校長室

「校長室」令和5年度

1~5年生 授業参観・懇談会ありがとうございました。

  本日は1~5年生の最後の授業参観・懇談会となりました。子ども達の様子はいかがだったでしょうか。子ども達は始まる前から「緊張する」「楽しみ」「おこられるからなぁ(不安そう)」「集中できないなぁ」といういろいろな声が聞かれました。嬉しさや恥ずかしさ,不安!?などが混在する複雑な気持ちだったようです。どの教室も子ども達はいつも通りかそれ以上に笑顔を見せて学習に取り組んでいたと思います。是非,ご家庭でもほめてあげてください。

   

   

   

全校朝礼「大谷翔平選手のグローブが来ました!」

 全校朝礼で大谷翔平選手から贈られたグローブを披露しました。テレビなどでもう知っている子もいたと思いますが,とっても喜んでいました。グローブを入れてあった箱を見た瞬間から「大谷のグローブだ」と口々に言う子がいました。実際に見せた時は「わ~~!」という歓声と拍手がおこりました。その後,「大谷選手からお手紙も来ています」と言うと「え~~っ」という驚きの声。下記の手紙を読んであげるとまたまた拍手。嬉しい反応でした。大谷選手からの手紙です。

学校関係者各位

 貴校ますますご清栄の事とお慶び申し上げます。

ロサンジェルス・エンゼルス・アナハイムのメジャーリーガー,大谷翔平です。

この手紙は,このたび私が学校に通う子供たちが野球に興味を持ってもらうために立ち上げたプログラムをご紹介するためのものです。

 この3つの野球グローブは学校への寄付となります。

 それ以上に私はこのグローブが私たちの次の世代に夢を与え,勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。それは野球こそが,私が充実した人生を送る機会を与えてくれたスポーツだからです。

 このグローブを学校でお互いに共有し,野球を楽しんでもらうために,私からのこの個人的なメッセージを学校の生徒たちに伝えていただければ幸いです。 

 この機会に,グローブの寄贈をさせていただけることに感謝いたします。

 貴校の益々のご発展をお祈りい申し上げます。

 野球しようぜ。 

 大谷翔平

 お披露目をしたあとは代表で児童会の3人の子ども達とキャッチボールをしました。3人ともとても上手でした。

 これから各学年に約1週間ずつ交代で自由に使えるようにしています。

ひまわり⇒6年⇒5年⇒4年⇒3年⇒2年⇒1年⇒なのはなの順番です。3月の中旬まで続きます。ボールは柔らかいものを用意しています。子ども達3人の感想です。

①野球はちょっと苦手なんですけどみんなに使ってもらって楽しい野球ができるように頑張りたいと思います。

②グローブを使ってみてまだ新品で硬かったんですけどたくさんの人が使って柔らかくなってグローブを育てていければいいなと思いました。

③テレビで見ていた大谷選手のグローブでキャッチボールができてよかったです。

   

    

「詩人への道」チャレンジ期間が始まりました。」

 「詩人への道」という詩文集の暗唱を学校全体で取り組んでいます。暗唱は言語脳である左脳を鍛えます。感性・語彙力・表現力が豊かになるなど、子どもの能力が高まると言われています。暗唱ができれば達成感,成功体験をもつことができます。

 本日から各学年を日で分けて聞いていきます。以下の日程です。校長室でチャレンジするためには条件があります。1月までの課題詩文集をまずは担任の先生に聞いてもらい,合格することです。合格した子が校長室でさらにチャレンジし,合格の賞状をわたすことにしています。

1年生:23日(火) 2年生:24日(水) 3年生:25日(木)4年生:26日(金)
5,6年生:29日(月)*いずれも「青空タイム」(業間休み)です。

   

   

*写真下段は左から「賞状」「1年生からもらったお礼状」右端は「詩人への道の冊子」

合格した1年生に「感想」や「練習をどれくらいしたか」「大変だったことは何か」などをインタビューしました。

「とてもうれしかったです」「土日はだいたい練習していました。」「詩人への道が全部合格出来てうれしかったです」「1日に4回は練習しました」「覚えるのが大変でした」「1日に4回から5回練習しました」「賞状とか校長先生に笑顔をいっぱいもらえてうれしかったです」

 最後のコメントは自分がとてもうれしかったです。(意図的に応えてもらったわけではありません(笑))また,別の子からは写真のようなお礼状を早速もらいました。感激して載せちゃいました。

書き初めがんばりました!

 先週,校内席書会が終了しました。以前にも課題について載せましたが,1,2年生も含めて改めてお伝えします。

1年生「ことしは,かぞくではつ日を見ました。大きくて,とてもきれいでした」

2年生「元気な子」

3年生「ふじ山」 4年生「松かざり」 5年生「羽根つき」 6年生「初春の空」

 1,2年生は教室で書きました。3年生~6年生は体育館で2クラスずつあるいは学年全部で書いていました。どの学年もシ~ンとなって集中して書いていたのが印象的でした。特に習字ではできた作品を見て「納得いかない」とまた挑戦する子がいました。こういう機会が子どもをまた一歩成長させるのだなと思います。がんばった子ども達に拍手!ご家庭でも冬休みの課題でみていただき,感謝申し上げます。

 指導していただいた講師の先生からのコメントです。

立林先生より

 字も名前もお手本より大きめに書きなさいと指導していました。みんなそれをよく聞いてがんばって書いていました。田中小の子は素直にがんばる子が多いです。書き初めをやると子どもから元気をもらえます。

 阿部先生より

 みんなが真面目に真剣に取り組んでいましたので,それぞれが個性的でいい字がかけました。これからの精進に期待しております。

   

   

   

今年もよろしくお願いいたします。

    新年が明けました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。いよいよ3学期が始まりました。子ども達の「おはようござます!」は思ったより明るい声で,表情も元気いっぱいでした。

 始業式ではおおむね次のような話をしました。

 1月1日に石川県能登半島で大きな地震が起きました。亡くなった方や行方不明の方もたくさん出ました。とっても悲しい,胸が締め付けられるような思いです。皆さんの中にはこの地方に親戚の方がいるかもしれません。今日,田中小は始業式を無事迎えましたが,学校さえも始まらないところがたくさんあるようです。学校が今日から始まることを当たり前だと思わないでください。始まったことに感謝してほしいです。

被害に遭われた方の多くはこのような体育館で暮らしています。100人くらいが一緒に生活すると思ってください。とってもつらく,大変な生活です。そんな中でもいろいろな食事や物が届いて「ありがとう」「ありがたい」と言っている方がたくさんいました。その姿に心打たれました。こういう心や言葉を大切にしてほしいです。(中略)

この後,「ありがとう」「ありがたい」の意味や語源について話ました。斎藤一人氏の本から引用して紹介し,学校でもクラスでも「ありがとう」を言われることをしていこう。「ありがとうゲーム」として3学期1日4回言われるようにクラスのために友達のためにいいことをしよう。
子ども達は地震について「知ってる。知ってる」と声をあげていました。なかには「富山で地震にあった。怖かった」という子もいました。子ども達なりに受け止めていました。今月,避難訓練があるので,またその時に話をしていきます。保護者の皆様もご親戚や関係者の皆様に被災された方がいらっしゃると思います。心よりお見舞い申し上げます。

 後半は「健康な生活をしよう」という話でした。感染症予防のための手洗いうがいの必要性についてやつめやハンカチなどの衛生管理の大切さについて様々なデータをもとに保健委員会の子ども達が動画で説明していました。保健室の山本先生が指導しています。