柏市学校図書館紹介blog

2021年1月の記事一覧

新しい年をむかえました  旭東小学校図書館

年が明けてもなお収まることのないコロナの対策のため、図書館では出入りの際の手洗いの徹底、密の回避、パーティションの設置などに取り組んでいます。そのような中でも図書館を楽しく利用できるよう、サポート教員の方と協力して明るくわかりやすい表示をしています。


―図書館出入口の表示―


         ―図書館出入口―

         ―館内の様子―



―返却はブックトラックへ―


 今年度は感染防止を考え、本の貸し出しは一度に一冊までという制限のほか、貸し出し日も学年ごとにするなど、本をたくさん読むことが難しい年でした。そこでこの冬は、さみしげな読書の木の代わりに、図書委員のおすすめ本を書いた飾りをつけたクリスマスツリーを展示しました。ツリーのとなりには、子どもたちが紹介したい本を書いてくれた「おはなしのプレゼント」のカードをたくさん貼りました。このカードは、12月の図書館だよりで募集したものです。



いろいろな制限があっても、図書館の利用を続けられるように工夫していきたいです。

「本」でつながる学校図書館 柏第七小学校

 新型コロナウイルスにより学校図書館の利用が制限される中でも,柏七小の
学校図書館では図書委員を中心に活動をしています。

★秋の読書イベント「読書すごろく」

 図書委員会では,  恒例の秋の読書イベントに「読書すごろく」を行いました。
「読書すごろく」の内容は図書委員たちが考え,低学年用・中学年用・高学年用の
3種類を作成しました。
 期間中はたくさんの子どもたちが,マスに指定された本を借りてスタンプを集めました。
マスをうめていくと,中間とゴールの2回「しおり」がもらえます。
ゴール用の「しおり」のイラストは図書委員が描きました。


★「読書の木」にはいっぱいの実がなりました

 今年度より「読書の木」のスタイルを変更しました。
学校目標の100冊を中心に,読書の記録が,低学年は50冊・100冊・150冊,
中学年は40冊・80冊・120冊,高学年は30冊・70冊・100冊に達すると,
それぞれ,葉っぱ・果物の実・金の果物の実のカードを読書の木に貼ります。
金の果物の実に到達した人には,「プラスワン貸出券」をプレゼントします。
このカードを貸し出しの時に見せると,通常1人2冊の貸し出しにもう1冊借りる
ことができます。今年度中ならいつでも使用できるカードで,2学期の終わり頃から
このカードを使用する子どもたちが増えてきました。



★5年生の作品を学校図書館に展示しました

 5年生が宮沢賢治の「雪わたり」を学習後に,宮沢賢治の他の作品や,
自分の好きな本の「帯」や「POP」を作成しました。
学校図書館ではその作品を本と共に展示しました。
どれも力作ぞろいで,他のクラスの5年生はもちろん,違う学年の子どもたちも
それを見て本を借りる人が多くいました。
自分の紹介した本が借りられていると,  書いた本人が喜ぶ姿が見られました。
柏七小の子どもたちが,学年を超えて本でつながることができました。



 
 これからも,子どもたちと共に学校図書館も多様な可能性を
広げていきたいと願っています。

第9回学校図書館指導員研修

コロナ禍のため研修はこれまでWebで行われてきましたが,12/14は午前・午後の
二部制にして集まる人数を半分に,換気等十分に感染対策をして研修が行われました。
指導主事の鈴木先生とコーディネーターの笹間先生のお話を直接聞けたのは約1年ぶりです。

【笹間コーディネーターより,コロナ禍における図書館活用について】
活用と感染症対策で日々迷いながらの業務だったので,先生のお話を聞き不安軽減できました。


【今年度初めてのグループ顔合わせ】
新人の方もベテランの方も,会えてうれしそうです。和やかな雰囲気の中,自己紹介,その後「おすすめ本の紹介」と「選書検討会」,「リーフレット作成に向けた授業での活用事例集め」を行いました。


大野アドバイザーより,「支援計画簿の記入」についての説明もありました。


今年度初めての対面での研修は,感染対策を徹底した中で行われました。
直接先生方のお話を聞くことができたこと,他の指導員と交流し情報交換したことは,短時間でしたが指導員にとって非常に有意義な時間になりました。

学校図書館も感染対策をしっかりと行い,「子どもたちの学びと,読むことの楽しさ」を守れるように,学校図書館として今できることをコツコツとやっていきたいと改めて感じます。