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校長室より~令和6年度~
校長室より②(32)令和6年度もありがとうございました!
3月24日(月)令和6年度の本校の教育活動のすべてを修了しました。
修了式では、在校生の代表で卒業式に参加してくれた5年生へ感謝しました。令和6年度200日はどのような一年だったでしょうか。1年生には、入学式で伝えた【人を大切にする5つの魔法の言葉】~【おはようございます・こんにちは・さようなら・ありがとうございます・ごめんなさい】を言うことができたかを確認しました。また、2年生から5年生の皆さん、始業式で伝えた【挨拶】そして、【自分の頭で行動】を改めて心がけるようにお願いしました。
最後も詩を紹介しました。羽曽部 忠(はそべ ただし)さんの【希望】です。いろんな人がいるから、いろんな考えがあるから、いろんな事があるから、学校や学級は楽しいと思います。一人一人の「ゆめ」を集めて、学校や学級はキラキラ輝きます。新たな夢や希望をもって、四月を迎えてほしいと伝えました。
さくらっこの皆さんと過ごした柏四小の2年目に感謝しつつ、次年度もともに頑張りましょう。
1年と5年代表児童の話はとても感心しました。それぞれの成長が感じられ、心からの拍手を送るとともに、進級後の活躍も期待させるお話でした。
次に行われた辞校式では、19名の先生方を紹介し、お一人お一人からお話をいただきました。自分の気持ちを表現することの大切さ、グローバルな思考とやるべきことをきちんと行うこと、一人一人の児童と先生の成長を願う姿、職員室の担任の先生を見守る笑顔&さくらっこと地域・保護者のつなぎ役、笑顔とメリハリのある指導、何事も丁寧に一生懸命な指導、謙虚な姿勢と穏やかな対応、一人一人の成長を願いと熱い指導、いつでもどこでも美しい文字と丁寧な指導、新たな学習スタイルを通した社会科の奥深さ、算数の基礎基本の徹底と算数のやる気スイッチ、継続の大切さと人を思う優しさ、人に優しい支援と楽しい音楽の授業、児童の手元に渡されるプリントや学習道具を整える裏方の支援、美しい花を咲かせる達人、図書館愛にあふれた支援、英語を通して誰とでもコミュニケーションをとれることと海外を身近に感じさせてくれたこと、理科の奥深さ、優しいお人柄等、お一人お一人のこれまでの働く姿を私なりの言葉で紹介しました。各先生方からのメッセージは、さくらっこの皆さんから聞いてください。
最後の児童代表の児童会役員のお礼の言葉と立派な態度で先生方を見送りしました。転退職する先生方に感謝の気持ちとこれからのご活躍を祈念します。
令和6年度もとても楽しい毎日でした。そして、さくらっこからたくさんの元気と勇気をいただきました。この春休みは、自分の行動が相手に迷惑をかけることがないのかを【自分の頭でよく考えて】行動し、楽しい13日間を過ごしてほしいと思います。私は、4/7(月)に希望を胸にさくらっこの皆さんとお会いすることを楽しみにしています。
保護者・地域の皆さん、今年度の本校の教育活動へのご理解・御協力に感謝します。次年度も柏四小をよろしくお願いします。
校長室より②(31)第69回卒業証書授与式&6年生がいない一週間
3月14日(金)第69回卒業証書授与式を終えました。112名の卒業生の皆さん、ご卒業をおめでとうございます。在校生代表で出席した5年生の皆さんの姿とともに、柏四小の伝統のバトンは受け渡されました。
校長式辞の中で触れたことは、林間学校へ行った時の児童からの【雨でも楽しいね】と言っていた言葉です。天気は私たちには決められませんが、【自分の気持ちは自分が決められること】を卒業生から教えてもらいました。
また、令和6年度は世界で活躍する人の話題が大きく取り上げられた年でした。その中の一人であるイチロー選手の言葉に、【小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くためのただ一つの道】いうのがありました。世界を自分のフィールドに定めて、活躍する皆さんは日々努力を続けています。卒業生の皆さんに伝えた一つ目は、【日々の努力を怠らない】ことでした。
二つ目は、苦しくてどうにもならなくなる前に、誰かに相談してほしいことです。世界で一番勇気のある言葉を、私は【助けて!】とSOSを出すことだと思います。そして、助けてと言う人に出会ったら、ぜひ手を差し伸べてあげてください。もちろん、あなた一人で助けることが難しいのであれば、近くの大人や先生、友達に相談してください。二つ目に伝えたいことは【SOSを出す】ことでした。
また、自分の足で一歩を踏み出してほしいと伝えました。時には休んでも良いと思います。でもまた、自分の足で歩み始めてください。そして、十年後・十五年後、自分ができることを地域に貢献できるグローカル人材【グローバル世界規模で物事を考え、ローカル地域に根ざした大人】になってこの地域に戻ってきてほしいとも伝えました。
当日の入退場の姿・返事・態度・呼びかけ・歌等、一生懸命に取り組む卒業生の姿に頼もしさを感じました。中学校に進学しても頑張ってください!
