学校長名 岩永 朗子

校長室より~令和6年度~

校長室より②(16)前へ、前へ&努力+協力=全力の10月

 今年度の折り返しの10月です。三連休が2回もあり、嬉しい反面、学校生活ペースに慣れたと思ったら、お休みで、ちょっとペースを崩している児童も見受けられました。10月7日(月)から運動会練習が始まります。

 

全校朝会では、鶴見 正夫さんの【スポーツ】という詩を紹介しました。

スポーツ      鶴見 正夫(つるみ まさお)

<走る>

 前へ! 前へ!ただまっしぐらに 前へ

 きみの前にはゴールがまつ、

 きみのうしろにはスピードが残る。

 単調な手足の繰り返しがきざむ

 栄光へのリズム。

 きみがきみとたたかう この長い道程―

 

 人と比べることなく、自分の限界へと挑戦する姿が目に浮かびます。【全力】で挑戦することに意味があります。今月の一つ目にお話ししたことは【前へ!前へ!】でした。自分自身の限界に挑戦するために【前へ!前へ!】を期待します。

 

 二つ目は、運動会練習をとおして、【一人一人の努力】と【皆で協力する】ことの喜びを味わってほしいということです。一人だけでは味わえない喜びを、10月26日の運動会で味わってほしいと思います。10月は【全力を尽くす児童・先生方】を応援する1か月にします。

 

 また、10月4日(金)通知票が配付されます。児童の半年の学習の結果です。【何ができて、何ができていないのか】を把握して、残りの6か月の学習も頑張りましょう。

 

 9月30日(月)職員会議の後に先生方で研修を行いました。昨年度までは【算数】を研修していた本校ですが、今年度は各学年で【主体性】を育む研修教科を決めて取り組んでいます。全校で1つの教科を決めて研究するのではないので、難しさもあります。でも、各学年の代表の先生が話した言葉から、【ワクワク】を感じました。

 先日4年2組の食育の授業を参観しました。授業のルールがしっかりしていて、栄養士の先生とのコラボの授業がとても勉強になりました。特に、自分たちの言葉で学習のまとめをする姿が素晴らしかったです。これからも児童と先生方が一緒に【主体性】を育む授業を目指していきます。

校長室より②(15)自分の身を守る行動とは?

 2学期最初の避難訓練を行いました。暑さ指数が高いため、一次避難のみの実施でした。

 

 安全主任の佐々木先生からは、2つ。1つ目は避難の際に必要な持ち物の確認がありました。防災頭巾、煙を吸わないためのハンカチ・ティッシュそして、靴も忘れないようにとのお話でした。靴のサイズも日ごろからきちんとしておきましょう。

 2つ目は、【自分の身を自分で守る】ことです。今回は避難訓練が予告されていましたが、実際の災害では、予告はありません。【正しい判断をするために気持ちを落ち着かせてほしい】との願いが話されました。

 

 私からは、2学期から外壁工事が始まり、避難経路が変わった学級もあります。今日の避難訓練は,地震の後,理科室で火事が起きた設定でした。

 1つ目,放送はいつでも静かに聞く。全校の皆さんに聞いて欲しい内容が放送されますので,放送が始まったら,静かに聞くことをお願いしました。

 2つ目,放送で言われる,火災が起きた場所を避けて,避難するです。今回の場合は,理科室を避けて避難します。

 3つ目,火災で最も恐ろしいものは,炎よりも【煙】です。そこで,避難するときは,姿勢を低くし,ハンカチやタオルなどで口鼻を覆い,早く逃げることを強調しました。

 お家に帰ったら,避難訓練について,お家の人に話してほしいと子供たちにお願いしました。この機会に、ぜひ子供たちと防災について、話題にしてください。

 相田みつをさんの詩【いまここにしかない わたしのいのち あなたのいのち】にあるように、学校全体で【命】を大切にしたいと思います。

 

 2学期が始まり近隣の方からさくらっこの登下校の心配の電話をいただいています。さくらっこの皆さん、安全に通学路を通って登下校していますか。住宅地の駐車場を通ってフェンスを越えて学校を行き来していると危ないですね。また、駐車場のポールを触っている児童もいるのも残念です。

 【他人の家の敷地内に入らない、敷地内のものを触らない、通学路を守って登下校】を合言葉にしたいものです。

 

