校長室より

令和5年度 校長室より

土南タイム(校長室より)

清掃なしのロング昼休み、土南タイムでした。暖かな日差しが気持ちよい時間でした。

 

今日も、外へ飛び出してきた子どもたち。

 

ここのところ休み時間には短縄をする子が増えています。昨日も、高学年男子から「二重跳びのこつを教えてください」と声をかけられました。自分にできないことを、努力してできるようになりたい、というその気持ちが素晴らしい、と思いました。

 

しかし、今日はクラス遊びをする学級が多く、縄跳びは少なめでした。

 思い思いに過ごす休み時間ですから、いろいろな遊びをしている子どもたちがいました。いずれにしても楽しそうな様子でした。

 この人数から考えると室内で過ごしている子もいます。それも良いのです。

 

外でも中でも、一人一人が、自分なりに過ごし方を考えて楽しく過ごす時間になれば良いと思います。それが休み時間です。

今日も、土南部小学校の昼休みの校庭は子どもたちのエネルギーが満ちあふれていました。

1年生昔遊び(校長室より)

昔遊び。

こま、おはじき、けん玉、めんこ・・・。どれも自分の小学校時代には普通に行っていた日常的な遊び。教務主任の宇佐美先生は「どれも生活科で触れた遊びです」と話してました。となれば、今の子どもたちにとっては当然「むかーし昔の遊び・・・」。

 

こまやけん玉などは教わったからすぐにできるというものではありません。所作の中にこつが必要な部分があって、何度も失敗を繰り返して、「なるほど」と体感するまで努力をしないとできるようになりません。

 

根気は必要ですが、それだけ、できるようになったときは喜びもひとしおですし、体が覚えたことは簡単に忘れることはありません。

 

今日は、1年生の生活科の学習「昔遊び」を、17名の地域の方の協力のもとで行いました。コロナの状況でお呼びできない年が続きましたが、今年はお願いすることにしました。

あやとり、めんこ、まり、こま、けん玉、おてだま、おはじき、だるま落としの八種目に二名ずつ、お手伝いをいただけることになったみなさんに希望の種目担当になっていただくという形で役割を決めたので、もしかしたら「いやあ、この種目はそんなに得意じゃないなあ」という巡り合わせもあったかもしれません。

 

しかしそこは、地域のみなさんとの交流も目的の一つですから、「むずかしいねえ」が共有できるという経験でも構わないのです。それぞれの種目を10分体験して、次の種目に移動、という流れで会は進んでいきました。

 

順番に回ってくる子どもたちのお相手をしていただきました。

 

何でもそうですが、やってみたい、うまくなりたい、もっとできるようになりたい・・・というような本人の気持ちが何より大切です。

 

今日体験したものは全て、そもそも遊びなので、昔は友達との交流のためだったり、本気の勝負に向けてだったり、その遊びに向けての思いが強かったものです。今は、体験のためにする物になってしまっているので、どうしても取り組み方が限定的になります。

交流も目的の一つではありますが、今回の体験を通して、興味がわく物が一つでも見つかって、熱中したり、うまくできるまでがんばる体験につながると良いなと思います。

参加してくださった地域のみなさん、今日はありがとうございました。おかげさまで8ヶ所の場の設定ができ、子どもたちがたっぷり活動できました。

今年の一文字(校長室より)

 各教室の廊下の壁に3学期の目標がはられています。3学期、がんばるぞ、という一人一人の思いが伝わってきます。

自分なりに目指すことを考えて、書きだしてみるということは大切なことです。

ぜひ、日々眺めながら、意識して、目指してほしいと願っています。

 

学年によってシートの中身が違っているので興味深く見ています。

6年生のシートには「今年の1年の目標、漢字で表すと?」という欄があります。

 そこにはたくさんの漢字が書かれています。

 この欄の隣にその漢字を選んだ理由を書く場所もあり、その字を選んだ一人一人の思いが感じられます。

6年生にとって今年の春は節目です。そういう意味で、先のこともいろいろ考えるだろうなと思います。とは言え、やはり3月までの小学校生活のまとめの毎日にしっかり向き合ってほしい。卒業式のその日まで、1日1日を丁寧に過ごしながら、真の6年生になるためにできることを積み上げていってほしいと思います。

