学校長名 岩永 朗子

校長室より ~2023年度~

校長室より⑰教育実習生も先生方も学びの秋&初冬

 前回も10月、11月は、特に【授業勝負】と先生方に伝えていることを話題にしました。一人一授業を学校全体で取り組んでいます。そして、3週間本校で教育実習をおこなった二人の大学生も精錬授業というまとめの授業を行いました。

 1年生は、国語 働く自動車の読みとり、6年生は、算数 比例を使った学習でした。現行の学習指導要領では、学習が机上で終わるのではなく、日常の生活に落とし込むところが学習の肝です。実習生の授業はいずれも、「笑顔」「丁寧」「一生懸命」など、3週間の実習の成果を感じた授業でした。とても緊張した様子でしたが、無事に終えられほっとされていました。11月11日(土)をもって実習は終了となりましたが、前日には、1年2組、6年4組からサプライズのお別れ会があり、お二人の先生方は感動され、涙していたと聞いています。

  教育実習生お二人からの柏四小の子供たちの様子の感想を紹介します。

〇素直で人懐っこい児童が多かったです。学年関係なくたくさん話しかけてくれて自然に笑顔になれる場所、そして元気いっぱいで何事にも全力で取り組める生徒が多い!!学校です。勉強も休み時間も全力で楽しんでいました。

〇毎日明るく挨拶をしてくれる児童が多く、今日も一日頑張ろうと思わせてくれました。授業は集中して取り組み、遊ぶときは全力で遊ぶ、そんな児童に毎日元気をもらいました。

 四小でとても素敵な児童に出会うことができました、四小の児童のことは、ずっと忘れません。とても充実した3週間でした。

 教育実習生2人をご指導してくださった望先生、彩先生、ありがとうございました。こんな素直なコメントをいただけたのは、児童の皆さんと先生方との素敵なかかわりがあったからでしょう。山野邊先生、山川先生、本校児童が大変お世話になりました。これからも、本校をよろしくお願いします。

 

 先ほども書いた通り、先生方は授業研究として授業を公開し、皆で「どうすればもっと良い授業ができるのか」を研究しています。毎回講師の先生のご指導を受けています。いよいよ今月末は、1・2年生の先生方による今年の最後の研究授業があります。職員室では、指導案という授業計画を先生方同士が検討し、よりよい授業にすべく、話し合っています。普段の授業後の検討会は大変ですが、その検討会こそが、先生方の大切な学びの時間です。最終的には研究主任の伊藤先生を中心に、「学び部会」の先生方の最終確認を経て、指導案は完成します。【学校は授業が勝負!】です。いかに子供たちのやる気にスイッチを与え、学びを楽しめるかが大事であると思っています。

 全校朝会、始業式、終業式等の挨拶が私の授業です。聞き手のさくらっこたちに元気や希望を与えられるような話ができないか、毎回試行錯誤しています。

校長室より⑯土曜参観は、大人が【スクラム】を組んで!

 学校だよりの『さくらっこ』でも、10月、11月は、特に【授業勝負】の毎日とお伝えしています。今回は、11月11日の土曜参観&四小まつりの様子をお知らせします。今年度は、人数制限なく、保護者の皆さんに学校へ足を運んでいただけることも増えました。1学期に引き続き、授業公開を2~4時間目に行いました。多数の保護者の方、兄弟姉妹の皆さん、そして学校運営協議会委員の方が参観にいらっしゃいました。 先生方も3時間を工夫して、のぞんでいる様子が見られました。

 まずは、普段の授業をみていただきました。普段の授業の様子を見て、「学校でちゃんとやっているのかしら。」と心配された保護者の方も、少しは安心されたのではないでしょうか。国語、算数だけでなく、道徳、外国語も取り上げられていましたし、専科の音楽・体育の授業もあり、専門的に1教科を教える先生からの学びの深まりも感じていただけたのではないでしょうか。

 また、児童と保護者が関わる場を設けた授業も多数見受けられました。体育の長縄跳び、ドッジボール、リースやおもちゃ作りなど、一緒に参加することで、楽しんでいただけたことでしょう。

 そして、事前に準備した発表を聞いていただく授業も見られました。本校の研究の仮設である【反応や質問ができる聞き手を育てることで、話し手の表現力は高まるだろう】を意識した取り組みから、保護者の皆さんには良き聞き手になっていただきました。

 

 先生方の個性が光る授業公開から子供たちの成長を感じ、楽しんでいただけたでしょうか。

 