校長室より②(14)素直な疑問&全力の2学期

 2学期77日の初日、始業式で全校児童と会うことができました。2名の転入生を加え、657名の子供たちと先生方と一堂が集まる時間です。いつも思うことですが、今年は特に大型台風の影響が大きく、避難所開設、新幹線が計画運休したなどのニュースを耳にするたびに、普段通りにさくらっこの皆さんと体育館に集まり、始業式ができることを幸せに思いました。

 

 始業式でお願いしたことは2点です。一つ目は、吉野 弘さんの「素直な疑問符」の詩を読み上げ、【素直な疑問をもつ】です。「あれ?わからないなあ?」ということが言える雰囲気の教室だったり、職員室だったりしたらいいなあと思うということ。そして、その【素直な疑問】を解決する方法を考える【主体性】をさくらっこには身に付けてほしいことも伝えました。自分で調べたり、友達に聞いたり、先生に教えてもらったり、解決に向けて取り組む【主体的な】姿を期待します。

 二つ目は、【全力】です。パリオリンピックでの日本選手の活躍は目覚ましいものがありました。パリパラリンピックが始まりました。各選手の【全力】を尽くす姿は、とても【美しい】です。1番になることは嬉しい。ビリになることは悔しい。残念ながら、努力してもビリになることはあります。でも、1番、ビリという順位以上に大事なことは、【全力】を尽くすことです。【全力】で取り組むことは誰にでもできることです。2学期は、学校全体で何事も【全力】を尽くしてほしいと思います。学級、学校で、【素直な疑問を持っている友達】【全力で勉強・掃除・行事に取り組んでいる友達】を応援していきたいと伝えました。

 

 生徒指導主任の信田先生から9月の生活目標「落ち着いて生活しよう」の紹介がありました。「落ち着く」とは、【自分も周りも穏やかに過ごせていること】と説明がありました。穏やかでいるためには、自分の感情を自分でコントロールすることが大事であり、感情の中でも【怒り】のコントロールの難しさにも注目しました。「睡眠が6時間以下の睡眠不足な人、スマホやゲームを1日に3時間以上するという人」は気持ちのコントロールが難しくなるようです。10時間程度の睡眠、スマホやゲームは2時間以内、できたら1時間以内にして、心も体も整えてほしいです。9月の間に体調を学校モードに戻し、10月からの運動会練習に備えたいですね。

 

 柏市都市部中心市街地整備課から【柏駅前の意見大募集~柏が変わる「わたしの声で」~まちのみらいプロジェクト~】の依頼がありました。市制70周年を迎える柏市です。私たち(児童も保護者も市民も)にも柏市の未来を考えてほしいとの願いが伝わってきました。明日チラシを配布しますので、ご家族で参加してみてください。

校長室より②(13)柏五中・高田小 そして柏四小は仲良し

 お盆が終わり、いよいよ学校の準備に余念がありません。久しぶりに先生方と顔を合わせましたが、元気そうで、とても嬉しい気持ちになりました。さくらっこの皆さんも元気に過ごしていますか。

  8月21日の午前中 本校を会場に柏五中・高田小の先生方をお迎えし、3校合同研修会を開催しました。本校の増田教頭先生がファシリテーターになり、3校の先生方が10つのグループに分かれ、楽しくグループワークを行いました。各グループのファシリテーターは、本校の先生方です。小学校、中学校の壁を外して、皆で交流することを目的にした貴重な研修です。増田教頭先生は、社会教育主事(社会教育士)の資格をお持ちで、そのキャリアを学校内外で発揮しています。2時間の研修が終わった後、お帰りの先生方の表情が笑顔や充実した表情だったことが印象に残ります。大人でも【楽しく学ぶ・楽しく会話】するって、元気になるのですね。この話し合いで出た具体的な交流計画の一つでも実行に移せるといいなあと思います。それが、柏五中学校区の子供たちの健やかな成長の一助につながると思うからです。3校の先生方、ありがとうございました。そして、増田教頭先生、お疲れさまでした。

 

 今年の夏も猛暑でした。先生方も暑い中、10月の運動会、新学期の授業等、2学期の準備に力が入ります。山形の大雨、南海トラフ地震の影響、台風7号の影響など、自分たちではどうにもならない自然災害の多い今年の夏でした。6月に【天気は自然が決めるもの】とお話ししています。でも、受け止めることが難しいことが日本全国で起こっています。他で起こっていることも、【自分なら】の視点で考える習慣を身に付けたいと思います。