気づけば1月も後半です。週末は気温も下がり、悪天候の予報も出ています。インフルエンザが少し増えています。体調管理には十分気をつけて過ごせますように。

研究授業(校長室より)

今年度最後の校内授業研究を行いました。

今日はのぞみ学級での授業です。

 

講師は、柏市教育委員会児童生徒課指導主事の鶴谷先生です。

 

円の周りの長さ「円周」を求めるための授業でした。

授業後は協議会を行いました。

 

特別支援の視点は通常級でも大切な部分なので、授業、協議会ともに良い学びになりました。

鶴谷先生、ご多用のところ、ご指導ありがとうございました。 

青空の下で(校長室より)

昨日は風も冷たく、気温も上がらず、1日中寒かったです。学校も、教室はエアコンが作動しているので良いのですが、換気をしている廊下は、外と同じぐらいの気温で体が冷えました。

今日は、日差しのおかげもあって、昨日より暖かく過ごしやすい1日でした。

休み時間には、外で遊ぶ子も多く、元気な姿がたくさん見られました。

やはりこの時期は、跳び縄を持って外に出てくる子の割合が多くなっています。

縄跳び練習台が体育館脇に並んでいるので、ここを目指して昇降口から走ってくる子がたくさんいます。数が限られているので順番待ちをしながら、練習しています。

昨日の4年生のツボミスクールでワコールの方が「成長は人と比べるのではなく、自分と比べるんだよ」と子どもたちに言っていたのを思い出しました。ワコールの方は体の成長のことでお話をされていました。けれど、どの成長についても同じだな、と思います。生きていれば、人と比べられて評価される瞬間ももちろんありますが、基本は「昨日の自分を超える」ことが大切です。

誰から声をかけられることもないのに、一生懸命に跳んでいる子どもたちの姿を見ていると、ただただ、うまくなりたい、できるようになりたいという子どもたちのまっすぐな思いを感じます。

がんばれ、子どもたち。

4年生ツボミスクール(校長室より)

ワコールの出前授業、ツボミスクールです。

テーマは「思春期のからだと下着について」でした。

 

昨年度までは女子対象のものでしたが、今年度から男女ともに向けてのメニューに変わりました。

 

学校での保健体育において、性や成長に関する学習をするときは、教室で男女一緒に行います。

 

それでも、授業以外での指導の場面で、発達段階やその内容によっては男女が分かれることがあり、女子が学んでいるときは男子は図書室で読書をするなんてことが私が子どもだったときはありました。しかし、今日のお話の中にもありましたが、男女お互いの理解のために、相手のことをきちんと知ることはとても大切なことです。そういう意味で、新しくメニューを用意してくださって男女一緒に考える機会をいただきありがとうございます。

授業は、自分の成長の振り返りをしたり、マルバツクイズをしたり、生地による下着の暖かさの違いを体感したり、講師の先生とのやりとりをしながら明るい雰囲気で進んでいきました。

 

最後は、「自分で下着をお洗濯してみよう」ということで、汚れる部分をお風呂の時にサッと水洗いすることの良さを伺いました。今日の夜から、急に自分で水洗いする4年生が増えるかもしれません。

1時間のまとめとしては、成長には個人差があることプライベートゾーンを守ること不安や悩みを一人で抱え込まずにお家の人や先生など信用できる周りの大人に相談することの3つを強調されました。

 

これから大人への階段を少しずつのぼりながら、心も体も大きくなっていく4年生。今日の学びを色々な場面で生かしながら生活していけたら良いですね。

ワコールのみなさん、今日はありがとうございました。

校内席書会(校長室より)

11日と本日の2日間、体育館で、校内席書会を行いました。

11日は5年生と6年生、今日は3年生と4年生でした。

 

もともと書き初めとは、年が明けた1月2日に文字を書くことで、文字の上達を祈願して行う行事と言われています。

 

すでに1月も中旬ですが、体育館で集まっての会です。

 

使い慣れていない大筆を使っての書写です。年末に来てくださった講師の戸沼先生からいただいた力強い文字によるお手本を見ながら書いていきました。

 

