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特色ある研究(令和4年度)
特色:一般の方向け「もぎ取り体験」の準備
子供たちが企画した「とうもろこしもぎ取り体験」には、24組72名の応募がありました。予想以上の反響でした。
応募してくださった皆様、ありがとうございました。
30日は、そのなかから抽選で選ばれた6組20名の方にお越しいただき実施します。
そのために手賀地区の子供たちは、学校に集まって下記の準備をしました。
・お客様に出す、「ゆでとうもろこし」を作ってみる
・大山さんのおばあちゃんに教わった「とうもろこしご飯」を作ってみる
・とうもろこし料理レシピを紙に書く
・プレゼン作りと練習をする
せっかく来ていただくお客様に喜んでもらおうと、子供たちは一生懸命です。
当選した皆様、楽しみにお越しください。(校長 佐和)
特色:全校とうもろこしもぎ取り体験
いよいよ、とうもろこしの収穫を迎えました。
夏休みにはいってしまいましたが、ほとんどの子供が集まってとうもろこし狩りをしました。
大山さんから、
・毛が茶色くなっている
・上の方まで太くなっている
ものを選ぶとよいと教えてもらい、さっそく畑に入っていきました。
とうもろこしをかき分けて中に入ってみると、なかなか選ぶのは難しくて、迷ってしまいます。
それでも、ようやく自分のお気に入りを見つけて、力いっぱいもぎ取っていました。
子供たちからは、
「小さかった種からこんな大きな実ができてびっくりした。」
「早くゆでて食べたい」
「学校のとうもろことしハクビシンに全部食べられちゃったのに、大山さんが電気柵をしてくれたおかげで収穫できてうれしい。」
などの声が聞かれました。
種まきをしてから、何度も畑に行って観察したり、雑草を抜いたり、害獣の心配をしたりして、ようやく大きくなったとうもろこしです。
自分で育てたとうもろこしの味は格別だったものと思います。(校長 佐和)
特色:道の駅しょうなんでチラシ配り体験
7月30日に予定している「とうもろこしもぎ取り体験」のチラシを、『道の駅しょうなん』で配布しました。
絵は低学年が、文面は高学年が担当し、力を合わせて作ったチラシです。
最初は恥ずかしそうにしていた子供もいましたが、途中からは自分から近づいて、チラシを手渡していました。
150枚のチラシが、30分ほどでなくなりました。
子供たちからは、
「チラシをもらってくれてうれしい」
「もぎ取り体験に来てほしい」
「緊張したけど楽しかった」
などの感想が聞かれました。
トウモロコシを育てることで、もぎ取り体験を企画したり、チラシを作ったり、自分たちからチラシを配って呼びかけたりするなど、教室だけでは体験できないたくさんの学びが実現されています。
チラシ配りの活動をご支援くださった道の駅しょうなん様、子供たちを送迎くださった保護者の皆様、ありがとうございました。
つぎは、いよいよもぎ取り体験の運営になります。
なお、チラシは、道の駅しょうなんの他、アリオ柏、布瀬直売所、金村商店等に置かせてもらっています。
締め切りは、20日までですので、応募される方はお急ぎください。(校長 佐和)
特色:課題を解決するための方法を考える【とうもろこしチーム】
子供たちがつくった「あめあめ坊主」の効果が絶大で、雨がたくさん降りました。
これなら、とうもろこしは水不足による生育の心配はなくなりそうです。
しかし、もう一つの課題である「ハクビシン」からとうもろこしを守る方法が分かりません。
そこで、低学年は、大山農園の大山さんに手紙を書いて、相談することにしました。
一方、高学年は7月30日のもぎ取り体験の際のプレゼンテーション作りをしていました。
「取れたてのドルチェ・ドリームは甘い」というけど、どうやって証明するかを考え、糖度計を使ってはかることにしました。
トウモロコシの他、オレンジやトマトなどの糖度を比べる実験をしていました。
当日は、実験の様子を見てもらう予定です。
農業体験を通して、1人1人が課題を発見し、解決しようとする学びの姿がたくさん見られます。(校長 佐和)
特色:トウモロコシ、ピンチ?
収穫が待ち遠しいトウモロコシに、2つのピンチが訪れています。
ひとつは、野生鳥獣による被害です。
学校園で育てているトウモロコシが、週末に全滅しました。
(畑のトウモロコシは今のところ無事です。)
網を破られ、トウモロコシが倒され、すべての実が食べられてしまったのです。
畑の近くだけでなく、広い範囲できれいに食べられたトウモロコシが落ちていました。
もう一つは、新聞で見つけた記事です。
ここのところの暑さと雨不足で、実がしっかり実らないという記事でした。
今日の全校地区別学習で、トウモロコシチームは、この2つの解決策も相談しました。
野生鳥獣(おそらくハクビシン)への対策は、自分たちだけでは対処が難しいため、大山さんに相談することにします。
水不足についても、地域にある畑は広く、ホースも届かないため自分たちの力で解決することは難しそうです。
そこで、子供たちは「あめあめ坊主」を作ることにしました。
自然を相手にした活動は、思うようにならないことがあります。
それを知ることも大切な学びになると考えます。
そうは言っても、なんとか無事に収穫でき、子供たちの企画が実現できることを祈っています。(校長 佐和)