学校長名 岩永 朗子

校長室より~令和6年度~

校長室②(19)大丈夫さ!前に進もう!11月

 11月の全校朝会では、最初に、須永 博士(すなが ひろし)さんの【ともだち】の詩を紹介しました。その一節にこんなフレーズがあります。

ともだちを大切にする人がいます

ともだちを傷つける人がいます

あなたはどちらをする人になりますか

~あなたはぜったいともだちをたいせつにするひとになってほしいのです

あなた ともだちとなかよくしてね

 

 さくらっこには、友達を大切にする人、友達を傷つける人の【どちらをする人】かどうかを問いました。ともだちにやさしくしてもらって、うれしいと思ったことを忘れないためにこの詩を紹介しました。【いじめ】という言葉があります。【いじめ】という悲しい言葉を聞くと柏四小の子供たちはだいじょうぶかなと思うことも伝えました。私は【自分がされて嫌なことはしない、言わない】ことを心がけています。そこで、一つ目のお願いは、【自分・ともだち・かぞく・先生を大切にする】でした。

 二つ目のお願いは、【授業を大切にする】です。先日、1年生と公園探検に行ってきました。公園では、色々な【秋】を見付けました。ドングリを見つけては声をあげ、金木犀の香りに秋を感じました。たどりつくまでに、地域の方が温かなまなざしで子供たちを見守ってくださいました。ありがたいと思います。他にも各学年でいろいろ学習があります。二つ目のお願いは、【授業を大切にする】11月でした。

 

 辻先生と2年2組の子供たちからは、11月の生活目標【自分の物・みんなのものを大切にしよう!】の紹介がありました。【大切】にすることをわかりやすく教えていただきました。

 

 た:たくさんの人がいる場面で使う場合は、名前を書こう

 い:いつも「ありがとう」の気持ちをもとう

 せ:整理整頓

 つ:使ったものを元に戻そう

 

 私も自分の家や校長室を見渡すと、思い当たることがたくさんありました。特に、物を探していて、時間を使うことが多いので、11月は整理整頓を心がけたいと思います。ご家庭でも話題にしていただけると嬉しいです。

 

 就学時健康診断がありました。来年4月の入学を予定しているお子さんが保護者の皆さんと共に来てくれました。ありがとうございました。自分の名前を呼ばれると元気な声で「はい!」と返事ができる子供たちが多く、とても嬉しくなりました。

 新入生保護者会は、令和7年2月4日(火)10時~11時30分(受付9時30分~9時50分)に予定されています。今年度の本校の学習や子供たちの様子は、HPに掲載していますので、ぜひご覧ください。お待ちしています!

校長室より②(18)心を燃やして一致団結!四小魂みせつけた!運動会

 心配された天気もさくらっこの願いが通じて、運動会が実施できました。6年生の皆さんは、全校児童を代表して、最終準備を行ってくれました。また、保護者の皆さんには、テント張り、事前準備そして後片付け等たくさんの手助けしていただきました。ありがとうございました。

 開会式では、本番は【一発勝負】。学校運営協議会の皆さんにも見守られ、さくらっこには【全力】で競技や表現、係活動に取り組むことをお願いしました。紅組・白組にわかれて競う運動会ですが、柏四小皆が【一致団結】することがこの運動会の大事な目標であることを伝え、昨年度に引き続き、【四小魂見せつけろ!】の掛け声で、全校児童が右手拳をあげて、一つになりました。

  個人種目はゴールに向かって【前へ!前へ!】の熱い戦いが見られました。団体種目は【一致団結】熱い戦いを見せてもらいました。9月後半から練習を重ね、声を枯らして応援した応援団の皆さんの気迫に感動しました。きびきび動く係活動の児童の責任感がよく伝わりました。そして、学年や学団が一つになり、演技する表現活動。1年生の腰をフリフリ可愛いダンス、2年生の海賊団による元気はつらつダンス、3年・4年合同の勇壮なダイナミックなダンス、そして5年・6年合同のあふれるエネルギーとフラッグの一体感を感じる演技に感動しました。私はさくらっこの演技、競走、応援、係活動から、【全力】の美しさを感じました。本当にありがとうございました。

