校長室より~令和6年度~

2025年2月の記事一覧

校長室より②(28)先生の学びって?

 毎日授業を行うのが先生方の仕事です。(他には、ドリルの確認、テストの採点、給食指導、清掃指導等たくさんの仕事があります。)授業のために教科書を読み込み、必要な教材を探したり、どうやったら児童が興味をもつ等、いわゆる教材研究を行います。それは、勤務時間だけでなく、自宅に帰って進めることもあります。また、学校としても皆で研修に取り組みます。今だけでなく、これから5年後、2030年の教育にも思いを寄せながら考えます。社会変化が大きい中、これまでの研修だけでなく、私たち教員自身が変化を前向きに受け止め、探求心を持ちつつ自律的に学ぶことが求められていると感じます。

 そのような社会的な背景を踏まえ、今年度の本校の研修は昨年度までの同じ教科を皆で研修するのではなく、各学年で研修教科を決め、【自己調整するための手立て】を考えてきました。【学習に対して、主体的に児童の育成】をテーマに、思考錯誤の一年となりました。研修を振り返ると、各学年で児童の実態を踏まえ、授業実践し、放課後話し合いという【対話】による検討を積極的に行い、その後授業者自身が再度自分で授業に向き合い、研究授業に臨んでいました。放課後の職員室での学年ごとの授業の話し合いが活発に進められている姿は大変嬉しい光景です。授業を参観して感じたことは次のようです。

・1年生の素敵なお兄さん、お姉さんの姿を考えて、相手を思う実践

・2年生の教科横断的な学習(生活科と国語)で相手の身になった表現の工夫

・3年生の話し合い活動のコツ&話し合いを通した実生活に生かした実践

・4年生の書くことへの抵抗感をなくす実践、自分の思いを伝える方法の選択

・5年生のゴールを提示し、豊富な体験や試行錯誤からの学びの深まり

・6年生のこれまでの学習&単元を通した振り返りシートの活用

・特別支援学級の個々の特性を踏まえた指導、学習課題の分量・内容の調整

・音楽専科の合奏をテーマに振り返りを活用した多様な支援

・社会科専科の自由進度学習の実践、自己調整のための手立ての工夫

・算数専科の具体物から重さ・長さの実感、学びに向かう力の育成

今年度の研修の成果や課題を踏まえ、次年度の研修の在り方を探っていきます。

 

 常々、私の授業は、児童を前に、話す【校長の話】だと思っています。中学校で生徒に話をする以上に、1年~6年までの年齢差を意識しつつ、私自身がわかりやすく伝えることの難しさを感じます。

 井上ひさしさんの名言【むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに】を思い出します。事前に原稿を考えるのですが、さくらっこに伝わってほしいと思いながら、話をします。これが私の授業へ向かう姿勢です。

 

校長室より②(27)春の訪れ~刻々と

 先週の木曜日、金曜日の授業参観は子供たちの成長を感じていただけましたか。授業で子供たちの成長をみていただくためには、事前準備は怠りません。今回も、授業者である学級担任は子供たちの成長をお見せする教科や形式に工夫をこらしました。4月、6月、11月と授業を見ていただきましたが、先生方の表情も笑顔があり、リラックスしていると感じました。これは、先生方が子供たちと積み上げてきた関係の強さの結果であると感じます。また、各学級懇談会にも参加いただき、ありがとうございました。学級担任からの話があった【子供たちの成長、感謝と次年度への願い】をよろしくお願いします。

  6年生の感謝の会は、親子綱引き、猛獣狩りゲームで自分の成長を語る子供たち、そして合唱でした。【いのちの歌】を聞き、参加された保護者の皆さんは、お子さんの6年間の成長そして、色々なことを思い出していたことでしょう。6年生の入学時は、コロナ感染症の影響もなく、これまで通りの小学校生活でした。しかしながら、2年進級以降、コロナ感染症対策を講じつつ、授業、学校行事などを行っていたと思いますので、学校経営や学級経営の苦労を思います。もちろん子供たちも保護者の皆さんも大変な毎日であったことでしょう。幸い、私が着任してからは、コロナが収束し、【人との関わり】が行えるようになり、学校としても行いたいことがずいぶんできるようになりました。今行っている6年生との会食でも、林間学校、修学旅行等、友達との関わりの思い出を語る6年生がとても多いです。

  どの学年もまとめの大事な時期です。学級をまわるとドリルやテストに頑張るさくらっこがいます。今の学年の学習内容は今のうちにしっかりクリアしましょう。

  今週から6年生を送る会の準備が始まります。これまで学校を先頭に立って引っ張ってきた6年生への感謝の気持ちを各学年で表現します。特に1年生は、入学当初小学校生活の基本を6年生からたくさん教えてもらいました。5年生以下の子供たちとともに、6年生への感謝の気持ちを表す温かな会となることを期待します。

 

 先週から外壁工事の足場の撤去が始まりました。校長室も覆いに囲まれて暗かったのですが、明るい日差しを感じることができるようになりました。春の訪れを感じます。校長室は、太陽の恵みを感じながら、子供たちの元気な姿が見える特等席です。

 子供たちの安全に配慮し、暑い日も、寒い日も、2月末の完成を目指して働いてくださっている工事関係の皆さんに改めて感謝です。

校長室より②(26)2月が始まった!

 1月の最終日に2月の全校朝会がありました。寒い中ですが、しっかり話を聞くさくらっこの姿がありました。2月3日(月)は立春、暦の上では春でしたが、2月も健康に過ごせるように頑張ってほしいと伝えました。

 最初に武者小路実篤さんの【進め 進め】の詩を紹介し、「やりたいことをしっかりやろう、そして、やりたいことが分からない人は、やらねばならないこと(例えば 宿題、お家の手伝い、整理整頓等)を次から次へとどんどんやっていこう」と伝えました。

 今の学年の授業もあと少しで終わります。さらに学びを確かにするために、

 1つ目は【振り返り】と【伝える力】をお願いしました。

(1)学んだ結果、よくわかったこと、あまりわからなかったことを整理する。=振り返り

(2)友達に自分の考え・意見を説明すること。=伝える力

  2つ目は、【70年目のバトンを渡す・引き継ぐ】です。今、6年生と順番に校長室で給食を一緒に食べています。6年間の小学校生活は様々なドラマがあったことがわかります。願いが叶うならば、1年生のころの6年生と一度でも会いたかったと思います。引き継ぐとは、時代に合わせて変えていくことが必要になります。

 全校朝会の後、児童会の新旧の引き継ぎがありました。新しく児童会役員になった皆さんの決意、旧役員の新役員へのエールに嬉しい気持ちになりました。【挑戦する】気持ちの大切さを思います。私も、子供たちと共に成長する大人の姿を見せていきたいと思います。

  今日は入学説明会がありました。令和7年度の新1年生の保護者が集まり、入学後の生活について説明がありました。先生方の話を聞きながら、メモを取る保護者の姿がありました。PTA総務役員、PTAバレー、スマイルサポーター、読書ボランティア、主任児童委員等、学校を支えてくださる保護者や地域団体の方々からの話もありました。改めて、学校は多くの方々に支えられていることを実感します。本校の合言葉は、【一人で抱え込まない】です。ご不明な点は学校にお問い合わせください。

 令和7年4月10日(木)入学式で新1年生と保護者の皆さんの新たなスタートを教職員一同とお祝いしたいと思います。皆さん、待っています!

 今週末の2月6日(木)、7日(金)は、今年度最後の授業参観・学級懇談会があります。子供たちの成長を実感していただけると嬉しいです。よろしくお願いします。