令和5年度まで

今日の一枚 令和5年度まで

未来に向かって…(6年生)

3月15日に令和5年度の卒業証書授与式が行われました。

卒業式は,6年生にとって,小学校生活最後のまとめの授業です。

子どもたちの様子はどうだったでしょうか。

「卒業生入場」の合図とともに,子どもたちは緊張の面持ちで入場してきました。

どの子も堂々としていて,晴れ晴れとした表情が印象的でした。

やはり,最大の見せ場の一つは,卒業証書授与の瞬間です。

この日の子どもたち,担任の呼名に応えて,素晴らしい返事をしていました。

緊張の面持ちのまま,檀上中央へ。皆引き締まった表情で証書を手にしていました。

緊張感と共に,忘れられない瞬間になったことでしょう。

そして,卒業の歌。

6年生は「ふるさと」「旅立ちの日に」の2曲をこの式に向けて練習してきました。

美しいハーモニーと魂のこもった,素晴らしい合唱でした。

また,それに応える5年生の発表も実に見事でした。

式を終えた子どもたちは,ほっとした表情で集合写真に収まっていました。

小学校生活を土台として,自立に向けてさらにたくましく成長していってほしいと願っています。

応援してるぞ,柏八小の卒業生たちよ!

 

(式辞で子どもたちにおくったはなむけの言葉)

卒業にあたり,巣立ち行く皆さんへのはなむけとして,先生が大切にしている言葉を送ります。

「他人と過去は変えられない 変えられるのは自分と未来」

例えば勉強が分からなくなったとき,「教え方が悪いからだ。」と,先生のせいにしたり,

友達との間でトラブルがあったとき,自分ではなく相手のせいにしたり。

大事な試験の時に,「ああ,もっと勉強をしておけよかった。」と後悔してみたり。

何か悪いことが起きた時,他人のせいにしたり,過去を悔やむだけで終わってしまったりすることは,

よくあることです。

できなかった理由を人のせいにしたり,過去を悔やんだりすることは簡単です。

なぜなら,自分は何も変わる必要がないからです。

でも,それでは何も変えることができません。

先ほどの例で言えば,勉強が分からなくなった原因は,自分の中にもあります。

友達とトラブルになった原因の一部は,必ず自分の中にもあります。

だとすれば,人のことをとやかく言ったり,くよくよ過去を悔やんだりする前に,

自分を変える勇気を持つことです。

昨日がんばれなかったのなら,今日がんばればいい。

練習不足で合格できなかったのなら,今日から練習を積んで,次にリベンジすればいい。

友達とのトラブルを解決したかったら,自分から歩み寄って,友達への関わり方を変えればいい。

これから先の未来なら,私たちはいくらでも自分の力で変えていくことができるのです。

「自分と未来を変える」ことに目を向けて,力を尽くすことができる。

そんな,タフでしなやかな大人に育ってほしい。先生はそう願っています。

まずは,中学校生活です。自分の力で明日を切り開いていってください。

在校生の思いをのせて…(5年生)

卒業式が明後日に迫ってきました。

今年は4年ぶりに,在校生を代表して5年生が卒業式に参列します。

昨日は卒業式の予行練習が行われました。

「在校生を代表して,思いを込めて6年生を送ろう」

その気持ちが伝わってくるかのような5年生の立派な態度でした。

明けて今日。式に向けて,仕上げの練習が行われていました。

今日の練習の目当てについて教師の話に真剣に耳を傾けている姿です。

そして,6年生への呼びかけ。

心をこめて歌のプレゼント。曲は「明日へつなぐもの♬」

練習終了間際に6年生が体育館に現れました。

5年生の気持ちのこもった練習に思わず拍手を送る6年生の姿がありました。

小学校生活最後の晴れ姿を精一杯表現しようとする6年生。

そして,その姿を見送る5年生。

こうして,大切なものが引き継がれてゆくのですね。(^^♪

SDGsについて考えました!(6年生)

総合的な学習の時間に,6年生がテーマにしたのは「SDGsについて考えよう」でした。

まずは,自分の興味関心に合わせて「SDGsの中で掲げられた17の目標」から,

自分が取り組む目標を絞り込みます。

今回の学習のポイントは,「調べること」ではありません。

「自分たちの力でSDGsの目標に向けて実際に取り組みを行うこと」です。

その中で,二人の子どもたちが「水質汚染」をテーマに取り組みを始めました。

調べれば調べるほど,「水をきれいにするには,たくさんの人々の工夫と努力が必要だ」ということが分かってきます。

そこで二人は,自分たちが調べたことを動画にまとめ,広く水の浄化を呼びかけようと思いつきました。

先日,完成した動画をもって,二人は校長室を訪ねてきました。

「私たちは総合的な学習の時間を使って,水質汚染について調べました。」

「みんなの力で水をきれいにするために,この動画を使って呼びかけたいと思います。」

「ホームページで紹介していただけないでしょうか。」

私はさっそく動画を拝見しました。

水質汚染をすると地球環境にどのような影響を与えるのか。そもそも水質汚染とは何か。

そして,私たち自身でできることは…。

小学1年生にでもわかるような平易なナレーション,分かりやすい写真と動画を駆使し,

見事な動画へと仕上がっていました。

作ったのはこの二人です。

見てください。このやり切った感のある笑顔。

作成までやり遂げたこともさることながら,広く伝えるための方法を考え,

校長室まで直談判に来られたことも素晴らしい!

その実行力に拍手ですね。

以下,二人が作った動画です。是非ご覧になってください。(^^♪

 

  ☆水質汚染についての動画☆

 

 

卒業式に向けて(6年生)

来週15日(金)は卒業式です。

これまで柏八小を引っ張ってくれた6年生が卒業します。

卒業式は,6年生にとって「最後の授業」です。

これまで育ててくださった保護者のみなさんに,立派な姿を見ていただけるよう,

今学校では卒業式に向けた練習が進められています。

 

どうですか,この真剣な表情。

一生に一度の卒業式をよいものにしたいという意志を感じます。

この後姿を,5年生の子どもたちは目の当たりにするのですね。

(今年は5年生も卒業式に参加します!)

今日は,「卒業証書授与」の練習も行われていました。

 これ,緊張するんですよね。

壇上で名前を呼ばれ,一挙手一投足を見られている。

もう,右手と右足が一緒に前に出てしまいます。

まだ始めたばかりだというのに,この写真のように,子どもたちはしっかりと証書を受け取っていました。

式の中では,卒業の歌,呼びかけ等もあります。

6年生のみなさん,卒業式当日を楽しみにしていますね。(^^♪

「ありがとうの気持ちをこめて…」(6年生を送る会)

今年も「6年生を送る会」の季節がやってきました。

1~5年生までが,感謝の気持ちをこめて,6年生に向けて心をこめて,様々なプレゼントを贈りました。

今日はその様子をお伝えしましょう。

 朝1番に,2年生からメッセージ付きのメダルのプレゼントがありました。

6年生が背をかがめて,照れくさそうに受け取る仕草が印象的でした。

午前9時30分。6年生入場。

いつもは全校をリードしてきた6年生ですが,今日はお客様です。

ちょっぴり緊張した表情で,花道を歩いてきました。

開会に先立ち,児童会の引継ぎです。

これまで柏八小をリードしてきた6年生より5年生に「児童会の鍵」が引き継がれました。

(6年生の児童会のみなさん,これまで本当にありがとうございました。)

いよいよ送る会のスタートです。

今日は新生児童会メンバーが大活躍。

彼らの司会進行で,会はよどみなく進んでいきます。

発表のトップバッターは3年生。

寸劇をしながら6年生の小学校生活の思い出をふりかえっていきます。

発表の最後には,歌のプレゼント「かわらないもの」がありました。

3年生の美しい歌声が,体育館いっぱいに響き渡りました。

 続いての発表は1年生。

1年生は6年生に大変お世話になりました。

ですから,お世話になったエピソードをたくさん集めて,一人一人の6年生に感謝の気持ちを伝えました。

見てください。6年生のこの表情。本当に嬉しそう。(^^♪

 

次は,元気いっぱい2年生のダンスの発表でした。

キレキレの動きは小学生離れしており,6年生のために,自分たちの最高のパフォーマンスを発揮しよう

という意欲と熱気にあふれたダンスでした。

そしてなんと,2年生は強力な助っ人として6年生を引き入れ,さらに大暴れ。

ディズニーランドのアトラクションのような盛り上がりを見せ,会場を沸かせました。

続いての発表は,ひまわり学級です。

6年生への感謝のメッセージに続いて,トーンチャイムを使った「星に願いを」の演奏を披露しました。

 

心に響き渡る美しい音色に,会場のみんながうっとりと聞き入っていました。

ひまわり学級のみんなが願ったように,6年生の心の中に「夢や願いがふくらんだ」ことでしょう。

続いては4年生の登場です。

4年生は,落語「寿限無」を演じながら,6年生の子どもたち一人一人の名前には,

親の愛情と思いが込められいるというメッセージを伝えてくれました。

これはいったい誰かな? (^^♪

間に挟まれた寸劇も見事でした!

4年生は圧巻のパフォーマンスでした。

来年はいよいよ5年生。高学年の仲間入りです。

ますます活躍が楽しみですね。

6年生への感謝の発表。締めくくりはもちろん5年生です。

5年生は,委員会ごとに,6年生への感謝の思いをビデオレターに乗せて発表しました。

 

6年生と共に委員会活動に力を注いだ5年生らしく,どの委員会からのメッセージも,

具体的で,6年生の活躍が目に見えるようでした。

メッセージの後には,「心の中にきらめいて」の歌のプレゼントがありました。

さすが5年生。とっても美しい2部合唱でした。

ここで,飛び入りの発表が…。

なんと,6年生の担任の先生方による,「翼をください」の歌のプレゼント!

このサプライズには,6年生も大喜び!