6年生が卒業した今週は、雪が降ったり、雷が鳴ったり、3月とは思えない天気の日もありました。その中で、各学級がまとめの学習を行っていました。学級によっては、教室や校庭で最後のレクに大いに楽しんでいました。3月にお願いした【一人の喜びとチームの喜びはちょっと違う】を実感したはずです。
本日夕方sigfyにて、転退職教職員の名前を配信しました。令和6年度、さくらっこのために力を発揮してくれた先生方とお別れするのはとても寂しいです。3月24日(月)修了式・辞校式では、今年度のまとめと全ての先生方に感謝をする温かな一日にしたいと思います。よろしくお願いします。
校長室より②(30)それぞれの巣立ちの時
先週の高校に引き続き、今週月曜日は本校の卒業証書授与式の予行、火曜日は中学の卒業証書授与式でした。
柏中央高校の卒業式は、雪の予報を心配しましたが、無事に実施されました。吹奏楽の生演奏での入退場は、卒業生が格好良く見えました。卒業生の堂々とした入退場の姿や担任の先生からの呼名への返事が立派でした。成人を迎える卒業生の輝かしい未来を強く願いました。
本校の卒業式予行。精一杯、証書のかわりのファイルを渡しました。まっすぐな視線でじっと見られるとありがたくて、私も緊張しました。校長式辞では、5年生、6年生にメッセージを送りました。
在校生代表で出席する5年生には、卒業式当日は【一年後の自分を想像しながら】、そして【七十周年の伝統のバトンを受け取る】気持ちで参加をお願いしました。6年生に向けては、皆さんの見せ場は、堂々とした入退場・大きな声の返事と呼びかけ・そして歌であること。特に、おうちの方からいただいた最初のプレゼントである名前を呼ばれたら、【大きな声】で返事をお願いしました。この大きな声の返事は、保護者の皆さんのためだけでなく、自分のこれからの人生に責任を持つ第一歩の返事だとも伝えました。
柏五中の卒業式。高校と同じく、入退場の堂々とした姿、呼名への返事、一人一人が証書を受け取るときの校長先生とのアイコンタクト等、素敵な場面に立ち会わせて頂きました。指揮者と伴奏者と生徒の調和のとれた合唱が印象に残ります。本校児童のお兄さんやお姉さんもいました。おめでとうございます。式の様子から、充実した3年間だったのだと感じました。
今日の本校の給食は、卒業・進級お祝い献立でした。日本では、昔からの風習でお祝いの時には【お赤飯】を炊いていたそうです。皆で、お赤飯を食べて、6年生の卒業を祝いました。6年生は明日、5年生以下は17日で今年度の給食が終わります。残さず、感謝の気持ちで食べたいですね。
給食の後は、のびのびタイム。今年度最後ののびのびタイムでした。降っていた雨もやみ、校庭で遊ぶことができて、良かったですね。いつも以上に元気な声が校庭から響き渡っていました。校長室から、皆さんの楽しそうな姿を嬉しく見ていました。
今年は阪神・淡路大震災から30年、終戦から80年、そして東日本大震災から14年。自然災害のニュースに心を痛めます。だからこそ、私たちは当たり前の毎日を大事にしたいと考えます。私も皆さんとの2年間への感謝の気持ちを込めて、14日金曜日の本校の卒業証書授与式に臨みたいと思います。よろしくお願いします。
