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目的意識と仲間意識(5年生)
遅ればせながら、今日は5年生の校外学習のお話です。
今回はクラスを3グループに分け、学年をミックスした形でバスに乗りました。
(学年間交流ですね。)
それなのに、このまとまりようは…。
実行委員を中心に、次から次へとバスレクが繰り広げられています。
(教師の手出しは一切なし)
子どもたちもよく協力していまして。実に和やかで楽しい雰囲気でした。
この子たちは、林間学校でも素晴らしい空気をみんなで作っていました。
「みんなで楽しむ」ために、自分たちがどう行動したらよいのかをこれまでの体験から身につけているのですね。立派な集団に成長しているなと、側から見ていて感心しきりです。(人が集まったただけでは、ただの群れにすぎないので)みんなでレクを楽しむというのは、それほどレベルの高いことなのです。
バスレクで楽しんでいるうちに、あっという間にスバルの工場に到着しました。
スバルの生産ライン、圧巻でした。今日子どもたちが見学したのは主に「プレス工場」「組立工場」。
ロボット技術を駆使して、オートメーション化された作業工程を見て、子どもたちは目を爛々と輝かせておりました。
(生産ラインでの撮影は禁止のため、残念ながら写真はありません。)
百聞は一見にしかず。日本の技術力の高さを実感する時間となりました。
愛情たっぷりのお弁当に舌鼓を打ったあとは藍染体験です。
ここでも、子どもたちは実に楽しそうでした。
「自分たちがこのあと体験する」とわかっているので、説明を聞く表情も真剣そののも。
今日はハンカチの染め物に挑戦しました。ハンカチを折りたたみ、輪ゴムで縛ります。そこにオリジナリティが出るわけですね。
ゆっくりと染料に浸し、輪ゴムを取り、水洗いすれば完成。作品を見た時の子どもたちの嬉しそうな表情、お見せしたかったです。
こうして、共有体験をすることで、子どもたちの仲間意識が一段と深まります。
ここに、体験活動の価値があるわけですね。
今回の校外学習。
遠方での実施でしたが、その分だけ、座学だけでは学べない、内容の濃い充実した1日になったように思います。
朝早くからのお弁当つくり等、保護者様のご協力があってこそです。
ありがとうございました。