そして,6年生からお礼の発表です。

明るく元気な6年生らしく,テンポの良い寸劇に乗せた,お礼のプレゼントでした。

会の最後を締めくくるのは,全校合唱「See you」

豊かな歌声と素敵なハーモニーが体育館いっぱいに響き渡りました。

柏八小の歌声は,世界一です!(^^♪

こうして,「6年生を送る会」が終演しました。

それぞれの学年の子どもたちの感謝の気持ちが,間違いなく6年生の心に届いたことでしょう。

6年生が小学校に通う日も,残すところ12日間。

共に過ごせる日々を大切にしていきたいですね。

 

 

授業風景 ~静と動~ (4年生)

今日は4年生の教室で行われていた授業の様子をお送りします。

学習内容も,その様子も,対照的な2つの授業をとりあげましょう。

まずは英語活動から。

廊下を歩いていると,なにやら大きな歓声が聞こえてきました。

どうやらゲーム感覚の表現活動のようです。教室に入ってみました。

今日の学習問題は…

「(学校の中で)自分が気に入っている場所を伝えたり紹介したりしよう」

となっていました。子どもたちの手元には,プリントが置かれています。

のぞいてみますと,「class room」「teacher's office」「school principal's office」と,

様々な教室について英語表記がされています。子どもたちは英語でじゃんけん!

「Rock, paper, scissors, go!」

じゃんけんに負けた人が聞きます。

「What's your favorite place ? 」

勝った人は好きな部屋の名前を答えます。

「My favorite place is the lunch room .」

そして,勝った人はその部屋の絵に丸をつける権利を得ます。

最終的に丸の数が多かった人が勝ち,というゲームでした。

英語は習うより慣れろ。特に小学校段階ではそのことが重視されています。

ですから,ゲーム感覚で英語表現に親しむ活動が展開されるわけです。

これなら,外国語に対する緊張も抵抗もなくなり,楽しく英語に親しむことができますね。(^^♪

さて,こちらは打って変わって,論理的な思考が要求される少数の割り算の授業です。

学習問題は「小数の割り算のあまりの大きさについて考えよう」です。

(扱っている内容はかなり高度です。でも,そんなに楽しくはなかな…

 それなのに,どうですか。授業に臨む,この真剣な姿!!)

今日の素材となる式は「46.7÷3=」です。

「筆算上は,商は15,余りは17」となります。

この余りをどう扱うのかが授業の焦点になります。

「わられる数が46.7なのだから,余りは17ではなくて,1.7だと思います。」

同様の意見が次々と子どもたちの口から発せられます。

(子どもたちの表現力が素晴らしい。自分の言葉で最後までしっかりと説明します。)

そう思ってみていますと,先生はさらに子どもたちに問いかけます。

「ということは,この17というのは,何が17個集まったものだと言えますか?」

ここでも,ほぼ全ての子どもたちの手が挙がります。

「0.1が17個です。どうですか。」「同じです。」

算数の学習は,「既習事項がどれだけみについているか」が勝負です。

このクラスの子どもたちはすごいです。担任から発せられる問いに,次々と答えていきます。

既習事項がしっかりと身についている証拠です。

(この後,余りのある割り算の検算へと授業はよどみなく進んでいきました…)

今日は2つの授業風景を紹介しました。

思考を研ぎ澄ませ,論理的に考え進める算数の授業風景を「静」とするなら,

活気ある中で繰り返し練習しながら英語に親しんでいく姿が「動」でしょうか。

いずれも,学びの質が高い,素晴らしい授業でした。

心に響く演奏(吹奏楽部)

昨日,柏八小では吹奏楽部によるファイナルコンサートが開かれました。

プロの演奏家よろしく,今回は2部形式による開催でした。

第1部は全校児童向けに,第2部は保護者の皆様向けに。

第2部の方が,子どもたちの緊張度合いが高かったように思います。

それだけ,一生懸命に演奏する姿を保護者のみなさんに見てもらいたいという思いが強かったのでしょう。

さて,子どもたちの演奏はどうだったでしょうか。

本当に素晴らしかったです!

10月の市内音楽発表会の演奏より,格段にレベルアップしていました。

音色とハーモニーの美しさ,低音楽器の音の充実,メリハリのある表現力…。

子どもの力と成長は素晴らしいものですね。

演奏を聴いていた保護者のみなさんの顔には,涙が光っていました。

演奏会の終わりにあたって,部長・副部長より,保護者のみなさん,そして,指導に携わった職員への

お礼の言葉がありました。

一人一人が違うフレーズを奏でながら,心をひとつにして1つの音楽を演奏する。

その醍醐味と感動を,演奏する子どもたちと,会場のみなさんで共有することができた

素晴らしいコンサートだったと思います。

これで吹奏楽部の活動は幕を閉じますが,共に音楽を奏でた感動と喜びは,

いつまでも子どもたちの心の中に残ることでしょう。

オリジナルなかよし活動(5年生)

児童会の行事としては,終わった「なかよし活動」ですが5年生のなかよしリーダーはまだまだ考えます。

レクリエーションの内容は,宝探しと,ウインクキラーです。

2月!!バレンタインがある!ということで,参加賞として折り紙で作った「チョコ」を渡していました。

「おいしそう~」と食べるふりをしている2年生♡かわいいですね。

低学年との関わり方が日に日に上手になっていく5年生でした。

 

ひまわりショップへようこそ!(ひまわり学級)

柏八小には株式会社があります。

その名も「ひまわり株式会社」。

学校中の先生たちから依頼された仕事は何でも請け負うすご腕集団です。(^^♪

校長室の前の掲示板には,1年を通して季節感あふれる掲示物を飾ってくれています。

さて,そのひまわり株式会社が「ショップ」を開くことになりました。

手作りのアイロンビーズ(ハッチーや8っピー)や,染め物,かんバッチ,リボンレイ。

魅力的な商品がたくさん並んでいます。

本番の授業参観に向けて,今日は「お客さん対応」のリハーサルが行われていました。

「いらっしゃいませ!」「150円です!」「ありがとうございました。また来てください!」

受け答えもばっちりです。

「ひまわりショップ」の活動は,れっきとした授業(学習)です。

将来の自立と社会参加に向けて,ショップの店員,お客さんになり切ることで,たくさんの学びがあります。

・受け答え・コミュニケーションの取り方

・他者への配慮・感謝の伝え方

・お金の取り扱い方の習得

生活していくうえで必要なスキルを,活動を通して学んでいきます。

ですから,こうした学習を,「生活単元学習」と呼んでいます。

体験=学びということですね。

今回素晴らしいのは,ショップで売られている商品は,全て子どもたちの手作りによるものだということです。

だからこそ,子どもたちのモチベーションは嫌が応にも高まるわけです。

見てください,この笑顔。

明日は立派な店員さんぶりを発揮してくれることでしょうね。(^^♪

 

自分をはっけんしよう(2年生)

今年度最後の授業参観の日が近づいてきました。

1年の締めくくりとして,各学年では様々な取り組みを発表する,

あるいは披露する準備が,着々と進められています。

2年生はというと…

生活科の授業で「自分はっけん」に取り組んでいるようです。

生まれてからこれまでの成長の様子を,家族にインタビューをしたり,アルバムの写真から振り返ったりしながら

ポスター形式(すごろく?)でまとめていました。

それはそれは真剣な表情で。

インタビューした内容は,自分の言葉でワークシートにまとめます。

お家の人から書いていただいた小さい頃の様子,メッセージもありました。

ある女の子がとてもうれしそうに,お母さんからのメッセージを読んで聞かせてくれました。

 さて,授業参観に向けて練習です。友達同士聴き合い,アドバイスをもらいます。

発表内容について担任の先生に相談している子どもたちもいました。

何やらとっても楽しそうでしたよ。(^^♪

本番は明日の木曜日です。

素敵な発表になりますように。

紙しばい屋さん(1・6年生)

6年生の子どもたちが,卒業を前に,図工の授業で紙芝居を作りました。

全てオリジナルストーリーです。

「1年生に読み聞かせをしよう!」という最終ゴール(目的)に向かって,グループで力を合わせて作り上げました。

今日はいよいよ本番です。

さてさて,上手にできたかな?

 

6年生は12グループに分かれて紙芝居を作成しました。

なにしろ,オリジナルストーリーなので,グループによってはかなり「産みの苦しみ」を経験したようです。

「1年生に分かるように,楽しんでくれるように!」

という思いをもって,子どもたちは作成に取り組んできました。

おのずと野菜や果物が登場人物となり,「食べ物を大切に!」というメッセージを込めた作品も複数見られました。

他にも,「努力の大切さ」といった,王道を行く作品があったり,

学校を舞台にした「八小の七不思議」という創意工夫に富んだ作品があったりと,

バラエティーあふれる作品の数々が完成したようです。

今回の図工の題材名は「みんなのお話,始まるよ」です。

図工担当教員がここで考えたわけですね。

「よし,一年生に読み聞かせをすることを目的(ゴールにしよう)」

ここが教師の腕の見せ所,センスにかかっているわけですね。さすがです!

人は目的があるから動きます。

「ただ作品を作ってクラスで読み合っておしまい」というのと,「一年生に読み聞かせよう」では,

学習する子どもたちのモチベーションが全く違ってきます。

「ストーリー作りからだったので,全くのゼロからのスタートでした。すぐに着想から構想,作品作りへと進んだグループがある一方で,遅々として内容が決まらないグループもありました。声をかけたいところをぐっと我慢して見守っていたところ,遅れていたグループも自分たちの力で動き始め,完成まで漕ぎつけました。」

担当者の言葉です。黙って見守る。これ,難しいですよね。声をかけた方が楽なので。

これは,先生のファインプレーですね。(^^♪

1年生の子どもたちの反応はどうだったでしょうか。

一目瞭然ですね。1年生の子どもたちは食い入るように紙芝居を楽しんでいました。

先日,年長さんをもてなし,くたくたになった1年生。

今日は6年生のお兄さんお姉さんから素敵なプレゼントをいただきました。(よかったね!)

こうした交流を通して,子どもたちはかけがえのないものを手にしていきます。

「1年生が喜んでくれてよかった」「役に立ってうれしい」「緊張したけどいい発表ができた」

と6年生。

「6年生の紙芝居楽しかった」「6年生ってすごい」「僕たちもいつかやってみたいな」

と1年生。

そして,互いの絆も深まります。

紙芝居終了後,6年生のある女の子が1年生にこんなメッセージを残していました。

「これからも,いつでも私たちに声をかけてね。一生に遊ぼうね。みんなに声をかけてもらえると,めっちゃ暮れしいから!!」

素敵ですね。

6年生のみなさん,卒業式まで残された時間はあとわずかです。

今日のように,素敵な思い出をたくさん作って,柏八小を巣立ってくださいね。(^^♪

 

 

百聞は一見にしかず(3年生)

3年生が消防署の見学に行ってきました。

見学は2時間半のロングバージョン。

その間,子どもたちは飽きることなく「見て」「学び」続けました。

さてさて,どんな様子だったのでしょうか。

いきなり,目の前には本物の消防車が。しかも,何種類も。

「ポンプ車」「救助工作車」「はしご車」「水そう車」などなど…

レスキュー隊の精鋭の皆さんが,各車両の特長・装備・働きについて詳しく解説してくださいました。

(皆さん,本当に説明がお上手で,教員にスカウトしたいくらいでした。(^^♪)

さて,下の写真を見てください。わかりますか,子どもたちの真剣な表情と姿勢。

「話を聞きなさい」「大切なことはメモに取るんですよ」

なーんて言われたからこうしているわけではありません。

とにかく「聞きたい」から,「わかったことを逃したくない」からなんです。

どうしてこんなに真剣なのかですって?