校長室より②(29)扉を開いて全力前進!未来へ羽ばたけ6年生
2月17日からの2週間は、様々なラストを迎えました。まずは、ステップアップ学習会(2・3年)計算スキルアップ学習会(6年)です。参加希望者が20回あまり、自習で大変お世話になりました。放課後の学習の一つの習慣づけになりました。ありがとうございました。
また、PTA役員会・運営委員会がありました。今年度、役員を引き受けてくださった保護者の皆さんへの感謝の気持ちを伝えると共に、子供たちの快適な環境整備のためのトイレ掃除、テント張りや運動会、四小まつり等学校行事への協力、様々な支援に感謝しました。毎日、たくさんの方々に支えられて今があると思います。
そして、学校行事の中でも私が一番好きな6年生を送る会は、6学年が一堂に集まる最後の集会です。児童会役員が企画・運営に頑張り、会を大いに盛り上げました。柏四小の伝統を見事に引き継いでくれました。これからもよろしくお願いします。
1年生と手をつなぎながら入場する6年生。そして別れる時のハイタッチ。いいですね。最初の発表は、4年生。音楽の時間に学習した【鉄腕アトム】と四小をからめてのクイズが工夫されていて、驚きました。様々な楽器を使った合奏に大いに盛り上がりました。2年生は国語の学習を生かした発表。学級ごとの大きな声での群読、最後は運動会で披露したノリノリのダンスをダイナミックに表現しました。キレキレのダンスに成長を大きく感じました。3年生。「くじけそうになった時でも、あきらめないで、どんな時も…。」最初うまくできなくても、あきらめない…そのメッセージが胸にしみます。元気いっぱい、全力いっぱいの発表でした。1年生のスイミー。学年全体で盛り上げ、演じる児童の愛らしいこと。赤いごみ袋や黒いごみ袋を使ったお魚、ビニール傘を使ったクラゲ、海の様子等、絵本の世界を再現しました。5年生は6年生の思い出を劇にしてくれました。私も一緒に林間学校や運動会に行ったので、懐かしさでいっぱいです。最後の歌は、愛がいっぱいのとても大きな声で歌い、6年生の幸せを願いました。
次は6年生の予定でしたが、サプライズでいきものがかりの【風が吹いている】を職員全員で歌いました。6年生が近くに座っていてとても緊張しましたが、【6年生、おめでとう】の気持ちは伝わりましたか。1年、4年、5年、6年でお世話になった先生方からの一言は心に残ったはずです。6年間の成長を感じる瞬間となりました。
そして最後は6年生の発表です。柏四小を守るフォーレンジャーからのメッセージ、楽しかったですね。悪者も一生懸命に悪者に徹していました。柏四小のこれからの幸せを思う発表でした。
最後の全校合唱【たしかなこと】も歌詞の持つ力と大きな歌声が心に残りました。
私からは【一人の喜びとチームの喜びはちょっと違う】を話しました。今年度の【チーム四小】の姿を感じる各学年そして、全校の発表でした。温かな体育館の雰囲気にたくさんの勇気をもらいました。皆に拍手を送って終わりました。さくらっこの皆さん、本当にありがとうございました!
校長室より②(28)先生の学びって?