  運動会は学校における一大行事です。学校でしか味わえない、友達と【協力】して一つのことを作り上げることの大変さ、楽しさから、本校児童はまた大きく【成長】しました。

 低学年リレーは紅組、高学年リレーは白組、総合優勝は白組、応援賞は白組でした。おめでとうございます。

勝負事ですから、勝ち負けはあります。でも、【全力】を尽くして練習したことこそがとても大事だと思います。【全力】で頑張ったさくらっこの姿が、私にとっての宝物となりました。今日の真の勝者はさくらっこの皆さんです。最後は、大きな拍手でお互いの健闘を称えました。

 

 休み明け、登校した子供たちを見て、元気な様子にホッとしました。大きな声で「おはようございます」の挨拶をしてくれました。朝から嬉しかったです。急に寒くなり、風邪などひかないように、体調管理に気を付けてほしいと思います。今年もあと2か月。【学習の秋】【読書の秋】を楽しみたいと思います。

校長室より②(17)【全力】で練習中!

 10月7日(月)から運動会練習が始まりました。9月の心身の準備期間を経て、始まった練習です。各学年や学団が熱心に練習に励む姿がありました。暑さも昨年度よりも落ち着き、お天気との勝負ではありますが、練習しやすい気候となりました。

 初めての全体練習は雨天のため体育館という制限された条件の中で、よくがんばっていました。最後の紅組と白組の応援団長の決意表明は恰好良かったですね。

 朝の応援練習も始まりました。大きな声が各教室から聞こえてきます。校舎内から響く声に元気をもらいます。

 二回目の全体練習は外で行うことができました。児童会や開閉会式の担当が事前に練習をした成果が、バッチリできていました。

 10月の全校集会でお願いした、【前へ!前へ!】の気持ちと【一人の努力と皆の協力】が感じられる2週間の練習でした。ありがとうございました。人と自分を比べることなく、自分の限界へと挑戦する姿が人を感動させます。この運動会を通じて、【全力】で挑戦することの意味を考えてほしいと思います。そして、一人だけでは味わえない喜びを、10月26日(土)の運動会で味わってくれると嬉しいなあ。

 

 10月19日(土)にテント張りを保護者の皆さんに手伝っていただきました。30名を超える保護者の方々の力で、あっという間にテント17基が立ち上がりました。週明けに登校した児童の皆さんはびっくりしたことでしょう。一足先に大人の【協力】と【四小魂】を見せていただきました。ここまで企画運営をしてくださった行事委員の皆さんをはじめ総務の皆さんもありがとうございました。本校の保護者の皆さんの子供たちを応援する姿に感謝、感謝です。

 

 運動会練習最後の一週間です。明日は予行練習です。本番をイメージし、【確認】がテーマです。本番さながらの練習となります。うまくいったこと、うまくいかなかったこと=修正をすべきところを明確にし、本番までの数日を過ごします。

 

 仕事を進める際に【PDCAサイクル】という言葉があります。計画をたて(PLAN)、やってみて(DO)そして振り返り(CHECK)、再度やってみる(ACTION)。すべての仕事をより良く改善するヒントがここにはあります。運動会練習を通して、学ぶことができていると思います。運動会は、児童も職員も保護者も一つになり、関われる素晴らしい学校行事です。

 今の心配事は、運動会当日のお天気です。運動会当日は、晴れますように!

 

校長室より②(16)前へ、前へ&努力+協力=全力の10月

 今年度の折り返しの10月です。三連休が2回もあり、嬉しい反面、学校生活ペースに慣れたと思ったら、お休みで、ちょっとペースを崩している児童も見受けられました。10月7日(月)から運動会練習が始まります。

 

全校朝会では、鶴見 正夫さんの【スポーツ】という詩を紹介しました。

スポーツ      鶴見 正夫(つるみ まさお)

<走る>

 前へ! 前へ!ただまっしぐらに 前へ

 きみの前にはゴールがまつ、

 きみのうしろにはスピードが残る。

 単調な手足の繰り返しがきざむ

 栄光へのリズム。

 きみがきみとたたかう この長い道程―

 

