柏市学校図書館紹介blog

2019年11月の記事一覧

今日も図書館で待っているよ 柏の葉小学校図書館

◎8年目をむかえて◎
 柏の葉小学校は,今年で創立8年目で,柏市内の小学校では一番新しい学校です。
児童の数も年々増えて,930名(11月11日現在)と大規模校となりました。

 その中にある図書館は,仕切りのないオープンスペースに作られており,
休み時間になると,あちらこちらから児童が集まってきてにぎやかな空間に
なります。

 普通の学校とは違い,大きな窓に面して本を読むスペースがあったり,
給食室が隣りなので,工場見学のようにのぞき窓から給食を作っている様子が,
図書館から見えるようになっています。


◎「読書会」は読むだけじゃない◎
 3年生国語「わすれられないおくりもの」の単元で,関連図書として紹介されて
いる「だいじょうぶだよ,ゾウさん」という絵本を使い,3年生5クラスで
「読書会」を行いました。

 本に登場する動物「ゾウ」「ネズミ」「トリ」が,相手に対して,どのように
思っているかを考えるために,3人(もしくは4人)一組になり,ワークシートに
それぞれの気持ちを記入した後,役割分担をして,相手にセリフを投げかけて
みようという試みです。


 あるクラスでは,「トリ」や「ゾウ」になりきった方が気持ちを伝えられそう?
と思ったのか,一人の児童がおりがみを出してトリの羽を作り出すと,
「ゾウも鼻をつけなきゃ」「ネズミのしっぽ,かわいいでしょ?」とみんなが
次々におりがみを切っては貼り,ミニ演劇発表会となり,お話が飛び出してきた
ようで,とても楽しい時間になりました。


◎「読書週間」で様々な本にふれよう
 今年は,スタンプラリーを実施しました。学年によって条件や冊数は
変わりますが,1冊読むとスタンプが1つ押されて,全て押されたら,
しおりが1枚もらえます。

 すでに3枚,4枚までクリアした児童や,プレゼントのしおりを見て,
「がんばろう」と張り切って図書館に来る姿はうれしいですね。
 
◎「子ども司書」も頑張っています!◎
 この「読書週間」のイベントでは,柏市の「子ども司書講座」を受講している
5,6年生16人の「子ども司書」が昼休みに2~4人で,読み聞かせを
日替わりで行いました。

 

 毎日,楽しみに来てくれる常連さんもいて,「子ども司書」のみんなも,
自分たちで見せ方や話し方に気を配り,何度も練習を重ねることで,
本番はすてきな読み聞かせを聞くことができました。


 「読書」というと、一人で本に向かうというイメージを抱きがちですが,
誰かに本を読んで聞かせる,本の内容をみんなで考えてみることも
「読書」のひとつの方法だと考えられます。

 「読書」の楽しさと新しい発見をしてもらうため,柏の葉小学校図書館は,
今日もみんなを待っています。














 

楽しい!みんなでつくる 富勢小学校図書館


  富勢小学校は,児童数714名で明治33年創立の歴史ある学校です。
 図書館は,第二校舎2階に第一図書室(絵本・物語)と第二図書室の
 (調べ学習)2ケ所あります。

     【みんなでつくる 学校図書館 】
 
 図書委員が中心となって2年にわたり図書館へ行きたくなるような
取り組みをしました。校内公募しみんなで選びました。
1 キャラクター誕生     「リーブル(フランス語で本の意)」
2 第一図書室の名前決定 「夢のブックランド」  
 7月には,保護者の方に蔵書点検・環境整備をしていただきました。                
【大好きな子どもたちへ 読み聞かせ】

本が大好きなボランティア団体「おはなしのへや」の皆さんによる
火曜日の読み聞かせ。発足は平成11年で22名で活動してます。

【本に親しむ 全校ビブリオバトル】

10月読書フェアー恒例のビブリオバトルも3回目となりました。
先生と対戦し子ども司書の6年生児童による『妖怪アパートの幽雅な
日常』がチャンプ本に選ばれました。

【わかりやすい授業へ 音楽とともに】

6年生音楽の授業では,毎年本が大活躍です。オーケストラの響きを
味わうために本を通じて組曲「惑星」から木星のイメージを
膨らませます。

【活用できる学校図書館へ】

5年生国語「意見こうかん会をしよう」の授業では,テーマをみつけ特徴を
図書やパソコンにて調べ学習をしました。都会と田舎・ラジオとテレビ
扇風機とクーラーなどで教室で意見交換会をしました。

このように,協働のもと楽しく過ごしやすい学校図書館へ歩んでいます。
 学校図書館では,地域資料として柏市洪水ハザードマップを掲示しています。
台風19号で多くの地域が被災した教訓を忘れないようにしたいです。