、体がなまらない

で疲労もたまらない絶妙な加減の運動をしていました。練習の最後には

千葉県強化指定選手合同合宿のコーチに任命されるほどの名将である陸上

部顧問から「雨はチャンス」との話が。球技などとは違い、数字として

残る記録がある分、競う相手との勝負の行方が予想しやすい陸上競技。

大会ではチャレンジャーとして挑むことになる生徒達ですが、雨の日でも

ベストコンディションを出す方法を知っていれば、トップとの差が縮まる

とのことでした。

陸上部と同じく、野球部も基礎的な練習で体をあたためています。3年生

と後輩がペアになって練習をしていると、3年生が後輩へとアドバイスを

おくる場面がありました。7月21日の記事と内容が重複しますが、相変

わらず気配りを忘れない野球部の生徒達。見ているだけで気持ちのよくなる

野球部の爽やかさは、朝から続く嫌な蒸し暑さを忘れさせてくれるほどです。

新体制

1年生も黄色いユニフォームに袖を通し、パッと見で学年が分からなくなった

男子バスケ部。見た目からして、すっかりと部になじんだ1年生も交え、フル

コートで練習試合をしていました。

学校での試合経験の少ない1年生は、顧問の教員も未だにその実力を測り切れ

ていない未知の存在。新チームとしてスタートしたばかりの1年生にとっては

ただの練習と侮ってはいけないアピールの場といえます。そんな少なからず

プレッシャーのかかりそうな場面ではありますが、見事にゴールを決める場面

もありました。1年生は、先輩に負けないよう切磋琢磨しているようです。

 

 

教師顔負け?!

次の週末にコンクールを控える吹奏楽部は曲の最終調整に燃えています。

曲のクライマックスとなる部分に至っては、何回演奏しているのか

分からないほど繰り返し練習をしていました。大会に近い環境で演奏

しようと体育館へと移動する場面では、1年生が率先して器材の準備。

先輩達をサポートしていました。また、この短期間で演奏メンバーいり

した1年生もいるようで、既に吹奏楽部にとって欠かせない存在と

なっているようです。

昨日、防具が届いた剣道部の1年生。すぐさま先輩達と同じく実戦を

積みたいところでしょうが、2日間にわたり防具の着方について

学んでいます。防具について説明するのは、小学生から剣道を経験

していたゆえに、1年生の頃から指導係を務めていた剣道部の部長。

3回目の説明だけあり、その姿からはベテランの風格がただよって

おり、少し作業が遅れている部員がいれば声をかけるなど、細かい

配慮までしていました。また、胡坐をかいている部員がいれば姿勢

を正すよう注意している姿からは、ただ防具を着せるだけでなく、

武の礼儀や精神まで教えることを目的としていることが伝わって

きました。

師の熱血指導により、念願の防具を装備した1年生は、元気に「面」

と叫びながら打ち込みを始めていました。

夏休まず

夏休みともなると、朝寝坊のひとつでもしたくなるものですが、

本日から活動を開始した特設駅伝部の生徒達は朝の6時30分

から練習を始めています。比較的涼しい時間帯ではありますが

4㎞走り終わった生徒達は汗だくのようで、柄杓からすくった

水を頭から被っていました。本日は初回ということで、走る

距離を控えめにしたそうですが、設定タイムが早いグループでは

3年生に遅れることなく1年生も4㎞を走り切っていました。

期待のルーキーの登場に、駅伝部メンバーたちの闘志にも火

がつくようなスタートとなったのではないでしょうか。

7時頃になると、明日に市内大会決勝を控える野球部の生徒達が

校庭へと到着します。練習することしか頭になくても不思議では

なさそうですが、学校の職員を見かけると、かなり遠くからで

あろうとも、帽子をとり大きな声であいさつをしていました。

3年間の集大成ともいえる時期に、最高のチームへと成長して

いることがうかがい知れました。

夏休めず?

