校長ブログ

2020年7月の記事一覧

いじめ防止対策(校長ブログ)

柏市いじめ防止基本方針が改定されました。
令和2年度版です。
↓教職員一人一人に配付された冊子の表紙の写真です。

多様な個性への対応や、SOSの出し方・受けとめ方、様々なつながりを生かした連携対応などが新たに盛り込まれています。柏市のホームページにもアップされますし、この基本方針を加味した学校の基本方針も追加作成していきます。(今、左のメニューにある「いじめ防止基本方針」は今回の改定前のものです。改訂版については、今しばらくお待ちください。)

本校でも、生活アンケートによる聞き取りもしています。
まだまだ未熟な、成長途中の子どもたちが生活する場所ですから、トラブルはあって当たり前、そのトラブルを成長に生かしていくことが大切と考えます。しかし、成長に結びつけたいトラブルも、近くにいる大人が気づかなかったり、放置してしまえば、折角の成長の機会を失うことになります。







学校では、普段から子どもたちの良好な人間関係づくりを心がけた上で、独りぼっちの子に注目したり、具体的に声をかけたり、子どもたちの声に耳を傾けたりしながらトラブルの早期発見に努めています。もちろん力及ばず、気づけることばかりではありませんので、保護者のみなさんからのお申し出によって知ることもあります。実際、そうしたお申し出によって大きなトラブルに発展しなかったケースもいくつかありました。
子どもの様子を見ていて、元気がなくなってきた、様子がおかしい・・・などという変化については学校、ご家庭どちらでも、気づいた方から情報発信、そして情報共有が大切です。ご家庭で気になることがありましたら、担任、養護教諭、教頭・・・等、内容によってお話をうかがいます。
全ては、子どもたちのより良い成長のためです。遠慮はいりません。

PTAバレー再開(校長ブログ)

学校開放登録団体の施設利用が校庭、体育館の順番で再開しました。
それに伴い、11日(土)から富勢東小学校PTAバレーの練習が始まりました。

手指を消毒してから入場。

待ちに待った開始とは言え、まだまだいろいろ考えながらのスタートです。

暑い午後でしたので、みなさん顔を真っ赤にして久しぶりの練習を楽しんでいました。
もちろん換気もしっかりしています。

熱中症の心配があるのでこまめに水分補給の時間をとっていました。

今年度は市P連主催の夏の大会中止が決まっています。
「例年なら、今頃は他校との練習試合をして大会に向かって意識を高めている頃ですよね」そんな話をキャプテンとしました。残念ではありますが、スポーツができる喜びを感じながら活動してほしいです。
メンバーのみなさん、休みが長かったので、怪我をしないように気を付けてがんばってください。
ちなみに、部員は常時募集中です。
本校の保護者であればいつでもウェルカムです。経験の有無に関係ありません。横につながれる良い場所です。ぜひ自由にのぞいてみてください。

練習後はトイレ内やドアノブ、モップの柄など、共有した場所の消毒をしていただきました。


みんなで安全に施設を使用をしていくために、しなければならないことが増えますが、そこは大切なことです。開放団体のみなさん、引き続きご協力をお願いいたします。

プロ野球、プロサッカーなど各種イベントが、それぞれ規制はあるもののお客さんの観戦ありで開催されるようになっています。入場時のマスク着用、検温や、人との距離を保ち、大声を出さずに観戦など主催者側も感染対策を講じながら始まっています。参加者も含め、一人一人の高い意識があってこそ成立するものです。


学校でも、バージョン2のガイドラインを参考にしながら、改めて、教職員や子どもたちが意識を高くしながら学校生活を送れるように工夫していきます。







気温が低めで、過ごしやすい一日でした。暑かったり涼しかったりで体調をくずさないようにしたいですね。

数字(校長ブログ)

数字は日々変動します。報道に載る数字に一喜一憂することなく、自分たちにできることを根気よく続けることの大切さを感じています。
引き続き、手洗い、咳エチケット(マスク)、換気を心がけて教育活動を進めていきます。新しい生活様式が身につくまでにはそれなりの時間もかかります。どれだけ意識を高く持てるか、にかかってきます。教職員一同、心していきます。