 そして、午後は四小まつり。子供たちの笑顔、笑顔、笑顔が印象的な1時間半でした。

四年ぶりの復活に向けて、年度当初から企画し、8月から具体的な話し合いがはじまりました。「四小の子供たちを楽しませたい!」という大人の共通の願いのもと、PTA総務役員と行事委員の皆さんが一つになり、検討が重ねられました。けがのないように、一から企画を実行に移すのは大変だったと思います。廊下には安全配慮の委員さんが立ち、子供たちはけがなく謎解きに参加することができました。

 

 また、当日のまつり開始のアナウンスは、ワクワクが止まりませんでした。アナウンスを担当された方とお話しすると、【間】や【文言】などを時間やタイミングを念入りに確認され、当日を迎えられたと聞きました。なるほど、成功の陰には様々な努力があったのですね。教頭先生の簡単なゲームも楽しさを倍増させました。先生方も参加し、楽しんでいました。四小まつりは、大成功でした。本当にありがとうございました。

 

 コミュニティ・スクールとなって、4年目の柏四小です。地域とともにある学校づくりを目指し、先生方は授業に専念し、PTAの皆さんがまつりの企画・運営を担うなど、それぞれの立場で子供たちの成長に関わっているのが四小です。これからも、大人が【スクラム】を組んで、教育活動を進めていきます!

 

 11月11日に来校いただきました皆さん、本当にありがとうございました。

校長室より⑮6年生の皆さん!【五感を働かせた】修学旅行をありがとう!

 私にとっては7年ぶりの日光への修学旅行。1泊2日ですが、秋の紅葉の美しい季節。6年生のとの宿泊行事を楽しみにしていました。

 出発式でお話したこと、それは【五感を働かせる】・【時間を守る】でした。天気も良く、予想通り、たくさんの観光客がいて、日光東照宮は、人人人…。学級集合写真撮影のため、待たされる時間も長かったのですが、しっかり我慢のさくらっこたち。もう少し長く班別行動をさせてあげたかったと思いますが、三猿、陽明門、眠り猫など、見どころはしっかり確認できたようです。そのあとの昼食会場の大きな赤い器の中には、子供たちの大好きなメニューが入っていました。自然と会話も弾みます。

 次に、もう一つの名所、【いろは坂】も運転手さんの安全運転とバスガイドさんの声掛けのおかげで皆無事に乗り切りました。そして戦場ヶ原のハイキング。木道を【五感を働かせて】歩きました。空気がさわやかとか、老木が倒れているとか、赤い実があるとか、五感をフルに回転させ、自然を大いに感じました。終点の湯滝は、勇壮でした。

 

 宿につくと、ホテルの方はおもてなし。しっかり話が聞けるさくらっこでした。予定時間を変更し、まずは夕食。食べきれないほどのメニューで大満足の表情でした。夕食後の日光彫もコツをつかむまでは大変でしたが、指導してくださった方々のおかげで全員完成しました。思い出が一つ形になりました。買い物も、お風呂も、そして就寝準備もすべて順調に進み、遅れた時間を取り戻してくれました。6年生の集団の力に感謝です。

  

 二日目の朝もさわやか。朝の散歩での硫黄のにおいやお湯に触れてみるとかなり熱くびっくりしました。朝食はパンケーキ。皆で食べるとさらにおいしいですね。お世話になったホテルの方とお別れし、竜頭の滝、中禅寺湖遊覧船、そして華厳の滝と順調に見学を終えると、まるでそれを予想したかのように、急な雨には驚きました。でも昼食会場でカレーをいただくうちに、雨もやみ。最後の買い物も楽しそうに、計算しながらの購入していました。帰りのバスは、疲れて寝ている児童も、DVDを楽しむ児童もいました。

 

 1泊2日の行程で、子供たちの成長を感じる場面が多くみられました。集団の頑張り、子供たち同士の仲の良さ、一人一人が考えて行動する姿など、とても素敵な最高学年の児童と秋の紅葉を楽しむことができ、楽しい2日間でした。 

 

 1号車のバスの最後に学年主任の髙山先生から【卒業まであと五か月】の言葉があり、6年生にはさらに充実した毎日を送ってほしいと願うばかりです。バスが3台で学級が分かれたので、学校到着後は、学級ごとの時間を設けました。各学級ではどのようなお話があったのでしょうか。美しい十三夜のお月さんが6年生の姿をじっと見守っていた景色も印象に残りました。

 保護者の皆さん、様々な準備をありがとうございました。とても気持ちの良い児童との修学旅行をこれからも決して忘れません。

校長室より⑭特設部活動の皆さん、感動をありがとう!