 人と比べることなく、自分の限界へと挑戦する姿が目に浮かびます。【全力】で挑戦することに意味があります。今月の一つ目にお話ししたことは【前へ!前へ!】でした。自分自身の限界に挑戦するために【前へ!前へ!】を期待します。

 

 二つ目は、運動会練習をとおして、【一人一人の努力】と【皆で協力する】ことの喜びを味わってほしいということです。一人だけでは味わえない喜びを、10月26日の運動会で味わってほしいと思います。10月は【全力を尽くす児童・先生方】を応援する1か月にします。

 

 また、10月4日(金)通知票が配付されます。児童の半年の学習の結果です。【何ができて、何ができていないのか】を把握して、残りの6か月の学習も頑張りましょう。

 

 9月30日(月)職員会議の後に先生方で研修を行いました。昨年度までは【算数】を研修していた本校ですが、今年度は各学年で【主体性】を育む研修教科を決めて取り組んでいます。全校で1つの教科を決めて研究するのではないので、難しさもあります。でも、各学年の代表の先生が話した言葉から、【ワクワク】を感じました。

 先日4年2組の食育の授業を参観しました。授業のルールがしっかりしていて、栄養士の先生とのコラボの授業がとても勉強になりました。特に、自分たちの言葉で学習のまとめをする姿が素晴らしかったです。これからも児童と先生方が一緒に【主体性】を育む授業を目指していきます。

校長室より②(15)自分の身を守る行動とは?

 2学期最初の避難訓練を行いました。暑さ指数が高いため、一次避難のみの実施でした。

 

 安全主任の佐々木先生からは、2つ。1つ目は避難の際に必要な持ち物の確認がありました。防災頭巾、煙を吸わないためのハンカチ・ティッシュそして、靴も忘れないようにとのお話でした。靴のサイズも日ごろからきちんとしておきましょう。

 2つ目は、【自分の身を自分で守る】ことです。今回は避難訓練が予告されていましたが、実際の災害では、予告はありません。【正しい判断をするために気持ちを落ち着かせてほしい】との願いが話されました。

 

 私からは、2学期から外壁工事が始まり、避難経路が変わった学級もあります。今日の避難訓練は,地震の後,理科室で火事が起きた設定でした。

 1つ目,放送はいつでも静かに聞く。全校の皆さんに聞いて欲しい内容が放送されますので,放送が始まったら,静かに聞くことをお願いしました。

 2つ目,放送で言われる,火災が起きた場所を避けて,避難するです。今回の場合は,理科室を避けて避難します。

 3つ目,火災で最も恐ろしいものは,炎よりも【煙】です。そこで,避難するときは,姿勢を低くし,ハンカチやタオルなどで口鼻を覆い,早く逃げることを強調しました。

 お家に帰ったら,避難訓練について,お家の人に話してほしいと子供たちにお願いしました。この機会に、ぜひ子供たちと防災について、話題にしてください。

 相田みつをさんの詩【いまここにしかない わたしのいのち あなたのいのち】にあるように、学校全体で【命】を大切にしたいと思います。

 

 2学期が始まり近隣の方からさくらっこの登下校の心配の電話をいただいています。さくらっこの皆さん、安全に通学路を通って登下校していますか。住宅地の駐車場を通ってフェンスを越えて学校を行き来していると危ないですね。また、駐車場のポールを触っている児童もいるのも残念です。

 【他人の家の敷地内に入らない、敷地内のものを触らない、通学路を守って登下校】を合言葉にしたいものです。

 

校長室より②(14)素直な疑問&全力の2学期

 2学期77日の初日、始業式で全校児童と会うことができました。2名の転入生を加え、657名の子供たちと先生方と一堂が集まる時間です。いつも思うことですが、今年は特に大型台風の影響が大きく、避難所開設、新幹線が計画運休したなどのニュースを耳にするたびに、普段通りにさくらっこの皆さんと体育館に集まり、始業式ができることを幸せに思いました。

 

 始業式でお願いしたことは2点です。一つ目は、吉野 弘さんの「素直な疑問符」の詩を読み上げ、【素直な疑問をもつ】です。「あれ?わからないなあ?」ということが言える雰囲気の教室だったり、職員室だったりしたらいいなあと思うということ。そして、その【素直な疑問】を解決する方法を考える【主体性】をさくらっこには身に付けてほしいことも伝えました。自分で調べたり、友達に聞いたり、先生に教えてもらったり、解決に向けて取り組む【主体的な】姿を期待します。

