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2022年7月の記事一覧
読めますか?
修学旅行学習係の手によって「修学旅行フォトコンテスト」の応募
作品が、先週の金曜放課後に3年生の廊下に貼りだされましたが、
1週間がたとうという本日も応募作品の前には投票者が集まっています。
応募作品は「はんなりで賞」「諧謔で賞」「嫋やかで賞」などなど、
写真のコンセプトにより細分化されています。恐らく授業では習って
いない難読漢字が登場していますが、生徒達は正当なジャッジを
するため、言葉の読み方や意味をしっかり調べながらどの写真に
投票するかを考えていました。
ここまで自分の1票に責任を持っているのも、放課後の時間を使って
までコンテストの準備をした学習係に対してのリスペクトなのでは
ないでしょうか?
ジェントルメン
2日連続の雨ということで、総体前にもかかわらずグランドで練習
が出来ない運動部の生徒達ですが、室内で出来る練習やミーティング
をして勝負に備えています。
筋力トレーニングをするサッカー部は、怪我をしている選手も、
ペットボトルに砂を詰めて作った手づくりのダンベルを使い、
怪我をした場所には負担をかけないように考えてトレーニング。
出来ることが限られている中で最善の練習を考えて実行しています。
また、トレーニングが盛り上がって声が大きくなってくると、どこ
からともなく部長が現れ「コンピュータ部の迷惑になるからボリューム
を下げて!!」と注意をします。大会前で闘志がみなぎっている時期
にも関わらず、他の部活動への配慮を忘れない姿は、紳士のスポーツ
とも呼ばれるサッカーをプレイする者達の手本のように思えます。
日常生活でも発揮されている広い視野は、サッカーの試合にも活か
されてくるのではないでしょうか?
体験談
音楽の授業でトーンチャイムを使い「アメイジンググレイス」を演奏
する菜の花学級ですが、とても息の揃った姿を見せてくれます。
トーンチャイムというと、楽譜を見て自分の順番が来たら音を鳴らせ
ば良いというイメージがありますが、これが意外と難しい!!
音を鳴らす順番が書いてある楽譜を見ていても、今誰がどこの部分を
演奏しているのか判断できなくなることがあります。菜の花学級の
アメイジンググレイスでは、主旋律だけでなく対旋律まで自分達で演奏
しているので、よっぽど楽曲を理解していない限りは、周りの仲間達
と息を合わせるのは難しいと思われます。
しかし、菜の花学級の演奏は、動画の通り誰が聞いても「アメイジンググレイス」
だと分かる域にまで達しています。このレベルであれば、将来結婚式場
で働くことも可能ではないでしょうか?
もっている男達
6月30日に実施予定だったものの、熱中症対策のために延期
となっていた体育祭の色決め集会がようやく実施されました。
司会進行を務めるのは日頃から真面目な話を生徒達にすること
が多い本校の生徒指導主任。しかし、本日の生徒指導主任は
団長を呼び出す際、格闘技の選手紹介で有名なレニーハート氏
のオマージュとおぼしき声の出し方をしており、いつもとは
雰囲気が一味違います。
生徒達を盛り上げようという生徒指導主任の気持ちを汲み取って
くれたのか、応援団長の2人も全力で入場パフォーマンスから
色決めの「あっちむいてほい」までやり抜いていました。
会場を盛り上げようという団長の強い熱意が天に届いたのか、
「あっちむいてほい」の2回戦目は7回連続のあいこという
大接戦。本番の熱闘を予感させてくれる素晴らしい展開でした。
今年の3年生は、1年生の頃から感染症対策のため体育祭が中止
となっている、体育祭を1度も経験したことの無い学年ですが、
色を決めるだけでここまで盛り上げることが出来るのであれば、
初めてであろうと体育祭を成功へと導いてくれそうです。
熱い夏が始まる
いよいよ総体を明日に控える陸上・テニス・野球部の生徒達。
疲れが明日に残ってしまうのでは?と心配になるほど、本日
も練習をしていました。
リレーに出場する陸上部の男子生徒は、最高のバトンパスを
実現すべく同じ練習を何度も繰り返しています。練習する
スペースが限られているため、本番さながらの練習は出来ません
が、校庭を何度も往復して練習する姿からは最後の大会にかける
熱意が感じ取れます。
2年生だけで構成される女子リレーのメンバーも同じように
練習に励んでいます。対戦相手は3年生の先輩が多いことが
予想されますが、3年生男子と比べても遜色のないガッツを
見せている2年生であれば、明日の大会でも他校の先輩達に
負けない走りをしてくれそうです。
総体だけでなく、全国中学校放送コンテストの録音を控える
2年生もいます。昼の放送ではその「聞き取りやすさ・間の
置き方・声の抑揚」3拍子揃った美声を披露してくれました。
放送後の昼休みには、アドバイスを求めて学校中の国語科の
教員のもとへと奔走していました。少しでも良い放送を追求
するため、あらゆる意見を貪欲に求める姿は、向上心の化身
と表現する他ありません。