それは,学習に対するモチベーションが高いからです。

事前に消防署の学習をし,興味関心を高く持ったうえで見学に来ているからです。

遊んでいるときの子どもたちの表情とは,ちょっぴり違いますよね。(^^)/

勉強が好きとか嫌いとか,よく言いますが,本来人間は誰しも「学ぶ」ことは好きなんです。

好奇心のない人間はいませんからね。

「自分の知らない新しいこと・新しい世界を知りたい」「これはなぜだろう・どうしてだろう」

という探求心は誰もが持っています。

子どもたちの子の表情は,それを物語っています。

今回の見学で私が1番感心したのは,子どもたちの「積極的に質問する姿勢」です。

レスキュー隊の方が説明している合間に,場所を移動する合間に,そして質問タイムに。

とにかくたくさんの子が「われ先に」と手を挙げて質問をしていました。

さらに感心したのは,事前に考えてきた項目だけでなく,その時その場で疑問に感じたことを

すぐさま質問する姿が見られたことです。

 とにかく,質問がひっきりなしでした。

隊員の方の受け答えが,また上手なんです。

「おーっ,また素晴らしい質問が来ましたねえ!」

なんていうものですから,子どもたちも張り切るわけですよ。

見学の最後には,隊員の人も子どもたちのパワーに圧倒されて,

「じゃあ,どうしても聞きたいっていう人だけ手を挙げて…」

なんて言っていました。それは,火に油を注ぐというものです…。

余計に質問者が増えていました。(^^♪

今回の見学は,スペシャルバージョンです。

レスキュー隊の皆さんの訓練の様子まで,じっくり見せてくださいました。

 

説明しているときの和やかな表情とは打って変わって

真剣かつ素早く隙のない動きで救助訓練を行う隊員のみなさん。

子どもたちからは,歓声や感嘆の声が漏れていました。

私たちの安心安全な暮らしを守るために,日夜努力を重ね,命がけで働いてくださっている消防署の方たち。

誇りをもって働いている隊員の方たちの姿に触れて,

「働くことの意味」も学んだことでしょう。

柏市東部消防署の皆様,本当にありがとうございました。

    未来の消防士のみなさんです!

もう一つのミニ運動会(2,5年生)

2年生と5年生の2学年で,「ミニ運動会」が開催されました。

柏八小では,年間を通して「なかよし活動」を行っています。

「異学年との交流を通して豊かな人間関係を育む」ことを願っての活動です。

学年の組み合わせは,「1・6年生」「2・5年生」「3・4年生」となっています。

今回の「ミニ運動会」を企画立案したのは,5年生の「なかよし活動リーダー」の子どもたちです。

「年に3回のなかよし活動だけでは,本当の意味でなかよしにならないよね。」という意見が,

リーダーの中から生まれたのだそうです。そこで上がった企画が「ミニ運動会」というわけです。

5年生の先生から聞くところによりますと,1学期後半から話し合いを重ねていたとのこと。

2学期後半に実施する予定が,体調不良者が多かったために3学期にずれ込んで実施することになりました。

 

5年生ともなると、司会進行も見事なものです。短時間にスムーズに会が進みます。(後から聞きますと、45分に全ての活動を収めるために、リーダーの子どもたちは、分単位で計画を立てていたそうです。) 

上の右側の写真は,種目開始を前に,すき間の時間を使って,5年生が最終打合せをしているところです。

なにやら3人で「あーでもない,こーでもない」と意見交換をしていましたが,

最後は,「よし,それでいこう,よろしく!」みたいな感じで持ち場への散っていきました。

この姿がなんとも頼もしかったんです。「自分たちで考え行動する」とは,まさにこういう姿なので。(^^♪

 

いよいよ、ミニ運動会のスタートです。

1種目目はレク走です。

2年生がくじを引きます。個々が運命の分かれ道。

近道を行けるのか,遠回りをして平均台をわららなければならないのか。

近道チームのみなさん,おめでとうございます!

こちらは残念。遠回り平均台チームです。(^^;

ここからは5年生の出番です。

棒を地面につけて,棒の先端を追でお子につけて,なんと5回転!

その後,全力疾走でゴールへ!(回るまわる,目が回る…)

2種目は,運動会といえばこれ,「綱引き」です。

2,5年生が力を合わせ,クラス対抗で綱を引き合います。

綱引きって,とっても単純で,純粋に楽しいですよね。

力と力の勝負ですから。

チャンピオンに輝いたのは,なかよし3くみチームでした!

3種目目の「しっぽとり」を行い,楽しかったミニ運動会は終了しました。

このイベントの価値は,もちろん,「子どもたちの自主的自立的活動」であるということです。

5年生の子どもたちが,自らの考えと判断で「ミニ運動会」を企画立案し,

準備,当日の運営まですべてやり切りました。

その間,もちろん教員のサポートは入りましたが,

あくまでも後方支援に過ぎなかったとそうです。

限られた時間の中で,これだけのことを成し遂げる5年生の子どもたちを,私たちは誇りに思います。

がんばったね,5年生!

楽しかったね,2年生!

わくわく交流会をやったよ!(1年生&年長さん)

 

来年度入学する,現在年長のお子さんを招待し,1年生との間で「わくわく交流会」が開催されました。

 この日のために,1年生の子どもたちは,これまでかなりの時間を費やして準備を重ねてきました。

「見てみて,このメダル。私が作ったの。今度の交流会で年長さんにあげるんだよ!」

どのクラスでも,子どもたちからこんな声が聞こえてきました。

そして,いよいよ当日です。

送ってきてくださった保護者の方と別れ,年長の子どもたちが,いよいよ1年生のペアの子とご対面。

「よろしくね!」と声をかける1年生。いよいよ交流会のスタートです。

 「始めの会」も「終わりの会」も,1年生が進めます。皆,自分のセリフをしっかりと頭に入れて,

立派に役割を果たしていました。

プログラム1番は「学校探検」です。1年生が年長さんの手を引いて,校舎内に散っていきました。

 職員室をのぞいたり,保健室の先生に会ったり。

「ここは保健室です。けがをしたりしたときは,保健室で手当てをしてくれます。」

1年生の子どもたちの説明も立派!

相当練習をしたようです。(^^♪

学校探検の後は教室に入って「宝探しゲーム」をしました。

宝物のメダルをたくさん探した子もいたようですね。

1年生と年長の子どもたちが二人で仲よく1つの椅子に座っている姿もほほえましかったですよ。

最後は,体育館に戻って,子どもたちがお楽しみの「じゃんけん列車」をやりました。

年長さん,勝負強かったですね。1年生のお兄さん,お姉さんは,手加減してくれたのかな?

最後は,こんなに長い列車が完成しました!

 

最後に,交流会の後に子どもたちが書いた絵日記から,1年生の子どもたちの声を紹介します。

★年ちょうさんにやさしくできた。人ずうがおおくてたいへんだった。年ちょうさんがいたからきんちょうした。年ちょうさんと学校たんけんができてうれしかった。

★年ちょうさんが楽しく学校たんけんをして,けがをしなくてよかった。あと,はぐれなかったのと,学校をしれてよあったとおもいました。二人いてたいへんだった。でも,ちゃんと年ちょうさんのめんどうが,ほんとにみれたのがよかった。

★一人のおせわをしたけど,たからさがしやじゃんけんれっしゃなど,いろいろなことをしてつかれてしまいました。でも,すごいたのしかったし,あたらしいおともだちもできました。らい年も,そのパワーでがんばれそうです。

★学校たんけんと,たからさがしと,じゃんけんれっしゃをして,年ちょうさんがたのしかったといっていました。ちなみに,じぶんもたのしかったです。

★年ちょうさんがたからさがしで,1年せいがかくしたメダルをみつけることができるのがすごいとおもいました。じゃんけんれっしゃで,年ちょうさんがかったのがすごいとおもいました。

★ほいくえんのみんながやすみにならなくてよかったし,ペアの人たちもげん気よくだい八小学こうへきてくれたのがうれしかったです。そして,みんなとあそべたのがたのしかったです。

★はじめに学こうをあんないしました。しょくいんしつのせつめいはじょうずにいえました。つぎはたからさがしです。たのしくできました。さいごにじゃんけんれっしゃをしました。年ちょうさんの手をつないでつれていってあげました。がんばりました。

★わくわくこうりゅうかいのとき,きんちょうしたけど,「学こうはたのしい」っておもってほしくてがんばってた。はじめのかいではきんちょうしなくて,いつものふつうのこえでいえてうれしかったです。

★がっこうたんけんで,年ちょうさんにたくさん学こうのことをおしえられてとてもうれしかったです。年ちょうさんが「たのしかった。」といってくれてとてもうれしかったです。

 

1年生の担任の先生たちがこんなことを言っていました。

「交流会の後,1年生の子どもたちはくたくたになっていました。一生懸命年長の子どもたちをもてなして,気を遣って,力尽きたみたいです。」

なるほど,そうでしょう。子どもたち,本当に頑張っていましたから。

年長の子どもたちにとってはもちろんのこと,

おもてなしをした1年生の子どもたちも,素敵な体験をしたようですね。

 柏八小に入学する全ての年長児を対象とした「わくわく交流会」。

心と心がふれあう,素敵な会になったようです。 

     先生を押しのけて受付の仕事に精を出す1年生の子どもたち

日本人の心(3・6年生)

小学校の国語の学習では,1週間に1回程度,「書写」の授業があります。

「書き」「写す」ことに特化した授業ですね。

仏教にも「写経」があります。

写経は本来,仏教における修行の一つです。

精神を集中させて文字を書き写すことで,怒り・妬みなどの邪念が払われ,

心が安定します。書き写すことそのものが心の浄化につながるというわけです。

実は,子どもたちの書写も同じです。

他の授業と違い,文字を書き写すことそのものが学習です。

ただそれだけのことなのですが,教室はしんと静まり返り,子どもたちは黙々と筆を動かします。

傍から見ていても,子どもたちの集中力が高まり,心が落ち着いていく様子が分かります。

前置きが長くなりました。子どもたちの書初めの様子をのぞいてみましょう。

 3年生の課題は「ふじ山」です。4月に習字を始めたばかりの子どもたち。

どうですか,この真剣な姿勢。そして力強い文字。立派でしょう。(^^♪

中にはこんな子どもも…。難しい字だけ選び,徹底的に練習していました。

こういう工夫ができる子は素晴らしいですね。

指導する先生も,筆を動かす子どもたちも,真剣そのものです。

一方こちらは6年生。

課題は「初春の空」かなりの高難度です。

どうですか,この雰囲気。水を打ったような静けさです。

筆使い,字のバランスと美しさ。6年生は段違いです。

正に継続は力なりですね。(^^♪

年中行事として,古くから伝わる「書初め」。子どもたちが取り組む真剣な姿を見て,

改めてかけがえのない日本の文化なのだなと感じました。

 

3学期スタート!