文字の手書きについては鉛筆使用における指先の動きと脳との関係、手書きの効用など、色々な視点において大切なことと言われることが多いです。しっかり手本を見ながら一画一画ゆっくり書いていました。

 

文字は、一人一人で、うまい、そうでないはあるにしても、それは個性と言われることもあります。また、自分で後で見返して何が書いてあるかわかることや、他人へのメッセージであれば、その人に正確に伝えるために読みやすい字で書くことが大切です。うまいに超したことはありませんが、丁寧に書くということがとても大事ではないかと思っています。 

 

今年は、各クラスの金賞をなくしました。一人一人が自分と向き合ってがんばって書いた文字です。校内書き初め展は来週に体育館で行います。作品を通して子どもたちのがんばりを見ていただけたらと思います。

水育(校長室より)

サントリーの出前授業「水育」です。

昨日は4年生対象に、今日は5年生対象に行いました。

「水と私たちのつながり」と題して、1クラス1時間の授業です。

 

 森のはたらきを知る、水を地中にためるために土の違いの影響を比べる実験、水を大切にするために私たちができることを考える、というような活動を通して、水について考えました。

 

豊かな自然があって、豊かな水ができる。そして、私たちの安全な暮らしにつながるのだと改めて感じられたのではないでしょうか。

 

印象的だったのは、「今日学んだことによって、今まで気づけなかったことに気づけるはず」という講師の先生の言葉でした。物を知るとはそういうことであり、学ぶことの意味はそこにあります。「考え続けていってほしい」という願いも伝えられました。

 

蛇口をひねれば当たり前に安全な水が供給される国ばかりではありません。生活になくてはならない身近な水について改めて学ぶ良い時間となりました。

ありがとうございました。

3学期初給食、初昼休み(校長室より)

寒い朝でした。

朝早くから給食室で準備が始まりました。3学期第1回の給食です。

子どもたちの成長のため、健康のために3学期もよろしくお願いします。

給食室のボイラーの音で近隣の方々にご迷惑をおかけすることがあり申し訳ございません。昨日、教育委員会学校施設課の担当の方をお呼びして見ていただきました。改善されると良いのですが。

給食後、冷たい空気の中でしたが、3学期初の昼休み、外で活動する子どもたちの様子です。

かけっこ、ボール遊び、鉄棒・・・思い思いに体を動かす子どもたち。

この時間に委員会の仕事をする子どもたちもいます。これは体育委員会ですね。

鉄棒やジャングルジムはとても冷え切っていて冷たかったです。子どもたちも「つめたーい」と言いながら触っていました。

寒さに負けずに、外で活動している子どもたちを見ていると、こちらまで元気になります。いつの時代も「子どもは風の子」です。それにしても今日は寒かった。

体育館前では、練習板を使って短縄跳びの練習をする子どもたちの姿も見えました。

やればやるだけ上手になる短縄。ぜひたくさん跳んで、色々な技を身につけてくださいね。

目標(校長室より)

3学期の学校生活がスタートして2日目です。

 

各学級、昨日、今日で、係などの学級内の役割を決めたり、席替えを行ったりしました。

 

3学期の目標を書いている場面も目にしました。

 「どんなことをがんばろうかな」考えながら書いていました。

登校する日数は1、2学期に比べると少なめです。4月スタート3月末ゴールと考えるとだいぶ後半に来ています。それでも全体から考えるとまだあと約4分の1あります。

一人一人自分にあった目標を持って具体的に取り組みながら、日々成長につなげていってほしいです。

 

身体測定も始まりました。成長のスピードはみんな同じではありませんが、学期はじめの身体測定は自分の成長を感じられる瞬間です。

5年生、立派な態度です。4月から9ヶ月、みんなで成長してきました。まだまだ5年生としての成長も続きます。

始業式(校長室より)

始業式、校長の話です。

 

2学期の最後に、3学期に元気に会おうとみなさんに伝えました。大きな事故などなく。今日、元気に登校できたことをうれしく思っています。

 