毎日授業を行うのが先生方の仕事です。(他には、ドリルの確認、テストの採点、給食指導、清掃指導等たくさんの仕事があります。)授業のために教科書を読み込み、必要な教材を探したり、どうやったら児童が興味をもつ等、いわゆる教材研究を行います。それは、勤務時間だけでなく、自宅に帰って進めることもあります。また、学校としても皆で研修に取り組みます。今だけでなく、これから5年後、2030年の教育にも思いを寄せながら考えます。社会変化が大きい中、これまでの研修だけでなく、私たち教員自身が変化を前向きに受け止め、探求心を持ちつつ自律的に学ぶことが求められていると感じます。
そのような社会的な背景を踏まえ、今年度の本校の研修は昨年度までの同じ教科を皆で研修するのではなく、各学年で研修教科を決め、【自己調整するための手立て】を考えてきました。【学習に対して、主体的に児童の育成】をテーマに、思考錯誤の一年となりました。研修を振り返ると、各学年で児童の実態を踏まえ、授業実践し、放課後話し合いという【対話】による検討を積極的に行い、その後授業者自身が再度自分で授業に向き合い、研究授業に臨んでいました。放課後の職員室での学年ごとの授業の話し合いが活発に進められている姿は大変嬉しい光景です。授業を参観して感じたことは次のようです。
・1年生の素敵なお兄さん、お姉さんの姿を考えて、相手を思う実践
・2年生の教科横断的な学習(生活科と国語)で相手の身になった表現の工夫
・3年生の話し合い活動のコツ&話し合いを通した実生活に生かした実践
・4年生の書くことへの抵抗感をなくす実践、自分の思いを伝える方法の選択
・5年生のゴールを提示し、豊富な体験や試行錯誤からの学びの深まり
・6年生のこれまでの学習&単元を通した振り返りシートの活用
・特別支援学級の個々の特性を踏まえた指導、学習課題の分量・内容の調整
・音楽専科の合奏をテーマに振り返りを活用した多様な支援
・社会科専科の自由進度学習の実践、自己調整のための手立ての工夫
・算数専科の具体物から重さ・長さの実感、学びに向かう力の育成
今年度の研修の成果や課題を踏まえ、次年度の研修の在り方を探っていきます。
常々、私の授業は、児童を前に、話す【校長の話】だと思っています。中学校で生徒に話をする以上に、1年~6年までの年齢差を意識しつつ、私自身がわかりやすく伝えることの難しさを感じます。
井上ひさしさんの名言【むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに】を思い出します。事前に原稿を考えるのですが、さくらっこに伝わってほしいと思いながら、話をします。これが私の授業へ向かう姿勢です。
校長室より②(27)春の訪れ~刻々と
先週の木曜日、金曜日の授業参観は子供たちの成長を感じていただけましたか。授業で子供たちの成長をみていただくためには、事前準備は怠りません。今回も、授業者である学級担任は子供たちの成長をお見せする教科や形式に工夫をこらしました。4月、6月、11月と授業を見ていただきましたが、先生方の表情も笑顔があり、リラックスしていると感じました。これは、先生方が子供たちと積み上げてきた関係の強さの結果であると感じます。また、各学級懇談会にも参加いただき、ありがとうございました。学級担任からの話があった【子供たちの成長、感謝と次年度への願い】をよろしくお願いします。
6年生の感謝の会は、親子綱引き、猛獣狩りゲームで自分の成長を語る子供たち、そして合唱でした。【いのちの歌】を聞き、参加された保護者の皆さんは、お子さんの6年間の成長そして、色々なことを思い出していたことでしょう。6年生の入学時は、コロナ感染症の影響もなく、これまで通りの小学校生活でした。しかしながら、2年進級以降、コロナ感染症対策を講じつつ、授業、学校行事などを行っていたと思いますので、学校経営や学級経営の苦労を思います。もちろん子供たちも保護者の皆さんも大変な毎日であったことでしょう。幸い、私が着任してからは、コロナが収束し、【人との関わり】が行えるようになり、学校としても行いたいことがずいぶんできるようになりました。今行っている6年生との会食でも、林間学校、修学旅行等、友達との関わりの思い出を語る6年生がとても多いです。
どの学年もまとめの大事な時期です。学級をまわるとドリルやテストに頑張るさくらっこがいます。今の学年の学習内容は今のうちにしっかりクリアしましょう。
今週から6年生を送る会の準備が始まります。これまで学校を先頭に立って引っ張ってきた6年生への感謝の気持ちを各学年で表現します。特に1年生は、入学当初小学校生活の基本を6年生からたくさん教えてもらいました。5年生以下の子供たちとともに、6年生への感謝の気持ちを表す温かな会となることを期待します。
先週から外壁工事の足場の撤去が始まりました。校長室も覆いに囲まれて暗かったのですが、明るい日差しを感じることができるようになりました。春の訪れを感じます。校長室は、太陽の恵みを感じながら、子供たちの元気な姿が見える特等席です。
子供たちの安全に配慮し、暑い日も、寒い日も、2月末の完成を目指して働いてくださっている工事関係の皆さんに改めて感謝です。
校長室より②(26)2月が始まった!