明けましておめでとうございます。

柏八小の3学期がスタートしました。

新しい年を迎え,子どもたちも新たな気持ちで学校生活を送ろうと期待を膨らませているようです。

始業式の日の教室の様子をのぞいてみましょう。

1年生の教室では,転入してきた新しいお友達を歓迎するお楽しみレクが開かれていました。

愛知県から3年生のお兄さん,1年生の妹さんが転入してきました。

早く柏八小に慣れてくれますように。

新学期になると,係活動も新たに決めます。

子どもたちにとって,係決めは重要です。

1学期間,責任をもってその仕事をやり続けるわけですから。

係が決まったら,ポスター作成します。

昔は全て手書きで作ったものです。

しかし今は違います。高学年ともなると,タブレットでサクサク作ってしまいます。

子どもたちのパソコン活用能力はめきめき向上するものですね。

そして,ポスター完成です。

「責任をもってみんなのために継続的に仕事をする」係活動は,学習と同様に大変重要です。

みんな,がんばってね!

さて,こちらの教室では…。早速勉強が始まっていました。

提出した宿題の答えの確認,算数の学習等々…

どの子も真剣そのものです。冬休み明けだというのに,立派です!

そして,こちらは…。

3学期の学級委員を決めていました。

「あと3か月で4年生なので,さらにみんなとの関係を深めていいクラスにしたいです。」

「ほかのクラスに信頼されるクラスになってほしいと思っています。みんながメリハリをつけられるクラスにしていきたいです。」

2人とも,大変立派なスピーチでした。

子どもたち一人一人の3学期が始まりました。

たくさんの経験をし,たくさんの自信をつけ,一回り大きくなって,

新しい学年へと進級してほしいと願っています。

保護者の皆様,3学期もよろしくお願いいたします。

ビブリオバトルにチャレンジ!(3年生)

「ビブリオバトル」をご存じですか。

「ビブリオ=書籍」+「バトル=たたかい」

参加者同士で本を紹介し合い,その中で最も魅力的で「読みたい」と思った本を投票により選ぶ。

本の紹介によるコミュニケーションゲームです。

3年生の教室で熱い戦いが繰り広げられていたので,参観してきました。

このように,ゲームの約束が担任の先生から明確に示されていました。

発表の得意な子,苦手な子,いろいろいます。

子どもたちが安心して紹介し合うための約束は大切ですね。

ちょっぴり緊張しながら,発表のスタートです。

感心するくらい,子どもたちは自分が選んだ本の魅力を,流暢に語っていました。

もちろん,それには綿密な準備があります。しっかりと原稿を書き込み,覚えこんでいるのです。

この原稿があるからこそ,子どもたちは自信をもって発表できるわけですね。

ただ,感心したのは,原稿には目もくれず,全て頭に入れて,

その場で考えながら,「相手に伝わる生きた言葉」で発表する子が多かったことです。

本のページをめくりながら,挿絵を見せながら,表紙の絵を上手に活用しながら…

表現の工夫が随所に見られました。

子どもの力は計り切れませんね。3年生がこれだけのプレゼンをするのですから。

担任にインタビューしてみました。すると…

「できるだけ,原稿を見ないで発表しようね!」と投げかけていたそうです。

担任の先生の言葉1つで,ここまでできる子どもたちは,やっぱりすごいです!

本を紹介した後には,グループの友達から質問が出されます。

それに答えることによって,さらに本の魅力が伝わるわけですね。

この日のバトルは,グループの代表を決める戦いでした。

グループ内での投票が終わり,いよいよ結果発表です。

代表に選ばれた子どもは,満面の笑みで喜んでいました。

そして今日。グループの代表者による決勝戦が行われたとのことです。

クラスのチャンプ本に選ばれたのは…

 

おめでとうございます!

この本の人気が一気に高まることでしょうね。

ビブリオバトルをとおして,本の魅力,表現の喜びを味わったことでしょう。

みんな,よく頑張りました。花丸です。(^^♪

目的意識と仲間意識(5年生)

遅ればせながら、今日は5年生の校外学習のお話です。

今回はクラスを3グループに分け、学年をミックスした形でバスに乗りました。

(学年間交流ですね。)

それなのに、このまとまりようは…。

実行委員を中心に、次から次へとバスレクが繰り広げられています。

(教師の手出しは一切なし)

子どもたちもよく協力していまして。実に和やかで楽しい雰囲気でした。

 

この子たちは、林間学校でも素晴らしい空気をみんなで作っていました。

「みんなで楽しむ」ために、自分たちがどう行動したらよいのかをこれまでの体験から身につけているのですね。立派な集団に成長しているなと、側から見ていて感心しきりです。(人が集まったただけでは、ただの群れにすぎないので)みんなでレクを楽しむというのは、それほどレベルの高いことなのです。
バスレクで楽しんでいるうちに、あっという間にスバルの工場に到着しました。

 

スバルの生産ライン、圧巻でした。今日子どもたちが見学したのは主に「プレス工場」「組立工場」。

ロボット技術を駆使して、オートメーション化された作業工程を見て、子どもたちは目を爛々と輝かせておりました。

(生産ラインでの撮影は禁止のため、残念ながら写真はありません。)

百聞は一見にしかず。日本の技術力の高さを実感する時間となりました。

愛情たっぷりのお弁当に舌鼓を打ったあとは藍染体験です。

ここでも、子どもたちは実に楽しそうでした。

「自分たちがこのあと体験する」とわかっているので、説明を聞く表情も真剣そののも。

今日はハンカチの染め物に挑戦しました。ハンカチを折りたたみ、輪ゴムで縛ります。そこにオリジナリティが出るわけですね。

ゆっくりと染料に浸し、輪ゴムを取り、水洗いすれば完成。作品を見た時の子どもたちの嬉しそうな表情、お見せしたかったです。

こうして、共有体験をすることで、子どもたちの仲間意識が一段と深まります。

ここに、体験活動の価値があるわけですね。

今回の校外学習。

遠方での実施でしたが、その分だけ、座学だけでは学べない、内容の濃い充実した1日になったように思います。

朝早くからのお弁当つくり等、保護者様のご協力があってこそです。

ありがとうございました。

 

心をひとつに(校内音楽発表会)

一人でも音楽は楽しめます。

でも,仲間と奏でる音楽は,心がふるえるほどの感動を味わうことができます。

一人一人が正確に演奏し,皆で音程を合わせ,指揮者に合わせてテンポを刻み,楽器間のバランスも考える。

伴奏がメロディーのじゃまをしてもいけません。

そのためには、互いの演奏に注意深く耳を傾ける必要があります。

発表会で演奏するまでに,子どもたちはたくさんの練習を重ねてきました。

さて,今日の発表は?

(1年生)

(2年生)

(3年生)

(4年生)

(5年生)

(6年生)

昨日24日は子どもたち同士で互いの演奏を聴き合いました。

司会進行を担当したのは音楽委員会の皆さん。素晴らしい活躍を見せてくれました。

 

演奏を聴いているときの子どもたちの表情は…

 見てください。真剣そのものです。

音楽は,表現する側と聴く側がいて初めて完成する再生芸術と言われています。

会場は,音楽を通じて生まれた一体感に満ちていました。

6年生の後ろで聴いてくださっているのは,毎日登校指導でお世話になっているエンジョイパトロールの皆様です。

暑い日も寒い日も,雨の日も風の日も,子どもたちのためにありがとうございます!

本日は保護者の皆さんを招いての,校内音楽発表会パート2でした。

熱心に聞き入ってくださる姿が印象的でした。

お父さん,お母さんの前で,子どもたちは昨日よりもやや緊張が見え,引き締まった表情も見られました。

それでも,練習の成果はしっかりと発揮できたようです。

心をひとつにして練習の成果を発揮した子供たち。

やり切ったという満足感と共に,仲間と一つのことを成し遂げる喜び,

音楽を表現する感動を味わってくれたことでしょう。

今回,保護者の皆様から感想を寄せていただいております。(今日現在で60名の保護書の方からの投稿をいただきました。ありがとうございます。)皆様からのご感想をお待ちしています。

その内容は,次回の「学校だより」でお伝えする予定です。

保護者の皆様,本日は参観いただき,誠にありがとうございました。(^^♪

ジュニア救命士講習会(5年生)

5年生がジュニア救命士講習会に参加しました。

柏市消防局の方々に,教えていただきました。心肺停止で亡くなる人が,年間8万人・・・。子供たちは,一生懸命に話を聞き,心肺蘇生やAEDの実技にも真剣に取り組んでいました。

貴重な経験となりました。ありがとうございました。

 

校外で学習しました(1年生)

待ちに待った校外学習の日がやってきました。

「ぼく,今日5時に起きたんだ!」

興奮して朝早くに目が覚めた子が多かったようです。

子どもたちの気持ちとテルテル坊主のおまじないが通じたのでしょう。

雨も上がり,絶好の校外学習日和となりました。

出発の会を終えていざバスへ。

「こんなでっかいバス,はじめてだ!」「わたしも!」

乗車するときから興奮気味な子供たち。

バスが出発しました。

驚いたことに,車内ではバスレクが始まるではないですか。

もちろん,1年生の子どもたちにバスレクの経験はありません。

そこは担任の先生たちがリードします。

「これから『あと出しじゃんけんゲーム』の説明をします。」

マイクを持ち,緊張しながら子どもたちがレクを進めるクラスもありました。

実はこれ,素晴らしいことなんです。

たいてい1年生の校外学習は,バスガイドさんに仕切ってもらいます。

まだ,レクの進行ができないからです。

ですから,子どもたちは受け身で楽しませてもらうだけ。

それが今回は,子どもたちが主体になってレクが進んでいきました。

(もちろん担任のバックアップがありますが…)

「2年生になった時には,自分たちでバスレクを進めていけるようにしたいと思って。」

と担任たちは申しておりました。この種まきが大事なんですね。

先生たちに拍手!