1月1日に能登半島で大きな地震が起こりました。未だに多くの行方不明の方々がいます。亡くなられた方々もいます。小中学校は今日から始められないところもあると聞いています。

 

こういうことがあるとき、自分にできることは何かと考えます。その現場に行ってお手伝いをするとか、寄付するとか、そういうこともきっとできることなのだろうけど、「今、この場所で自分が行うべきことを一生懸命行う」ということが大切なんだろうと思います。いつ何が起こるかわからないのは、誰にとっても同じことだからね。みんなはどう感じているかな。

 

3学期は、まとめの時期です。例えば6年生は4月に中学生になる。中学生になったらこんなことをしたい、あんなことをしたいと思うだろうけれど、「小学校最後の3ヶ月、ここで何をするか」に気持ちを向けてほしい。他の学年のみんなも同じです。4月になったらがんばろう、と思うのだとしたら、今日から、明日からがんばっていきましょう。

 

自分がされていやなことは人にはしない、というたった一つのルールを守って、楽しい学校を目指していきましょう。

 

 

新年を迎え、3学期が始まりました。3月31日、令和5年度の最後のその日まで、一日一日を大切に過ごし、それぞれの子どもたちが成長していけるよう、教職員一同で子どもたちに関わってまいります。

 

始業式内で、大谷翔平選手からいただいたグローブの紹介を教頭先生がしました。

子どもたちのうれしそうな歓声があがりました。野球に興味を持つ子が増えてほしいという大谷選手の願いが込められています。ありがとうございます。

終業式(校長室より)

体育館で終業式を行いました。

生徒指導の田中先生からはチコちゃん風にお年玉の話から、お金の貸し借り、おごりおごられによるトラブルを避けようと呼びかけをしました。安全主任の長野先生からは交通安全についての話をしました。

校長の話。

2学期の最初に「やる気というのは何かをやり始めてから生まれてくるんだよ、やる気がでるのをただ待ってるだけではやる気は出ないんだよ」という話をしました。ずっと校長室の前にはってあります。


その後、何日かして、6年生のある女の子が「やってみたけどやる気が出ませんでしたよ」って言いに来ました。うれしかったな。「まずやってみた」ということがうれしかった。
どうか引き続きその「やってみる」「チャレンジしてみる」という気持ちを忘れずにやってみてほしいです。

やってみて、やる気が出て、よっしゃーとがんばったとする。でも、できることもあればできないこともある。勉強、友達関係、ゲーム、食べること、何でもかんでもうまくいくことばかりではない。できないことも多いよね。そんな時、「あーもうやめちゃおうかな」「めんどうくさいなあ」という気持ちは必ず生まれる。

 

校長先生の心の中にだって、最後までがんばるぞという強い心と、めんどくさいからやめちゃおうかなという弱い心がある。みんなはどうかな。そしてその強い心と弱い心がいつでもけんかしてる。強い心が勝てば頑張れるし、弱い心が勝ったら諦めることになる。
そうやって考えると、がんばるかあきらめるか、やるかやらないかって自分との勝負なんだよね。誰かとの勝負じゃない。あいつだってやってないじゃないかって人のせいにすることもあるかもしれないけど、人のせいにして逃げてるのも自分で決めてることだからね。

2学期、持久走記録会で歯を食いしばって走ったみんなの顔を見た。ゴールまでたどりついたってことは「つらい」「くるしい」「もうやめたい」という弱い気持ちに「最後までがんばるぞ」という強い気持ちが勝ったということ。自分に勝ったということ。みんな、やればできるんだよ。校長先生はそう感じた。

そんな中、2学期もいろいろな悲しい話が校長室に聞こえてきた。
道具を正しく使わないトラブルや、友達にいやなことをしたり、いやなことをいったり、学校の物をこわしたり、学校の物を窓から投げたり、そのたびに先生やお家の人におこられるのわかってるのになにやってんだろ。

でも、君たちはそういうこともしながら大きくなっていくので、止められないこともわかってるよ、たださ、おなじ経験は何度もしなくてもよいからさ、しっかり反省して同じ失敗は繰り返さないぞ、ぐらいのことは思って生活してもいいんじゃないかなと思っている。