夏の風物詩ともいえる蝉の抜け殻を発見し、ついに夏も本番

ということを視覚で認識した本日の朝。1時間目の授業では

夏休み前最終日らしく、レク的要素のある授業で盛り上がる

生徒達の笑い声が聞こえてきて、聴覚でも夏休みを感じます。

2年生は、2学年担当の教員から出題される「クイズ大会」

でクイズ王の座を争っていました。勉強にちなんだ真面目な

問題から、ツッコミどころのある笑える問題などバラエティー

豊かなクイズに、生徒達は大盛り上がり。問題が映し出される

スクリーンを前のめりになりながら見つめていました。

3年生では、7月14日に紹介した「修学旅行フォトコンテスト」

の結果が発表されていました。日頃からパワーポイントを駆使

した授業を展開する、3学年の社会科担当教員が作った結果発表

のパワーポイントも、心なしか普段の授業よりも演出が凝っていた

ように感じました。大賞に選ばれた作品は「写真のアングル」

「空と建物と紙袋の調和のとれたコントラスト」「遠近感」

「見る者に旅先での思い出を想像させるメッセージ性」等々、

良い部分がいくつもあがる素晴らしい作品。撮影した3年生の

センスが光っていました。

本日を締めくくる夏休み前集会では、様々な大会などで結果

を残した生徒の表彰式が行われました。表彰された生徒の中

には、更に上の大会を控える生徒もおり、夏休みには入りま

したが、まだまだ生徒達の戦いは続きそうです。

 

 

目線を高くする生徒達

日頃から「五箇条の御清掃」に従い、きっちりと掃除をする

生徒達にとっては、あまり意識の違いはないかもしれませんが、

本日は休み前の恒例行事ともいえる大掃除を実施しました。

時間にして50分間というかなりの長丁場でしたが、生徒達

は最後まで掃除に集中。日頃の清掃時間では手が回らない、

天井付近の窓や扇風機までピカピカに磨き上げていました。

特別な部分は勿論ですが、日頃から自分に割り振られている

掃除場所もしっかりと掃除をしています。小さいことかも

しれませんが、最後まで責任を持ってやりきる姿勢は非常に

立派でした。

筆を振って画用紙に絵具を垂らす「ドリッピング技法」を

用いた作品を作っていた菜の花学級は、作品だけでなく廊下

にまで色を付けていましたが、掃除の時間にしっかりと

後片付け。今日の汚れを9月に持ち越すことなく授業を

終えていました。

広がってる

1年生の教室では、夏休みのしおりについて説明しており、学校

の活動も1つの区切りを迎えようとしているように思えます。

しかし、今年度から二期制に変わったことで、前期の期末テスト

が9月の初旬となっているため、夏休みのしおりにはテスト勉強

の計画表が綴じられています。楽しい予定だけでなく、部活に勉強

まで考慮した予定を立てている生徒達にとっては、まだ一区切り

という気持ちでは無い可能性もありそうです。

昼休みには、合唱コンクールのイメージ画についての説明があり、

活動が収束するどころか、更に風呂敷が広がっているようにさえ

思えます。

そんな、常に2ヶ月くらい先を読んで行動している生徒達を象徴

するかのような掲示物を作成しているのは菜の花学級3組。秋を

イメージさせれくれる物が大量に飾られたポスターを既に廊下に

掲示していました。

夏休みまであと1週間となりましたが、まだまだ目標に向かって

努力する生徒達の姿を見ることが出来そうです。

読めますか?

修学旅行学習係の手によって「修学旅行フォトコンテスト」の応募

作品が、先週の金曜放課後に3年生の廊下に貼りだされましたが、

1週間がたとうという本日も応募作品の前には投票者が集まっています。

応募作品は「はんなりで賞」「諧謔で賞」「嫋やかで賞」などなど、

写真のコンセプトにより細分化されています。恐らく授業では習って

いない難読漢字が登場していますが、生徒達は正当なジャッジを

するため、言葉の読み方や意味をしっかり調べながらどの写真に

投票するかを考えていました。

ここまで自分の1票に責任を持っているのも、放課後の時間を使って

までコンテストの準備をした学習係に対してのリスペクトなのでは

ないでしょうか?

ジェントルメン

2日連続の雨ということで、総体前にもかかわらずグランドで練習

が出来ない運動部の生徒達ですが、室内で出来る練習やミーティング

をして勝負に備えています。

筋力トレーニングをするサッカー部は、怪我をしている選手も、

ペットボトルに砂を詰めて作った手づくりのダンベルを使い、

怪我をした場所には負担をかけないように考えてトレーニング。

出来ることが限られている中で最善の練習を考えて実行しています。

また、トレーニングが盛り上がって声が大きくなってくると、どこ

からともなく部長が現れ「コンピュータ部の迷惑になるからボリューム

を下げて!!」と注意をします。大会前で闘志がみなぎっている時期

にも関わらず、他の部活動への配慮を忘れない姿は、紳士のスポーツ

とも呼ばれるサッカーをプレイする者達の手本のように思えます。

日常生活でも発揮されている広い視野は、サッカーの試合にも活か

されてくるのではないでしょうか?