バスレクのおかげで,バス酔いする子もなく,東武動物公園に到着。

 さそっそく「ふれあいどうぶつの森」に向かいます。

ここは説明いりませんね。写真をどうぞ。

 

「うさぎ,ふわふわだね。でも,つめは出てこなかったよ。」

「ねえねえ知ってる?うさぎにはね,肉球ないんだよ!」

「モルモットはさらさら,うさぎはふわふわだね。」

「うさぎはふわふわで,ころころで,もっちりしてる。まるでわたあめみたいだね。」

子どもたちの感性ってすごいですよね。聞いていた私は心がほっこりしました。(^^♪

そして,お楽しみのお弁当タイムがやってきました。

子どもたちは笑顔いっぱいです。お家の人の作った人のお弁当には愛情がこもっていますからね。

保護者の皆様,早朝よりお弁当を準備していただきありがとうございました。

最後はメインイベントの「グループ見学」の時間です。

グループごとに事前に決めた,5種類の動物を観に行きます。

班長さん,時計係さん,地図係さんは力の発揮のしどころです。

「キリンから見に行こう。『アフリカサバンナ』はどこだろう…」

「ねえ,ここにホワイトライオンがいるよ!」「だめだよ,まずはみんなで決めた5つの動物を見ようよ。」

「みんな,あと15分しかないよ!」

たくさんのやり取りをしながら,子どもたちの見学が続いていきます。

これまた先生方のファインプレーです。

50分のグループ行動の時間設定も適切だし,

「グループで相談した5種類の動物を見る」という課題の与え方も素晴らしい。

なぜって?1年生の発達段階に適した主体的かつグループ行動の設定だからです。

子どもたちは目を輝かせて,自分たちが見学したい動物を目指していました。

楽しい時間はあっという間です。到着の会になりました。

実行委員の子どもたち,素晴らしかったですね。

学年全員,たくさんの保護者の方,先生方が見守る中で,堂々たる姿で役割を果たしていました。

準備,練習共に大変だったと思います。よく頑張りました!

感想発表の3名も立派でした。自分の思いをしっかりと言葉に乗せてスピーチできました。

様々な体験が詰まった内容の濃い校外学習でした。

文字通り,校外でしっかり学習した楽しい一日だったのではないでしょうか。

1年生の子どもたち,また一回り成長したかな。(^^♪

絵画に親しむ(2年生)

皆さん,子どものころ図工は好きでしたか。

私は苦手でした。

昔はどちらかというと,写生であるとか,人物画であるとか,

「見た通り」「正確に」という技術的な要素が要求されることが多かったように感じます。

それがたいくつでつまらなくて。

さて,今はと言いますと…

「感性を大切にして自由に表現する」ことが重要視されています。

だから,子どもたちは楽しいですね。(いいなあ…)

2年生の絵画制作の様子をのぞいてみましょう。

取り組んで題材は「大きくそだて,びっくりやさい!」です。

これ,何をしているところかわかりますか?

絵の背景をローラーを使って背景の色を塗っていているところです。

絵具を混ぜて自分の好きな色を自由に作る。

水を加えて自分の好みの色合いを探す。

そして,画用紙にローラーで広げていきます。

何色で塗ろうが,色の変化をどうつけようが,重ね塗りをしようが自由。

あらあら,中には,ローラーペイントの後に,水玉模様をのせていく子どももいますよ。

これは楽しいに決まっていますね。(^^♪

 この手法は学年主任の先生のアイデアだそうです。さすがです!

だって,背景が自分好みだったら,自然と創作意欲は高まっちゃうじゃないですか。

さて,この上に好きな野菜をのせていきますよ。

さてさて,さらに想像力を広げましょう。

今度は野菜の周りに,子どもたちが自由に遊んでいる姿をちりばめます。

 これで,色彩豊かな,子どもたち一人ひとりのオリジナルの「びっくりやさい!」の

世界が完成しました。

絵を描いている子どもたちの姿を見ているだけで,こちらも幸せな気持ちになりました。

子どもたちは,絵画制作を通じて,

表現する楽しさを存分に味わってくれたのではないかなと思います。

ごめんなさい,11月号の学校だよりと伝えたい内の容がかぶってしまいましたね。 (^^;

2年生の子どもたちの素晴らしい活動の様子をどうしても伝えたかったもので。

勘弁してください。m(__)m

そういえば,先日3年生の子どものあるお母さまからこんな話をいただきました。

「うちの子は,絵が苦手で大きらいだと言っていたんです。でも,今回の『モチモチの木』の絵を描いたときに,先生にほめていただいたことが嬉しかったようで,とても自信がついたみたいなんです。『どうしても県展に出したい!』っていうんです。ありがとうございました。」

小学校教育の究極のねらいは,すべての子どもに自信とやる気を育てて,学ぶことを好きにさせることだと思っています。

絵を描くことが好きになってくれた子どもがいたことは,本当に嬉しいことですね。

お母さま,素敵な報告をいただき,ありがとうございました。(^^

 

和太鼓の魅力…(芸術鑑賞会)

今日は久方ぶりの芸術鑑賞会。どんな演目を子どもたちにプレゼントしようかと,いろいろ悩みました。

今年は「創作和太鼓 打鼓音(だこおん)」の皆さんをお招きすることが決定。

日本の伝統芸能である和太鼓の演奏を鑑賞しました。

総勢6名の演者が,体育館のステージを所狭しと動きながら,迫力満点の演奏を披露します。

太鼓の音が床と空気を伝わり,大きな振動となって子どもたちの耳そしてお腹に響き渡ります。

子どもたちは真剣なまなざしで演奏に聴き入っていました。

低学年の子どもたちは,じっとしていることができなくなりました。

太鼓の音に合わせて,お尻が動き,手が動き,最後には体全体でリズムをとっていました。

やっぱりいいですね,生の演奏は。

子どもの嬉しそうな姿を見て,演奏者の繰り出す太鼓の音もより力強くなっていきます。

司会の方の進行がまた素晴らしく,子どもたちをぐいぐい引っ張っていきます。

長胴太鼓(ながどうだいこ),締太鼓(しめだいこ),大太鼓(おおだいこ)

和太鼓にもいろいろな種類があるんですね。楽器紹介に,子どもたちも興味津々です。

そして,お楽しみの体験コーナー。

プロの演奏家が使っている和太鼓を,実際にたたかせていただきました。これは嬉しいですね!

最後の演目は,東日本大震災後,被災地復興を願い,打鼓音の皆さんが,現地の皆さんに届けた曲でした。

心にしみいる素晴らしい演奏でした。来校いただいた保護者の皆さんも聴き入っていました。

最後は,3年生の子どもたちによるお礼の言葉です。

「いろいろな音が重なり合って,チームワークいい音が出てて,すごくよかったです。」

自分が感じたことを自分の言葉で紡いだ子どもたちの感想も素晴らしかった!

PTAから多大な予算をいただいたからこそ今日の芸術鑑賞会が実現しました。

心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 子どもたちの心に残る,秋の1日となりました。

学校関係者の方々へ。「打鼓音」の皆さんの演奏,おすすめですよ! (^^♪

楽しい水泳学習♪(ひまわり学級)

 今年度は学校のプールではなく,「柏洋スイマーズ」へ行き,水泳学習を行いました。

 まずは,水に慣れるためバタ足をしたり,体に水をかけたり・・・すでに楽しそうです^^

 台の上を歩いて進み,隙間があるところはスイーっと飛び越え,泳ぎの練習をしました。

 何周かしているうちに,水に慣れてきたようです。

 

 最後は宝探し!水に顔をつけて取ったり,手や足を伸ばして上手に取ったり・・・

 夢中になって拾っていました♪

 2回しかないのが悲しい・・という子どもたちが多かったです!

吹奏楽とどんぐりと…

すっかり秋めいてきましたね。

今日は,秋にちなんだ二つのことを紹介しましょう。

一つ目は,我が柏八小の吹奏楽部についてです。

柏市音楽発表会に出演する吹奏楽部の子どもたちのために,今日は全校児童が集まり,「励ます会」が開かれました。

コロナ禍以降,練習もままならなかった吹奏楽部の子どもたち。

楽器を持って,まだ半年余りという子もたくさんいます。

1つの音を出すだけでも難しいのが吹奏楽器。音階が吹けるようになるまでにも,多くの時間を要します。

その中で,36人の部員たちは本当によく頑張りました。

まずは楽器の紹介です。木管楽器,金管楽器,そして打楽器。

一つ一つの楽器の特徴について顧問の先生からわかりやすいレクチャーがあり,

子どもたちが音色を聴かせててくれました。

(緊張しますよね,全校児童の前ですから…)

そして,いよいよ演奏。まずはこの写真を見てください。

低学年の子どもたちは身を乗り出して,高学年の子どもたちは身じろぎもせず,

びっくりするほど演奏に聴き入っていました。

おそらく,プロのオーケストラが演奏しても,ここまで真剣に聴くことはないでしょう。

なぜ,こんなに子どもたちが聴き入るのでしょうか。

それは,自分たちの仲間が,身近な友達が演奏しているからです。

自分たちが触ったこともない難しそうな楽器を,学校の仲間が演奏し,音楽が伝わってくる。

それが感動につながるのでしょう。

音楽は聴き手がいて,初めて演奏に命が吹き込まれます。

練習の演奏と,本番の演奏はそこが違います。

子どもたちの演奏には熱がこもっていました。心に響いてきました。

演奏終了後の拍手が,それを物語っていました。

そして,吹奏楽部長のあいさつ。

これまでの苦労,練習での頑張り,本番に向けた決意,そして全校児童への感謝。

全てが込められた素晴らしいスピーチでした。

音楽発表会本番は,来週18日(水)です。素敵な演奏を奏でることでしょう。

一方こちらは1年生。生活科の「秋をさがそう」の学習で,昨日は公園探検に行きました。

「先生,学校にもどんぐりがいっぱい落ちてるよ!」

公園からの帰り道,子どもたちが発見しました。

なんと,プールの裏手に,大きなどんぐりがたーくさん落ちてるではありませんか。

これを拾わない手はありません。

今日はさっそく,担任の先生におねだりして,どんぐり拾いに出かけました。

「見てみて!,こーんなにおっきいどんぐりがあったよ!」

「こっちは帽子つきのどんぐり!」「これはさ,ピーナッツみたいだ!」

「リスがいたら喜ぶんじゃない?」

なんて楽しいんでしょう。

ちなみに,子どもたちはこの後,どんぐりコマを作ったそうですよ。

秋の日の昼下がり。先生と一緒に校庭の片隅でどんぐりをたくさん拾ったこと。

素敵な思い出として,子どもたちの心の中に残るような気がします。

糸のこぎりに挑戦だ!!(5年生)