自分の弱い気持ちに負けないところを持っている君たちだから、やればできることはたくさんあるはずだよ。3学期も「みんなでつくる楽しい学校」に向けてがんばろう。

1月9日元気に会いましょう。

(今学期最後の給食の様子です。おいしそうに楽しそうに食べていました。)

保護者のみなさん、地域のみなさん、2学期も色々な場面で、ご理解ご協力をいただきありがとうございました。冬休みに入ります。ご家族皆様、健康に気をつけて良いお年をお迎えください。

学期末(校長室より)

通知表のない2回目の学期末です。

授業やテスト、ネットモラル、レクなどそれぞれの学年、学級で4時間を過ごしました。

5年生が体育館で学年レクを行っていました。

とても楽しそうな雰囲気でした。

一緒にやりましょう、なんて声をかけてくれた子もいました。

全体としては楽しそうでしたが、仕切っていた田地野先生が、手を止めて子どもたちに語りかけました。

「今日の最初のルールって何だっけ」

「楽しむこと」

「そうだよね。でも楽しむって言ってもみんなが楽しめなくちゃいけないよね。誰かが楽しめずに悲しい思いをしてしまったとしたら、それは違うよね」

というような内容でした。

このホームページの頭にも、「みんなでつくる楽しい学校」と書いてあります。同じことです。

悪ふざけ一つとっても、やってる方は楽しんでいて、やられてる子がどういう気持ちかを考えずに起こるトラブルはよくあります。

今回のように、行うだけで楽しいレク。そこにも必ずルールはある。

生活の中でだってみんなが楽しむために守らなければならないルールはある。これは土南部小に着任して、最初の始業式で各学年ごとに集まってもらって話したことでもあります。(コロナで一斉に集まれなかったので。)

そしてそのルールを「自分がされていやなことは人にしない」としたわけです。

明日の終業式でもこの話をしようと思っています。

レインボーウォーターをつくろう(校長室より)

5年生の理科です。


綺麗です。見た目だけで、子どもたちの興味関心がわいてきそうな気がしませんか。

なんと塩水でつくるのだそうです。

塩分濃度が違う3種の色水は、その重さにより、層に分かれてこのようになるのです。

もちろんかき混ぜたら、混ざってしまうので作業は慎重にです。

 

「物のとけ方」の学習した5年生ですが、理科教育支援員の松浦先生の案で、このような実験をすることになりました。


まずは指定された濃さの食塩水をペットボトルで作りました。その後、その食塩水をもとに3つの濃さの食塩水をつくり、先生からプリンタインクで色をつけてもらいました。


後は、薄い食塩水から順番に試験管に入れていきます。ここに成功するための大事なポイントがあるので、全員を前に集めて説明をしました。ちゃんと聞けたかな。

班に戻り、一人一人挑戦です。濃さが一番薄いものから入れていきます。次の濃さのものは試験管の底までピペットをゆっくり入れ静かに空気が入らないようにゆっくり入れていきます。すると、最初に色が上の層として上がっていきます。

力加減が難しそうで最初混ざってしまった子もいましたが、仕上がりが綺麗で達成感があります。

子どもたちが最後まで興味を持って取り組んだ実験でした。

やってみたい、調べてみたい、解いてみたいと思うような知的好奇心を喚起するネタがあると、子どもたちはこんなに熱心に取り組むのだなあ、と感じる時間でした。

 3クラス、昨日と今日でこの実験を行いました。(写真は2組の様子です。)

土南タイム(校長室より)

2学期最後の土南タイムでした。

心の安定に関わる「安心ホルモン」と言われているセロトニン。心の安定につながるなら少ないより多い方が良さそうです。

増やすためには「適度な運動」「よくかんで食べる」などがあるそうですが、「日を浴びる」ことでも増やすことができるということで、「外に出る、日を浴びるって大切なんだな」と感じます。さらに適度な運動もできれば、さらにホルモン分泌に影響が出そうです。

 

 今日は、薄曇りで、太陽さんさんという感じではありませんが、効果はあるでしょうか。

 

