ブログ

2025年11月の記事一覧

11月4日(火)インフルエンザ流行と2学期学校公開

〇昨日は木枯らし1号が吹き、午後から一気に寒くなりました。振り返ると1学期の学校公開は、6月2日(月)~6日(金)で行いました。そして最終日の6日は体育祭でした。暑さ対策を最優先していたその時期が、今では懐かしく感じます。

〇今日から金曜日までは、2学期の学校公開日です。最終日の7日は合唱フェスティバルになります。Sigfyでご案内を送付していますが、どうぞご来校ください。

〇2025年10月現在、例年より早くインフルエンザの感染が拡大しているようです。特に児童生徒の場合は、学校の集団生活で感染してしまうというケースが多いようです。

〇厚生労働省によると、今季流行の中心は「香港A型(A/H3)」で、全国の約半数を占めているそうです。この型は重症化リスクが高く、ワクチンの効果が得にくい傾向にあるとも言われています。

〇ただ気を付けなければいけないのが、比較的症状が軽く、インフルエンザだと気づかないまま感染を拡大させてしまう“かくれインフルエンザ”があります。

〇我が家のかかりつけの同じ町内にある内科医院の院長先生は、学区の校医にもなっています。先週、私が受診した際に、学区内の小学校長から院長先生に相談があり、「インフルエンザにかかっている6年生が相当数いるが、来週予定している修学旅行をやってよいか中止すべきか?」と尋ねられ、答えに窮したことを教えてくれました。

〇最後には「発熱したがインフルではないとされている児童も実はインフルエンザである可能性は高いですね」とアドバイスしたそうです。果たしてその学校の修学旅行はどうなるのでしょうか?他の学校のことですが、「もし自分の学校だったら・・」と考えると他人事のように思えません。

〇調べると、高熱や激しい咽頭痛があってもただの風邪というケースもある反面、ほぼ熱も出ず、なんとなく倦怠感があるだけでも実はインフルエンザに罹患している“かくれインフルエンザ”により、気づかぬうちに感染を広げる事例も多いようです。軽い症状でも油断せず、早めに検査し、正しい治療を受けることが大切でしょう。

〇今年の夏は非常に気温も高い上に残暑も長かったことや、最近の寒暖を繰り返す状況から、基本的に体力を消耗しています。私もそれを実感しています。また猛暑のために外出を控えて運動不足になってしまったことや、夜、寝づらくて睡眠の質が低下していたこと、生活リズムが狂ってしまったことも、バテの要因になっています。

〇体調不良を完全に快復するには、2~3か月と長期間を要することも多く、夏・秋バテを起こした体の自律神経やホルモンバランスの乱れが未だに続き、免疫調整力が万全でない人も多いことでしょう。

〇インフルエンザが10週連続で増えているということと、これからがインフルエンザシーズン本番ですが、自分は大丈夫と思っていても、急に高熱が出たりするから油断はできません。基本的な感染対策はもちろん、睡眠や食事などで免疫を高めることも大事だと思います。またワクチン接種後は効果が出るまで2週間ほどかかるため、気温が低下する冬を待たずに早めの接種が無難でしょう。

〇7日の金曜日は合唱フェスティバルが行われます。インフルエンザなどでせっかくここまで練習をしてきたことを発表できなくなることはできるだけ避けたいものです。

〇保護者の皆様も授業参観等はできる範囲でマスクをしたり、日ごろから手洗い・うがい・アルコール消毒をこまめにしたりするようにお願いします。

須藤昌英

【除菌関係グッズ】