 本校の特設部活動が、10月20日(金)をもって、終了しました。保護者の皆さんにも協力いただき、無事にこの日を迎えることができたことに改めて感謝します。朝起きて、開始時間に間に合うように、朝ごはんや水筒の準備をし、部員たちは眠い目をこすりながら、毎朝練習に励みました。また、先生方も、部員の登校前に出勤し、練習環境を整えることに力を注いでくださいました。いずれの協力がなくても、大会や発表会にはつながらなかったと思います。ここまでの6か月。授業・林間学校などの校外学習・秋季運動会・児童会活動など、すべての教育活動の【つながり】が、今回の成功に導かれました。

 特に、いずれの部員に感じたことは、【反応】の良さです。声をかけられたときの反応、手拍子を促された時の反応が素晴らしかったです。練習に関わった先生方すべてに、大会や発表会に引率し、部員の頑張りを見ていただきたかったです。しかしながら、学校には他の児童がいますので、学校代表で両方を見守らせてもらいました。ありがとうございました。

 

 陸上部の皆さんには、励ます会で【一秒でも速く、1センチメートルでも遠くに、高く】をお話ししました。練習を共に頑張った多くの4・5年生を代表し、6年生の応援隊の引率を行いました。バスに乗ってからも、どうやって選手を応援するか、選手と同じ気持ちでドキドキしてくれる様子にうれしく思いました。もちろん競技場についてからも、本当によく応援してくれました。選手の活躍を後押しする応援は、市内一だったと思います。大会役員の佐藤先生がアナウンスする【柏四小!】という声を聴くと、応援する児童も喜び、選手の気持ちもどんどん盛り上がり、多数の自己ベストにつながりました。渡部先生からの結果報告を受けて、教頭先生が結果アナウンスをするたびに、校舎中から大きな歓声があがりました。選手だけではなく、学校に残った児童ともども【喜びが倍になる】一日でした。

 

 ブラスバンド部は、朝練習の30分のみで、58名が練習に励みました。短時間でも濃密な練習ができたのは、信田先生が練習開始前に体育館のパイプ椅子を準備してくれたことが大きいと神田先生が教えてくださいました。自分たちの演奏にドキドキしたことと思いますが、信田先生とともに、丁寧に音を重ね、【心を合わせて】、『ゲゲゲの鬼太郎』を演奏しました。観客を意識したパフォーマンスも【心を合わせて】ばっちり。だからこそ、観衆の心をがっちりつかむことができました。また、他校の演奏も真剣に耳を傾け、ノリノリで聴く姿も素敵でした。まさに【心を合わせて・音楽を楽しむ】一日でした。

 柏市では最後の大会・発表会でしたが、素晴らしい瞬間に立ち会えた幸せを実感した二日間でした。ありがとうございました。皆さん、お疲れ様でした。

校長室より⑬【心を合わせて】&【1秒でも速く、1cmでも遠くに、高く】

 本校の特設部活動は、ブラスバンド部と陸上部です。5月の連休明けから、朝練習を中心に、4~6年生の希望者が参加し、練習に励んできました。柏市で行われる最後の柏市小学校陸上大会と柏市小中学校音楽発表会が来週と再来週に控えます。今週は、火曜日と金曜日に四小の代表として参加する児童を励ます会を児童会の皆さん中心に行いました。運動会の開閉会式の進行に引き続き、児童会の皆さんの立派な態度が印象に残ります。

 

 ブラスバンド部を励ます会では、59名の部員が【丁寧に音を合わせる】演奏を体育館に響かせてくれました。全校児童という観客を前に、緊張した様子がありましたが、全校児童の演奏を静かに聞く態度がよく、演奏を盛り上げてくれました。本番は10月18日水曜日です。59名の部員と信田先生の指揮が一つになって、演奏することができるのは、あと数日です。【心を合わせて】演奏し、ほかの学校の演奏もしっかり聞いて、【音楽って楽しいなあ】と思えるような一日を期待していることを伝えました。

 

 そして、本日、陸上部員を励ます会を行いました。ハードル走、50m走そして、リレーの模範演技が披露されました。あまりの格好良さに、歓声があがりました。応援団の応援も大きな声でとても素晴らしかったです。そこで伝えたのは次のとおりです。

 

