ブログ

活動の様子(R04年度)

成すべきことを成す生徒達

明日の3年生を送る会の成功を目指す生徒達は放課後の体育館で

送る会のリハーサルをしています。進行を取り仕切る生徒会総務部

は当然のこと、会場を装飾する美術部や動画を提供するコンピューター

部、放送機器を担当する放送委員会もリハーサルに参加しており、

学年での発表以外でも会の運営に貢献している生徒が大勢います。

 送る会のメインである各学年の発表準備も、色々な係に分かれて

いますが、各々の担当場所でより良いものを目指して奮闘しています。

ピアノ練習をする生徒は、カメラを向けると顔をそっぽに向けますが

鍵盤を弾く指は一切鈍ることがありません。完璧に集中せずとも弾ける

レベルまで演奏が身に付いていることがよくわかります。

 学年委員の3年生も2日連続で放課後まで残り、後輩達へと送る言葉

を猛練習。国語科の教員に合格を貰うレベルまでスピーチの質を高めて

いました。明日は1・2年生だけでなく、3年生もバッチリと決めて

くれそうです。

自己分析

柏三中の体育祭では表現種目がなく、生徒達が保護者の方々に全身を使った

表現を披露する機会がありませんが、1年生の女子は体育の授業でダンスを

踊り表現力を磨いています。

練習中は動画を見ながら踊ることの繰り返しで、キレキレのダンスを踊る動画

の人物に着々と動きを合わせていきます。小学校では担任の先生達の動きを真似

し、細かいアドバイスを受けていたことかと思われますが、授業中の生徒達の

様子を見ると、自分達の修正点を自分達で発見しているように見えました。

小学校低学年の表現種目でも取り入れられる「ジャンボリミッキー」を踊る

グループの生徒達は既に息ぴったりな動きをしており、保護者の方々が見たら

わが子の成長を実感することになるのではないでしょうか?

ハートを磨くっきゃない

2月16日にも書いた通り、全ての教科の授業を修了して

しまった3年生は、総合的な学習として「赤ちゃん学」の

動画を視聴して心を磨いています。赤ちゃんを育てる上での

注意点が盛りだくさんだった今回の講座。義務教育の終了

という1つの区切りとして、家族との関係を振り返ることの

多い今の時期に、記憶の無い赤ちゃん時代の親の姿を想像

する良いヒントとなったのではないでしょうか。

行事のサンドイッチ

公立受験が終わり、ようやく肩の荷が少し降りたかと思われる

3年生ですが、既に卒業式まで残り2週間。ほっと一息つく間

もなく練習を開始しています。同時進行で、後輩達へと最後の

メッセージを残すために3年生を送る会の練習もしており、

送られる側ですが入念な準備をしているようです。式での指揮者

や伴奏者にいたっては、昼休みに自主練習までしていました。

美しい旋律を流暢に奏でる様子は、少し前まで受験勉強をして

いたのが信じられないほどです。

更には学年レクも計画しているようで、本当に残り2週間で

全てを消化しきれるのかというほど色々と準備をしているよう

でした。学校行事に受験の結果発表と、3年生にとっては激動の

2週間になりそうです。

 

断る勇気

ビールのCMで使ってはいけない表現をご存じですか?

答えは「ゴクッゴクッ」と液体が喉を通る音を過剰に

表現することらしいです。学校の授業とは全く関係ない

ような話に思いますが、体の健康について考える2年生

の保健体育の授業で実際に出てきた話です。大人の階段

を昇る生徒達の中には、段々とお酒についても興味を持って

くる子もいることが想像できますが、飲酒を誘われた際に

どうやって断るかを考える時間には、あらゆる手法で好奇心

の誘惑を断ち切っていました。

その中で出て来た言葉に「断る勇気」というものがありました。

大人よりも同調圧力が強そうなイメージのある学生だと、自分

は飲みたくなくても周りに流されて飲酒をしてしまうという

ケースもあるかもしれません。 思いがけず飲酒をする機会に

遭遇してしまった場合にはまさにこれしか選択肢はないように

思えてしまいます。詩的な雰囲気を醸しつつ的確な回答を出せる

生徒達であれば、あらゆる事態に遭遇しても良い選択を選ぶ

ことが出来そうです。

時の流れは早い

1年生が次年度の林間学校に向けて色々な事を調べてパワー

ポイントにまとめています。今年度の4月21日の記事では

今の2年生が同じように林間学校について調べ学習をしている

ことを紹介しており、なんだか懐かしく感じるのと同時に、少し

前に入学してきた1年生もいつの間にか立派な2年生へと成長

しつつあると実感させられます。

授業でも何度かパワーポイントを活用しているためか、生徒達

は高品質な作品をあっという間に作っているように見えました。

発表の時間は名プレゼンテーションの雨嵐となる予感がします。

 

 

 

オールアウト

先週までテスト期間で部活動をしていなかった陸上部の生徒達

ですが、テスト明け3日程度で傍から見ると動きが戻っている

ように見えます。

お得意のボール練習に加え、重い縄跳び・ハードル運動・シャフト

を使った筋トレと、全身運動のオンパレードで筋肉を追い込んで

いました。

ここまで満遍なく鍛えている陸上部員ならば、他の部活動でも

活躍できてしまうのではと思えてきます。

保護者用ページの陸上部のページを更新しました。

 

肝っ玉

3年生は月曜日が臨時休業のため、本日が入試前最後の登校

となります。体育館では志望校ごとに分かれて最後の確認を

していました。生徒達の様子はというと、笑いながら学校まで

の経路を確認するなど、穏やかなように見えます。昼休みも

普段通りにサッカーを楽しんでいました。何気ないことのように

思えますが、受験本番4日前でも普段と変わらぬ行動を貫くのは

簡単なことでは無いように思います。更には、帰りの会の後に

控える委員会活動の打ち合わせをする姿まで見ることが出来

ました。用意周到な3年生なので、委員会の時間には落ち着いて

自分達の学年の意見を発表。後輩達の前でも、いつも通りの

頼れる3年生でした。受験前最後に見る3年生の姿がここまで

普段通りであれば、職員も先輩を応援する生徒達も安心した

のではないでしょうか?

 

 

 

皆伝

本日も授業を進める3年生では、最後の授業となる教科が出てきています。

受験を目前にして、授業に関して言えば新しく学ぶ物は何も無くなった生徒達

は、正に義務教育の集大成を迎えた状態で勝負に挑もうとしています。

黒板に向かう姿よりも、問題集の再確認・小論文の点検・面接の練習と、各々

の弱点を克服して合格へと近づく努力をする姿の方が増えてきたような気がします。

残り少ない準備時間ではありますが、3年生の生徒達は自分の課題を自分で発見し、

学習指導要領に定められた以上の物を身に付けて受験へと臨んでくれるのでは

ないでしょうか?

 

頑張れの嵐

いよいよ学年末テストを明日に控える1年生ですが、更なる

大一番である公立受験を来週に控える3年生のために「公立

受検お守り手帳」をプレゼントしていました。受験上の注意点

と1年生からの応援メッセージがコンパクトにまとめられた

お守りは、実用性を持たせつつ真心も伝わってくる珠玉の1品です。

1年生から3年生へと手渡しされるときは、教室から歓声が

上がっていました。

渡されたのが帰りの会の途中だったため、担任からの話など

もある時間帯でしたが、中身を確認したくなる気持ちを抑える

ことが出来ず、ついつい視線をお守りへと落とす3年生も

いました。3年生の視線を見事に奪った1年生のプレゼントは

大成功と言えるのではないでしょうか。