 パリオリンピックが終わりました。連日、夜中まで熱戦が繰り広げられ、寝不足の日が続きました。間もなくパリパラリンピックが始まります。元プロの車いすテニスプレイヤーの国枝慎吾さんの話をテレビで拝見しました。車いすテニス界のレジェンドですが、様々な困難を乗り越え、持ち前の粘り強さや研究熱心さ、選手を支える方々の力を結集して、今の国枝さんがあるのだと知りました。これから始まるパリパラリンピックの日本選手にもそれぞれ様々なかげの努力やドラマが隠されているはずです。日本選手の活躍を願うと同時に、参加する世界の全ての選手の健闘を願います。【全力】で競技に取り組む皆さんに大きな拍手を送りましょう。

 一学期の終業式にお願いした、【自分で判断できる 正しいことをする夏休み】は実行できていますか。水の事故、交通事故等、命に直結する事故を避けるため、【自分の頭で考え自分を大切にする行動】を続けてほしいと思います。

 では、9月2日(月)さくらっこの皆さんに会えることを心から楽しみにしています。

校長室より②(12)夏休みの【はじめのいっぽ】

 1年生66日,2年生以上71日の1学期が終わりました。656名のさくらっこのみなさんと45名の先生方と無事に終業式を迎えられたことをとても嬉しく思います。私にとっては,柏四小2年目の令和6年度。【変わるチャンス 伸びるチャンスの4月】から始まり、5月は【三日坊主は気にしない 一旦休んで再スタート】,6月は【天気は自然が決めるもの 気持ちは自分がきめるもの】とお話ししてきました。終業式にお話した2つを紹介します。

 

  まずは、小野ルミさんの【太陽にむかって】の詩を紹介しました。

【こころの底からオハヨウと太陽にむかっていったことがあるだろうか

 こころの底からアリガトウと太陽にむかっていったことがあるだろうか】

 

 太陽に恥じない正しい行いはできていたでしょうか。1学期を終えるにあたり、【心の底から感謝の気持ちを伝える】をさくらっこに提案しました。早速、下校時に通学路に立っていると「1学期、ありがとうございました」、「1学期、お疲れ様でした】とさくらっこに言ってもらい、とても嬉しかったです。さくらっこの皆さん、ありがとう!

2つめは、【自分で判断できる 正しいことをする夏休み】です。今年度の重点の一つに、【自分の身は自分で守る】があります。水の事故、交通事故等、命に直結する事故を避けるためにも【自分の頭で考え自分を大切にする行動】をしてほしいと伝えました。

 

 3年生、4年生の代表児童の1学期の振り返りの発表は堂々として立派でした。それぞれの一学期の【成長】が手に取るようにわかる具体的な発表でした。ありがとうございました。

 そして,一人一人の【命】はかけがえのないもの。9月2日(月)2学期の始業式に656名のさくらっこと45名の先生方と会えることを楽しみにしていることを伝え、終業式を締めくくりました。

 終業式後に本日をもって本校を転校する児童へ新しい学校での活躍を願いました。また、本校を去られる武田先生、そして、産休に入られる佐藤先生からのお話がありました。武田先生からはさくらっこの優しさ、佐藤先生からはご自身の【新しい挑戦】を踏まえ、さくらっこへのエールをいただきました。元気な赤ちゃんの誕生を心より願っています。

  一昨日の夏休み初日。さくらっこの皆さんはどのように過ごしていましたか。先生方は、研修や職員作業そして、教頭先生がファシリテーターを務めたモラールアップ研修(働きたい職場づくり研修)と充実した一日を過ごしました。先生方も【学びの夏】が始まりました。

 昨日から個人面談が始まっています。終業式に配付した学校だよりにも書きましたが、さくらっこの【成長】を保護者の皆さんと喜び合えたらと思います。それでは、個人面談をよろしくお願いします。

校長室より②(11)多様な学び

 暑さに負けず、学習に取り組むさくらっこです。机での学習だけでなく、校外で学習したり、学校にお招きして専門家に教わったりすることは、学習の【刺激】になります。大人でも【へえ~】とか【そうなんだ】と感心することが多々ありました。私の学びの感想を少し報告します。

 

 1年生シャボン玉教室。当日、私は校外学習の引率でしたので、バスから見ると、大きなシャボン玉が子供たちを大きく包んでいました。バスの4年生も、【シャボン玉が追いかけっこをしている】と素敵な感想を述べていました。