外で遊ぶことの意味なんて深く考えることなく遊んできました。でも、体や心に良いこともあるのですね。

 今日も、しっかり遊んで、安心ホルモンたっぷりな子どもたち。 

もちろん、休み時間は自由な時間です。中で遊んでいても良いのです。楽しく過ごしてくださいね。

持久走記録会と安全対策協力者情報交換会(校長室より)

急に12月らしくなった今日の朝一番で、持久走記録会の救済および再走を行いました。


スタートしてから低学年は外回り2週、中学年は大外周り3週、高学年は大外周り4周をしてから内側に入ることになっていますが、第2回の記録会において、職員の不用意な発言がきっかけとなって多く走ることになってしまった子どもたちがいました。一生懸命走っていたにも関わらず、混乱させるようなことになってしまい申し訳なく思っています。


抜いたり抜かしたり走っているうちに、今何周走ったか、今何周目なのかがわからなくなってしまい不安な気持ちを抱えた経験は私にもあります。大人側が、数え間違わないような工夫をすることはできたと思っています。

こういったミスが起こらないような工夫をした上で安心して実施できるように改善していきます。

冷たい空気の中、子どもたちは一生懸命最後まで自分のペースで走りました。立派でした。足を運んでくださった保護者のみなさん、ありがとうございました。


その後、9時から、地域のエンジョイパトロールの代表の方やPTA総務、PTA地区担当の方々に集まっていただき、安全対策協力者情報交換会を行いました。

顔見知りになってあいさつを交わすことができるようになったことをうれしいこととして報告をしてくださる方がいたり、あいさつによるつながりの大切さを感じる時間でした。

今の時代、「知らない人からの」「知らない人への」声かけはとても難しい部分があることも確かです。地域の方が、たくさんの子どもたちと顔見知りになって、声を安心してかけ合うことができる地域になることは素晴らしいことだと思います。

参加してくださったみなさん、引き続き子どもたちの見守りについてよろしくお願いいたします。

第3回学校運営協議会(校長室より)

2階コミュニティルームで学校運営協議会を開催いたしました。

ご多用の中、役員のみなさんにお集まりいただいました。

会長の西條さんからは、各役員のみなさんへの感謝の挨拶がありました。

今年度も、なかよしジャングルの下草刈り、丸つけ隊、見守りたい、岩石園整備など、活動の中心となっていただきました。

「地域の力を学校に」を合い言葉にここまで進めてきました。学校がしなくても良いかもしれないことを地域のみなさんにお願いすることで、教職員が子どもたちに向き合える時間を増やす、という働き方改革にもつながる部分が目的の一つでもあります。

今日も、貴重な時間となりました。ありがとうございました。

 

今週も金曜日が終わりました。

欠席状況は高止まりの状況が続いています。学校に来ているのは元気な子である、という前提で生活は続いていますが、突然の発熱や体の不調を訴えて下校する子もいます。

 

 特にお休みが増えているクラスには今日注意喚起のお手紙を配付しました。

明日予定していたPTA主催の土南部まつりは残念ながら中止となりました。まつり用に景品として用意していた物をPTAの担当の方々が、今日手作業で小袋に入れてくださいました。それをクリスマスプレゼントとして一人一人に配付しました。ありがとうございました。

3年生校外学習(校長室より)

3年生が房総のむらへ校外学習に行ってきました。

10月予定だった行事ですが、校内全体的に体調不良が増えてきた頃で、さらには、校内音楽発表会も予定していた時期だったので止むなく延期して今日になったものです。

天気は良く、日差しも暖かい1日でした。

到着後、3つの体験グループに分かれました。どろめんこ、千代紙ろうそく、畳コースターの3つです。

どのグループの活動も、取りかかりやすく、できあがりの形もしっかりしているので、体験としてもお土産としても良い物だなと感じました。

子どもたちは、熱心に作品を仕上げていました。持ち帰った作品をご覧になってください。

 

その後は、広場でクラス写真を撮り、グループごとに前半の敷地内見学をしました。

 

広場に戻ったら、待ちに待った昼食です。保護者のみなさん、朝早くからお弁当の準備をありがとうございました。

おやつの時間もしっかりとって、満足の時間となりました。

 

午後は、後半の敷地内見学をしました。

 