1月の最終日に2月の全校朝会がありました。寒い中ですが、しっかり話を聞くさくらっこの姿がありました。2月3日(月)は立春、暦の上では春でしたが、2月も健康に過ごせるように頑張ってほしいと伝えました。
最初に武者小路実篤さんの【進め 進め】の詩を紹介し、「やりたいことをしっかりやろう、そして、やりたいことが分からない人は、やらねばならないこと(例えば 宿題、お家の手伝い、整理整頓等)を次から次へとどんどんやっていこう」と伝えました。
今の学年の授業もあと少しで終わります。さらに学びを確かにするために、
1つ目は【振り返り】と【伝える力】をお願いしました。
(1)学んだ結果、よくわかったこと、あまりわからなかったことを整理する。=振り返り
(2)友達に自分の考え・意見を説明すること。=伝える力
2つ目は、【70年目のバトンを渡す・引き継ぐ】です。今、6年生と順番に校長室で給食を一緒に食べています。6年間の小学校生活は様々なドラマがあったことがわかります。願いが叶うならば、1年生のころの6年生と一度でも会いたかったと思います。引き継ぐとは、時代に合わせて変えていくことが必要になります。
全校朝会の後、児童会の新旧の引き継ぎがありました。新しく児童会役員になった皆さんの決意、旧役員の新役員へのエールに嬉しい気持ちになりました。【挑戦する】気持ちの大切さを思います。私も、子供たちと共に成長する大人の姿を見せていきたいと思います。
今日は入学説明会がありました。令和7年度の新1年生の保護者が集まり、入学後の生活について説明がありました。先生方の話を聞きながら、メモを取る保護者の姿がありました。PTA総務役員、PTAバレー、スマイルサポーター、読書ボランティア、主任児童委員等、学校を支えてくださる保護者や地域団体の方々からの話もありました。改めて、学校は多くの方々に支えられていることを実感します。本校の合言葉は、【一人で抱え込まない】です。ご不明な点は学校にお問い合わせください。
令和7年4月10日(木)入学式で新1年生と保護者の皆さんの新たなスタートを教職員一同とお祝いしたいと思います。皆さん、待っています!