 4年生の校外学習引率では、リボン館と南部クリーンセンターを見学しました。リボン館では、ごみを分別する意味を改めて学びました。たくさんの人の手を経て、分別されることを知ると、ゴミを毎日10グラムでも減らす努力をしたいと思います。【3R】をご存知ですか。【Reduce(ごみを減らす)Reuse(繰り返し使う)Recycle(資源として使う)】ですね。印象に残ったのは、この施設からは一切匂いは出ず、私たちが持ち込むごみからの匂いだと聞き、ごみに出す前に、きちんと洗って匂いを防ぎたいです。

 5年生整理収納アドバイザーさんの授業。【整理】【整頓】そして【片付け】の言葉の意味から教えていただきました。実際に、自分の机の中のお道具箱をキレイにすることを通して、整理整頓そして、片付けができました。探し物をして時間を使っていることが多い私ですので、この夏は整理整頓を心がけようと思います。

 6年生のJr救命士講習会。先日5年生にもご指導いただきました。いつか、どこかでさくらっこの皆さんも人の命を守ることがあるかもしれません。AEDの扱い方も含めて学ぶことができました。

 2年生・5年生の着衣泳です。今年も柏洋スイマーズさんが講師に来て水の対処の仕方【浮いて待つ】を教わりました。大堀川の恵みを感じるさくらっこです。水の事故にあわないように気を付けてほしいと思います。

 昨日は4年生の落語教室がありました。一瞬にして、体育館が和やかな雰囲気に包まれました。小噺に挑戦する児童もいて、【笑う】って気持ち良いと思います。

 1学期末の多様な学びの紹介でした。講師でいらした皆さん、ありがとうございました。

 昨日で一学期の給食が終わりました。冷房がない暑い中、調理をして、おいしい給食を作って下さった栄養士さん、調理員さんに感謝です。2学期もよろしくお願いします。夏休み中に、給食室の冷房工事があります。大規模な外壁工事とともに、校内は工事がたくさんです。工事車両も多く出入りしています。ガードマンさんも立っていますが、十分に工事車両に気を付けてください。

 そして、今日から短縮日課でした。遊んでよい場所、遊んではいけない場所を十分に判断し、楽しく過ごしてください。今週は【自分の頭で考え行動する】を皆で心がけましょう。

校長室より②(10)星に願いを!

 とても暑い毎日です。外での活動を中止する放送も多い毎日です。熱中症警戒アラートのサイトや手元にある熱中症計をみながらの判断の毎日です。さくらっこには、登下校の帽子着用、活動量に見合った水筒の準備、汗拭きタオルなどの準備をお願いしています。加えて、朝食をとったり、十分な睡眠をとったり、熱中症対策には各ご家庭の協力も不可欠です。【さくらっこはもちろん、保護者の皆さん、先生方も健康にすごしてほしい】と願っています。

 4日から大規模改修工事が始まりました。工事の皆さんも暑い中、大変です。学校の教育環境をよくするための対応に感謝しています。工事に関わる皆さんも熱中症に十分に気を付けてください。

 

 7月7日(日)は、七夕です。七夕の由来には、諸説、言い伝えがあります。七夕は、1年に1回だけ天の川をわたり、織姫と彦星が出会える日です。織姫と彦星の物語は。中国から伝わったものです。日本では、短冊に願い事を書いて、笹につるす風習があります。なぜ願いを書くのかというと、昔の人が、織物の上手な織姫のように、「物事が上達しますように」と、お願い事をしたのが始まりだと言われています。笹の葉に飾ると、織姫と彦星の力で願いが叶えられたり、さくらっこを悪いものから守ってくれたりするという言い伝えがあるのだそうです。さくらっこの皆さんの願いは何でしょうか。

 

 5日(金)の給食は七夕を意識したメニューでした。給食を通して、日本の伝統行事を味わうことができるのはありがたいです。これぞ【食育】です。栄養士さん、調理員さん、暑い中の調理をありがとうございます。

 

 さて、体験入学児童2名がさくらっこと一緒に勉強しました。日本の学校生活を楽しんだでしょうか。柏四小を好きになってもらい、日本を好きになってもらえたでしょうか。【体験入学児童との関わり】も、本校が目指す【グローカル人材】の一歩です。世界にさくらっこの友達がいるのは嬉しいです。