 二つ目は、【全力】です。パリオリンピックでの日本選手の活躍は目覚ましいものがありました。パリパラリンピックが始まりました。各選手の【全力】を尽くす姿は、とても【美しい】です。1番になることは嬉しい。ビリになることは悔しい。残念ながら、努力してもビリになることはあります。でも、1番、ビリという順位以上に大事なことは、【全力】を尽くすことです。【全力】で取り組むことは誰にでもできることです。2学期は、学校全体で何事も【全力】を尽くしてほしいと思います。学級、学校で、【素直な疑問を持っている友達】【全力で勉強・掃除・行事に取り組んでいる友達】を応援していきたいと伝えました。

 

 生徒指導主任の信田先生から9月の生活目標「落ち着いて生活しよう」の紹介がありました。「落ち着く」とは、【自分も周りも穏やかに過ごせていること】と説明がありました。穏やかでいるためには、自分の感情を自分でコントロールすることが大事であり、感情の中でも【怒り】のコントロールの難しさにも注目しました。「睡眠が6時間以下の睡眠不足な人、スマホやゲームを1日に3時間以上するという人」は気持ちのコントロールが難しくなるようです。10時間程度の睡眠、スマホやゲームは2時間以内、できたら1時間以内にして、心も体も整えてほしいです。9月の間に体調を学校モードに戻し、10月からの運動会練習に備えたいですね。

 

 柏市都市部中心市街地整備課から【柏駅前の意見大募集~柏が変わる「わたしの声で」~まちのみらいプロジェクト~】の依頼がありました。市制70周年を迎える柏市です。私たち(児童も保護者も市民も)にも柏市の未来を考えてほしいとの願いが伝わってきました。明日チラシを配布しますので、ご家族で参加してみてください。

校長室より②(13)柏五中・高田小 そして柏四小は仲良し

 お盆が終わり、いよいよ学校の準備に余念がありません。久しぶりに先生方と顔を合わせましたが、元気そうで、とても嬉しい気持ちになりました。さくらっこの皆さんも元気に過ごしていますか。

  8月21日の午前中 本校を会場に柏五中・高田小の先生方をお迎えし、3校合同研修会を開催しました。本校の増田教頭先生がファシリテーターになり、3校の先生方が10つのグループに分かれ、楽しくグループワークを行いました。各グループのファシリテーターは、本校の先生方です。小学校、中学校の壁を外して、皆で交流することを目的にした貴重な研修です。増田教頭先生は、社会教育主事(社会教育士)の資格をお持ちで、そのキャリアを学校内外で発揮しています。2時間の研修が終わった後、お帰りの先生方の表情が笑顔や充実した表情だったことが印象に残ります。大人でも【楽しく学ぶ・楽しく会話】するって、元気になるのですね。この話し合いで出た具体的な交流計画の一つでも実行に移せるといいなあと思います。それが、柏五中学校区の子供たちの健やかな成長の一助につながると思うからです。3校の先生方、ありがとうございました。そして、増田教頭先生、お疲れさまでした。

 

 今年の夏も猛暑でした。先生方も暑い中、10月の運動会、新学期の授業等、2学期の準備に力が入ります。山形の大雨、南海トラフ地震の影響、台風7号の影響など、自分たちではどうにもならない自然災害の多い今年の夏でした。6月に【天気は自然が決めるもの】とお話ししています。でも、受け止めることが難しいことが日本全国で起こっています。他で起こっていることも、【自分なら】の視点で考える習慣を身に付けたいと思います。

 パリオリンピックが終わりました。連日、夜中まで熱戦が繰り広げられ、寝不足の日が続きました。間もなくパリパラリンピックが始まります。元プロの車いすテニスプレイヤーの国枝慎吾さんの話をテレビで拝見しました。車いすテニス界のレジェンドですが、様々な困難を乗り越え、持ち前の粘り強さや研究熱心さ、選手を支える方々の力を結集して、今の国枝さんがあるのだと知りました。これから始まるパリパラリンピックの日本選手にもそれぞれ様々なかげの努力やドラマが隠されているはずです。日本選手の活躍を願うと同時に、参加する世界の全ての選手の健闘を願います。【全力】で競技に取り組む皆さんに大きな拍手を送りましょう。