運動会も終わって・・・5年生は,また新たなことに挑戦しています。

図工の学習で,電動糸のこぎりを使って作品を作っています。

 

刃の向きに気を付けて,友達と声を掛け合いながら使っていました。初めは,「わかんない・・・」「怖いです。」と言っていた子が多くいたのですが,少し時間がたつと使いこなしていました。

これからも,怪我なく安全にできるよう見ていきます。

   

 

  

 

掃除までしっかりできる子が多いのも5年生の良いところです。

 

どんな作品になるのか,とても楽しみです☆☆☆

スーパーマーケットのひみつをインタビュー!(3年生)

国語と社会で学習してきたスーパーマーケットの工夫について、お店の人にインタビューをしました。

 

五大栄養素についてやスーパーの裏側について、わかりやすく説明してくださりました。

子どもたちはお話を聞きながらメモをとる手が止まりません!!初めて聞く言葉やお店の工夫を、ノートにまとめていました。

インタビューでは、「一番人気の品物は何ですか?」「アイスは全部で何種類ありますか?」と自分でしっかり考えて質問することができました!

給食では,、「ひじきは何の栄養だったかな,,,」「SDGsだから残さないようにしよう!」と学習したことを思い出しながら食べる姿もありました。

今回インタビューしたことを、報告書にまとめ、学校生活にも生かしていきたいと思います。

体験と感動(運動会)

運動会が終わりました。

子どもたちにとって,我々教職員にとって,

そして保護者の皆様にとっても感動の多い1日だったように思います。

「全力で 赤白ともに もりあがれ」運動会のスローガンです。

各学級からの意見をもとに,運動会実行委員会が討議し,決定しました。

「今年の運動会は自分たちの演技だけでなく,全校で応援に力を入れて,一体となろう」

という願いが込められていました。

応援団の子どもたちは,運動会に向けてとにかく頑張りました。

まずは自分たちの練習。型をしっかりと覚え,腹から声を出す。

これだけでも大変なことです。

次に,各組オリジナルの応援,「ムーブ」の振り付けなどを考えます。

さらに,そのすべてを全校児童に伝え,練習をリードする。

ここが1番の難関だと思います。なにしろ,全学年に応援団員が散らばり,

自分だちだけで他学年の子どもたちに指導をしなければならないからです。

そして,ようやく本番を迎えます。

私が感心したのは,「プログラムにない場面」での応援団の子の活躍です。

競技を行っている間,応援団員同士で相談し,各組の子どもたちを鼓舞し,自発的に応援を繰り広げていました。

見てください,この笑顔。なぜこんな素敵な笑顔になるのでしょう。

それは「自分たちで考え,自分たちで決めて,自分たちで行動している」からです。

しかも,全校児童をリードするという貴重な役割の中で。

今年の運動会は,「子どもたちが主役」となるよう教職員一同心を砕いてきました。

開閉会式は運動会本部役員が進行します。

彼らは,何の原稿も見ません。すべて暗記して式に臨みます。

原稿を見ていては,思いを乗せた進行ができないからです。あの緊張する場面でです。

(真似できませんよね。)

そして,いたるところで各学年代表児童がスピーチをします。

スピーチを終えた子供たちの表情は達成感と安堵感でいっぱいでした。

それはそうです。全校児童,保護者の方々が見守る中,あの大舞台で話すのですから。

今年の運動会の種目は,各学年ともに,徒競走,団体競技,表現運動の3つです。

まず驚いたのは,徒競走での子どもたちの頑張りです。

練習の時とは段違いの気迫が感じられました。

中にはヘッドスライディングでゴールする子,ゴールしたとたんに勢い余って一回転してしまう子もいました。

これが全力というものなのでしょう。

「見守られて,注目されて,期待されて,応援されるから」

子どもたちは意欲を持ち,力を発揮するのだな。その当たり前のことを改めて感じました。

子どもたちが一番時間をかけて熱心に練習してきた表現運動も秀逸でした。

「私たちの演技を見て!」という喜びに満ちた表情,練習以上の表現力に胸をうたれました。

各学年ともに,ダンスリーダーを中心として,細かな振り付けまでこだわって演技を完成させました。

暑さ指数が高いため,校庭での練習が中止になる日も多くありました。

決して十分な練習時間があったわけではありません。

「頑張っている姿を見てほしい」その一心で,子どもたちは力を尽くしたと思います。

そして,運動会の花形,紅白対抗リレー。

実はこの競技も,練習が不十分でした。

直前になってインフルエンザが流行し,選手変更,練習中止が相次いだからです。

それでも子供たちは頑張りました。

会場全体が一体となった瞬間だったのではないでしょうか。

 いかがでしたでしょうか。運動会の日の感動,胸が熱くなった思い出がよみがえってきたのではないでしょうか。

人は大切な何かを体験し,感動することで成長するのだな…。

運動会での子どもたちの姿を見守りながら,私はそう感じました。

体験,感動の多い学校生活を,これからも子どもたちとともに作り上げていきたいと,思いを新たにしました。

衣装を着けて(3,4年生)

初めて衣装のはっぴを着て練習しました。

かっこいい~!!

 

ダンスの前には,「ソーラン節」を歌う演出もあります。

 

 

 

最後のポーズも決まってる!

 

あとちょっと!

完成が楽しみです!

 

応援練習(4年生)

4年生から応援団にも参加し,運動会を盛り上げる4年生。

応援団を中心に,朝の応援練習も始まりました。

今年の運動会のスローガンは,「全力で 赤白ともに もりあがれ」です。

自分の参加する競技だけでなく,どの学年の競技も応援し,運動会全体を盛り上げる応援をリードする応援団は,とても重要なポジションです。

応援団メンバーは,毎日毎日練習に取り組み,がんばっています。

朝の応援練習では,赤組が1組へ,白組が3組へ移動し,それぞれの応援の練習をしています。

どちらも教室の空気の振動が感じられるくらい,大きな声で頑張っています。

競技と競技の間を盛り上げる「ムーブ」の練習では,まるでコンサート会場のような盛り上がり!

「赤白ともにもりあがる」運動会がとても楽しみです。

がんばれ八小,走れ宅急便(3,4年生)

連日続く運動会練習。

いよいよ団体競技「がんばれ八小,走れ宅急便」の練習に入りました。

団体実行委員中心にルールを決め,3,4年生合同のチームで競技します。

初めて競技をやってみたら,みんな戸惑いながらも大盛り上がり!

「どうすればうまく運べるかな?」

「ボールの送り方はどうしたらいいかな?」

など感想を言い合い,まだまだチームごとに改善の余地あり!

チーム一丸となって,熱い戦いを繰り広げてほしいです。

リーダーたちの仕事(3,4年生)

3,4年生は,「南中ソーラン」の練習の平行し,団体競技「がんばれ八小,走れ宅急便」の準備にも取り掛かりました。

ダンスリーダー,団体実行員ともに,担当の先生と一緒により良い活動にすべく,入念な打ち合わせや準備に毎日忙しく取り組んでいます。

話し合いで決まったことを学級に伝えたり,練習の時にその日のめあてを発表したりと,しっかりとしたリーダーたちがとても頼もしく感じます。

みんなにとって楽しい運動会になるように,見る人に感動を与えられるような演技になるように,

力を合わせて頑張っていけるといいなと思います。

 

南中ソーランも,隊形移動の練習に入りました。

日々上達していく姿を見ていて,とてもワクワクしています!

全力で 赤白ともに もりあがれ!

運動会に向けた練習も日に日に熱を帯びてきました。

今日の2時間目は,全校児童が校庭に集まり,応援を中心とした練習を行いました。

いやあ,子どもたちの熱気はすごかったですよ。

最初のメニューは赤白対抗で歌う「ゴーゴーゴー」でした。

両陣営の子どもたちの歌声が,校庭に響き渡ります。

最後は同時に歌うので,校庭の真ん中で両組の声がぶつかり合って,”ワンワン”していました。

今年の運動会のスローガンは…「全力で 赤白ともに もりあがれ!」です。

そのために「応援」に力を注ぎます。

応援席にいるときも,運動会に全員参加。仲間が全力でたたかう姿を皆で応援し,一体となります。

応援をリードするのはもちろん応援団の子どもたち。

これがまたかっこいいんですよ!

みんな生き生きしていて。まさに運動会の花形という感じです。(^^)/

 今日は先生たちによる「玉入れ」のデモンストレーションが行われました。

子どもたちの応援テンションを一気に高めようという,体育主任の先生のアイデアです。

これが大成功。まあ,先生たちも大人げなく本気で勝負しました。

結果は,タッチの差で赤組の勝利。

会場の空気は最高潮に達しました。

懸命に応援する中での一体感,味わってもらえたようです。

子どもたちが主役,内側から湧き上がる楽しさ,喜びを体感・体験できる運動会になりそうです。

そうそう,最後にすごいポスターをお見せしますね。(体育主任作)

保護者の皆さん,お楽しみに~(^^)/

エンジンを育てよう!