今週末の2月6日(木)、7日(金)は、今年度最後の授業参観・学級懇談会があります。子供たちの成長を実感していただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
校長室より②(25)【実(巳)を結ぶ一年】&【一段上=自分から動く】
14日間の冬休みが終わり、さくらっこが学校に戻ってきました。昨年の元旦に起きた能登半島地震において被災された方々がいることを考えると、さくらっこの皆さんと先生方と顔を合わせることができた始業式は,とても嬉しい気持ちでした。始業式前にはPTAの御協力により、業者さんによるトイレ掃除がありました。きれいなトイレであり続けるように、きれいに使ってほしいとさくらっこにお願いしました。
始業式も詩の紹介から始めました。いがらしれいこ【芸術品】の抜粋です。
~【うちのは芸術品だから】ならべておばさんは しみじみながめる なるほど 色もかたちも ひとつとして 同じトマトではない~を読み上げ、人も同じで一人一人違っていて、皆さんはいずれもかけがえのない人であり、今年も自分も友達も大切にするさくらっこでいてほしいと伝えました。
今年は、巳年(みどし:へびどし)です。毎年4年生に向けて出前授業を行ってくださっている大野隆司先生の版画を紹介しました。【色々あっても人生全部まるじゃ(蛇)】と書いてあります。素敵な言葉だなあと思います。校長室の廊下に掲示していますので、来校の際には、保護者・地域の皆さんもぜひご覧ください。
【新たな挑戦の一年】の辰年の令和6年から、令和7年は、これまでの努力や準備が【実(巳)を結ぶ一年】にしたいものです。すぐに成果が出ずとも、焦らず、粘り強く取り組む姿勢が大事だと思います。また、3学期の登校日数の確認をしました。5年生は51日、1~4年生は50日、そして6年生は46日の登校です。進級・進学に向けた【0学期(ゼロガッキ)】と捉え、【自分から】動ける=【一段上】を目指しましょう。
司会の渡部圭介先生も、【一段上】の起立・着席を目指し、見事に応えてくれたさくらっこの姿がありました。
【一段上】の令和7年の最初の一歩です。
養護教諭の土屋先生からは、今月の生活目標「寒さに負けない体を作ろう」のお話がありました。4つのコツ ①食事 ②運動 ③予防 ④生活リズムです。具体的に①朝食 ②太陽の光を浴びること ③手洗い・うがい ④早寝早起き を教えて頂きました。この4つを大事にして、感染症に負けない体を作りたいと思います。
始業式が終わり他の学年が退場した後、6年生には学年の先生方からのお話がありました。しっかり話している先生の顔を見て聞いている姿を見ると頼もしく思います。3名の先生方と友達との46日間。卒業式までの一日一日を大切にして、小学校最後の3学期を過ごしてほしいと思います。
さくらっこの皆さん、そして保護者の皆さん、今年もよろしくお願いします。
校長室より② (24)【新たな挑戦の辰年】令和6年 ありがとうございました
終業式を体育館で行いました。まず最初に、図工・家庭科・国語などの表彰を行い、全校で代表児童の頑張りに拍手を送りました。
2学期は,【学習の深まり】を感じた77日でした。保育園や幼稚園児の交流で見せた自分より年下の相手を楽しませたいという気持ちあふれる1年生の姿に感心しました。これは4月からお世話になった6年生からもらった優しい気持ちの恩送りだと思います。5、6年生のミュージックフェスタでは、普段の音楽の授業を基本に5・6年生が合奏や合唱で互いを高め合っていました。演奏を聴く姿勢も立派でした。6年生への憧れも感じられました。4年生は、「ごんぎつね」の授業で、登場人物になりきって文を書きました。一度書き始めると鉛筆を持つ手が止まりません。2年生の町探検。2階の廊下に掲示されている掲示物を見ると四小学区の地域の特長がよくわかります。模造紙にびっしりと書かれている掲示物です。3年生は、「わたしたちの絵文字」で特別教室を表す絵文字の話し合いを通して作りあげました。現在特別教室の出入り口や2階の教室や廊下の壁に掲示していますので、本校にお越しの際はぜひご覧ください。どの学年も授業を大切にして学習を深めたことがよくわかりました。授業だけでなく、行事でも【自分で考え行動する】姿を見ることができた2学期でした。
また、校歌の1番の歌詞の一節を読み上げ【静かなる平和の里に 輝ける学び舎(や)見よや ゆく道は明るく楽し】のような学校を創り上げようと子供たちに伝えました。最後に、14日間の冬休みは、家族の一員として、お家のお手伝いをして、年末年始ならではの伝統行事にも積極的に参加してほしいことも伝え、私からの話を終えました。
3名の代表児童の話はとても感心しました。自分の苦手なことに挑戦する姿、苦手だけれどそれを乗り越えるための勇気を感じる代表3名に大きな拍手です。静かに代表の話を聞くさくらっこもきっと心の中で2学期を振り返っていたことでしょう。
生徒指導主任からは、①生活リズムを整えること ②スマホ等の使い方を考えること ③パンザマスト(16時)を守ること の3点のお話がありました。特に、情報を得る便利な道具であるスマホ等も使い方によっては、人を傷つけることになる危険性を感じ、正しい使い方を心がけてほしいと思います。ご家庭でも話題にしていただけると嬉しいです。
今年は【当たり前の毎日】が素晴らしいと思えることの多い一年でした。1月7日火曜日の始業式に皆さんと先生方と会えるのを楽しみにしていることを伝えました。
今年も大変お世話になりました。教頭先生が終業式の終わりの言葉で全校児童に教えてくれた【良いお年を!】の挨拶を言い合ってさくらっこと別れました。さくらっこと会える1月7日を楽しみにしています。
令和6年は皆さんにとってどのような一年でしたか。今年も大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いします。
校長室より②(23)12月15日は誰の誕生日?
