校長室より

レインボーウォーターをつくろう(校長室より)

5年生の理科です。


綺麗です。見た目だけで、子どもたちの興味関心がわいてきそうな気がしませんか。

なんと塩水でつくるのだそうです。

塩分濃度が違う3種の色水は、その重さにより、層に分かれてこのようになるのです。

もちろんかき混ぜたら、混ざってしまうので作業は慎重にです。

 

「物のとけ方」の学習した5年生ですが、理科教育支援員の松浦先生の案で、このような実験をすることになりました。


まずは指定された濃さの食塩水をペットボトルで作りました。その後、その食塩水をもとに3つの濃さの食塩水をつくり、先生からプリンタインクで色をつけてもらいました。


後は、薄い食塩水から順番に試験管に入れていきます。ここに成功するための大事なポイントがあるので、全員を前に集めて説明をしました。ちゃんと聞けたかな。

班に戻り、一人一人挑戦です。濃さが一番薄いものから入れていきます。次の濃さのものは試験管の底までピペットをゆっくり入れ静かに空気が入らないようにゆっくり入れていきます。すると、最初に色が上の層として上がっていきます。

力加減が難しそうで最初混ざってしまった子もいましたが、仕上がりが綺麗で達成感があります。

子どもたちが最後まで興味を持って取り組んだ実験でした。

やってみたい、調べてみたい、解いてみたいと思うような知的好奇心を喚起するネタがあると、子どもたちはこんなに熱心に取り組むのだなあ、と感じる時間でした。

 3クラス、昨日と今日でこの実験を行いました。(写真は2組の様子です。)