 私の今の願いは、【さくらっこはもちろん、保護者の皆さん、先生方も健康にすごしてほしい】ということです。

校長室より②(9)考え動く、楽しく学ぶ、粘り強く

 小学校に入学して初の宿泊学習である5年の林間学校に一泊二日で行ってきました。天気もよく、道路事情もよく、順調に千葉市少年自然の家に到着しました。バスレクも児童だけで進めて、リーダーの自覚、そしてフォロアーの支えが素晴らしかったです。

 到着してまずは館内のオリエンテーリング。班に分かれて、協力して館内を探検し、とても良い学習となりました。物事をよく【見る 探す】ことの難しさを感じました。時間を守っての行動が素晴らしいです。そして、部屋で過ごす時間。部屋の仲間と楽しい時間です。どんなおしゃべりをしたのでしょうか。

 夕食はバイキング。もりもり、おいしくいただきました。何度もおかわりして、元気がでました。そして、お待ちかねキャンプファイヤーです。厳かに歌を歌い、火の神が授けた3つの火、【人を思う火】【あきらめない火】【信じる火】が一つになり、大きな火になりました。火を操れる動物は人間だけです。大きな炎のもと、皆で踊りました。アンコールが何度もかかり、思いっきりパワー全開の5年生でした。最後は、静かに皆で館内に戻りました。大いに盛り上がり、そして静かになるというメリハリの良さを感じました。次のお風呂も入り方には、一工夫が必要でした。先生方に教えてもらいながら集団でのお風呂の入り方は大きな学びとなりました。汗をぬぐい、疲れをとり、明日の準備をして就寝しました。外の星空はとても美しく、星空もキラキラ輝いていました。さくらっこのことを温かく見守るご家族のような月と星でした。

 

 翌日も目覚めて、しっかり後片付け、帰りの準備を頑張りました。朝食も夕食の仕方からスムーズになりました。そして二日目のカレー作りでは、班で協力して、世界で一番おいしいカレーを作りました。私も2班からカレーをいただき、お腹がいっぱいになりました。同じ具材を使って、同じルーで仕上げても、味が微妙に違います。なんて不思議なことでしょう。そして、懐かしい柏四小に戻ってきました。先生方、保護者の方のたくさんのお出迎えに感激しました。

 5年生が始まって3か月。始業式の日の学年開きで学年の先生方がお話しした言葉を覚えていますか。【考(こう)え動く 楽(がく)しく学ぶ 粘(ねん)り強く】でしたね。高学年の仲間入りをして、新しい仲間や先生方との学級づくり、学年づくりは、林間学校という一つの大きな成果につながりました。出発式の5年生の表情と到着式の5年生の表情は、大きく違いました。たった二日でも人は【成長】するのだと感じました。特に、林間学校を通じて、【友との関わり、先生方との関わり】による【人に優しい】学年だと思いました。5年生の皆さんとの楽しい時間に感謝です。【人を思う気持ち】【あきらめない気持ち】【信じる気持ち】を胸に、共に頑張りましょう。今学期も残り3週間です。熱中症に気を付けて、元気に過ごします。

校長室より②(8)柏市市制70周年&千葉県民の日

 3年生と市内巡りに行ってきました。とても暑い一日でしたが、事前に学習したことの【深まり】を感じました。保護者の皆さん、赤白帽子の着用、水分の補充、そして、おいしい弁当の準備をありがとうございました。

 

 バスの車窓から、柏の様々な場所を改めて確認しました。【呼塚の由来・柏の由来・柏駅の3つの路線名・レイソルのレイくんの像がある場所・法林寺の大イチョウ・増尾城址公園・大津ケ丘団地・道の駅「しょうなん」】など、担任の先生から説明がありました。知っているようで知らないことばかり。よくお話を聞いて、3年生のさくらっこのリアクションもばっちり。ぜひ、ご家庭でもお子さんに柏市のことを質問してください。そして、バスを降りての見学は、布施弁天です。布施弁天の正式名称をご存じですか。私は、そっと皆の幸せを願いました。また、利根川遊水地を土手から見ると広い敷地が見えました。土手を降りるときにおっかなびっくりな様子でいると男子児童が手を差し伸べたり、待っていてくれたりしました。とても嬉しかったなあ。人を思いやる優しい気持ちを感じます。

 次はあけぼの山公園でお家の方が作ってくれた弁当を楽しくいただきました。とても暑い午前中でしたが、森の中の芝生で食べると自然の風が吹き渡る快適な空間でした。体感温度も低く、森が自然のクーラーに感じました。