応援団の子どもたちが先生となり,今日は全校で応援グッズのうちわ作りをしました。

1年生の教室をのぞいてみましょう。

4年生2人が協力して,子どもたちに作り方を教えていました。

まあ,その姿の素晴らしいこと。

わかりやすい説明,優しい言葉がけ,丁寧な個別指導。

やる気になった時の子どもってすごいですね。

一生懸命1年生にうちわの作り方を教える4年生を見ていて,涙が出そうでした。

彼らは自ら応援団に立候補し,活躍の場をつかみとりました。

そして,活動の1つとして1年生にうちわの作り方を指導するという役割を得ました。

人は,自分で選んだものについては,力を注ぐことができます。子どもも同じです。

そして,その中で自信をつけ,次への意欲が心の中に湧き上がってきます。

自己決定→自己実現→自信→意欲ですね。

車に例えるならエンジン部分。

人として生きていく上でのエンジン部分を育てるのが小学校時代です。

しっかりとしたエンジンを育てるのには,

「自分で決めて・自分でがんばってみて・『自分はできる』と感じて・『次もがんばろう』と思う」

その繰り返しと積み重ねが必要です。

いくら知識があっても,いくら技能が高くても,いくら学歴が高くても,

しょぼいエンジンでは厳しい人生の坂道は登れないわけですね。(^^;

がんばる4年生を見ていて,大人になったこの子たちが,社会で活躍する姿が目に浮かぶようでした。

これが「つなひき」?(5,6年生)

5時間目。体育館から地鳴りのような歓声が聞こえてきました。

「なにごとだ!」と思い駆けつけてみると,5,6年生が運動会に向けて綱引きの練習をしていました。

しかし何かが変です。そう,綱を引っ張る方向が違うのです。

見てのとおり,中央に横たわっている綱めがけて両軍の子どもたちが駆け寄り,そのまま横に引っ張るという、新種の綱引きなんです。

引いているうちに,陣形はこんな感じになってきます。

どうすれば勝負が決するのか。それは…

それぞれ自陣には旗が2本立っています。(本番は3本らしいです)

自陣に綱を引き寄せ,旗を1本でもつかみ取れば「勝ち」となります。こんな感じですね。

綱のどこをねらうか,どこを守るか,この綱引きは頭脳戦です。

旗を取られそうなら,応援に駆け付けなければいけません。

そこがおもしろい!

そりゃあ,歓声も上がるわけです。

ひそひそと作戦を練る子どもたち。中には頑張りすぎて足がつった子どもも…。

   (あそこをねらえばいいんじゃない…)        (だいじょうぶか?おれが足を引っ張ってやる!)

今日は白組の圧勝でした。赤組も惜しいところまではいったんですけどね,こんな風に。

さてさて,本番はどうなることやら。

応援席からも,熱い声援が送られることでしょう。

保護者の皆さんもお楽しみに!!

かっこよく踊ろう!南中ソーラン(3・4年生)

3・4年生は,運動会の表現運動で「南中ソーラン」を披露します。

「南中ソーラン」は動きも激しく,とても難しい踊り。

先生から「腰を落として!」などとアドバイスをもらうと,

みんなしっかり注意しながら,一生懸命に練習しています。

暑い体育館。休憩や水分補給の時間をこまめにとりながら,

みんな元気に踊れるように,注意しながら頑張っています!

まだ練習2回目にもかかわらず,ほぼ最後まで通すことができました!

なんてやる気のある3.4年生!

汗を流しながら,一生懸命に練習する姿はキラキラしています。

完成が本当に楽しみです♪

 

社会科見学へ!(4年生)

2学期が始まり,早々に社会科見学へ行った4年生。

台風が来ているあいにくの天気でしたが,

「バスで行くから平気だよね~」

と,元気いっぱい出発しました。

今回はクラス毎スケジュールが違う中,

それぞれクリーンセンター,リサイクルプラザへ!

回収されてきた資源品を見学する様子。

資源品を分別する様子を見ながら,家庭でできることを職員の方から話を聴く様子。

 

特大クレーンの模型を見て,「うわ~でっかい!」と大興奮の様子。

窓から見える景色は緑がいっぱい。

クリーンセンターは環境に配慮して作られているということを実感できたかな?

 

2学期の最初の社会科で,「ごみの処理と利用」を学習しているので,

「燃えるゴミ」「資源品」がどのように処理され,利用されているのかを

学習するために行きました。

実際に処理の様子を見たり,職員の方に話を聴くことで,

より興味を持って学習に取り組もうとする気持ちになったようです。

 

これからの社会科の学習や,総合的な学習の時間の新聞作りに

今回の社会科見学で学んだことを生かしていってくださいね!

 

運動会は誰のもの?

この記事を読まれている読者の方は,子ども時代「運動会」はお好きでしたか?

私はどちらかというと嫌いでした。先生に叱られ,怒鳴られ,注意されながらの練習が大嫌いだったからです。

「見せるための運動会」のために,自分たちは「動かされているだけ」という気がしました。

運動会は誰のためのものなのでしょう。もちろん,子どもたちのためのものです。

今年の運動会,体育主任の先生を中心に,その根本から練り直しました。

① 子どもたちが目的意識を持ち,主体的に活動(練習)に参加する。

② 集団として取り組むことの大切さや充実感を子どもたちが味わう。

③ 互いに応援し合い高め合う中で,運動会全体を通じて子どもたちが主体的に参加できる活動とする。

そんなコンセプトをもって,練習がスタートしました。

さて,その様子をのぞいてみましょう。

まずは子どもたちの紅白分けからスタートです。一人一人の走力測定をします。

リレー選手もこの結果から決まるので,みな真剣です!

自分たちたちのための運動会を作り上げるために,全校児童の中心となるのが「運動会本部」のメンバーです。

 児童会役員に高学年の各クラスの代表者が加わり,総勢14名の精鋭たちです。

1学期末から活動を始め,今日は「運動会のスローガン」について協議を重ねていました。

校庭では紅白応援団の練習が始まりました。

さっそく大きな声で練習を始めている赤組。一つひとつの動きを確認・意見交換しながら慎重に練習を進める白組。

進め方にも個性があっていいですね。

共通しているのは,練習の中心には6年生の応援団長がドンと構えていること。

担当の先生はというと…。いたいた。遠巻きに見守っていました。

教師の指示・支援は最小限に収めようとしているようです。

次は,表現運動の練習です。

1,2年生のダンスはのりのりのアップテンポ。

今年は夏休み中から子どもたちが動画を見ながら練習できる手立てを講じていたため,

始業式早々「私,もう踊れるよ!!」と準備万端整っている子どももいました。

みんな楽しそう。

3,4年生は民舞です。今日は講師の先生をお招きして,民舞の極意を伝授してもらったようです。

楽しかったのでしょうね。へとへとのはずなのに,休み時間も自主練習に励む子どもたちもいました。

そして,5,6年生は…。私,こうした表現運動は初めて見ました。

フラッグを使ったマスゲームです。

青い旗を一斉に振ったり,時間差で振ったり…。

動きもさることながら,フラッグを振った時に出る旗の音がかっこいいんです。

動きが揃った時の爽快感は格別だろうと思います。

すみません,何だか長い記事になってしまいました。(^^;

とにかく,子どもたちは運動会に向けて楽しく準備を進めています。

本番当日は,保護者の皆さまにも応援に参加していただきます。

詳細はまた今度。大声を出す練習をしておいてくださいね!(^^)/

最後の写真は,朝礼台に鎮座している「暑さ指数計」です。

健康と安全が一番なので,指数が31℃を超えたら,練習は行いません。

楽しい2学期にしていこう!

長~い夏休みが終わり,今日から2学期が始まりました。

1年生の子どもと担任の先生が階段をのぼりながら話をしていました。

「先生,今日は久しぶりの学校でしょう。ぼく,楽しみにしてたんだ。」

「そうだよね,先生も○○君に会えてとってもうれしいなあ。」

素敵な会話です。(^^)

教室をのぞいてみました。

初日ということもあり,さっそく係活動を決めているクラスが多かったですね。

(係のポスターの写真撮影で「はい,ポーズ」)

ある教室では,夏休みに取り組んだ宿題を提出している所でした。

「先生,みてください!」

たくさんの子どもたちが,自信作を見せてくれました。

自分の好きなことに,じっくりと時間をかけて取り組んだということが,一目でわかりました。

「夏の思い出」記者になろう!

あるクラスでは,グループごとに思い出を発表し,友だち同士でインタビューをしていました。

これって大切な学習なんですよ。クラス全体だと,どうしても発表時間が限られます。

緊張感も高まります。でも,小グループなら大丈夫。

楽しく語り,楽しく質問。どのグループも盛り上がっていました。

こうして表現力を育てるんですね。

中にはさっそく勉強を始めているクラスもありました。

9月8日に社会科見学があるんだそうです。

結構,始業式初日って緊張するものです。

久しぶりの学校,久しぶりの友だち,久しぶりの先生。

ゆっくり時間をかけて,学校モードに戻ってほしいと思っています。

仲間とともにチャレンジし,自分の力で楽しい2学期を作っていってほしいですね。

         (5年生の学年掲示板より…)

3年生 トウモロコシの皮むき体験

3年生から始まった理科の学習に,子どもたちは日々一生懸命取り組んでいます。

 

今回は理科の「植物の育ち方」に関連付けて,トウモロコシの皮むきを体験しました!

栄養士の先生や図書室の先生からは,トウモロコシの・くき・根の仕組みについてお話がありました。

実際に体験してみると...

「トウモロコシの実とひげの数は同じなの!?」「葉の表と裏では,触った感じが違うね!」

「実がつやつやしていていいにおいがするね」

など子どもたちも学びを深めていました。

 

 

給食には,自分たちで皮をむいたトウモロコシが!子どもたちも大喜びでした。

2学期からの理科も,沢山の体験や実験を通して学んでいきます。三年生みんなで頑張りましょう!

3年生 校外学習 房総むら&航空科学博物館探検!

3年生が校外学習で,房総のむらと航空博物館へ行きました。

クラス替えをしてから,初の班別行動!!ドキドキしながらも,友達と話し合いながら作戦を立て,協力することができました。

 

房総のむらでは,昔の町並みが広がり,子どもたちも興味津々です!

「これはどう使って遊ぶんだろう…」「屋根から草が生えてるよ!!」「昔の服はわらだからチクチクするね!」など,沢山の発見がありました。

 

航空科学博物館では,実際に飛行機が離陸する瞬間も見ることができ,子どもたちも大満足!大きな飛行機やコックピット,ファーストクラスの席などがあり,体験を通して楽しみながら学ぶことができました!