 一学期の終業式にお願いした、【自分で判断できる 正しいことをする夏休み】は実行できていますか。水の事故、交通事故等、命に直結する事故を避けるため、【自分の頭で考え自分を大切にする行動】を続けてほしいと思います。

 では、9月2日(月)さくらっこの皆さんに会えることを心から楽しみにしています。

校長室より②(12)夏休みの【はじめのいっぽ】

 1年生66日,2年生以上71日の1学期が終わりました。656名のさくらっこのみなさんと45名の先生方と無事に終業式を迎えられたことをとても嬉しく思います。私にとっては,柏四小2年目の令和6年度。【変わるチャンス 伸びるチャンスの4月】から始まり、5月は【三日坊主は気にしない 一旦休んで再スタート】,6月は【天気は自然が決めるもの 気持ちは自分がきめるもの】とお話ししてきました。終業式にお話した2つを紹介します。

 

  まずは、小野ルミさんの【太陽にむかって】の詩を紹介しました。

【こころの底からオハヨウと太陽にむかっていったことがあるだろうか

 こころの底からアリガトウと太陽にむかっていったことがあるだろうか】

 

 太陽に恥じない正しい行いはできていたでしょうか。1学期を終えるにあたり、【心の底から感謝の気持ちを伝える】をさくらっこに提案しました。早速、下校時に通学路に立っていると「1学期、ありがとうございました」、「1学期、お疲れ様でした】とさくらっこに言ってもらい、とても嬉しかったです。さくらっこの皆さん、ありがとう!

2つめは、【自分で判断できる 正しいことをする夏休み】です。今年度の重点の一つに、【自分の身は自分で守る】があります。水の事故、交通事故等、命に直結する事故を避けるためにも【自分の頭で考え自分を大切にする行動】をしてほしいと伝えました。

 

 3年生、4年生の代表児童の1学期の振り返りの発表は堂々として立派でした。それぞれの一学期の【成長】が手に取るようにわかる具体的な発表でした。ありがとうございました。

 そして,一人一人の【命】はかけがえのないもの。9月2日(月)2学期の始業式に656名のさくらっこと45名の先生方と会えることを楽しみにしていることを伝え、終業式を締めくくりました。

 終業式後に本日をもって本校を転校する児童へ新しい学校での活躍を願いました。また、本校を去られる武田先生、そして、産休に入られる佐藤先生からのお話がありました。武田先生からはさくらっこの優しさ、佐藤先生からはご自身の【新しい挑戦】を踏まえ、さくらっこへのエールをいただきました。元気な赤ちゃんの誕生を心より願っています。

  一昨日の夏休み初日。さくらっこの皆さんはどのように過ごしていましたか。先生方は、研修や職員作業そして、教頭先生がファシリテーターを務めたモラールアップ研修(働きたい職場づくり研修)と充実した一日を過ごしました。先生方も【学びの夏】が始まりました。

 昨日から個人面談が始まっています。終業式に配付した学校だよりにも書きましたが、さくらっこの【成長】を保護者の皆さんと喜び合えたらと思います。それでは、個人面談をよろしくお願いします。

校長室より②(11)多様な学び

 暑さに負けず、学習に取り組むさくらっこです。机での学習だけでなく、校外で学習したり、学校にお招きして専門家に教わったりすることは、学習の【刺激】になります。大人でも【へえ~】とか【そうなんだ】と感心することが多々ありました。私の学びの感想を少し報告します。

 

 1年生シャボン玉教室。当日、私は校外学習の引率でしたので、バスから見ると、大きなシャボン玉が子供たちを大きく包んでいました。バスの4年生も、【シャボン玉が追いかけっこをしている】と素敵な感想を述べていました。