教職員、子どもたち、そして保護者のみなさん自身も、予防のため、できることを続けて行きましょう。ご家庭でできることとしては、栄養・休養(睡眠等)となるでしょうか。免疫力を高めることにつながります。






元気に学校生活を過ごしている東っ子。
来週もがんばろう。

柏市の「学校における新型コロナウィルス感染症対策ガイドライン Ver.2 0708」が出ました。

学校における新型コロナウィルス感染症対策ガイドラインver2.pdf

基本的にはこのガイドラインにしたがって進めていきます。お時間がありましたらご覧になってください。

PTA運営委員会他(校長ブログ)

今年度第1回のPTA運営委員会を行いました。
新旧役員の引き継ぎを行った後、新役員のみなさんとの会議です。
(旧役員のみなさん、ありがとうございました。)

小林会長をはじめとした本部と、各専門部の委員長が集まりました。

学校からは、臨時休業中のご協力のお礼と、子どもたちが元気に登校していることの喜びをお伝えした上で、先までの見通しが立たない中での学校生活や行事の考え方をお話ししました。また、宿泊を伴う行事の中止についてもお伝えしました。これについては、本日、お子さんを通じてお手紙を配付いたしましたのでご確認ください。

役員のみなさんにつきましては、異例の状況である今年度に、役員なっていただけたことに感謝いたします。活動には制限がありますが、できることをともに模索していけたらと思います。1年間よろしくお願いいたします。


1年生が、単独で学校探検をしました。スタンプラリーのような形で、友達と声をかけながら歩き回りました。


校長室にも、きちんとあいさつをして入ってきました。よくできました。どこにどんな教室があるか覚えたかな。





放課後には、教育委員会指導課指導主事の髙橋静先生をお招きしての研修を行いました。

明日からの授業で心がけたいことをたくさん学ぶことができました。
ありがとうございました。

子どもも大人も気を付ける(校長ブログ)

下の絵は、先日も話題にした「ちば県民だより」の防犯に関するページに載っていた「あやしい人が子どもに声をかけている絵」です。

いわゆる不審者という言い方をしますが、「帽子」「サングラス」「マスク」などがアイテムとしてあげられるイメージがあります。(この絵の方はマスクしてませんが。)
しかし実際には、スーツを着ている人であったり。このイメージとは全く違う場合もあります。身なりだけで人を判断することはできません。

ある人が、公園で遊んでいる子どもたちをニコニコ微笑ましい気持ちで眺めているとして、見られていることに気づいた子どもが「変なおじさんがこっちをみてニヤニヤしていた」と口にすれば、それは不審者情報となります。状況によっては、近隣の学校や教育委員会に情報として流れ、各家庭に情報提供されることになります。

連れて行かれそうになったとか、触られたとか、はっきりしたことがあれば不審者と思われて当然です。しかし、実害がない場合、その人が不審者かそうでないかを判断することは子どもたちにとっては難しいことであり、そう感じた、という感覚で判断されるのは仕方のないことです。
その人がただの通りすがりの人だったとしてもです。子どもたちが「そう感じた」「そう思った」ことが大事にされます。

となったとき、気を付けなければならないのは大人の方なのだろうと思います。不用意に知らない子に声をかけたり、凝視したりすることは、今の世の中では誤解のもとになる可能性があります。

例え、本当に困って、道を聞きたくて声をかけようとしても「あやしい人と思われるかも知れないな」と大人の方が危機管理意識を高くして、子どもではなく大人を探して道を聞くなどの工夫が必要なのだろうと思います。なんともさみしい気もしますが、それが、自分を守ることにつながります。また、子どもを必要以上にこわがらせずにすみます。

先日1年生対象に防犯教室を行ったばかりですが、今日、
改めて各担任から子どもたちに、登下校時に「できるだけ一人にならないこと」「素早く歩くこと」等を指導しました。

登下校時に、とぼとぼ歩いたり、遊びながら来たり帰ったりすればそれだけ危ないことも増えます。こわい思いをしないためにも、子ども自身にも気を付けてほしいポイントです。

お家でも、話題にしていただくとともに、登下校時に可能な限りで構いませんので、お家の前、近場で子どもたちの様子を見守っていただければ幸いです。

(なお、本文中の写真は、今日もがんばる東っ子の写真であり、本文の内容とは直接関係ありません。)