 

今回の校外学習の中で,友達と協力しようと声を掛け合う姿や自分で考えてマナーを守ろうとする姿など3年生のいいところを沢山見ることができました。子どもたちが得た発見や学びを,今後の生活に活かしていきたいと思います。

 

楽器・学用品等の寄付への御礼

 先日学校メールで依頼した,タイ国北部チェンマイ県の子供たちへの寄付に,多くの方々にご協力いただきました。ありがとうございます。寄付していただいた品は,8月に関係団体の方々にお渡しします。

再度依頼することがあるかと思いますが,その際はご協力をお願いいたします。

 

    

読んでよんで!(読書ボランティア)

読んでよんで!

今日2年生の子どもたちを対象に,読書ボランティアの皆さんによる「本の読み聞かせ」が行われました。

やはりいいものですね。

お父さん,お母さんが,それぞれの思いをもって選んでいただいた本を

心を込めて朗読してくださる姿は,とても素敵でした。

テレビ,ゲーム,YouTube等の動画。

子どもたちの周りには様々な刺激的な情報があふれています。

それでも,子どもたちは読み聞かせをしてくださるボランティアの方を食い入るように見つめ,

話に聞き入ります。

人の声のぬくもり,読み手の思い,そして豊かな本の世界が子どもたちを魅了するのでしょう。

「読んでよんで!」

小さななお子さんを寝かしつけるとき,せがまれて絵本を読んだ経験のある方も多いのではないでしょうか。

どんなに時代は変わっても,子どもたちにとって「読み聞かせ」は魅力的なひとときなのだと思います。

本日読んでいただいた本は…

「ももたろう」「金子みすゞ詩集」「おっきょちゃんとかっぱ」

でした。

読書ボランティアの皆様,子どもたちの豊かな心を育むために,これからもどうぞよろしくお願いいたします。

最後に,ボランティアの方からのメッセージです。

「ボランティアのメンバーが不足しています。保護者の皆さま,是非ご参加ください。

 普段の授業参観などでは見られない子どもたちの普段の姿にふれることができ,読み手である私たちにとっても,

 素敵なひとときになっています。一度経験していただくと,読ボの魅力を感じていただけると思います。

 参加いただく回数等は問いません。たくさんの皆様の参加をお待ちしています。」

水遊び(1年生)

楽しみにしていた水遊びをしました。

 

 

友達とかけあいっこをしたり

 

黙々とお絵かきをする子もいたり

 

的当てをしたり・・・

 

最後には,水のシャワーの間を行ったり来たりしたり,水浴びをしていたりと,それぞれ楽しんでいました。

 

短い期間で準備をしていただき,ありがとうございました。

しっかりと活動することができました。

今後ともご協力をお願いします。

しゃぼん玉遊び(1年生)

 延期していた「しゃぼん玉遊び」を実施しました。

 大きいしゃぼん玉を作りたい子や小さくてもたくさん作りたい子など,自分が作りたいしゃぼん玉をそれぞれ作っていました。

 友達と走りながら「しゃぼん玉」をつくる子,思うように作れないと「どうしてすぐにつぶれちゃうのかな」「ゆっくりやると大きくできるんだ!」とコツを発見している子,それぞれ考えながら「しゃぼん玉」を作っていました。

 

 お忙しい中,準備のご協力ありがとうございました。

 次は,水遊びを計画していますのでよろしくお願いします(実施日は連絡します)。

わくわく林間学校(5年生)⑤

迷わず進め!?

昨日と打って変わって、今日は晴天です。絶好のウォークラリー日和です、と言いたいところですが、熱中症が心配です。出発前に、担任からきめ細かな注意を呼びかけられてから、子どもたちはグループごとに時間差で出発しました。

 子どもたちに渡されたのは、なぞの「コマ図」果たしてこんな暗号のような地図を頼りに正確にコースを回れるのでしょうか。林間学校の中で、特にチームワークが試される活動ですね。(^^)

まだまだ序盤、元気な頃です。みんなで相談しながらコマ図を読解します。

実はこのあと、いくつものハプニングが勃発します。教員は要所要所のポイントに立っているわけですが、その場所に一向に子どもが現れない…。^^;

同じ場所をぐるぐる回っていたグループ、訳のわからないうちにコースをショートカそットしたグループ。いろいろでした。

 

 そんなこととはつゆ知らず、子どもたちはずんずん進んでいます。先生たちはもう大変。

「◯組◯班がまだ到着しません。迷子になった模様です」

「了解です。捜索します」

こんな感じでした。^^;

 暑さもあり、かなり疲れたはずですが、最後までこの笑顔。

「みんな大丈夫?この日陰で水分補給する?」

「あと少しだよ。みんな一緒にゴールしよう!」

仲間同士の励ましの声が聞こえてきました。

最後は全員が無事にゴールイン。

仲間を気遣い、力を合わせてよく頑張りました!

「わくわく林間学校」シリーズはこれで終わります。

あとのドラマは、子どもたちから直接聞いてくださいね。

自分を生かし、他者を大切にする。

その中で仲間の大切さを感じ、信頼関係を深める。

今回の林間学校は、そんな質の高い二日間だったように思います。

この子たちは、柏第八小学校の自慢の5年生です。(^^)

わくわく林間学校(5年生)④

燃えろキャンプファイヤー!

ついに、林間学校のメインイベント、キャンプファイヤーの時間がやってきました。と言うか、天気予報は雨なんですけどね。これが降らないんですよ。奇跡だ^^;

立派な火の子と、ちょっと怪しい火の神の登場で会がスタートしました。

ダンスあり、クイズあり、猛獣狩りでもかなりの盛り上がりを見せていました。キャンプファイヤー係の呼びかけに、子どもたちは全身で応えていました。

面白かったのは吸水タイムです。給水は各自必要な時に水筒に向かいます。給水もダッシュです。次のダンスに乗り遅れたくないものですから。^^;

私が座って休んでいると…

「校長先生も一緒にやりましょう!」

「一緒に踊ってきたらどうですか?」

まあ気配りのできる子の多いこと。

最後は、中田先生による強引なアンコールダンス。

体はへとへと、顔はニコニコ。一生の思い出に残るキャンプファイヤーになったことでしょう。

最後になりましたが、キャンプファイヤー係の活躍は、特筆すべきものでした!

この成功体験は、大きな自信となることでしょう。

キャンプファイヤー係の皆さん、ありがとうございました。

おまけです。何をしているところかな?

わくわく林間学校(5年生)③

同じ釜の飯…

「みんな、5分前行動だよ!」

「トイレ済ませておいた方がいいよ。」

「下駄箱の近くは混むから、上履き脱いでおいた方がいいよ!」

そんな声が部屋のあちこちから聞こえてきます。先生の指示はほとんど聞こえません。聞こえるのは、「みんな偉いね。しおりをよく見て、自分たちでしっかり動いてるね。」くらいなものでしょうか。

さあ、飯盒炊飯です。野菜係と火おこし係に分かれて準備スタート。学校でカレー作りを体験しているので、野菜係の仕事はスムーズです。

今日の勝負は火おこし係にかかっています。薪を使ってしっかり火を起こせるのか。火おこしは熱さと煙との勝負です。「うーっ、目がいてぇー」「涙がとまらん…」皆悪戦苦闘しながら、ついに着火。

どの班も立派な火を起こせました。

お鍋に水を入れすぎて、ややシャバシャバスープカレーになりましたが、自分たちで作ったカレーは、格別だったようです。みんな、お昼もしっかり食べたのに、まあよくお代わりしていましたよ。(^^)

「同じ釜の飯を食う」体験は何ものにも変え難いものです。「カレー、うまいな」「いやぁ、ちょっとシャバシャバじゃない?」何気ない会話の中に心の交流があります。

仲間の大切さは理屈で教えられるものではありません。

共に活動する中で心に芽生えるものです。感動が、人を動かし、成長させるのですね。

あまりにも子どもたちの活動する姿が素晴らしいので、煙が目にしみているのか、感動して涙腺が緩んでいるのか、自分でもよくわからなくなりました。^^;

そうそう、後片付けをする姿も立派としか言いようがありませんでした。(^^)

飯盒炊飯、深いです…。

 

わくわく林間学校(5年生)②

「勾玉」か、それとも「焼き杉」か!

本日1つ目のイベントは創作活動です。

古代に夢を馳せて世界で一つだけの「勾玉」を作るか。デザイン力を駆使して部屋のインテリアにぴったりの「焼き杉」を選ぶか。活動意欲を喚起するために、選択の自由があることはとても大切なことです。子どもたちはやる気満々で創作室へと向かいました。

今日は自然の家の方が先生です。皆食い入るように説明に耳をすませています。

勾玉作りは気が遠くなるような作業です。4センチ平方センチほどの滑石(ろう石)を紙やすりでひたすら削り続けます。手も服も真っ白です。銘々自分の好きな形に削り込みます。みんな上手なこと。友だちと声をかけあいながら、頑張っていました。

「大切な仲間」を感じる瞬間って、こんな時なのかもしれませんね。共に励まし合いながら活動を共有する。皆いい表情でした。

一方こちらは「焼き杉」作りです。自分で考えてきたデザインを杉板に描き、のりでなぞります。のりを絞り出すのに一苦労。「もう握力が〜」のりを塗る面積が広い子は、もう必死でした。

次はお楽しみ、杉板をバーナーで焼きます。火を使う機会って、なかなかないですもんね。最初はおっかなびっくり。腰が引けていました。しかしそこは子どもです。あっという間にコツを掴み、最後は職人さんのような手際の良さでした。

創作室は、終始子どもたちの明るい話し声と歓声が響いていました。仲間と一緒に何かをするって、どうしてこんなに楽しいんでしょうね。(^^)

ああお腹がすいた…。次はランチタイムです。

わくわく林間学校(5年生)

5年生の子どもたちが待ちに待った林間学校の日がやってきました。もう、嬉しすぎて嬉しすぎて、トイレへの行き帰りも走っちゃいます。

興奮して、昨夜はよく眠れなかった子もちらほら。でも、目は爛々と輝いています。

 

出発の会が始まりました。それまでガヤガヤおしゃべりしていた子どもたちが、一瞬で静まりかえりました。この切り替えの早さとメリハリ。素晴らしいですね。こんな立派な5年生、私は見たことがありません!

いざ、バスに乗り込み出発。と言っても、30分ほどのドライブで現着します。驚いたことに、子どもたちは寸暇を惜しんでバスレクを始めるではありませんか。これまたすごいことです。「楽しみも幸せも自分の心が決める。」この子たちなら、素敵な二日間を過ごすことでしょう。

 

 

手賀の丘青少年自然の家に着き、到着の会を終えた子どもたち。お泊まりの部屋にレッツゴーです。(^^)