体験談

音楽の授業でトーンチャイムを使い「アメイジンググレイス」を演奏

する菜の花学級ですが、とても息の揃った姿を見せてくれます。

トーンチャイムというと、楽譜を見て自分の順番が来たら音を鳴らせ

ば良いというイメージがありますが、これが意外と難しい!!

音を鳴らす順番が書いてある楽譜を見ていても、今誰がどこの部分を

演奏しているのか判断できなくなることがあります。菜の花学級の

アメイジンググレイスでは、主旋律だけでなく対旋律まで自分達で演奏

しているので、よっぽど楽曲を理解していない限りは、周りの仲間達

と息を合わせるのは難しいと思われます。

しかし、菜の花学級の演奏は、動画の通り誰が聞いても「アメイジンググレイス」

だと分かる域にまで達しています。このレベルであれば、将来結婚式場

で働くことも可能ではないでしょうか?

 

もっている男達

6月30日に実施予定だったものの、熱中症対策のために延期

となっていた体育祭の色決め集会がようやく実施されました。

司会進行を務めるのは日頃から真面目な話を生徒達にすること

が多い本校の生徒指導主任。しかし、本日の生徒指導主任は

団長を呼び出す際、格闘技の選手紹介で有名なレニーハート氏

のオマージュとおぼしき声の出し方をしており、いつもとは

雰囲気が一味違います。

生徒達を盛り上げようという生徒指導主任の気持ちを汲み取って

くれたのか、応援団長の2人も全力で入場パフォーマンスから

色決めの「あっちむいてほい」までやり抜いていました。

会場を盛り上げようという団長の強い熱意が天に届いたのか、

「あっちむいてほい」の2回戦目は7回連続のあいこという

大接戦。本番の熱闘を予感させてくれる素晴らしい展開でした。

今年の3年生は、1年生の頃から感染症対策のため体育祭が中止

となっている、体育祭を1度も経験したことの無い学年ですが、

色を決めるだけでここまで盛り上げることが出来るのであれば、

初めてであろうと体育祭を成功へと導いてくれそうです。

熱い夏が始まる

いよいよ総体を明日に控える陸上・テニス・野球部の生徒達。

疲れが明日に残ってしまうのでは?と心配になるほど、本日

も練習をしていました。

リレーに出場する陸上部の男子生徒は、最高のバトンパスを

実現すべく同じ練習を何度も繰り返しています。練習する

スペースが限られているため、本番さながらの練習は出来ません

が、校庭を何度も往復して練習する姿からは最後の大会にかける

熱意が感じ取れます。

2年生だけで構成される女子リレーのメンバーも同じように

練習に励んでいます。対戦相手は3年生の先輩が多いことが

予想されますが、3年生男子と比べても遜色のないガッツを

見せている2年生であれば、明日の大会でも他校の先輩達に

負けない走りをしてくれそうです。

総体だけでなく、全国中学校放送コンテストの録音を控える

2年生もいます。昼の放送ではその「聞き取りやすさ・間の

置き方・声の抑揚」3拍子揃った美声を披露してくれました。

放送後の昼休みには、アドバイスを求めて学校中の国語科の

教員のもとへと奔走していました。少しでも良い放送を追求

するため、あらゆる意見を貪欲に求める姿は、向上心の化身

と表現する他ありません。

 

 