 まずは、4年・5年・6年の陸上部の皆さんの頑張りを称えました。これまで暑い中、楠先生を中心に、各種目の先生方と【一生懸命】に練習に励んだことは、とても素晴らしい姿でした。あきらめず練習に励む姿にいつも心の中で声援を送っていたことも伝えました。自分で選んだ部活動に最後まで頑張り続ける姿はとても素晴らしいことでした。あと1日頑張ってほしいです。

 次に、四小の代表に選ばれた選手の皆さんには、一緒に練習した陸上部の仲間の分も四小のプライドを胸に、柏市で行われる最後の市内大会に参加してほしいこと、そして【1秒でも速く、1cmでも遠くに、高く】を胸に、自己ベストが出せるようにエールを送りました。また、4・5年生の陸上部を代表して同行する6年生には、選手のサポートそして、【一生懸命な応援】をお願いしました。私も心から応援したいと思います。

 

 10月の全校朝会では、【授業に集中すること】、【本を手に取る子】を話し、【落ち着いた生活を送る】ことをお願いしました。日に日に秋らしさを感じるのですが、一日の寒暖差が大きい毎日です。手洗い、換気を注意して、感染症対策をお願いします。三連休明け、元気に会いましょう。 

校長室より⑫【感謝】絆のパワーは無限大!心を燃やせ限界突破

 2学期が始まって、多くの時間を運動会練習に費やし、運動会本番を迎えました。2学期始業式で【一生懸命】に取り組むことを全校児童にお願いしました。今日の本番を見て、さくらっこがしっかり取り組んでくれたことに感謝します。

 

 さて、運動会当日の朝早くから続々先生方が集まり、校庭の最終確認に【一生懸命】に取り組んでくださいました。係児童も予定通りに登校し、先生方も子供たちも【協働】して、取り組む姿が見られました。

 

 開会式の児童会、応援団長、児童代表の立派な選手宣誓。そして、さくらっこの校歌やゴーゴーゴーも素晴らしかったです。音楽の授業をはじめ、毎日の練習の成果ですね。1年生の競技開始宣言に、【かわいらしさ、そして元気はつらつさ】を感じました。体育委員会のきびきびした準備運動、応援団の迫力のあるエール交換や応援合戦など、競技開始から見どころ満載でした。

 

 徒競走は、いずれの学年も【全力】の走りでした。6年生の親子レク。ちょっぴり照れながら、親子で二人三脚を頑張る姿はとてもほほえましい風景でした。また、5年の台風の目、34年の綱引き、12年の玉入れなど、【団結】して取り組んだ勝負は、見ごたえがありました。

 

 各学年、学団の表現も、低学年のダンスも【愛らしさとのびやかさ】、中学年の【力強さと統一美】、そして高学年の組体操とダンスを融合したunityに【キレと迫力】は、会場にいる皆の視線が釘付けでした。手を振り一周する高学年の笑顔に会場が【一つ】になりました。ありがとうございました。

 

 保護者の皆さんも、譲り合いながら、競技を楽しんでくださったことと思います。ご協力に感謝します。

 

 閉会式前の雨にはどっきりしましたが、なんとか予定通りに進めることができました。表彰式での児童の【誇らしい表情】や【相手をたたえる拍手】に感謝です。今年の【勝者は全校児童】であると感じます。

 

 今年は、特に厳しい練習でした。熱中症対策、感染症対策など、様々なことに気を配りながら、今日の本番を迎えました。さくらっこの皆さん、そして先生方、ありがとうございました。

 

 子供たちが帰りの会をしている間に、保護者の方にご協力いただき、あっという間にテントや杭等を片付けていただきました。ありがとうございました。明日はゆっくり休み、さくらっこの皆さん、3日(火)に元気に会いましょう。

 

 今年度の折り返し地点の10月も充実した毎日にするぞ!と強く思った、10月1日でした。皆さん、ありがとう!

校長室より⑪暑い!暑い!熱い!

 2学期が始まり,あっという間の9月,台風対策のための急な給食後の早帰りへの御理解・ご協力に感謝します。

 

 応援団練習も始まり,団長の自覚,児童会、係児童の頑張りが感じられます。朝から【ゴーゴーゴー】の大きな歌声が聞こえます。各学年の熱のこもった練習が体育館や校庭で繰り広げられています。応援団や応援団長,児童代表が練習を引っ張っています。学級だけでなく学年内や学団での【協働】をとおした成長を感じます。

 

