令和3年度(R4.4.11まで)

令和3年度 校長室より

夏のような(校長室より)

朝から「熱中症に注意」と天気予報で呼びかけていました。夏を思わせる太陽ですが、地面からの照り返しがまだまだなので、体感としては爽やかにも感じました。
朝一番に養護教諭の森先生が、暑い時期のマスク着用について全校に放送で呼びかけました。そのあと私から外に出るときは帽子をかぶるよう話しました。業間休みには、きちんと帽子をかぶった子どもたちが元気に校庭に出てきました。

「ちゃんとかぶっていてえらい子どもたちの写真をとらせてね」と声をかけた直後の無邪気な反応の子どもたちの様子です。

楽しい学校生活を送るためにも、自分でできる健康管理をきちんと行うということは大切な力です。


正しいことをきちんと行って、元気で楽しい学校生活を送ってほしいです。

今日、「これからの時期のマスク着用について」というお手紙を配付しました。
人との距離が近いときは「マスク着用が原則」は引き続きの感染症予防対策ですが、柏市の改訂ガイドラインで「熱中症への対応が優先(P7)」とあり、さらには、マスクを外す場面が明記されています。登下校時を含め熱中症等の健康被害発生の恐れがあるとき、暑さで息苦しいと感じたとき、体育の授業や部活動等で体を動かすとき、となっています。
子どもたちにも場面場面で呼びかけていきますが、お家でも話題にしていただき、新しい生活様式の一つとして子どもたち一人一人の身についていくと良いですね。


(最後の4枚の写真は、本日開催したPTA役員全体会の一コマです。暑い中、お集まりいただき、ありがとうございました。)

めだか(校長室より)

3年生の国語で「めだか」という教材があります。
小さなめだかがどのように身を守るかということが4つ載っています。
教科書の挿絵をまねて描いてみました。
①「敵の少ないところを泳ぐ」

②「すばやく泳ぐ」

③「もぐって見つからないようにする」

④「集まって泳ぐ」
めだかは我々のように難しいことをあれこれ考えながら生きてはいないはずです。この4つは、敵から命を守るための本能として組み込まれている行動なのでしょう。もちろん、ここに書かれている方法をとっていても、ざりがにやみずかまきりに捕まってしまうこともあるでしょう。どんな方法にも万能はありません。
今年度が始まってから、下校後まっすぐにお家に帰らず、友達の家に遊びに行ってしまっていた子がいたり、登校途中に知らない人から声をかけられたりする事案がありました。我々人間も、危険を回避する方法を身につけておくことは大変大切なことです。できるだけ一人で歩かない、人通りの少ないところを歩かない、とぼとぼ歩かず素早く歩く、なるべく人通りのあるときに歩くなど、身の守り方の基本はめだかも人も変わらない部分が多いな、と3年生の教科書を見て思いました。自ら危険なことに身を置かないようにすることは「自分の命は自分で守る」ことにつながります。お家でも日頃から声かけをお願いします。

学習を支えるもの1(校長室より)

鉛筆についてお話をします。
自分が小学生の時に先生から教えてもらったことです。
がんばって勉強したり、お絵かきをしたり、いたずら書きをしたりしているうちに鉛筆はどんどん短くなっていきます。

勉強で使う鉛筆は、何より持ちやすさが大切ですし、ある程度の筆圧がかけられる長さも必要です。

こんな風に持ってみて、自分の手に隠れるか、隠れないか。
手に隠れてしまう長さになったら、勉強には使わずに、お絵かきとかに使うんだよ」って習いました。
確かに短くなった鉛筆は持ちにくく、力も入りづらく、書きにくいのです。
実際に教室を回って見てみると、とても短い鉛筆でがんばっている子が少なくありません。「もう少し長いのあるかな?」と小声で声をかけることもあります。

もちろん、物を大切に使うことは大事なことなので、勉強以外のことで最後まで使ってほしいです。
また、短くなったとしても、昔からあるこのようなグッズ

やキャップを使用することで

最後まで使いやすい状態で勉強時にとことん使うこともできます。

実際にこのグッズを使用して、鉛筆を大切に使っている児童もいました。
自分の物を大切にする気持ち、とても素敵です。


「タブレットを文房具のように」というキャッチフレーズでタブレットの使用が始まっています。そのうち、そう遠くない未来に鉛筆を使わずに学習をする時がくるのでしょうか。

しかしまだまだ学校では出番の多い鉛筆です。
学年に関係なく、この土日に、久しぶりにお子さんの筆箱をのぞいてみてはいかがでしょう。

さて、また週末がやってきました。健康に、そして安全に過ごせますように。

ぐんぐんタイム(校長室より)

火曜と木曜の朝自習の時間をぐんぐんタイムと呼んでドリルやプリント学習をします。

今日も、限られた時間の中、子どもたちは静かに学習に取り組んでいました。「やるべきことがはっきりしていて、短い時間で」というのは子どもにとって大変取り組みやすく集中できるものです。

自分自身の成長のために、真面目にがんばることは素晴らしいことです。誰のためって自分のためですから。今の自分の実力より少し上少し上のことに挑戦し、できないことがあっても負けずに取り組み続ける、そして少しずつわかること、できることが増えていく、そうやって成長は続きます。

学校の授業は、昨日より今日、今日より明日、1年生より2年生、5年生より6年生・・・と少しずつ難しくなっていくように並んでいます。日々、そこに向き合うことでぐんぐん成長し続けることができるようになっています。

だから、日々教室で先生の話や友達の話に耳を傾け、真面目に授業を受けることが大切なわけです。学力には個人差がありますが、まずはその場に身を置き、やってみる、そういう姿勢が大切です。

今日も真面目にがんばった子どもたちがたくさんたくさんいました。

夏のマスク着用(校長室より)

写真は今日の土南タイムの校庭の様子です。本文とは直接関係ありません。

柏市の感染症対策ガイドラインが改訂されました。
新しいVer5は本HP左上のコロナウイルス対策コーナーに貼り付けました。


「マスク着用を必要としないとき」として「
十分な身体的距離が確保できるとき」「体育の授業や部活動等で体を動かすとき」などが書かれています。
これから湿度の高い、蒸し暑い季節がやってきます。ただでさえ、息苦しさや熱中症の心配があります。
昨年度も夏の暑い季節の登下校ではマスクを外して良いという話になりました。


ただ、今まで1年以上感染対策としてマスクをつけてきた経緯を考えれば、ご家族の状況や本人の体調などから、「マスクを外すことに抵抗がある」という家庭、個人もいると思います。


ガイドライン内では、マスク着用について、「熱中症の対応を優先させる」とあります。
これからの季節、学校では、気温日差しWBGTとにらめっこしながら、体育で行う種目によって、「今日は体育ができるかできないか」「マスクをつけて行うか外して行うか」「外せない事情がある場合は参加させるかさせないか」等を十分考慮しながら、その時その時の状況に応じて判断していくことになります。