 4年生の校外学習引率では、リボン館と南部クリーンセンターを見学しました。リボン館では、ごみを分別する意味を改めて学びました。たくさんの人の手を経て、分別されることを知ると、ゴミを毎日10グラムでも減らす努力をしたいと思います。【3R】をご存知ですか。【Reduce(ごみを減らす)Reuse(繰り返し使う)Recycle(資源として使う)】ですね。印象に残ったのは、この施設からは一切匂いは出ず、私たちが持ち込むごみからの匂いだと聞き、ごみに出す前に、きちんと洗って匂いを防ぎたいです。

 5年生整理収納アドバイザーさんの授業。【整理】【整頓】そして【片付け】の言葉の意味から教えていただきました。実際に、自分の机の中のお道具箱をキレイにすることを通して、整理整頓そして、片付けができました。探し物をして時間を使っていることが多い私ですので、この夏は整理整頓を心がけようと思います。

 6年生のJr救命士講習会。先日5年生にもご指導いただきました。いつか、どこかでさくらっこの皆さんも人の命を守ることがあるかもしれません。AEDの扱い方も含めて学ぶことができました。

 2年生・5年生の着衣泳です。今年も柏洋スイマーズさんが講師に来て水の対処の仕方【浮いて待つ】を教わりました。大堀川の恵みを感じるさくらっこです。水の事故にあわないように気を付けてほしいと思います。

 昨日は4年生の落語教室がありました。一瞬にして、体育館が和やかな雰囲気に包まれました。小噺に挑戦する児童もいて、【笑う】って気持ち良いと思います。

 1学期末の多様な学びの紹介でした。講師でいらした皆さん、ありがとうございました。

 昨日で一学期の給食が終わりました。冷房がない暑い中、調理をして、おいしい給食を作って下さった栄養士さん、調理員さんに感謝です。2学期もよろしくお願いします。夏休み中に、給食室の冷房工事があります。大規模な外壁工事とともに、校内は工事がたくさんです。工事車両も多く出入りしています。ガードマンさんも立っていますが、十分に工事車両に気を付けてください。

 そして、今日から短縮日課でした。遊んでよい場所、遊んではいけない場所を十分に判断し、楽しく過ごしてください。今週は【自分の頭で考え行動する】を皆で心がけましょう。

校長室より②(10)星に願いを!

 とても暑い毎日です。外での活動を中止する放送も多い毎日です。熱中症警戒アラートのサイトや手元にある熱中症計をみながらの判断の毎日です。さくらっこには、登下校の帽子着用、活動量に見合った水筒の準備、汗拭きタオルなどの準備をお願いしています。加えて、朝食をとったり、十分な睡眠をとったり、熱中症対策には各ご家庭の協力も不可欠です。【さくらっこはもちろん、保護者の皆さん、先生方も健康にすごしてほしい】と願っています。

 4日から大規模改修工事が始まりました。工事の皆さんも暑い中、大変です。学校の教育環境をよくするための対応に感謝しています。工事に関わる皆さんも熱中症に十分に気を付けてください。

 

 7月7日(日)は、七夕です。七夕の由来には、諸説、言い伝えがあります。七夕は、1年に1回だけ天の川をわたり、織姫と彦星が出会える日です。織姫と彦星の物語は。中国から伝わったものです。日本では、短冊に願い事を書いて、笹につるす風習があります。なぜ願いを書くのかというと、昔の人が、織物の上手な織姫のように、「物事が上達しますように」と、お願い事をしたのが始まりだと言われています。笹の葉に飾ると、織姫と彦星の力で願いが叶えられたり、さくらっこを悪いものから守ってくれたりするという言い伝えがあるのだそうです。さくらっこの皆さんの願いは何でしょうか。

 

 5日(金)の給食は七夕を意識したメニューでした。給食を通して、日本の伝統行事を味わうことができるのはありがたいです。これぞ【食育】です。栄養士さん、調理員さん、暑い中の調理をありがとうございます。

 

 さて、体験入学児童2名がさくらっこと一緒に勉強しました。日本の学校生活を楽しんだでしょうか。柏四小を好きになってもらい、日本を好きになってもらえたでしょうか。【体験入学児童との関わり】も、本校が目指す【グローカル人材】の一歩です。世界にさくらっこの友達がいるのは嬉しいです。

 私の今の願いは、【さくらっこはもちろん、保護者の皆さん、先生方も健康にすごしてほしい】ということです。