 運動会練習前半は暑さ指数とにらめっこの毎日でした。翌週は、熱中症対策に加え、感染症対策にも気を配る必要がでてきました。元気なさくらっこにも、発熱症状がでていました。先週は1学級、今週は1学級及び4年生の学年閉鎖を決断しました。各ご家庭での受け入れに感謝します。おかげさまで、閉鎖した学級、学年も25日(月)から復帰予定です。

 今週学級閉鎖中の児童は、端末を持ち帰り,リモートで学習を進めています。GIGAスクールのおかげで、一人一台端末が貸し出され、ご家庭にいても、授業や運動会練習が進められる便利さを実感しています。

 

 さて、授業も外での活動も多いのですが、大休憩・昼休みは校庭で元気に遊んでいる子供たちの歓声が聞こえます。

 朝も特設部活動の練習が本格化しています。子供たちも先生方も、毎日【一生懸命】頑張っています。疲れもピークを迎えていると思います。十分な睡眠をお願いします。

 

 今日は、朝から雨でしたが、9時半に雨もやみ、40名以上の保護者が【協働】して、17基のテントを立ててくださいました。保護者の皆様のご協力に感謝です。運動会最後の1週間も暑さが予想されます。子供たちの安全を後押しするテントです。本校のテントだけでは足りないので、高田小・柏七小から教頭先生がトラックでテントを借りてきてくださいました。10月1日(日)の運動会まで、あと一週間。さくらっこ皆で元気に運動会当日を迎えたいと思います。そして、運動会当日、お天気になあれ!と強く思います。

 

 最後に、ちょっといい話。2年生の児童が登校中に坂道で転び、ひじから血が流し、けがをしました。すると、通りかかった3年生の児童が持っていた絆創膏をくれたそうです。【人を大切にする子】に大きな拍手です。

 

 

校長室より⑩【一生懸命】と【みそあじ運動】の【そ】

 夏休み42日間,皆さんどのように過ごしていたでしょうか。児童会が作成した【な:怠けず運動 つ:お手伝いもしっかりと や:やすみも大切健康管理 す:すっきり勉強終わらせて み:みんなで楽しむ夏休み】を紹介し,夏休 みを振り返りました。  

 始業式で,体育館にさくらっこのみなさんと先生方が一堂に集まり,顔を合わせることができ,嬉しい気持ちそして,【頑張るぞ!】という強い気持ちを伝えました。まだまだ夏休み明けで,辛い人もいると思いましたので,【早寝・早起き・朝ご飯】そして,感染症対策のために【手洗い】をお願いし,来週からの頑張りを期待することも伝えました。

 

 さて,今学期も来週から始まる運動会練習をイメージする詩を紹介しました。阪田寛夫(さかた ひろお)さんの詩【びりの きもち】です。

 

 赤組,白組に分かれて競技する運動会は,勝ち負けもあります。来週からの運動会練習に【一生懸命】に取り組んでほしいこと,そして,閉会式で赤組も白組もお互いの一生懸命な姿に拍手を送る,気持ちの良い運動会をさくらっこと先生方皆で創りあげたいことを話しました。もちろん,2学期の勉強も係活動も特設部活動も【一生懸命】が大事です。2学期の言葉のひとつは,【一生懸命】です。

 

 また,夏休みに,PTAの方の御支援で全てのトイレを業者の方が掃除してくださったことを紹介し,トイレをきれいに使い,掃除も一生懸命に行うことを願い,みそあじ運動の【そ】:【掃除は,みんなで力を合わせて,すみずみまできれいにしましょう】をもう一つの大切な言葉として伝えました。

 

 最後に,私の3つの夏休みの目標の達成率も話しました。2つは達成できましたが,1つは64%の達成率という残念な結果でした。達成できたことを話すと,児童から拍手をいただきました。子供たちに誉めてもらい,その反応に驚くとともに,とても嬉しい気持ちになりました。さくらっこは,優しい気持ちの子供たちです。児童のおもいやりに感謝し,私もさらに成長しなくてはならないと思いました。さくらっこの皆さん,77日間の2学期をよろしくお願いします。

 

 体育館での児童の聞く態度はとても立派でした。久しぶりに聞く校歌も大きな声で歌えました。保護者の皆さんには,1学期同様,子供たちの一生懸命な姿をたくさんご覧頂きたいと思います。まずは,来週5日・6日に行われる夏休み作品展をご覧ください。それでは,2学期もよろしくお願いいたします。

 

校長室より⑨【人と協働する楽しさと成長】を感じる2学期へ

  柏五中学校区がコミュニティ・スクールとなり,4年目です。今年度は,環境・安全部会,学習支援部会の2分科会に分かれて,活発な話し合いがおこなわれています。

 