 

 再び、バスに乗り込み、車窓から十余二工業団地を見ました。とても昔からあることにびっくりしました。柏の葉競技場にバスを停め、こんぶくろ池自然博物公園を案内していただきました。公園に入ると涼しく、やはり快適でした。自然観察会の皆さんの説明を受け、自然の偉大さを感じます。このような素敵な場所がずっと維持されることを願いします。そのために、私たちは何ができるでしょうか。

 

 事前に、3年生の授業の様子を見学しました。自分たちでよく調べ、よく記録していました。【事前によく調べて、実際に見て、感じて、考える】ことが【学習を深める】という、学習の神髄を見た思いです。私も柏市のことがちょっぴり今までよりわかるようになりました。

 さらに、6月15日(土)は、千葉県民の日です。さくらっこの皆さんと千葉県の誕生日はお祝いできませんでしたが、前日の6月14日(金)の給食は、千葉県産や柏市産の食材を使ったメニューでした。地元千葉の食材を味わうことができたことでしょう。給食は、食育の第一歩です。いつも栄養士さん、調理員さん、ごちそうさまです!

 〇お米…柏市産コシヒカリ  〇いわし…千葉県産  〇かぶ…柏市産

 

 今回は、柏市&千葉県を感じる週の紹介でした。明日から林間学校へ行ってきます。千葉県内の施設に一泊二日で宿泊します。高学年の仲間入りをした、5年生とのかかわりを楽しみたいと思います。5年生の皆さん、よろしくお願いします。

校長室より②(7)令和6年6月6日(木)

 全校朝会では、【いろんな おとの あめ】の詩を紹介しました。様々な【音】があります。「雨よ、ありがとう!」という気持ちでいたいのですが、雨がいやだなあと思うことがあります。【音】といえば、【ことば】はとても重要です。【めんどうくさい】【むかつく】【バカ】なんて言葉を聞くと悲しくなります。また、このような言葉を発する人のことが心配になります。【きっと大丈夫だよ】【一人じゃないよ】【こまっていることない?】という前向きな言葉で自分も周りも明るくしたいと思います。今月の一つ目は、【天気は自然がきめるもの 気持ちは自分がきめる】6月とします。天気は私たちの力では変えられませんが、自分の気持ちは自分で決められるのです。【ことば】を大切にする一か月にします。

 二つ目は、昇降口のくつのかかとをそろえることをお願いしました。昇降口の靴を見ながら、今日のさくらっこの気持ちを想像します。かかとがそろえられているくつを見ると、落ち着いているなあと感じる一方、靴の片方があっちいったり、こっちいったりしていると、今朝は急いでいたのかなあ、かかとを踏んでいる靴をみると、何かいやなことが あったのかなと心配になります。靴は何も言いませんが、大切に扱ってあげたいと思います。これが二つ目です。

 

 また令和6年6月6日(木)は、授業参観、引き渡し訓練がありました。4月の授業参観に比べて、お子さんの様子はいかがでしょうか。先週の月曜日の朝は、緊急地震速報の音でびっくりしました。子供たちは、お家で自分の身を守る行動をとることができたでしょうか。地震がおきたら、自分の命を守る3つのことばの確認をしました。「DROP!(まず低く)」「COVER!(頭を守り)」「HOLD ON!(動かない)」を心がけます。また、そのあとの速やかに避難の【おはしも】を確認しました。「おさない」「走らない」「しゃべらない」「もどらない」をすらすら大きな声で言えてびっくりしました。日ごろの先生方のご指導に感謝です。【自分の身は自分で守る】は今年度の重点指導の一つです。

 

 保護者の皆さんにも,656名の子どもたちの命を守るために,引き渡し後は,お子さんと共に通学路の安全確認や災害時の避難場所の確認をお願いしました。さらに、自動車や自転車の通行を邪魔して歩いていて大変危険であるとのご連絡もいただいています。子供たちに、教頭先生からの昼の放送でもお願いしましたが、歩き方を注意してほしいことを伝えました。走らず、歩いて登校をお願いします。

 

 午前中には、今年度最初のPTA役員会、運営委員会がありました。役員を引き受けてくださったことへの感謝とこれからの協力をお願いしました。まさに、【学校と保護者の連携のはじめのいーっぽ】を感じた 令和6年6月6日(木)でした。皆さん、さくらっこをよろしくお願いします。