令和3年度(R4.4.11まで)

学習を支えるもの1(校長室より)

鉛筆についてお話をします。
自分が小学生の時に先生から教えてもらったことです。
がんばって勉強したり、お絵かきをしたり、いたずら書きをしたりしているうちに鉛筆はどんどん短くなっていきます。

勉強で使う鉛筆は、何より持ちやすさが大切ですし、ある程度の筆圧がかけられる長さも必要です。

こんな風に持ってみて、自分の手に隠れるか、隠れないか。
手に隠れてしまう長さになったら、勉強には使わずに、お絵かきとかに使うんだよ」って習いました。
確かに短くなった鉛筆は持ちにくく、力も入りづらく、書きにくいのです。
実際に教室を回って見てみると、とても短い鉛筆でがんばっている子が少なくありません。「もう少し長いのあるかな?」と小声で声をかけることもあります。

もちろん、物を大切に使うことは大事なことなので、勉強以外のことで最後まで使ってほしいです。
また、短くなったとしても、昔からあるこのようなグッズ

やキャップを使用することで

最後まで使いやすい状態で勉強時にとことん使うこともできます。

実際にこのグッズを使用して、鉛筆を大切に使っている児童もいました。
自分の物を大切にする気持ち、とても素敵です。


「タブレットを文房具のように」というキャッチフレーズでタブレットの使用が始まっています。そのうち、そう遠くない未来に鉛筆を使わずに学習をする時がくるのでしょうか。

しかしまだまだ学校では出番の多い鉛筆です。
学年に関係なく、この土日に、久しぶりにお子さんの筆箱をのぞいてみてはいかがでしょう。

さて、また週末がやってきました。健康に、そして安全に過ごせますように。