 コミュニティ・スクールとは,学校運営協議会を設定した学校をいい,学校と地域住民などが力を合わせ,子供たちとのよりよい環境作りに取り組む【地域とともにある学校】【学校を核とした地域づくり】を目指すための仕組みです。学校運営協議会は,地域住民や保護者などから構成されます。柏五中学校区の学校運営協議会委員は18名。ふるさと協議会会長,元現町会長,元現PTA会長,青少協役員,読み聞かせボランティア,3校の校長などが委員です。対面式の会議ですので,これまで以上に,顔を見て,積極的な意見交換ができている会議は,とても充実しています。私も,少しずつ委員さんの顔と名前が一致するようになり,会議の委員さんのやる気にいつも感謝しています。

 

 柏五中学校区の3校の共育目標【グローカル人材の育成】です。各学校の児童生徒の実態に応じて,目指す児童生徒を設定しています。本校では,「人を大切にする子」「自分で考えて行動する子」の育成を目指しています。

 

  8月21日に3校小中合同研修会が柏五中会場で行われました。3校の先生方が小グループにわかれ,学区の子供たちを思いながら,話し合う姿はとても貴重な時間です。改めて,小学校と中学校の先生方が連携する大切さを感じます。

 

 2学期は,授業のさらなる充実をはじめ,秋季運動会,修学旅行,校外学習などの学校行事,町探検,農家訪問,高校生のインターンシップなど,地域や地域にある学校との関わりが多く予定されています。柏市松ヶ崎・高田地域ふるさと協議会主催の秋の地域行事の案内も頂いています。

 

 【人との関わりをとおした成長】の1学期をさらに前に進めて,【人と協働する楽しさと成長】を感じる2学期としたいと思っています。

 

 夏休みを終えるにあたり,2学期の学校経営を改めて考え直し,子供たちの受け入れも万全です。さくらっこの皆さん,9月1日待ってますよ。

 

 

校長室より⑧夏の風物詩

 夏休みも前半は台風の影響があり,大変だった方もいらっしゃるのではないでしょうか。被害に遭われた皆さん,お見舞い申し上げます。

 子供たちから暑中お見舞いを頂きました。ありがとうございました。紙のおはがきを頂くのは嬉しいものです。また,寿町会に続き,高田のお祭りでも子供たちに会いました。太鼓の音が祭りを盛り上げ,大人も子供も楽しそうでした。

 また,柏五中の部活動の皆さんが本校の体育館で練習することがありました。開始時と終了時に職員室にリーダーが挨拶に来てくれるのですが,その礼儀正しさ,よく通る声量など,さすが中学生だと感心しました。さくらっこにも見習ってほしいと思います。

 

 さて,今年は夏の風物詩復活の年です。心に残った事柄を4つ紹介します。

  

①PTAバレーの活躍です。前年度も優勝している柏四小です。毎週木曜日の練習の成果がでた大会でした。選手一人一人が声を掛け合い頑張る姿,あきらめない姿,失敗してもプレイに切り替える姿がとても素敵でした。11月に行われる東葛大会も頑張ってください。

 

②寿町会のラジオ体操が朝から本校校庭で実施されました。私も健康に過ごせるように,テレビ体操を行っています。さくらっこの皆さんも楽しく参加できましたか。

 

③PTA活動として,業者さんによるトイレ掃除が実施されました。保護者の皆さんも気にしていたトイレ汚れです。業者さんの力を借りて,換気扇まできれいにしていただきました。ありがとうございました。2学期は,【みそあじ】の【そ】=【掃除をすみずみまで行う】を全校で心がけたいですね。

 

④八月の週末【あそびのフリーマーケット】が高田小,高田ふるさと会館で行われました。縁日のような手作りの遊びとおいしい焼きそば,かき氷,たこ焼きなど,青少協の皆さんを中心に地域の大人が協力して,子供たちの喜ぶ企画をたててくださいました。ありがとうございました。

 

 この4つのエピソードに共通するのは,子供たちの笑顔を応援する大人の存在です。これぞ,【地域で育てる子供たち】の場の設定です。改めて感謝です。

 

 最後に,今日も職員室をみると,先生方が2学期の授業準備,運動会の準備,授業準備,修学旅行や校外学習の予察など,さくらっこの2学期の受け入れに大忙しです。9月1日を迎えるにあたり,皆頑張っています。

 

 さくらっこの皆さんも,2学期の準備を頑張ってください!