あさって12月15日(日)は柏四小の創立記念日(誕生日)です。柏一小から分離して、昭和31年生まれで68歳になります。創立の年は0歳とすると、1周年となるので、今年度は69周年、そして来年度令和7年度は70周年となります。校長室にある40周年誌から柏四小の歴史を少し紹介します。
・開校当時、まだ校舎建設が間に合わず、12月14日まで柏一小の講堂や校舎を間借りしていた
・児童数225名、職員は校長以下6名の単学級(各学年1学級)
・第1回の秋季大運動会は柏一小と合同で行った
・12月15日から完成した木造校舎で勉強が始まった
・一木一草に強い愛校心と温かい人々の善意が感じられる環境の柏四小
・学区地域内の人口増により 高田小、松葉一小、松葉二小への分離
前回の校長室より②(22)で【自分の良さ・学級の良さ・学校の良さ】を振り返ってみたいという話を書きました。先生方に一足先に【柏四小の学校自慢】を教えていただきました。
・PTAが協力的 ・地域、保護者があたたかい
・児童一人一人が母校(四小)に誇りを抱いている
(児童に四小の良さを語り掛けている)
・職員室の机が狭い分、先生方との距離が近い
・楽器がいっぱいある ・夕方の景色が好き ・桜の木と自然
・のびのびしている ・保護者が協力的 ・平和です
・先生方が最高!芸術鑑賞会で多くの先生方が参加したのがすごい!
・おだやかな教師、児童 ・古い校舎であるが、整理整頓されている など
保護者や地域の方の中には卒業生の方がいらっしゃいます。校長室や職員室前の航空写真をみながら、昔の柏四小の昔を楽しそうに語ってくださる方もいます。また、今日の給食はお祝い献立、「ぶり」の照り焼きでした。「ぶり」は大きさによって呼び名が変わる(例 いなだ⇒ワラサ⇒ぶり)「出世魚」だそうです。給食室も本校の創立記念日をお祝いしています。感謝の気持ちをもって食べたでしょうか。
先週から落ち葉掃きボランティアをお願いしていました。本日最終日を迎えました。のべ34名の保護者や地域の皆さんに協力いただきました。ありがとうございました。今も、69年前と同じく柏四小の伝統づくりに協力いただいている保護者、地域の皆さんに感謝の日々です。創立記念日は日曜日なので登校はありませんが、【いつかは母校になる柏四小】の誕生を祝いたいと思います。柏四小 おたんじょうびおめでとう!
●千葉県教育委員会
「学習のすすめヒント集」のご紹介
●学生ボランティア募集中
●インフルエンザ等に疾患された場合は、以下の療養報告書をご提出ください。
●給食を停止される場合は、以下の学校給食停止届をご提出ください。
●心や体がしんどいとき、どのように対処したらいいのだろうか。
千葉県教育委員会からこどものSOSに関しての啓発リーフレットが届いています。ぜひ御覧ください。
心や体がしんどいとき、どのように対処したらいいのだろうか。.pdf
●子供の心のケア~相談窓口~
困っている時や友達が困っていてそのことを知らせたい時、先生や友達、家族に相談しにくい時に相談できる方法を紹介します。