グループごとに回り、はぐれたり、忘れ物をしたり、それぞれいろいろなドラマがあったようですが、無事に回ることができたようです。

 

全ての行程が時間通りで、安全に気をつけて終えることができました。

先生方、朝早くからお疲れ様でした。

最後に、この時期に延期したことで、参加できなかったみなさんには申し訳ありません。ゆっくり体調を戻してくださいね。

図書室(校長室より)

図書室前にこんな掲示物があります。

クリスマスツリーのような形です。

アドベンドカレンダーというもので、クリスマスまでのカウントダウン用のカレンダーなのだそうです。めくるとそこに本の紹介があって楽しい掲示物です。学校図書館指導員の須山先生がつくりました。

柏市では、学校図書館指導員が各学校に1名ずついます。

図書室の整備や、図書指導などをしてくださいます。

今日は、学校図書館指導員の仕事の様子を、柏市教育委員会のアドバイザーの笹間先生が見に来てくださいました。

 図書室では、5年生がお気に入りの本を選び、帯かポップを作るという授業をしていました。担任の先生と指導員が協力しながら授業をしました。

子どもたちは、友達に紹介したい本を選び、作業に取りかかりました。

(紹介したい本は、ある程度決めてあったそうです。)

困ったことは先生に聞きながらアドバイスをもらったりして進めていきます。

国語の教科書に載っている活動です。この活動が本との良い出会いのきっかけになることを願いつつ・・・。

とは言うものの、6月にも書きましたが、本との良い出会いのタイミングは1人1人によって時期が同じではありません。みなさんは本と良い出会いをしたのはいつでしょう。私は大学生の時でした。小学生の時は、字が多い本を読むのはとても苦手で、読書の時間はいつも同じような本ばかり読んでいました。

本に関わる楽しい活動や、季節にあった素敵な環境の中で、いつか、本との良い出会いをするために、「嫌いにさせない」「無理をさせない」ということは意識していきたいと思っています。

職場体験と京葉ガス出前授業(校長室より)

今日から2日間、逆井中学校の生徒2名が職場体験をします。

2年前に本校を卒業していった2人です。

それぞれの教室で、懐かしい小学校生活を別の視点で見ることで、きっと多くの学びがあることでしょう。

「つかれました」と言って帰って行きました。お疲れ様。明日も待ってます。

良い体験になりますように。

 

4年生対象に京葉ガスの出張授業を行いました。3名のスタッフの方をお招きして各クラス1時間ずつの授業を理科室で行いました。

テーマは「ものの燃え方と炎のチカラ」です。

 

ガスメーターの2つの役割についてとポリエチレン管でできているガス管についての話から始まりました。

その後は、火と人類の歴史について、画面を見ながら説明がありました。

子どもたちは、お話を聞きながら、その反面、机の上あるものが気になっていたようでした。何かを焼くみたいですよ。

いよいよそのための説明の時間が来ました。みんなで前に集まりました。

真剣によく聴き、よく見ています。失敗したくありませんから。

何をするかというと・・・。

おせんべい焼き体験です。

ガスの火を使って、班のみんなで協力して焼いていきました。

焼くときには、ゴーグルとトングを使用しました。

全体に焼き目がつくように気をつけながら焼いていきました。理科室全体がおせんべいの焼ける良い香りで満たされていきます。

おせんべおせんべ焼けたかな、という手遊び歌がありましたが、見た感じや香りが手がかりになります。

 よし、焼けた、と判断したら、火を止めて、醤油をぬります。これも交代しながらの作業でした。

みんなで焼いて、みんなで醤油をつけて、いよいよ・・・

おせんべいなので、上手に割れなくても仕方ありません。誰も文句を言いません。その後はじゃんけんしてお気に入りのかけらをとって「いただきまーす」です。

「おいしかった」「醤油をつけすぎた」など、色々な感想が聞こえてきました。

ガスメーターやガス管について知り、火の歴史に触れ、ガスの火を使ってせんべいを焼き、食べる体験をするという子どもたちにとって大変興味深い時間になりました。

京葉ガスのスタッフのみなさん、ありがとうございました。

(写真は4年1組の様子です。)