予測できても微笑ましい

本日は、生徒達の授業中の姿を保護者の方々に見学していただく

学校公開を実施しました。入学してから初の参観日である1年生

のクラスには、特に多くの保護者の方々が集まっていたように

見えました。

ハンバーガーショップの店員に成りきり、英語での接客に挑戦する

1年生は、保護者の方々が見守る中でもはにかむことなく大きな声

で英語を発音していました。複数の英語を組み合わせる「店内で

召し上がりますか?お持ち帰りしますか?」などの難易度の高い

問題は少し自信がなさそうに発音する1年生ですが、「ジンジャ

エール」「コーラ」といった馴染み深い固有名詞が出題された時は

待っていましたと言わんばかりに元気いっぱいに発音していました。

参観していた保護者の方々も予想通りの展開であったと思いますが、

1年生の無邪気さを感じる授業になんだか安心したのではないかと

思われます。

家庭科の授業で、調理実習や裁縫といった技能教科を実施した

菜の花学級では、保護者の方々も授業に協力してくださる様子も

見られました。ほのぼのとした雰囲気に、学校側も家庭の様子を

少しだけ覗かせていただいた気分となりました。

ご来校の際はぜひ

2年生の廊下には、学習部会が開催した林間学校新聞コンテストの

作品が大量に貼り出されています。詳しく調べてある「目から鱗」の新聞

や、林間学校のちょっとしたエピソードが載せてある楽しい新聞。

デザインセンスが秀逸な目を引く新聞などなど、色々な特徴

を持った作品が並んでいます。コンテストに入賞した新聞には折紙

が貼られており、ついついその新聞ばかり見てしまいますが、それ

以外の新聞も良くできているので、隠れた名作を探すのも面白そうに

思ってしまいます。

そんな、調べたことをまとめる力に秀でた2年生の今度の調べ学習

は高校について。各班が別々の高校について調べ、学年全体で情報共有

をするそうです。林間学校新聞なみの力作が再び大量に生まれることに

期待しています。

複数の学年が一緒に活動する菜の花学級では、2年生が高校を調べている

間に、3年生は1人黙々と勉強。凄まじい集中力からは、既に進路を意識

していることが伝わってきます。身近な先輩の意識がここまで高ければ、

菜の花の2年生も自然と進路に対する意識が高まってくるのではないで

しょうか。

 

理想が違う!!

2年生が、3ヶ月間の反省と9月からの改善点を話し合っており、

早くも季節が1つの区切りを迎えようとしていることに気付きます。

話し合いは「生活・清掃・協力・礼儀・笑顔・学習」という6つの

観点から進めていました。授業や清掃に集中している姿を見る限り

満点の評価である5を付けてもよさそうに見えますが、2年生は

自分たちに厳しいのか、清掃は3点・学習は2点を付けている班が

多いように見えました。点が低いということは、まだまだ自分達

には伸びしろがあると判断しているということ。2年生の掲げる

理想の高さに驚かされます。

逆に評価が高かったのは笑顔と協力。ここさえ高ければ最早なにも

言うことは無いように思います。笑顔で協力しながらも、まだまだ

成長できると読み取れるアンケート結果は、全て満点という結果

よりもむしろ良いのではないでしょうか?

同じ土俵に立って気づく凄さ

国語科の教員でも物語を理解するのが難しいと評する「私」という

小説を勉強する3年生。おそらくは、ネットが発達したことで、

個人情報のデータが本人の証明となる現代社会において、個人情報

の捉え方とは?というテーマかと思われます。

3年生は「私」がどのような意味を持つ小説なのか話し合いをして

いる風景を何気なく見ていましたが、ホームページで「私」という

小説を言葉で説明しようとしている今、すらすらと小説について

語り合う3年生の読解力の凄さに気付きました。

 

全校生徒お客様意識0

本日の5時間目にリモート配信による部活動壮行会を実施しました。

ユニフォームに身を包んだ選手の中には、胸に手を当て、見るからに

緊張している様子の生徒もいました。「全校生徒から応援されるだけ」

という意識であれば、このように緊張した様子を見ることは出来ない

のではないでしょうか?学校の代表として、全校生徒へと自らの決意を

伝えるという強い使命感が壮行会が始まる前から伝わってきました。

壮行会が始まると、各部の志の高い目標が次々と発表されます。団体

競技の部活では、自身の持ち味を活かしてチームの勝利へと貢献すると

いう決意表明が多く、3年間の活動の中で、これだけは譲れないという

自分の長所を見つけ出したことが分かります。

日頃学校では活動していない特設部の生徒達の発表では「昨年は県ベスト

8という悔しい結果だった」や「東日本王者に今度は勝ちたい」等々、

聞いているだけでレベルの高い争いをしていることが伝わってきます。

さすが、学校からたった1人だけの出場という、ある種の孤独を感じ

そうな状況を押してまで競技に打ち込む熱意の持ち主たちと言った

ところでしょうか。

選手たちの発表が終わると、配信の会場である1階の技術室まで拍手

が聞こえてきました。これだけでも勇気づけられそうですが、会の最後

には2年生の応援団による大迫力の応援。広い体育館に10人程度で

応援しているとは思えない声量だという感想は、下の動画をご覧になれば

多くの方が共感していただけると思います。

なんとも素晴らしい壮行会でしたが、その裏には生徒会総務部の活躍が

ありました。会の進行から、配信動画の微調整まで、スムーズに壮行会

が実施されるよう、いろいろな配慮をしていました。熱中症対策により

当初の予定とは違った形での壮行会となりましたが、生徒会総務部の

活躍のおかげで一切のアクシデントもなく会が進行されました。

ありがとうございました!!